社会問題も色々05年その1版井戸端会議風伝言板

yahoo掲示板に書き込みをして実体験。なんというか、日本人の人格もだいぶずっこけてきている。それでも何とか人と人とをつなぎあわせたいと努力中、人の輪が広がったかなぁ。なかなか難しいものです。日本の行く末も、世界の動きもなんだか心配。

NO.44

祝知床世界遺産
 りっちゃん
05/8/2

日本環境報告を読んでいる時にこのニュース、いやぁめでたい!!

それにしても、本多勝一さんってすごい!! この本に書かれていた屋久島白神山地、そして知床が世界遺産に指定されました。さらに、リゾート法や長野オリンピックで批判の対象となった国土の堤さんが、その頃は飛ぶ鳥落とす勢いだったんでしょうけど、今は被告。

この本に載っている元原稿は1973年から1991年ですから、時代の流れも感じますが、その流れをちゃんと作る側にいるジャーナリストだったんですねぇ。もっとも今は、「南京大虐殺は大嘘」キャンペーンにあっているらしく、ネットではさんざんのご様子。これも時代の流れ?それともそれだけビッグな人なのかな?

「南京大虐殺」も、いくつか読んだうちに本多さんのもあって、確か客観的で読みやすかったという覚えがあるんだよね。自分の感覚でとらえることを大切にしとこうとあらためて思いました。

1973・ 5 わが故郷は死んだのか

お国自慢ということになれば、伊那谷ではやはり自然の良さにまさるものはないだろう。春から夏にかけて、山や谷にあふれる山菜、渓流でダボハゼみたいにいくらでも釣れたイワナやヤマメ。秋ともなれば、ほんの2,3時間で背負いきれないほど採れるさまざまな種類のきのこ、冬でも天竜川の氾濫原では冬眠中の魚をとったし、田んぼはスケート場と化した。また、不思議なことだが、この地方には四季を通じて日本一のイカモノ食いが発達した。あらゆる種類の蜂の巣(仔も親バチも)はもちろん、カミキリムシをはじめとする木くい虫の幼虫、ザザムシその他の水生昆虫、ヘビ、カエル、etc etc・・・。・・・ハチの巣狩りは、私の少年時代のもっとも愉快な、スリルのある思い出だ。(略)

変りはじめたのは、自動車が田舎に普及し、ほぼ時を同じくして、中央高速道路計画や名塩国道計画が始まってからである。こうした自動車専用道路が伊那谷にはいってきたら、どういうことになるのか、といった検討――疑問を含めた検討など、住民の中では、少数意見に過ぎなかった。「発展」のためには、なんでもかんでも「どうか、わが町、わが村へ」と“運動“し、“誘致“した。工場だろうが、交通動脈だろうが、アルプスのケーブルカーだろうが、巨大ダムだろうが、ボウリング場だろうが、なんでもかんでも、無批判に、“誘致“することが、ほとんど本能と化していた。これによって何が失われるかについては、小数の「ガンコ者」が頑張って主張しているに過ぎなかった。そしてこの傾向を、体制側はなるべく利用した。

中央高速道が、名神高速道と連絡して完成すれば、伊那谷は東京・名古屋・京阪神という3つの巨大都市の、いずれからも短時間で来ることができる。そこで村人達は、「発展」のために考えた。ひとつ都会人のために別荘を売り出したらどうか。かくて竜西の中央アルプス山脈には、町営や村営の別荘団地が計画され、一部は実行されている。私がきのことりに夢中になった村有林も、すでにその予定地に組み込まれてしまった。

別荘がたくさんできるためには、ゴルフ場もあるべきだ。「発展」のために、そこで村によっては、「山の幸のもっとも多い山ぎわのゆるやかな斜面を、すっかりゴルフ場にしてしまう計画がある。私は知っている。村人から見れば、ゴルフ場などは米軍基地みたいなものだ。金網の中にのぞき見る侵略者どもの優雅な生活。その奴隷的な下働きをして少しばかりの札束をにぎった村人達は、それによって何ものにも替えがたいものを失うであろう。

――――――☆

自分の実家、自分の故郷の問題が彼がこの本をまとめる動機だったのでしょうか。それってやっぱり強いですよね。他人事ではない。私は生まれ育ち現在も東京近郊ですので、高度成長のおかげで、故郷はすっかり変貌してしまい、面白くもない住宅地です。一面の畑の先に奥秩父連山と富士山とがいつも見えていたのに・・・夜には天の川も・・・高度成長で得たものと失ったものと、さてどっちの方が多いやら・・・

世界にも稀な日本の自然の豊かさを彼は強調していました。これは、福生の公民館職員からも聞いています。木の種類が豊富だからこそ、虫の音も楽しめるのだそうな。木については久二男さんの木尽くし日記も読んでくださいね。

林野庁が独立採算制のために、屋久島や知床の貴重な木を売っていたことへの憤りも書かれていました。地球規模で考えたら少々の収入よりも切ってしまうことの損失を考えて欲しいものです。姑息な役人根性はやめましょう。いったん切ったら樹齢200年(知床)1000年以上(屋久スギ)の木になるまでそれだけかかるのだから・・・林野庁もだいぶ変ってきているようです。切ることの他に、保護する、自然の大切さを知らせる役割もお仕事になっているようです。

