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三瓶山 草 原 温泉 北三瓶 埋没林 石見銀山

三瓶小豆原埋没林三瓶山自然林カキツバタ群落本宮神社大杉)

埋没林は美田の地下に林立していました


 三瓶小豆原埋没林公園の付近は、小豆原随一の美田が広がる場所でした。三瓶山のきれいな水と、陽の当たる平地で味も良く収量もある水田の地下に、4000年前の「埋れ木」が30本も林立していたとは!驚きの一言です。 小豆原の谷に「埋れ木」が何本埋まっているのでしょうか? 展示埋没林は、国の天然記念物に指定されています

三瓶小豆原埋没林公園全景

三瓶小豆原埋没林公園全景(展示休憩所から)
今から4000年前、三瓶山の噴火による岩屑なだれや火砕流で谷が埋まり木立は焼かれ、堰き止められた川の堆積物に埋まるなど、自然の猛威に縄文の木々は埋没しました。
長い年月が過ぎて人が住み山野は開拓され田畑が耕されてきました。昭和58年の土地改良事業で埋もれ木が掘り出されたことから埋没林の存在が明らかになりました。



自動車
市内から道案内

三瓶小豆原埋没林公園さんのホームページ
facebooks 縄文の森 三瓶小豆原埋没林
開館時間や休園日、展示解説案内(要予約)など
事前の確認をお奨めします
天気・雨量
埋没林公園の天気
パソコン版スマホ対応
カーナビの設定、電話:0854-86-9500
ご注意! 三瓶山周辺ではカーナビが悪路を案内する場合があります!! 公園さんのHP


三瓶小豆原埋没林公園


三瓶自然館サヒメル 三瓶自然館サヒメル
稚児滝
三瓶小豆原埋没林公園
三瓶小豆原埋没林公園
下流1.2Kmの稚児滝、埋没林と深い関連があります
クリック表示: 上左、 上右、 下左、 下右
 三瓶小豆原埋没林公園さんのHP 


縄文の森発掘保存展示棟


クリック表示(  ・  )
三瓶小豆原埋没林 縄文の森発掘保存展示棟 三瓶小豆原埋没林 縄文の森発掘保存展示棟
地下鉄の入口ですか? いえいえ!縄文時代の森(4000年前)の入口です。埋れた森を見て触れることも!
三瓶小豆原埋没林 三瓶小豆原埋没林
小口までの高さは3.5m 切り口の直径は1.8m
三瓶小豆原埋没林
これは巨木!樹皮もありまさに生きた木のようです。これが日本の原始林でしょうか?豊かな森です
クリック表示( 上左上右 )、
 埋没林を大きく表示(必見) 


三瓶小豆原埋没林 三瓶小豆原埋没林

水に流された流木が立ち木(杉)に積み重なっています。すさまじい濁流だったのではとの思いが巡ります
埋没林data(パンフレットから)
埋没年代:3700~3500前 (14C年代測定)
発見立木数:30本
最大径木:2.5m(スギ胸高)
最 長 木:12.5m(スギ)
最大年輪:636本(スギ)
暦年代で約4000年前(放射性炭素年代で3700~3500年前の測定値)
クリック表示(  ・  )


長い成長年月を感じます


三瓶小豆原埋没林 縄文の森発掘保存展示棟 三瓶小豆原埋没林 縄文の森発掘保存展示棟 三瓶小豆原埋没林 縄文の森発掘保存展示棟
クリック表示: 、 、 
年輪の幅が狭い(成長が少ない)年もあるようですね


森を埋めた堆積物


縄文の森発掘保存展示棟内には、岩屑なだれの地層が掘らずにそのまま展示されています
--------
・上部
川で運ばれた堆積物
~~~~~~~~
・中部
火砕流(噴火)堆積物
~~~~~~~~
・下部
岩屑なだれの堆積物
--------
三瓶小豆原埋没林 岩屑なだれの地層

クリック表示)、 埋没林の根元の落葉には昆虫の遺体や花粉などが埋まっています。糞虫の仲間もいたことなどからこの付近には、哺乳類もいたとの説明があります

群盲がなでた島根・三瓶火山 「群盲がなでた島根・三瓶火山」松井整司著(2625円)「1990年秋、水田で「埋もれ杉」を掘り出そうとしている写真を見せられた!」、一読を薦めます 三瓶小豆原埋没林 火山と噴火で埋れた縄文時代の巨木林 「三瓶小豆原埋没林」(社)島根県観光連盟(2200円)「火山と噴火で埋れた縄文時代の巨木林~その発見と調査の記録~」売店で買いました
クリック表示(  ・  )
 

