別荘を売る時の注意点
2012年5月25日
別荘は利用しないと、痛みが激しいです。
傷んでしまうと買い手が付きませんので、使える内に売りましょう。
また、魅力の無い物件は売れません。売るための工夫も大切です。
別荘を売る手順と手続き、準備のポイント、注意点などをアドバイスします。
立地
どんなに良い別荘でも、買い手が現れないと、売れません。 有名別荘地の方が、ニーズが多いので、売却には有利です。 温泉付の物件、眺望の良い物件、 特に海や湖、富士山や八ヶ岳、南アルプス、浅間山などランドマークが見える物件、花火大会見える物件は人気です。築年数
築浅が有利です。 木造は約20年で建物の価値はゼロになるので、20年以降は慌てて売る必要はありませんが、 使わなくなった別荘は痛みが激しいので、早めに売ることです。 荒れ果てたら、誰も買いません。
リゾートマンションの場合は利用者が減り、管理費や修繕積立金の滞納が多くなると、荒れてしまいます。 周辺状況を含めた判断が必要です。法律などの規制
建築基準法に違反した別荘は、購入希望者がローンを組めないため、売れにくいです。
自治体の環境保護条例は、既存物件には適用されません。 そのため、予算的に広い物件が買えない希望者向けには有利です。更地化
使わなくても維持費が掛かるので、更地にして維持費を下げる人もいますが、それでも維持費がかかります。 別荘付きの物件は、値を下げれば、売れることが多いですが、更地は立地が良くないと値段を下げても売れません。
借地権の場合、更地にすると売れない契約もあるので、注意が必要です。 但し、返却する場合は、更地にします。負債
ローン残や、固定資産税、管理費、修繕積立金などの滞納は、売却金額などで完済しないと、売却できません。 負債がある場合は、不動産屋さんと相談します。自治体への寄付
住宅であれば、自治体に寄付することができますが、別荘は原則 受取ってくれません。