木の一本、絶滅種1種類が貴重なだけでなく、人間も含む生態系が大事であるということがいっぱいかかれています。微生物からシダ類、木、猛禽類までトータルな生態系。木が魚に関連し、リスが木を植える。いろんな関連があるのだろうけれど、医学もそうだけれど、まだまだ人間にはわかっていないこともいっぱいあるんだろうと思う。自然の中に人間も暮らさせていただいているという姿勢が大事なんだよなぁと。自然も資源も地球の単位でこれからは考えないといけないと思う。地球の自然は、みんなのものという考え方がいいなぁ。資源も、一部の金持ちや軍事力の強大な国のものにしてしまってはいけないと思う。ユネスコ、世界遺産を参照してください。

税金を浪費するのが目的の土木工事という視点は、そのまま、今の日本の借金にむすびつきますね。企業のための道路作り、時には役所保存のための道路作り、自然を破壊するために私たちの税金が使われてきたのかと思うと腹立ちますねぇ。また、それに絡む裏金もだいぶ廻ったと思います。コクドの別荘がなんで国立公園の中にあるんだか。堤さんのは確か、株のインサイダー取引についてだと思ったけど、リゾート法に絡む裏金もちゃんと調べて欲しいものです。

ブナ林の保水性が豊かなこと、それを切ることによって、ダムを作り、それでも土石流があり、また補修費用がかかるなど、自然を上手に利用する知恵を忘れたがための無駄も、借金の原因の一つですね。自然を大事にした地域の活性化の提案がとても心強く思えました。柳川掘割物語、沖縄白保の自然の恵と漁民の相互関係そして公民館もすばらしいです。

1986・ 9 知床国立公園の原生林に危機

知床半島を「国立公園」として価値あらしめているのは、日本にほとんど消えてしまった野生の自然環境である。この国立公園の中でも、とくに鳥やケモノたちが安心して住み、繁殖するいわば「野生の王国」としての心臓部は、半島西側にわずかに帯状に残された原生林だ。この心臓部を林野庁が伐採する計画が明らかになったのは今年(1986年)はじめだが、自然保護関係諸団体などの猛反対を無視して、この9月早々にも伐採強行・ヘリコプター集材へ進もうとしている。また伐採予定地は、日本の国民環境基金(ナショナルトラスト)運動の原点ともいえる。「知床100平方メートル運動」地の奥に隣接して広がる原生林でもある。運動で玄関口をせっかく確保したのに、かんじんの奥座敷がやられてしまうのでは何の意味があるのかと、北海道自然保護団体連合は「今日・明日にも伐採強行」の非常事態に実力阻止の構えを見せ、全国の知床ファンに「今こそ知床に集まろう」と呼びかけた。

樹齢200数十年のミズナラなどの巨木、その森に繁殖するオジロワシ・クマゲラ・エゾクロテン・・・とここにある動植物の個々の貴重さを数えあげてもきりのないものになるし、問題はそんな個々の動植物にでなく、全種を含めた生態系にある。ここでは単に「一例」として、この原生林が荒らされることによって確実に絶滅への道を加速するであろう天然記念物シマフクロウ(エゾシマフクロウ)を象徴的に取り上げる。

この日本最大のフクロウは古来アイヌ民族から村の守り神として尊ばれ、そのイヨマンテ(神送り)の儀式はヒグマのそれ以上に神聖視された。だが、あまりに巨木で目立つこのフクロウは、巣づくりや菜食の環境条件が厳しく、とくに原生林の乱伐によって激減した。今では道東を中心に30羽程度と見られ、これ以上減少すればトキの後を追うことが確実視されている。

知床半島の付け根近く(中標津町)に住み、「ムツゴロウの動物王国」などで知られる畑正憲氏は、北海道で真に野生の王国といえる部分は知床のこのあたりだけと見ており、その営巣に必要な直径50センチ以上の広葉樹(自然木)が、もう知床以外の道東にはほとんどないので、せっかく“ゆりかご”で生まれ育った若鳥も、外に繁殖の場を得ることができない、と。林野庁のあまりの暴挙に、怒りと危機感を高めた畑氏は、「外国の国立公園でこんなばかなことをやろうとする人がいたら、国に住めなくなるくらい非難されますよ。これ以上の自然林の破壊は、野生動物の貴重な種を根絶やしにすることにつながる。脅かしではなく、本当にそうなのだ。もしこれがウソだと判明したら、私の命を差し上げる」とまで訴えるのである。

なぜ、それほどまでにして伐採を強行するのか。北海道営林局北見営林支局で聞いた武田憲明業務部長らの説明によれば、その核心は「森林の若返り(活性化)と木材供給」だという。これでは一般の国有林営業と何の変わりもなく、「国立公園」の、しかも国民環境基金の原点「知床」の心臓部伐採に対して説得力はもち得ない。そこで次に出される説明が「知床国立公園4万ヘクタールのうち、伐採はわずか1700ヘクタール(5%)に過ぎず、しかもわずか100本に1本の択伐(抜き切り)それも老齢過熟木。元もと真の原生林ではなくて何度か伐採さてきた」という弁明である。

