別荘用地 購入の注意点
2013年3月24日
別荘用地購入の注意点をアドバイスします。 自分の希望する別荘が建てられる土地であるか、予め建築家に相談することをお勧めします。
隣接地との境界線
道路側だけでなく、隣地との境界をきちんと確認しましょう。 境界石が確認できない場合は、将来トラブルになるので、買わない方が良いです。
通常、不動産屋さんが、測量図を準備するので、問題ありません。広さと形状
何も建っていない土地は広く感じます。自分の希望する別荘が建てられるか、確認してください。 また、変形した土地では別荘が建てられる場所が意外に狭くなります。できれば建築家に見てもらった方が安全です。傾斜地
傾斜地は見晴らしが良い場合が多いですが、基礎工事の費用がかさみます。 一般に、斜度10°で約1.5倍。斜度20°で約2倍と言います。 ちなみに30°以上は崖地と言い、擁壁を作ったり、整地が必要です。 デジカメで記録して、斜度を確認しましょう。 また、大型の建設機材が入らないので、ログハウスを建てたい場合は 専門家に相談した方が良いです。起伏
起伏がある場合、希望する別荘が建てられるか、できれば建築家に見てもらった方が安全です。
また、隣に別荘が建つ場合、傾斜のゆるい所や、眺望の良い場所に建てますので、隣と近くなることがあります。 場合によっては、隣家で眺望が遮られる場合がありますので、予算に余裕があれば、隣接地も購入した方が良いです。大きな敷地を分割した旗竿地
水道などの配管や、駐車スペースを確認した方が良いです。
小川
せせらぎは癒されるので、人気です。
しかし、ずっと水音が聞こえ、場所や時期によってカエルの大合唱会です。 また、湿度が高いので、湿度対策が必要です。
見学した時に水が流れていなくとも、雨の日など流れることがありますので、谷合の場合は注意してください。
法的規制など
建築基準法
住宅でも別荘でも守らなければいけない、基本的な法律。 耐震基準や断熱性能、24時間換気などは、建主を守る項目ですが、 接道、容積率、建ぺい率の制限、高さの制限、日影規制などの規制もあり、 変形した土地は注意が必要です。 また、ログハウス固有の制限もあります。自治体の条例
別荘の多い地域では、別荘地の品位を保つため、独自の規制を定めている場合があります。自然公園法
自然を守るため、別荘の新築、改築、増築。 別荘を建てる際の木竹の伐採。 傾斜地などを整地する際の土石の採取に許可が必要です。消防法
ログハウスは木造のため、消防法による制限もあります。別荘地内の合意事項
別荘地の品位を保つための、独自のルールがあります。 自分は破っても良いと考えると、他にも破る人が出てきて、巡り巡って自分に跳ね返ってきます。
資金計画
土地だけの購入では、ローンが使えないため、全額 自己資金で購入することになります。 別荘建てるのにも自己資金は必要なので、しっかりとした資金計画をたてましょう。