別荘購入の諸費用
2012年5月25日
別荘購入には、物件価格と仲介手数料と税金以外に、各種権利金などの諸費用が掛かります。 また、もう1軒分の家具や家電が必要なことも忘れない様にしてください。
仲介手数料
不動産屋さんの手数料です。プラス消費税がかかります。仲介手数料 金額 % 0〜200万円 5% 200万円〜400万円 4% 400万円〜 3%
0〜200万円 200万円×5%= 10万円 200万円〜400万円 (400万円−200万円)×4%= 8万円 400万円〜 (1000万円―400万円)×3%= 18万円 計 36万円 登記費用
登録免許税(所有権保存登記は評価額の0.4%。所有権移転登記は評価額の2%。)を国に支払います。 但し、税率は年によって変わり、新築には軽減があります。
司法書士に依頼する場合は、手数料も必要です。不動産取得税
評価額の3%を都道府県に払います。 新築やセカンドハウスには軽減があります。固定資産税
評価額の1.4%を、引渡し日以降の分を売主に支払います。印紙代
契約書に貼る印紙の費用。消費税
新築別荘の場合、建物代金に消費税がかかります。清算金
売主に管理費、共益費、修繕積立金、水道料金、駐車場代、冷暖房費、借地権料の先払いがある場合、 引渡し日以降分を支払います。
従量制の水道料金は後払い。 私営水道の定量制の場合は前払いが多いのですが、一部後払いのケースがあります。
管理別荘地やリゾートマンションの場合、以下の費用が掛かることがあります。
水道権利金(10〜100万円)
管理別荘地で私設水道の場合に必要です。温泉権利金(100〜300万円)
温泉を別荘に引く場合に必要です。設備負担金(〜100万円)
プールなどの共用施設の負担金です。使わなくとも強制です。
その他の費用
中古別荘のリフォーム費
中古を購入して、壁紙や水回りをリフォームすると気分が変わります。 大規模なリフォームはその建物を建てた建設会社に頼むと、図面が残っていてスムーズです。 リフォーム費用の資金計画には、以下のパターンがります。- 自己資金を使う
- 別途リフォーム ローンを借りる(住宅ローンより金利が高い)
- 仲介業者が一旦買い取って、リフォーム後に購入する
- 将来、退職金や自宅売却金を使う
家具、家電、生活必需品
引越しと異なり、生活に必要な家具と家電を一通り揃える必要があります。
中古を居ぬきで買えば、必要な物が揃っていますので、引渡し日から使えます。 徐々に、自分の趣味の物に変えてください。
我が家の場合は、子供の卒業を期に買いました。
金曜の夜に移動するので、週末の外食や飲み会が減り、旅行も減ったので、ゆとりある別荘生活を送っています。
No. | 項目 | 金額(概算) | 備考 |
1 | 物件価格 | 10,000,000 | |
2 | 仲介手数料 | 378,000 | 消費税を含む |
2 | 登記費用 | 約300,000 | |
2 | 不動産取得税 | 約200,000 | |
2 | 印紙代 | 2,000 | 契約書 |
2 | 清算金 | 20,000 | 固定資産税 |
2 | 清算金 | 30,000 | 管理費、修繕積立金など |
2 | 清算金 | 500,000 | 水道権利金 |
3 | ローン手数料 | 50,000 | |
3 | ローン保証料 | 200,000 | 35年ローン |
3 | 火災保険料 | 130,000 | 建物500万円、一括払い |
3 | 生命保険料 | 750,000 | 金利の場合0.3% |
6 | リフォーム費用 | 1,000,000 | 中古の場合 |
7 | 家具購入費用 | ||
7 | 家電購入費用 | 200,000 | 液晶TVなど |
計 | 13,760,000 |