だが、問題の現場を見てまわればこれらの弁明がすべて詭弁であることがはっきりする。海岸沿いに広がる知床100平方メートル運動地から、今年度分として約1000本が伐採されるボンホロ山周辺の林に一歩入ると、そこはもうほとんど「昼なお暗い」北方性の針広混交林である。ミズナラやセン、ホウなど多種類の落葉広葉樹の間にトドマツが混じり、ゴジュウカラが姿を見せ、キツツキの大きな打撃音が聞こえる。あれはクマゲラだろうか。そして、伐採対象に選ばれてビニールテープを巻かれた「100本に1本」の“運命の木”は、何と直径1メートル前後、樹齢200年から300年といった巨木ばかり、しかも「老齢」どころか、大量の実で森のいのちを養うことのできる“働き盛り”の母木ばかりである。

伐採対象では、イチイのように比較的細くて若い木もある。ある場所で6〜7メートル四方以内に4本のイチイがあり、そのうち3本が伐採対象になっていた。ところが対象外の1本は、4本のうち一番太い。だがこれは上の方が曲がっていて枝ぶりもよくないため、「商品」としての価値が低いのであった。要するに「老齢過熟」などというものではなく、単に値のいいことだけが伐採基準であり、それは同時に知床の動物にとってももっとも大切な宝の木なのである。

確かに古い切り株も一部にあり、過去に斧の入ったことを示している。だがそれもせいぜい数十年前以降の伐採であって、樹齢何百年という巨木は残されてきた。生態としては明白に原生林である。つまり北見営林支局の説明をもじれば、国立公園4万ヘクタールの中のもっとも重大な心臓部1700ヘクタールのさらに100本のうちもっとも貴重な1本を、今年度だけでも1000本近く切る。そしてその約1000本分の値段は、斜里営林所長によれば「「高く売れても」数千万円にすぎない。これは、ちょっとした小金持ちなら一人で買える金額だろう。そのために知床の心臓部へ斧を入れるのである。

「知床100平方メートル運動」地は、大正年間と戦後の開拓で海岸沿いに原生林を伐採した部分である。これが離農・放棄にともなって観光資本に買いあさられる恐れが生じた時、前斜里町長・藤谷豊氏(ナショナルトラストを進める全国の会会長)が発案して「100平方メートルあたり一口8000円で知床に夢を買いませんか」と全国に呼びかけた。北海道はもちろん、本州では東京・大阪にとくに参加者が多く、2万数千人が3億円近い基金を信託し日本の環境基金運動の原点といわれるような高い評価を得た。

この運動のねらいは、直接的には運動地に自然林の緑を復活させることにあるが、より多くは「隣接して奥に広がる原生林を守ること」にもあった。「これは運動への挑戦です。水をぶっ掛けられたのです。この運動で原生林伐採はできなくなったと思っていた私も甘かった」と藤谷氏は反省し、知り合いでもある田中林野庁長官に直訴の手紙で中止を求めた。長官に対しては日本自然保護協会や北海道自然保護協会なども中止を申し入れた。

他方、藤谷氏にかわった現町長・船津英雄氏は、地元の木材会社「佐藤製材」の社長である。「地場産業の振興」を錦のみ旗に、伐採を支持した。立場上は100平方メートル運動推進本部長でもある。伐採支持の理由は北見営林支局と変らず、「町が反対する法的根拠はない」という。だが、「地元町長が反対すれば事実上伐採はできなくなる」(藤谷前町長)

こうした状況のうちに、北見営林支局は“見切り発車”を決め、9月早々の伐採強行にとりかかった。地元の知床自然保護協会や北海道自然保護団体連合会などは態度を硬化し、強行に対しては実力行使も辞さずと、全国の知床ファンや100平方メートル運動参加者、「緑」を守ろうとするすべての人々に非常事態を宣言。「今こそ知床に集まろう!」と呼びかけた。

阻止の方法は「それぞれが可能なことを何でも」と、硬派から軟派まで、インドのチブコ運動のように伐採木に抱きついて「切るなら私もろとも!」型から、ギターを持っての「知床旅情」型もよし、現地にこられなければ林野庁・環境庁両長官への抗議電報でも阻止行動へのカンパでも、ともかく「たのしく・きびしく」幅広い“まつり”的抗議行動を呼びかける。テントは当面100人分用意するというが、できればテント持参を受け入れ側は希望している。「ムツゴロウ」こと畑氏の“軍団”も、自作の歌「愛する知床」とともにのりこむ予定だ。

1987・ 4 知床で強行された略奪林業 対談:四手井綱英氏

知床国立公園の中でも最も巨木多い地域から、林野庁北見営林支局が巨木約1万本を10年がかりで伐採する計画が1986年明らかになり、自然保護関係諸団体や国民環境基金運動関係者などが猛反発、曲折をへたのち環境庁長官の現地視察等もあって、動物生態調査を伐採に先行させることになり、結果が出るまで延期された。林野庁側は北海道森林技術センタ(財団法人)を通じ、みずから選んだ学者・研究者からなる調査委員会によって、きわめて短時間に、ごく一部の天然記念物の鳥類を中心とする調査をし、その報告にもとづいて伐採強行を決定、昨年度に予定されていた地域で1987年4月から警察を導入して伐採に着手、23日までにヘリコプターによる集材を終わった。

