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さらりーまんセカンドハウス百科 Ver.1.4
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別荘の虫対策

2013年7月28日

咲き乱れる花に舞う蝶はきれいですが、別荘に侵入する虫は嫌ですネ。 別荘に着いたら、まず虫の死骸の掃除というのも嫌いです。 侵入路を丹念に塞ぎます。地面につながっているので、特に重要なのは玄関です。 壁やサッシの隙間、排水口、換気口からも入って来ます。 中古別荘の場合、隙間風対策になるので、がんばりましょう。
虫に噛まれた場合の対処も重要です。
虫が苦手の方は、高気密住宅+LED照明にすると、かなり改善します。

  1. ゴキブリ

    ゴキブリは寒さに弱いので標高500m以上の高原には居ません。 標高の低い場所でも、高気密別荘には入ってこれません。また、白蟻駆除の薬剤塗布をすると、ゴキブリは入ってきません。
    しかし、沖縄には本州の2倍の大きさのゴキブリが居るとのうわさを聞きました。
  2. カマドウマ(別名:便所コウロギ、しけ虫)

    高原の別荘の友、カマドウマ 高原には、ゴキブリの代わりにカマドウマがいます。 主に湿気の多いところに居るので、森の中に多いです。 害はありません。雑食性なので森の清掃人です。 しかし、体が大きく、ジャンプ力が強いので、気持ちの良い物ではありません。 ハエ/カやゴキブリの殺虫剤は効きません。 バポナが効く様ですが、有機リン系の劇薬なので、お勧めしません。
    高気密別荘であれば、カマドウマは入ってこれません。 古い別荘では、侵入路塞ぎなどのカマドウマ対策をするしかありません。
  3. ガは夜になると、光に集まってきます。 LEDライトには寄らないと言われています。
  4. カメムシ

    別荘とカメムシ 隙間から侵入する以外に、春先や晩秋は、外に干した布団や洗濯物、薪に付いて室内に入ることがあります。
    素手で捕まえると、臭い液体を出し、石鹸で洗っても、中々匂いが消えないので、注意してください。

    • 家蚊(イエカ)

      夕方から夜にかけて家の中で刺す蚊。体はちょっと赤みがかった黒。 ぷ〜んと言う羽音でしつこく寄ってくるのは、息の中の二酸化炭素に寄ってくるため。 お酒を飲んだ後、お肉を食べた後、特に狙われると言われています。 尚、刺すのは雌が卵を産むための栄養を得るためです。 幼虫は下水など汚い水で成長するので、人里に多いです。
    • 藪蚊(ヤブカ、シマダラカ)

      昼間、草むらなどで刺す蚊。体は黒と白のしましま。 イエカよりかゆい。 刺すのは雌が卵を産むための栄養を得るためです。 幼虫は、水たまりや壊れた植木鉢、竹の切った株などで育ちます。
    • ユスリカ

      公園や庭先などで蚊柱を造る蚊。 あんな大群に襲われたら大変と思いますが、刺しません。 成虫の寿命は1日です。
    • ガガンボ

      巨大な蚊。 あんな大きな蚊に刺されたら、さぞ痒いと思いますが、刺しません。
  5. 蚋(ブヨ、ブユ、ブト)

    別荘でブヨに噛まれた足 冷涼な高原の朝夕はブヨが出ます。 体長5mmぐらいで、見た感じは小バエ。 幼虫はきれいな小川などで育ちます。 成虫の寿命は1時間から1日。
    ブヨは蚊の仲間ですが、刺すのではなく、噛むので、ちくっと痛み、少し出血します。 気付くと何か所も噛まれ、血まみれになっています。 噛まれたら直ぐに、水または湯で傷口を洗い流しながら、毒を絞り出します。 水や湯が無い場合は、かゆみ止めなどをごしごし塗り、毒を流し、薬の匂いで虫を追い払います。 アンモニアは効果が無い上に、皮膚に炎症を起こすので使わない方が良いです。
    噛まれた後のアレルギー反応は、人により異なります。 半日から1日後、腫れた個所に強い痒みと痛み(足を噛まれた場合、力を入れると痛い)と熱を持ちます。 掻くと痒みと痛みが強くなります。 冷やすと、痒みが和らぎます。
    腫れがひどい場合は、皮膚科に診てもらいます。 抗ヒスタミン(アレルギーを抑える)剤入りのステロイド(炎症止め)軟膏と抗生物質(化膿止め)が処方されます。 市販薬は効かないので、薬剤師に相談してください。
    噛まれた跡にシコリや色素沈着が1年以上に残るので、噛まれない方が良いですが、普通の虫除けは効きません。 はっか水を薄めた物が効きますが、効果が持続しないので、長袖、長ズボンが基本です。
    さらりーまん♪ブヨに噛まれる(おじさんの足なのでグロイです)
  6. 虻(アブ)

    別荘とアブ 体長2cmぐらいの蠅(ハエ)の仲間。眼が大きい。
    ハエですが、噛みます。 噛まれると体が大きいこともあり、かなり痛いです。 羽音が大きいので追い払えば良いのですが、間違って蜂を追い払うと刺されます。 気がつくと体に止まり、アブが汗を舐めていて、びっくりします。
    噛まれた後は、人により異なりますが、一般に、痒みより、腫れと痛みがひどく、足の場合は歩行困難になることがあります。 噛まれた時の処置は、ブヨと同じです。 腫れがひどい場合は、皮膚科に診てもらいます。 市販薬は効かないので、薬剤師に相談してください。
    噛まれた跡にシコリや色素沈着が残るので、噛まれない方が良いですが、普通の虫除けは効きません。 はっか水を薄めた物が効きますが、効果が持続しないので、長袖、長ズボンが基本です。 薄手の靴下などの衣類の上かもらも噛みます。
  7. 蜂(ハチ)

    スズメバチ スズメバチやアシナガバチは凶暴です。 特にスズメバチは巣に近づくだけで、攻撃してきますので、別荘の傍で巣を発見した場合は、専門家に除去してもらいます。
    クマバチ ハナバチ クマバチやハナバチは大きく、羽音も重低音なのでちょっと怖いです。 実際はおとなしいので、何もしないと刺されることはありません。 しかし、手で捕まえたり、追い払うと、攻撃されたと思い、逆襲してきます。
    蜂に刺されると激痛があります。 噛まれた後は、人により異なりますが、発熱や意識の低下など全身症状が出た場合は医師の診察を受けてください。
  8. アリは砂糖をこぼさなくとも、別荘に入って来ます。 不在期間が長いので、一度 蟻道が出来ると、しばらく付き合う羽目になります。 余談ですが、砂糖を冷蔵庫に入れるとアリは来ませんが、冷蔵庫で長期保管すると 砂糖が固まりますので、別荘ではやめましょう。
  9. 白蟻

    標高1000m以上の高原では、冬を越せないため、居ません。 標高の低い地域では、5年毎に駆除が必要です。 床下の湿度を下げ、別荘の回りの朽木を取り除く必要があります。
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