上野芳康、電気通信大学
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Last updated: March 22, 2013
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上野 芳康
- 電気通信大学 教授
- 先進理工学専攻・先進理工学科 ((旧)電子工学専攻・(旧)電子工学科)
専門分野
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- 超高速光エレクトロニクス、量子エレクトロニクス、光信号処理、光周波数コム
- (光半導体材料、光ロジックゲート回路、光パルス発生回路、高速・高精度計測技術など)
- 科目分類: 半導体材料(ヘテロ構造)、固体物理学、量子力学、量子エレクトロニクス、非線形光学など。
- ⇒ 研究室ホームページ
研究業績
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- 研究論文および登録特許 (1988年〜現在)
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- 新しい世代の皆さんへ
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10年後・20年後の未来社会に役立つおもしろい技術と人を!
- 研究
- 私たちが現在利用している先端技術は、企業研究所、国公立研究機関、大学の研究者が互いに切磋琢磨して切り拓いてきた研究の成果です。企業研究所や国公立研究機関とは異なる「大学の長所」を活かし、社会に役立つ新しい技術の「芽」を開拓していきます。
- 教育
- 学習と研究は、量子エレクトロニクスにおける吸収と発光のようなもの。前者が後者を刺激し、後者は”事前にある程度の”前者の蓄積を必要としますが、向きは180度反対です。大学といえども3年生までの殆どは光吸収に限られていると思います。4年生以降、ぜひ「発光」を体験してもらいたいと思います。大学院ではさらに。個人差が大きいとはいえ、その芽は誰にでもあります。
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エッセイ集 Ultrafast Photonics-Optics Essay
- (以下のエッセイは、ところにより和文、ところにより英文です。)
- ADSL (最後の電気信号接続技術)から、FTTH (人類最初の光信号接続技術)への、歴史的な転換期
the Fiber to the Home (FTTH)
- 光も電波も、電磁波の1種
our Electro-magnetic waves
- 世界の大学院生と技術者・研究者中を結び付ける研究交流の1例
Personal communications across the borders
- 通信産業界と放送産業界の融合
On-going merge between communication and broadcast industries
- -->> 続き
2002年までNEC研究所での業績
(2002年以降については、研究室ホームページへ)
- 応答速度の極めて速い光スイッチ(SMZ-DISC型全光スイッチ)の”超”高周波動作を開拓 ―― この種の光スイッチの動作周波数(繰り返し周波数)は、従来、10〜40 GHzが限界と考えられていた。我々は実験と理論の両面から検討を重ね、この領域の光-電子ダイナミクスの基礎論を構築し、かつ、80〜160 GHz領域のスイッチ動作(波長変換動作、ロジック動作、etc)を実証した(図4)。 [最高速トランジスタより高速、かつ、高効率である!]
- 新しい構成の全光スイッチを提案 ―― 半導体光アンプと干渉計のみからなる光波長変換器、”DISC” (図1)。
- 新しい応用を提案 ―― DISCをリング共振器に挿入すると、自発的に光パルスを発生する。従来のモードロックレーザと全く異なる、新しい短パルス発生メカニズム。