こういった生態調査は、動物の繁殖の一サイクルが完結する四季を通じての1年間が最小限ですね。2サイクルくらいは必要です。稚樹にしても、いっぱい生えていると書いているけれど、それがどういう成長をしているかが問題でね。こんな短時間にわかるはずもない。

環境問題というのは慎重にやらないと、あとでとりかえしがつかないからね。

択伐というのは、そこの森林をできるだけ不整な森林にするわけだね。絶えずゼロ年生から何年生までずっとあるようにね。その本数配分というのは非常に重要になってくる。だから択伐するのは太い木だけではない。各年代の木を、各径級(太さの階級)に応じて、過密だったら抜かなきゃいけない。何センチから何センチと分けておいて、そこの密度のコントロールをやるのが択伐です。つまり非常に計算された不整林を作り上げるというのが択伐なんでね。太い木だけいただいてあとでごっそり稚樹が生えたとしても、それでは択伐林というものにはならないし、択伐林にならないような伐り方をしているのは林学上も「択伐」とは言わないわけです。

略奪。要するに金になる木が欲しいから伐っただけの話なんですよ。 「択伐林業をやってます」なんていわずに、「実は太い木が売りたいんで、そうせんと営林局が持たないから略奪林業をせざるを得ない」って白状すべきなんだね。

―――――☆

この本を書いた本多さんも偉いけど、運動を持続してきた方達、北海道自然保護協会や知床自然保護協会(現知床財団知床自然センター??、国民環境基金(現100平方メートル運動の森・トラスト)、そこに住んで日々を営んでいる人たちが一番偉い。しかし、時の流れかいやに財団が多いなぁ。北海道環境財団なんてぇお役所っぽいのもあったよ。ちょっと心配になっちゃった。それでも、久二男さんが「なにもしないをしよう」と書かれていましたが、なるべく人の手の入らない(足跡もなるべく)保護地域と、人間との共生地域(漁業、林業、農業との接点および自然保護観察や学びの場)との区分けをはっきりさせて、共生のために人間の知恵を総動員して、ぜひぜひ、将来の人類にみどりを渡したいものです。





NO.43

ビクトリア合唱団&合唱団LINC交流演奏会
 たかし
05/7/27

はじめまして、私は8月6日にルネこだいらにおいて私の指揮する合唱団とグァテマラの合唱団とのジョイントコンサートを開催いたします。その宣伝をさせてください。

私は、昨年グァテマラの国際合唱フェスティバルに、私の指揮する合唱団 Ensemble Evergreenとともに招待され、10日間グァテマラを訪問しました。現地の人々の優しさと熱気に感動し続けた日々でした。ヨーロッパの国際コンクールなどにも何度となく参加しておりますが、それとは比較にならない「人間と人間の交流」が出来たと思います。

その合唱祭にて私たちをアテンドしてくれたグァテマラの合唱団、コロ・ビクトリアの来日がいよいよ近づいてきました。一向は現在メキシコに向かい、メキシコ国内において>演奏会を重ねながら、旅の資金を調達しております。

27日に成田に着いた後、京都にて開催される世界合唱シンポジウムに招待合唱団として参加、その後全国ツアーへと向かいます。下記が公式サイトです。

ビクトリア合唱団〜2005年 日・中米交流70周年の記念年に際して

EUなどの合唱団と違い、来日に際して旅費の面でかなり困難を感じているのが、コロ・ビクトリアの現状です。これについて日本のグァテマラを、ラテン・アメリカを愛する合唱人が手を結び、「ビクトリア合唱団日本公演実行委員会」を立ち上げて、支援してまいりました。総額で1000万円近くに及ぶ事業です。その中で彼らの滞在費用を全て捻出していこうという試みです。しかし、もともとコンサートというのはどんなに切り詰めても箱代(ホール)がかかるために、チケットによる収入に頼らざるを得ないのです。

今のところ宣伝の甲斐あって売れ行きはいいのですが、満席にしたいのです。私たちがグァテマラで感動したのは、どこの会場も満員で、しかもスタンディングの連続だったことです。同じような感動をコロ・ビクトリアの面々に感じて欲しいのです。

コンサートにぜひ足をお運びください。

日時: 8月6日(土) 17:30開演(17:00開場)
 会場: ルネこだいら中ホール 西武新宿線小平駅南口徒歩3分
 料金: 全席自由 2000円
 主催: 合唱団LINC 後援:東京都合唱連盟
 賛助出演:合唱団LINC(指揮:仁階堂孝)

公開合唱レクチャー《中米の合唱音楽》
  8月6日(土)15時〜16時半 ルネこだいら中ホール
  講師:フリオ・サントス 聴講料:1000円
Coro Victoriaの創団者・指揮者であり、グアテマラ合唱指揮者協会会長を務めるフリオ・サントス氏による公開レクチャー《中米の合唱音楽》(仮題)を開催します。ラテン音楽の国々からなる中米の合唱音楽を知ることのできる貴重な機会です!ぜひご参加ください。




