別荘の維持費

別荘を維持する為には、管理費、固定資産税の他に、水道光熱費、別荘までの交通費などがかかります。 水道光熱費は、利用しない月にも、基本料金がかかります。 プロパン ガスや水道が別荘料金で割高のことがあります。 高原の別荘では、暖房費、水道の凍結防止のための費用、除雪費などもかかります。 インターネットに公開されている維持費は５０〜１２０万円/年です。

また、到着したら草刈り、清掃、食器洗い、布団干しでは、くつろぐ時間が減ってしまいます。 楽して維持するためのノウハウもアドバイスします。

1. 税金

   別荘に掛かる税金は

   • 固定資産税

     市町村に支払います。

   • 都市計画税

     市街化区域の場合、市町村に支払います。

   • 住民税

     住民票のある自治体では一括で払っているので気が付きませんが、住民税には均等割と所得割があります。 自治体によっては均等割（県に１０００円、市町村に３０００円）を別荘所有者から徴収して、 ゴミの収集や道路整備に当てることがあります。 また、長野県森林づくり県民税 など、独自の超過課税をする自治体があります。

   • 別荘税

     熱海市では別荘が非常に多いため、住民税の代わりに別荘税 を課しています。

2. 管理費

   管理別荘地とリゾートマンションでは管理費で、ゴミの廃棄、道路清掃、除雪、街灯、防犯巡回などをしてくれます。

3. 補修費

   リゾートマンションの建物の補修や、設備の交換、建替え費用として、修繕積立金が徴収されますが、 自室の壁紙、畳替えも必要です。
   戸建の場合、屋根や壁の補修費や、 設備の修理費がかかります。 ある程度、自分で積み立てておいた方が良いと思います。
   利用形態の変化で、リフォームが必要になる場合もあります。

4. 共益費

   共用設備のプール、大浴場などがある場合、徴収されます。

5. 温泉代

   温泉は利用料の他に、配管を維持するために約１０年毎に更新料がかかります。

6. 水道料金

   自治体の公営水道、別荘地の私営水道、個別の井戸利用などがあります。
   自治体によって、別荘の水道の基本料金が高い事があります。
   寒冷地の場合は水抜き、水出し代が、別途かかります。

7. 下水道料金

   下水処理の方法によって、個別浄化槽の清掃代、共同浄化槽の管理費、下水道料金などがかかります。

8. 電気代

9. ガス代

   別荘地は個別プロパンが多く、都市ガスより高いです。

10. 暖房費

    • 灯油代

      我が山荘の場合、暖房と風呂に利用しています。 高冷地は冬の寒さが厳しいため、暖房費が自宅より掛かります。

    • 薪代

      薪は 購入すると1束３００〜７００円ぐらいします。 タダで手に入れる方法もありますが、 週末利用の場合は時間的にも購入した方が良いと思います。

11. 交通費

    別荘を利用するためには、現地までの交通費も必要です。 現地の移動も考え、車で行くことが多いと思います。

    • ガソリン代

    • 高速代

      高速道路のETCの割引。 特に、深夜早朝の５０％Offがお得です。 チェックイン、チェックアウトが無い別荘だからこそ、渋滞を避け、割引を活用しましょう。

    • 除雪費

      幹線道路が除雪されても、別荘の前や駐車場に入るために雪かきが必要なことがあります。
      ・雪かき不要なリゾートマンションにする。
      ・雪かきを管理事務所か業者さんに依頼する。
      ・雪かきを家族行事にする。
      ・冬は行かない
      といった選択肢があります。

12. インターネット接続料

    別荘でインターネットがあると便利です。

13. 新聞代

    新聞は地域情報入手に便利です。滞在中だけ取ったり、管理事務所付属の売店で購入できる別荘地もあります。

14. NHK放送受信料

    自宅を主契約とすると、別荘は家族割引で １/２になります。

15. その他

    • 草刈

    • 剪定

    • 伐採

    など

• 電球は全て蛍光灯に変更済み。
  冷蔵庫が１０年前の物のため約2,000円＋浄化槽のエアーブロアーの約1,000円が利用しない月にも掛かっています。
  冬は電気カーペット、オイル ヒーター、水道の凍結防止ヒーターを使うため、高いです。
• 冬は薪ストーブで調理するため、ガスは基本料金（２,０００円）だけです。
• 夏仕様の別荘を通年で利用するため、暖房費が高いですが、 薪ストーブを買い換えたので、今後減ると思います。