大きな輪切り標本です


三瓶小豆原埋没林 輪切り標本 三瓶小豆原埋没林 輪切り標本

杉の木の輪切り標本が展示されています。直径:160センチ、年輪:443本。 埋没したのは、暦年代で約4000年前(放射性炭素年代で3700~3500年前の測定値)とのこと。 約4500年前に芽生えて育ち、約4000年前に三瓶山の噴火で埋没したのでしょうか? 並んで記念の写真撮影。背の高さより大きいようです
 埋没林を大きく表示(必見) 


合体木根株展示棟
(がったいぼくねかぶてんじとう)


三瓶小豆原埋没林 合体木根株展示棟
三瓶小豆原埋没林 合体木根株展示棟
ドアを開けて入ると、急な螺旋階段がお出迎え。下を覗きこんでから螺旋階段を廻りながら地下30メートル下って行くと、埋没した杉の根株があります。 杉の木が3本の集合体とのこと。さらに空洞は落雷による焼けた部分との説明に自然の力と生命力に脱帽

合体木の上部は、三瓶自然館サヒメルの2階から4階の吹き抜けに展示されています

合体木は、岩屑なだれの堆積物に埋まり、噴火の火砕流堆積物に埋まり、さらに川で運ばれた堆積物に埋まったようです。このような堆積物に急速に埋まり、腐敗することなく4000年後に見ることができたとのことです.クリック表示

三瓶小豆原埋没林 杉3本合体木根株
三瓶小豆原埋没林 杉3本合体木根株 三瓶小豆原埋没林 杉3本合体木根株
クリック表示: 、 下左、 下右

合体木の根株。上部の幹は三瓶自然館サヒメルに展示されています
 埋没林を大きく表示(必見) 


根株展示棟


三瓶小豆原埋没林 根株

この根株は、小豆原埋没林で発見された立木のひとつです

展示位置から約10m北側に埋もれていたもので、頂部が小豆原川の河床に露出していたそうです

上部は火砕流に焼けたりその後腐ったのでしょうか クリック表示

 

園内の埋れ木モニュメント


三瓶小豆原埋没木のレプリカ 三瓶小豆原埋没木のレプリカ
クリック表示: 、 
B9:スギ、幹周:188Cm、平均直径:60Cm、長さ:13.0m B8:スギ、幹周:467Cm、平均直径:149Cm、長さ:11.5m、中央部に焼けた穴あり
発見した埋れ木は調査後に埋め戻され、埋没木の真上に目印のようにモニュメントが設置されています。※三瓶埋没林調査報告書Ⅲから転記しました

(コンクリートではなく来待石(来待ストーンミュージアムさん)の巨石です)

※来待石は島根県を代表する石材。1400万年前に形成された砂岩(島根ジオサイト三瓶山は活火山です


古代ハス 弥生の花


古代ハス 弥生の花 古代ハス 弥生の花
クリック表示: 、 
2000年前の遺跡の地層でハスの種子を発見した大賀博士から大田市に子孫の種子の粒を寄贈いただいたとのことです。古代ハスの子孫が園内の池に移植され美しく咲いています

縄文の森に2000年前の弥生の花です(7月4日)

古代ハスについて:  大賀ハス(Wikipedia)、  大田市の古代ハス(三瓶小豆原埋没林公園)

 

埋没林の保存状態確認調査と一般公開


埋め戻して10年後の埋没スギ


三瓶小豆原埋没林の保存状態確認調査と一般公開

埋め戻した埋没木の保存状態確認調査が10年ぶりに行なわれ一般公開されました。公開された埋没樹は直径61Cm、長さ11mのスギ(A-7)の上部1m

穴を順番に降りて泥に埋もれたスギを見るとつい先日埋もれたように樹皮も残り、枝だの節が抜けたような部分もあり驚きの言葉が発掘の穴に響きます

明後日に、再再度埋め戻すとのことです(2012年5月12日)
埋没林の保存状態確認調査と一般公開


埋没から発掘・展示まで



11万年前

 5500年前
11万年前三瓶山が噴火する。噴火の火山灰は東北地方まで広く分布する(三瓶山は活火山)
7万年前(横見埋没林の形成)、4~3万年前、1.6万年前、1.1万年前、5500年前に大きな噴火がある
4000年前
縄文後期
三瓶山が噴火する。樹齢600~700年の森林が突然!、岩屑なだれに埋まる → 火砕流に埋まる → 川で運ばれた土砂や火山灰などに深く埋まる
この時の岩屑なだれで稚児滝ができる(群盲がなでた島根・三瓶火山 松井整司著)
縄文時代から弥生時代を経て・・・・・・    

人が住み
日当りと水の良い平地に水田が開拓されて稲作がはじまり・・・・・
埋まってから4000年の時が過ぎて・・・・・・
近年 埋もれ木を掘り出して「埋もれ杉」「神代杉」と称して床の間の置物や飾り物として加工していた。農家は春の田起し作業で埋もれ杉が鋤(すき)や農具にひっかかるので邪魔者扱い。頭の部分を切り出して除去。飾り物に!。埋もれ杉は節が無く緻密で細工に適していたようだ
昭和58年
1983