いいなぁ、面白そうだなぁ。中米の音楽。貧乏だから、チッケトたくさんは買えないけれど、友だちと聞きにいくねぇ。感動いっぱいちょうだ〜い。





NO.42

彩の公開講座 第2弾
 りっちゃん
05/7/14

親子の安全トレーニング

日時  2005年8月4日(木)午前10時20分〜11時30分

場所  福生市福祉センター 2階学習集会室

講師  NPO法人 市民共同学習プロジェクト子どもひろば

主催  サークル彩(いろどり)

後援  社会福祉法人福生市社会福祉協議会
       ふっさボランティア・市民活動センター

親と子(4〜7歳位)を対象に誘拐等危険の回避についてロールプレイで学びます。

先着15組(親子でひと組です。ご兄弟姉妹もご一緒に参加出来ます)資料代300円

お申し込み・お問い合わせは7月31日までにみいくんまでお願いいたします。

今回は平日開催と言うことで、私は参加できないのが残念。その後も企画がありますのでお楽しみにしています。





NO.41

民主党よ、国民政党になれ
 msクン
05/7/8

 郵政民営化参議院決戦で否決されるだろう。
  そうするとどうなるか?。国会の解散となる。
  そうするとどうなるか?。民主党が議席を伸ばす。
  そうするとどうなるか?。自民党と取って代わるだろう。
  そうするとどうなるか?。民主党が政権を取るだろう。
     、、      。自衛隊がサマワから帰って来るよ。
     、、      。公務員も減るよ。
     、、      。毎年の増税が無くなるよ。
     、、      。国民の暮らしが良くなるよ。
     、、      。国の借金も減って行くよ。
     、、      。いい事だけではないよ。
     、、      。消費税が上がるが他見直しするよ。
     、、      。アメリカとはおかしくなるね。
     、、      。国民政党に成れるかね。
     、、      。俺が俺がで分裂するね。
     、、      。大統領制にしないと国が持たない。
     、、      。日本は世界の救世主になれるよ。
     、、      。世界が恒久平和になるよ。
     、、      。貧困もなくなるよ。
  世界制覇しないでは人類は又も争いを始める。横に対等に付き合えば良くない。縦世界で収める事である。




なんだか詩みたいだね。msクン。だからなるべく原文のままに載せたよ。

そうなるといいなぁと思うのは、自衛隊が帰ってくること。増税がなくなること。借金も減ること。恒久平和になること。貧困がなくなること。だけど、実際には、民主党が政権を取ったら、第9条は改悪されると思うよ。私はバリバリの護憲だから、とっても残念。アメリカとはおかしく(?)なって欲しい。もう、傘の下から出ようよ。アメリカ人にもいい人は多いし、人情もあるんだけど、国となると凄く変な国。日本もいつも言うことを聞いてばかりではいけないよね。

なっては欲しいけれど、恒久平和は無理だと思う。人間というものはそれほどは賢くはない。ただ賢くバランスをとって、なるべく平和に、なるべく貧富の差を少なくして、みんなが楽しく暮らすという方法を常に探り続けることは実現できると思う。今よりもはるかにましな状態にね。

民主党も自民党もバラけて欲しい。ついでに言っちゃうと、公明党と創価学会も。民社党や共産党はもうチョイ力を蓄えて欲しい。それぞれがいい所を発揮して、そのバランスでもって、日本という国の良いところを見出し、世界にいい影響を与えて欲しい。けれど、救世主にならないで欲しい。今のアメリカは私からするとウルトラマンよ。怪獣と闘う正義の味方だと公言し、その巨大化した身体で踏みつけにする人や国の痛みをさらさら感じない。だからね、そんな偉いものになる必要はないし、なってはいけない。

横に一列もよくないかもしれないけれど、縦はもっといけない。そう、ネット(網状)が一番いいのかな?とこの頃思うんだ。いろんなつながりがあって、しかも自由に動ける。個人を疎外するということもない。人も、国の中も、外(世界)もそれがいいなぁと・・・





NO.40

ネット時代の民意・・・あひるさんへの手紙
 いっせい翁
05/7/6

あひるさん、お久しぶりですね、前回はお仕事の都合で参加されずに残念でした。私が勝手に名づけました「アルプス合唱団飲み会」・・・飲んでしゃべくりおまくって、聴くだけでまだアルプス合唱などしたこともありませんが、いずれその内、皆でド蛮声張上げることになるかと思います。(りっちゃんだけは正当に発声するかな・・・)

その節は、全国版ネットでの諍いから、あわやPCシステムにまで侵入されたかと思われるトラブル、あの時は色々とアドバイスを頂き、有難う、心強かったですよ。遅ればせながら、時代は匿名でも何でもその時の心理状態に左右されながらも、すぐ書き込める、或いは継続的に考えていたことでも意見を表明して見ることも出来る、そのような世界が現実に動いていることも知っておかねばと思って、ヨタヨタと参入して見ましたが、いやはや新聞などと違って、意見が取捨選択されることもなく、そのまんま出てくる、意見などと言えるシロモノでないものまで、実に多種多様な、人間のあり様がストレートに出てきて、ある意味大変勉強になりました。

