さらりーまん♪カマドウマ対策
2013年8月31日
高原の別荘には、カマドウマが来ます。
雑食性なので森の清掃人ですが、体が大きく、ジャンプ力が強いので、気持ちの良い物ではありません。
普通の殺虫剤で仕留められませんので、さらりーまん♪のカマドウマ対策を伝授します。
殺虫剤
以前、秋になると多数のカマドウマが多数 出没しました。
別荘に着いたら、まずは掃除機で駆除し、ゴミパックごと捨てます。 一応益虫なのでその後に出てきたカマドウマは捕まえて、外に放ちましたが、冬は寒いのでトイレで水葬でした。
ネットで調べると殺虫剤は効かないと書いてあります。 近くのホームセンターにもカマドウマ用と書かれた殺虫剤はないので、お店の人に相談したが、満足な回答は得られませんでした。 そこで、最近はTVにCMが出ている、凍らせて殺す物を買ってみました。 しかし、ジャンプ力が強く、動きも早いので、直撃することができないので、全く効果がありませんでした(涙)。進入路をふさぐ
退治できないので、進入路をふさぐことにしました。- 壁と床のすきま
そもそもは、築20年の隙間風対策でしたが、カマドウマにも効果がありました。
冬に薪ストーブを焚くと、室内が陰圧になるので、隙間風が良くわかります。 素足で歩きまわったり、手をかざしたりして、隙間風の場所を探します。 薪ストーブが無い場合は、台所とトイレ、風呂場の換気扇をつけます。 冬場の方が隙間風が冷たいので、探し易いです。
取敢えず隙間に詰め物をしましたが、白く見えてしまいました。 そこでシーリング材を使いました。 マスキングテープと専用の工具で素人にも簡単にできます。 最初は目立たない場所で練習して、リビングなどは最後にするときれいにできます。
ほぼ半減しました。 - キッチンと洗面所、風呂場
ネットによるとキッチン ユニットや洗面ユニットの排水管が床下に出る所が侵入経路と書いてありました。 チェックしてみると、プラスチックでカバーされています。 それでも隙間があると嫌なので、カバーを外して、ビニールテープで塞ぎました。
しかし、キッチンや、風呂場、洗面所がやはり多い。 詳しく観察してみると、キッチンのシンクやバスタブに小さな死骸があります。 小さなヤツはジャンプ力が無いので、出られなくて、そこで死んでしまう様です。 通常、バスタブを乾燥させるために、風呂の蓋を外し、ドアも開けて帰っています。 ある日、蓋をしたまま帰ると、次回 大きなカマドウマの死骸がバスタブの中にありました。 どうも不在期間が長いと、排水管のU字トラップの水が乾燥し、そこから侵入する様です。 それ以降、排水口の栓をして帰る様にしました。 実はこれで、ほとんど見なくなりました。室内では1日に1匹程度です。 - 玄関
玄関はどうしても地面とつながっている関係で色々な虫の侵入が多く、ぴょんぴょん飛んでいました。
隙間風対策を更に強化しましたが、どうも上り間口の下に隙間があるようです。 失敗すると目立つ場所なので、まだ放置してあります。
- 壁と床のすきま
バポナ
ネットにバポナが効くとありましたが、有機リン系の劇薬で、締め切った室内に長時間滞在する場合の利用は禁止されています。 発がん性もあり、販売も薬剤師のいる薬局に限られています。
が、どうしても玄関のカマドウマが許せなくて、玄関の外階段の下にぶら下げました。 ちょうど床下換気口の近くでもあり、家の反対側にも設置しました。 結果は効果絶大です。1ヶ月で死骸を1つ見つけたのみです。
正直これは敗北だと思っています。
全く見ないのは快適ですが、変な話し、ちょっと寂しいです。
その他の対策
カマドウマは、湿った草むらから、暗い床下に侵入、そして温かい室内に入ってくる様です。- 別荘の回り
草を刈り、落ち葉を掃くと、別荘の回りが乾燥して、若干ですが効果がありました。 もっと広範囲に行うことを検討中です。 - 床下換気口
厳冬期は、床下の寒さを防ぐため、床下換気口を閉じます。 カマドウマの床下への侵入が無くなるので、目に見えて効果があります。 しかし、床下の湿気の原因になりますので、注意が必要です。
また、さらりーまんの山荘は傾斜地にあるため、床下倉庫があります。 排水口から侵入することが分かったので、現在はネットで覆っています。 - 基礎
以前持っていた別荘は平地にありましたが、基礎が高いので、しゃがむと床下に入れました。 しかも、四方が基礎で覆われていない構造でしたので、床下が乾燥し、明るい。 おかげでカマドウマは全く出現しませんでした。 現在の建築基準で許される構造かはわかりませんが、快適でした。 - 高気密住宅
ちゃんとした機密性能の住宅であれば、虫の侵入も少ないと思います。 建替えのため、宝くじを買うことにしました。
- 別荘の回り
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