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定住用別荘 購入の注意点

2013年2月11日

老後は別荘で

定住用の別荘購入の注意点は、通勤、通学の便やスーパーやコンビニ、ホームセンター、病院などの生活インフラです。
定年後のセカンドライフで別荘を購入する場合、土地勘や生活ノウハウが無い別荘にいきなり移住するのは無謀です。 最初の数年は週末別荘や、季節の良い時期に長期滞在して、徐々に慣れていくことをお勧めします。 オフの平日は利用者が少なくて、結構さびしいです。

  1. 立地

    友人を呼んだり、都市部に遊びに行ったりするのに駅近が便利です。
  2. 通勤

    都市に通勤する場合、駅までの交通手段;徒歩、自転車、バス、車について検討します。 自転車は、途中の坂や積雪に注意が必要です。 バスは、出勤時間の運行スケジュールと終バスを確認します。 車の場合は、駅近に駐車場が確保できるか確認します。
    職場までの電車は、出勤時間の運行スケジュールと乗換、終電を確認します。
  3. 通学

    お子さんの通学がある場合、お友達の家と自力で行き来できない場所は避けた方が良いと思います。
  4. 生活インフラ

    別荘近くのスーパー スーパーやコンビニ、ホームセンター、病院まで30分以内が理想です。 夏場の渋滞が避けられる裏道があると、尚 良いです。 総合病院でも診療科目が少なかったりします。 科目によっては常駐の医師がいなかったりするので、持病がある場合は確認してください。
    生活インフラが充実した場所は、住宅地または、住宅地近くの別荘地(リゾートマンション)になります。 地価が高く取得価格が高額になりますが、 長期間利用できるので、長い目で見れば、割安です。
  5. 周辺環境

    別荘としては静かな環境が重要ですが、 オフシーズンには訪れる人が少なく、同じ別荘地でも区画によっては、静かと言うより不気味と言う場合があります。 定住者の有無。貸別荘の有無なども確認しましょう。
    出来れば、別荘地内の貸別荘に平日に泊まって確認することをお勧めします。
  6. 収納

    押入れは天袋で収納量が大きく変わります。 天袋は収納量が多いですが、押入れの上の棚は収納量が少ないです。
    クローゼットも意外に収納量が少ないです。
  7. 寒冷地仕様

    高原の冬は厳しいため、窓、天井、壁、床の寒冷地仕様を 確認します。
  8. セカンドライフ

    • 気候

      暖流が沖を流れる海辺は温暖で、風の通る場所ならあまり暑く無い様です。 猛暑を避けて高原に別荘を建てる場合は、積雪の少ないエリアを選びましょう。 例えば、那須は標高400〜1000mにかけて広がるため、 別荘地によって気候や景色が大きく異なります。
      気象庁2011年のデータ
       1月の平均気温8月の平均気温積雪
      東京(練馬区豊玉上)3.9℃27.4℃
      伊豆(東伊豆町稲取)5.5℃26.2℃
      房総(勝浦市墨名)5.5℃26.0℃
      軽井沢(軽井沢町追分)−5.0℃20.7℃7cm
      那須(那須町大島)−3.6℃20.9℃30cm
      八ヶ岳(大泉)−1.8℃22.9℃データ無
    • 福祉

      長期に利用するためには、別荘のある自治体の福祉対応を予め確認します。 別荘利用者向けのディケアーが始まった地域もあります。
    • 立地

      平地か、道路から直接別荘に入れる道路下の別荘が望ましいです。 別荘の中も、1フロアーで生活できる間取りが望ましいです。
    • 交通の便

      別荘では自動車による移動が中心になりますが、バスなどが利用できると、将来に対する不安が減ります。
      また、独立されたお子さんが訪問し易いエリアだと、心強く、楽しみでもあります。
    • 維持費

      定年後は収入に限りがあるので、管理費が高い場所は避けましょう。 但し、リゾートマンションは維持が楽なので、手間とどちらを取るか検討してください。
    • インターネット

      インターネットで注文して、届けてくれるスーパーが徐々に拡大しています。 通販なども便利なので、別荘にインターネットを引くことをお勧めします。
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