あのような、ゾンビ的荒らしをやる行為は、世界どこのネットにでも出てくる現象かも知れません。荒らしというのは個人的にやっている者もおりましょうし、それを背景に組織的に動いているのか、権力側が誰かにやらせているのか、そのような側面と、も一つは、マジョリテイを占める平均的庶民の感覚・意見というものが、どうも我が国民性もあってか、そのような意見が出てきにくい側面もあることを感じました。

前者の側面・・・権力側ぶって、攪乱に快楽を感じているのか、個人の歪んだ思いを誰かにぶつけて、狭い範囲でのウサ晴らし、そのような人間性の一面というものは、今に始まったことでもなく、昔からあったのではないか、そのような人間の本性は昔から変わらない側面がある。それが、どこの誰兵衛か分からなければ、その本性を曝け出す場が一挙に目につき出した、そのような印象も受けますね・・・

そのようなことを最近考えながら、読みたいと思いながら遅きに失していた、ドストエフスキーの「地下室の手記」を読み始めました。あひるさんならもう、この文豪のことは釈迦に説法、思想犯として5年間も極寒のシベリア刑務所に収監され、出所後有名な「死の家の記録」を書き、ここでは、斬首などの死刑よりも、生きたままの単純労働で、正常神経がおかしくなる怖い刑があることに触れていますが、専門家によると、後年の「罪と罰」や「カラマゾフの兄弟」の真髄と文学的転身を理解するには、「地下室の手記」は、人間というものを抉り出している文豪の本質を理解するに、避けて通れない名著であると・・・やはり人間観察では、古今東西この文豪をおいて他にいないとの感慨を強くしております。

ある中級の官僚を主人公にして語らせる名著、愛されなくなった男の叫びを「一体何のために彼女は私を苦しめるのでしょう」と言わせながら、苦痛の叫びを「苦痛は快楽である」と、正反対のテーゼに昇華させていく筆致・・・それよりも、先ずは、掲示板に現れては執拗な荒らしを繰り返す心情とは、ひょっとしてこのようなことではなかろうか、と思われる部分を少し書き抜きます。

『僕はもう四十歳だ・・・中級官僚だった。いじわる役人だった。人に邪険に当り散らし溜飲を下げていた。 うまいこと誰かの気分を害することさへ出来れば、それこそ快感でゾクゾクしたものだ・・・諸君、僕の憎悪の最大のポイントはどこにあったか、ご存知だろうか・・・他でもない問題の全て、というより理由もなく小雀どもを脅かしつけていい気になっていただけだと、言うも恥ずかしい意識を引きずっていた点にあるのだ・・・

ただ憎らしいから中傷してやったまでだ・・・本質的にはけっして意地悪などになれもしないのに・・・自分の内部にまるで正反対の要素がどえらく潜んでいるのを絶えず意識していた・・・残された人生を生きながら、およそ愚にもつかぬひねくれた気休めに、僅かに刺激を見出している・・・』

どうもネット荒らしの連中は、その昔文豪が抉り出したある種の人間に潜む本質・気質に非常に通じる所があるような気がしてなりません。

も一つの側面、ネットでは平均的な庶民の感情が掴みにくい・・・というより、表に出てきにくい。内政問題でもそうですが、外交問題についても、韓国・中国問題に対しても、出てくるのは目の前のタンコブ叩き的な感情しか表に出てこない。あひるさん貼り付けの韓国オーマイニュースとか、大新聞がブログを提供して、ほんとの庶民の感情を引き出して行く企画、日本ではまだ大新聞の読者の声的なものを拡大したようなものにお目にかかれませんね。

先日、飲み会のメンバーに参入された漁師さんが、「ネットの開放性は危険で悪なのか」、米国ではネットに現れた善悪、清濁、可能性と危険性・・・ここから玉石の玉をどう拾い上げて行くか、その試みがもう始まっている、という貴重な小資料を送ってきてくれました。わが国ではライブドアが赤旗の記事をリンク、ロシアと組んで宇宙事業を開始する・・・それは例の、TOBによる事業拡大の意図の延長線にあっても、まだネットの正の部分に焦点当てて行こうとするものではない・・・望む方がムリかも知れません、むしろ大新聞がそこに焦点を当てていくべきしょう・・・




うちのお袋の話はあんまりあてには出来ないけれど、その昔祖父の知り合いに特高の人がいて、共産党員を捕まえ本を押収して自分で読んでいたらミイラ取りがということになっちゃって、祖父の家にいっぱいその類の本を隠し預かってもらっていたとか。焼けちゃったそうだけど・・・情報は、ちゃんと流れれば人は変わるんだけどねぇ。

真面目な話を聞こうとしないで、オチャラかす傾向とか、内容の乏しい投稿とか、暇つぶしとか罵倒する内容とかを読んでいると悲しくなるよね。いまの日本人ってこんななの?って。ただ、自分が段々年配者なんだと自覚するに連れ、若い人に伝える義務みたいなものを感じてきてもいる。とりあえず、この伝言板でいっぱい語ってね。いっせい翁もみなさんも。





