夢の別荘ライフ
さらりーまんセカンドハウス百科 Ver.1.4
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別荘の売却準備

2012年5月26日

別荘を売るためには、購入時に感じた長所、住んでみて分かった長所をまとめ、 見に来られた人にそれが伝わる様に準備することをお勧めします。 例えば、眺望が自慢であれば、眺望を遮る枝を払い、窓ガラスを磨きます。 一番の窓は、網戸を反対側にずらし、眺望を優先します。

  1. 権利書

    • 住所
      登記時と住所が異なっている場合、法務局へ行って登記内容の変更が必要です。 1回の移動であれば前住所の記載された住民票、複数回の移動であれば、戸籍謄本の付表を準備します。
    • 相続
      相続した別荘であれば、事前に持ち主の変更登記を済ませます。
    • 共有
      共有の場合、手続きに全員が同席するか、委任状を準備します。
    • 紛失
      権利書を紛失した場合。権利書の再発行はされませんが、手続きをすることで、売却は可能です。
    以上は、不動産屋さんと相談し、司法書士に手数料を払って依頼することができます。
  2. 清掃

    購入希望者のイメージが良くなるように、不要な物を片づけ、清掃します。 最近の購入希望者は良く調べているので、空家の別荘は買いません。 利用しながら、生活感を感じさせない工夫が大切です。 住宅展示場のモデル ハウスが目標です。 大変な作業は不動産屋さんに相談します。
    • アプローチ
      道路、駐車場から玄関までのアプローチの雑草を抜き、きれいにします。
    • 玄関
      自転車やゴルフバック、靴、サンダルはしまい、内も外もきれいにします。
    • キッチン
      ガス台、五徳、シンク、壁を磨きます。排水溝が匂う場合はぬめり取りやパイプ洗浄を行います。 水切りや洗剤、スポンジをしまいます。 古い炊飯器や電子レンジもできれば片づけます。
    • 部屋
      余分な家具を片づけ、部屋が広く見える様にします。
    • 洗面所、浴室
      カビを取り、水垢を落とし、鏡の曇りを取ります。
      桶と椅子、 石鹸と石鹸箱、シャンプーとリンス、歯ブラシとコップはしまいます。 タオルはしまうか、新しい物で統一します。
    • トイレ
      便器の黒ずみを取り、手洗いの水垢を落とします。 床の髪の毛や埃を掃除します。
      洗浄ブラシとゴミ箱はしまうか、新品を置きます。 洗浄剤と芳香剤の匂いが異ならない様に注意します。

    • ガラスを磨き、網戸を掃除します。 結露のカビを取り除きます。
    • テラス
      不要な物は片づけます。古いテーブルや椅子は処分します。 サンダルは片づけます。

    • 雑草が生い茂った別荘は魅力が半減なので草刈をします。 境界石を確認するためにも、雑草は刈ることになります。 また、眺望や日当たりを遮る枝は切ります。
  3. リフォーム

    買い手に取って魅力がある様に、思い切ってリフォームするのも手です。 外壁や屋根の塗直し、 畳や壁紙の交換、 水回りのリフォームをすると イメージが良くなり、売り易くなります。 但し、掛かった費用の回収はできませんので、新しくなった別荘を少し楽しんでから、売るのも手です。
  4. 債務

    ローン、固定資産税、都市計画税、管理費、修繕積立金、地代、電気/ガス/水道料金などの未払いは精算します。 売却金で返済することは可能ですが、不動産屋さんと相談してください。
  5. 税金

    固定資産税、都市計画税などはその年度の最後まで、一旦売主が支払います。 引渡しの時に、日割りで買主から返金してもらいます。
  6. 引越し

    建物に付けて売る物以外を持ち出しますが、 別荘に合わせて購入したテーブルなどの家具は、大きすぎて、自宅には入らない場合があります。 古いTVなどは捨てるのにお金がかかります。 これらは無償で譲ることもできますので、何を持ち出すか、検討が必要です。
    契約前に引っ越す方が楽ですが、空家になってしまうので、お勧めできません。
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