別荘の売却契約
2012年5月25日
別荘売却時の契約手続きを説明します。 売主として準備する書類もあります。 用語が分からない場合、必要書類を紛失している場合は、不動産屋さんに相談します。
交渉
思い出の一杯詰まった別荘を買い叩かれるのは、忍びないものです。 納得できない場合は、断りましょう。
価格などの条件の折り合いが付けば、契約になります。 契約日、引渡し日、支払い条件などを確認します。重要事項説明
買主に対して重要事項の説明が行われます。
重要事項説明で指定される建物の、雨漏り、シロアリ被害、給排水設備の故障、構造上主要部分の木部腐食は 保証の期間であれば売主の責任です。 また、記載した付帯設備が保証期間内に故障した場合も、売主の責任で修理します。
但し、古い中古は免責にすることが可能です。 また、双方合意の上で付帯設備表に無く引き継いだ設備、家電製品は保証の対象外です。現地確認の立会い
重要事項の内容を現地で確認するので、立会います。 残す家具、家電製品や、故障の個所などを確認します。
別荘の良い点や、利用する上での注意点を説明してあげてください。契約
契約内容を確認し、十分理解してから、契約します。 特にローン残や税金、管理費などの滞納が返済できない場合は、売却が出来ないので、注意が必要です。
必要な書類などは- 権利証(買主に提示します)
- 住宅性能保証書(保証期間の場合、買主に提示します)
- 実印と印鑑証明
- 本人確認証(運転免許証など)
- 管理規約(管理別荘地、リゾートマンションの場合)
- 仲介手数料(売買価格の3%+6万円)の半額
- 印紙代(手付金の領収書に貼る)
- 固定資産税評価証明書・納税通知書
売主側で一旦全額を支払い、引渡し日に日割りで買主さんに返金してもらうために必要です。 - 電気、ガス、水道、電話などの領収書
不動産屋さんに渡して買主さんに切替えてもらうため。 予め引っ越す場合は、これらの契約を止めますが、 除湿機や24時間換気システムなどを止めると弊害がでる場合があるので、注意します。 冷蔵庫も電気を止めると、内部がかびることがあります。