NO.39

「日本人の責任」とネットメディア
 あひるさん
05/7/6

楽しそうな飲み会記事を拝読するにつけ、参加できなかったのがとても残念。

ところで、今日読んだWeb記事に、いっせい翁さんや、りっちゃんの体験?を 思わせる記述がありました。半年前の記事です。現役のジャーナリストでおられたころから、共感をもって拝読している方のWebです。こうした方がほとんど「現場から消滅した」のが現代日本のマスコミ状況のように思えてしまいます。それは、浅野健一教授の言われる通り、読者レベルの反映でもあるのでしょうが。

マスコミがアメリカやら政府、財界の広報組織なので、永久におとなしい日本人が継続しているという一種「にわとりと卵」のような側面もあるような気もするのです?

内容は、韓国の画期的なネット・メディア、オーマイニュース編集局との座談会です。

天木さんも、7月5日付けのメディアをつくる「情報操作とネットメディア」で、良く似た発言をしておられます。

こうしたことが、新聞テレビで真面目に論じられないというのも不思議な話ではないかと思うのです。しかし、良く考えてみると、ネット掲示板の類を巨大化して固定化したものが、今のテレビ、新聞なのではないかという気がします。やっている本質は同じ、スマートに見せているだけ。

決して韓流に乗るわけではありませんが、韓国関係のWebを時折覗いています。中央日報の英断に感心、脱帽すると共に、そこで活躍?している同胞らしき人々の言辞に落胆。

日本の知的、政治的レベルの現状を韓国人に知って頂ける格好の窓口だとも言えるでしょう。政府がいくら安保理入りを目指しても、こうした民間活動が盛んであれば、実現しないでしょう。その点だけは、喜ばしいような気もしますね。

たとえば読売新聞や産経新聞が、中国語版・韓国語版webをつくって、中国や韓国の方の意見を求めてみるという発想はないのでしょうか?中国や韓国の方のかき込み、一体どのような内容になるのかどうか、是非知りたいものです。(韓国語の場合、試した限りでは、韓日オンライン翻訳は、かなり通じます。勉強なしで、韓国語が相当読める錯覚気分。筋道だった韓国語であれば、ですが。)

そこで思い出しました。本島さんという元長崎市長の講演を伺う機会があったのです。お年こそ召されてはいても、率直な弁舌は変わっておられませんでした。靖国問題にふれて「中国にも問題がある。」とおっしゃったので、どういうことかびっくりしました。お話の極一部だけを要約すれば以下のようなものです。

社会主義が建前の中国、「人民は正しい」というのが建前。それを日本にもあてはめて、日本の戦争被害を展示する施設などでも、「昔の日本政府・軍部は悪かった。一般の人民は悪くない。」という。それで、日本人は「責任が無い」と受け取って納得してしまう。というのです。彼は、キリスト教の信仰からでしょうか、「そうではない。生まれていない子どもは別として、すべての日本人に責任がある。」と言うのです。

広島、長崎の原爆や、東京大空襲についても、日本人は被害を強調する。しかし大事なことが忘れられている。いきなり爆弾が空から落ちてきたのではない。日本が戦争を起こしたから、攻められたのだ。加害が先で、被害は後についてきたのだ。ところが戦争反対を唱える様々な刊行物を見ても、「戦争被害」という言葉から始まっているものが多いようだ。題名の中で、「加害」は後になっていたりする。日本語の表現の習慣として、例えば「男女」と言うが、「女男」とは言わない。組になる概念の、どちらを先に出すかは、潜在的にその優位性、重要性が配慮されているのではないだろうか。そこから考えてみても、「被害」が先で「加害」が後、という表現、思考形態は好ましいことではない。「加害」「被害」 という考え方が必要だ。

というようなお話でした。庶民の耳には、決して優しくない、きびしい発言でした。背中こそ丸くなっておられましたが、思考そのものは、ばりばりの現役。

沖縄ではまた米兵の女児わいせつ事件が発生して、本土メディアも取り上げているようです。これはまさに本島さんの説の「被害」のお話。

一方、沖縄では、金武町キャンプ・ハンセン内レンジ4に都市型訓練施設が作られ、運用されています。都市型ゲリラとの戦いかたの練習場です。つまり、イラクでの戦闘に出かける前に、予行演習をしてゆく施設とも考えられます。もちろん沖縄の方々は反対されているようです。冷静に考えれば、これはイラク人等に対する「加害」施設でしょう。大学構内に墜落したヘリコプターと同型のものも、沖縄からイラクに送られています。「加害」施設を本土メディアは決して取り上げません。本土の基地にしても同じ。90%ヤマトンチューの思考レベルに合わせているのでしょうか。長いものにはまかれよ。臭いものにはふた。日本人が誇る美徳です。

そこで思いは再びオーマイニュース編集局との座談会にもどってしまいます。「大本営発表」ではない、オーマイニュースのようなメディアはないものかと。




まあ、りっちゃんちも、小さな小さなオーマイニュースの役割を持っているのですが・・・

「日本人の責任」、懺悔じゃぁ駄目なんだなぁ。「女男」の発想を、もっと広げられないかなぁ。ひとりひとりが少しずつ変ることで、世の中随分変ってくると思うんだけど・・・