三瓶小豆原埋没林 埋れ杉キーホルダー埋れ杉キーホルダ
小豆原地区の土地改良事業(水田の区画整理や水路整備)が施工される
作業中に出てきた「埋もれ杉」を重機で掘り出し引き抜くも抜けなかったので切断する

「掘り出し作業中の写真」 を水田の耕作者が撮影する
写真に写っていたのは、工事中の水田を10m掘り下げて「埋もれ杉」を切り出す作業のようす。この写真がなければ埋没林は発見されなかったのかも知れない

←左の写真は「埋もれ杉」から細工した「埋もれ杉キーホルダー」(記念に売店で600円で購入。杉の香りが強く年輪も美しく感動の一品) クリックで拡大表示
 7年の時が流れて    
平成2年秋
1990
松井整司氏は、水田で「埋もれ杉」を掘り出そうとしている写真を見せられた……

「群盲がなでた島根・三瓶火山」の著書で、冷静でいられなかったと驚きを語っている

→この写真1枚で埋れ木の存在が明らかになる
平成6年10月
1994
衝撃的な写真を頼りに、松井整司氏や三瓶自然館により地下をボーリングなどの調査をするも発見できず
平成8年11月
1996
ボーリング調査をするも発見できず
平成9年11月
1997
地質調査会社がが地中レーダで探すも発見できず
平成10年11月
1998
昭和58年に埋もれ杉を掘り出した土地改良事業施行企業が調査に協力

11月13日に埋もれ杉の一部が発見される。 20日には直立した10mの木とわかる

12月、続く調査でスギの木など多くの埋没木が発見され大規模な埋没林と判明する
平成11年1月
1999
1月25日、直立した埋没林発見が全国に報道され驚きと共に注目される
1月31日、第1回の一般公開と現地説明会が行なわれ、全国から約500人も訪れる
平成12年9月
2000
大規模な巨木や流木群が発見され報道される(一般公開と現地説明会:600人
平成14年
2002
直立する埋没木30本が見される。C14年代測定で3500~3700年前に埋没したと判明
5月、三瓶自然館サヒメルで三瓶小豆原埋没木が公開される(三瓶自然館サヒメルのHP
平成15年5月
2003
三瓶小豆原埋没林公園として埋没林が公開される(三瓶小豆原埋没林公園のHP)  
平成16年2月
2004
国指定天然記念物に指定される(国指定文化財等データベース)
平成17年
2005
三瓶小豆原埋没林 輪切り標本
3月、新しい道路が多根から多根川を越えて完成。大型車の通行が可能となる

7月、テレビ番組「なんでも鑑定団」に、「輪切り標本」が鑑定依頼され、200万円の値が付いたとか。長さ10メートルならば1億円にもなります。付近一帯には、お宝が何本埋まっているのでしょうか?
平成20年5月
2008
島根の地質100選に選定される。公園入場者が30万人に(4月)
平成21年5月
2009
日本の地質100選(wikipedia)に選定される
平成24年
2012
5月、10年前に発掘し埋戻した埋れ木を再度掘り出して保存状態確認調査と一般公開が行われる
10月26日、公園入場者数が45万人となる
平成28年
2016
11月1日、第7回三瓶小豆原埋没林保存検討委員会が開催される

 

全国の埋没林・埋没木


2000~1700万年前

2000~1500万年前
9万年前 小野川の阿蘇4火砕流堆積物及び埋没樹木群(大分県) 文化遺産オンライン
八藤丘陵の阿蘇4火砕流堆積物及び埋没林(佐賀県) 佐賀新聞 2015.3.21
7万年前 出雲市横見埋没林 ※三瓶山の火山活動で森が埋まる

横見の火山灰(島根大学大学院成相俊之さんのHP)
島根大学大学院成相俊之さんのHP
2.8万年前 出来島最終氷期埋没林 (青森県つがる市) ※最終氷期時代 つがるブランド推進会議
2万年前 地底の森ミュージアム(仙台市) ※氷河期の森 仙台市のホームページ
1万~8000年前 入善沖の海底林(富山県入善町) ※海水の上昇で埋まる 入善町のホームページ
4000年前 三瓶小豆原埋没林 ※三瓶山の火山活動により埋まる 三瓶小豆原埋没林公園のHP
2000年前 魚津埋没林博物館(富山県魚津市) ※川の氾濫で埋まる 富山県魚津市のホームページ
1400年前 遠山谷の巨木・埋没木(長野県:遠山郷観光協会) 遠山川埋没林(ヤマレコさん)
1000~800年前 猿が森ヒバ埋没林(青森県:下北観光協議会) 猿が森ヒバ埋没林(東北森林管理局)

※海底林:谷の杉の一部が海面の上昇で海に沈むも、きれいな地下湧水によって腐らずに残り発見された林
 

氷河期(海退)や海進について


下末吉海進
(wiki)
約12万5000年前の間氷期に日本各地の平野部に海が進入した大規模な海進 海面は現在より5~10m程度高かった
最終氷河期
(wiki)
7万年前に始まり1万年前に終了した氷河期海面が低く動物や人が陸伝いに往来する。隠岐の島は海面の上昇や低下で半島や孤島になる(隠岐ジオパーク)
海面は現在より100m以上低かった
縄文海進(wiki) 海面は上昇する。7000~6000年前にはピークとなる
縄文海進(日本第四紀学会さん)
海面は現在より数メートル高かった
平安海進(wiki) 8世紀から12世紀にかけて発生した大規模な海水面の上昇 海面は現在より約50センチ高かった

出雲平野の海進シュミレーション:出雲~松江 海進地図(日経BP社)(必見)

日本沿岸の海面水位の長期変化傾向(気象庁)


波根西の珪化木(国の天然記念物)


大田市久手町波根西の海岸
波根西の珪化木 波根西の珪化木
2000万年前の火山活動で樹木が埋まり岩石(化石)となったものです
その後火山灰や岩石などは日本海の荒波に洗われて珪化木が露頭(露出)しました

波根西の珪化木(大田市観光協会) 2千万年前の歴史の証人「珪化木」(島根県)


出雲市横見埋没林公園


出雲市佐田町上橋波の農道脇
横見埋没林公園 展示棟 横見埋没林公園、橋波古代ロード入口 横見埋没林公園 埋没場所
平成15年(2003)5月農道整備工事中に埋没林が22本発見されました
三瓶山の火山灰層(約7~5万年前)に、埋まっていた埋没林で広葉樹が多いとのことです
 出雲市横見埋没林公園 


縄文の森に奉納神楽 八岐大蛇


4000年前の縄文の森に神楽(八岐大蛇)が奉納され笛や太鼓の音が響き渡りました。
多根神楽団(石見神楽)2010年5月2日

佐比賣山神社佐比賣山神社に多根神楽奉納 八岐大蛇 多根神楽伝承館多根神楽伝承館
八岐大蛇は、八つの頭と八本の尾を持ち、目はホオズキように真っ赤で、背中には苔や木が生え、腹は血でただれた巨大な怪物です。スサノオ命は、強い酒を醸し、屋敷の周りに垣根をめぐらし、八つの門を作り、それぞれに八つの樽を置き、酒を注ぐように命じました
八岐大蛇 八岐大蛇 八岐大蛇
八岐大蛇は、酒の匂いに誘われて、八つの頭が酒樽の酒を、先を争って飲み干しました。 強い酒に酔いが廻った八岐大蛇を、スサノオは剣を抜いて、八つの頭を切り落として退治したのです
 多根神楽団   八岐大蛇神話 

 

三瓶小豆原埋没林と周辺の見所


6Km
三瓶自然館サヒメル



三瓶小豆原埋没林
三瓶小豆原埋没林



1Km
大型車はこちらから(徒歩の方もこちらが安全です)
山口線:バス停
バス停:多根
三瓶自然館サヒメル

600m

ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ自生地
200m
佐比賣山神社
佐比賣山神社

100m

山口線:バス停
バス停:小豆原口
大型車は通行不可
1.2Km
稚児滝
稚児滝

10m
山口線:バス停
バス停:稚児滝
大田市駅
12Km
道案内
JR大田市駅

地図表示 三瓶小豆原埋没林の地図: 地理院地図Mapion

バス停 バス時刻表:山口線(石見交通大田営業所)
大田バスセンタ→三瓶ダム→稚児滝→多根→北三瓶口→山口→佐津目
バス停:稚児滝 近くのバス停:多根(Mapion):徒歩1Km
三瓶小豆原埋没林の天気 三瓶小豆原埋没林の天気、PC版スマホ版
カーナビの設定、三瓶小豆原埋没林公園:0854-86-9500
ご注意! 三瓶山周辺ではカーナビが悪路を案内する場合があります!! 公園さんのHP


参考資料や文献
三瓶埋没林調査報告書Ⅰ~Ⅲ島根県景観自然課平成12~15年
群盲がなでた島根・三瓶火山松井整司平成20年8月


三瓶山 四天然記念物 + 定めの松
三瓶小豆原埋没林 三瓶山自然林 カキツバタ群落 本宮神社大杉 定めの松
三瓶小豆原埋没林 三瓶山自然林 カキツバタ群落 本宮神社大杉 定めの松
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