NO.38

東京都議選結果に思う
 いっせい翁
05/7/3

投票率が44%で過去二番目の低さという都議選。雨の天候の影響もあったでしょうが、増税も郵政民営化もほぼ決まり、これは国政レベルの問題だし、今更投票して東京都に問うこともなし、天気も悪いしまあ投票場まで行くのもなあ、と言った感じだったのでしょうか・・・

普通、国政の場では投票率下がると、保守党有利になるのが、今回は低投票で民主党が大きく議席を伸ばした・・・これは浜渦副知事の問題が絡んだ影響もあり、また何と言っても大都市圏だから、ダメ民主党でも革新が延びるという素地がある。

注目すべきは無党派層の動きと、公明党の基盤の磐石さ・・・自民党の生命維持装置である公明党の強さ!今日郵政民営化法案が国会通過するでしょうが、公明党は民営化法案通過は、影響があるから都議選の後にせいと、自民党にきつく申し入れていた。都議選に郵政は直接の影響は薄いとも思えたが、だが自民党は5議席減らしたのに、見え見えで郵政の影響を心配した公明党はバッチリ前回議席23を守った・・・それと前回都議選ではネット時代と生活者女性の追い風もあったか、生活者ネットワークから6人当選、これが今回では3人落選、たったの3人になってしまった。

これは無党派層の動きからも推定されるように、二大政党への素地が出来上がりつつあるのだろうか、結局政党政治という現代の枠組みでは、大きな組織体でないと所詮声が届かないという意識が強くなってきているのか・・・4年前の無党派層の39%が無党派政治化を望んでいた・・・それが今回は28%にまで下がっている。どこへ流れたか、前回民主党への支持が14%だったのに、今回は23%に増えている。そして公明党支持が10%だったのに今回は15%に増えている・・・政権与党に物が言える所が現実に近いという意識かな?あくまでも都議選レベルでの話ではありますが。でも国政でも当たらずとも遠からずでしょう。

国政では今日10中8,9通過見込みの郵政民営化。財政特別会計の歪みから入れば国民はもっと理解できたと思うのに、そこの議論がマスコミも含めなかった。土台一般会計にしたって、予算が足りない赤字を「国債収入」なんて表示して、赤字借入金を収入項目に入れるなんて、世界どこにそんな国がありましょうや、だから国民は積もり上がった借金に気がつかなかった。普通の会社で、売上げ収入が経費より少なく、赤字になる場合、借入金を売上げ収入に入れる会社なんて、そんな会社がどこにありましょうや・・・損益計算書、資金繰表、ミソもクソも一緒くたにする前近代性・・・先ず民営化に絡めて基本問題を突っ込むべきだった、これは特に野党の仕事であったはず。

中ロ対米の構図が鮮明になりつつあるとき(裏で3者は仲良くやっているような)、石油資源、食糧資源についても、国際的視点が怠れないとき、国内問題でいつまでもズルズルやっていて良いものか・・・




いつになったら、日本の国民は、国の行く末をわがことと思い、その責任を負おうとするのでしょうか?低投票率だけは、なんか許せないなぁ。

ネットはねぇ。もともと、生協活動そのものが、我々の年代、結構、余裕のあった年代が頑張っていたからねぇ。私自身は、生協もある意味、特権階級的な感じがして、参加はしてこなかったし、安全な食品購入運動と政治は別と考える人もいるからなぁ・・・それが共同購入の世話を焼く人がいなくなって、今は戸配が主になっているくらいだから、底力が足りないんだろうなぁ。

無党派ねぇ。私自身は浮動票と思っているけれど・・・自分の意志で決めるんだよーん。だから、宣伝いっぱいしなさい。気に入ったら、1票入れてあげるわさぁ、という感覚です。

第2党になった民主党が、宣伝どおり、石原さんにちゃんとNOを言ってくれるといいけど、私は、信用していない。ただ、若い人が多いから、これから勉強して、自分の頭で考えて行動していって欲しいなぁとちょっぴりは期待している。女性議員が増えたことは良かった。それもお飾りにされるのでなく、自分でおかしいことはおかしいと言える、自分の頭で考え行動する、視野の広い女性議員であって欲しいと、これはうんと期待している。





NO.37

音楽ビアプラザにて・・・
 いっせい翁
05/6/30

りっちゃん、九二男さん、漁師さん・・・ 昨夜も楽しく、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。 それぞれ遠方なのに、無事ご帰還されたようで、何よりでした。

九二男さん、いつも電車乗り口までエスコートして頂いて、ほんとに有難う・・・ 何だか、陛下見たいな言い方で恐縮ですが、毎度電車に乗った後、心使いを噛み 締めながら、それぞれが言われていたことや、演奏音楽を思い出しながら走ってい ると、あっと言う間に家に着いたような・・・

昨夜はオーストリア、ドイツ、スコットランドなどの、小学校唱歌に取り入れられてい る懐かしい曲を次ぎ次に聴かせてくれて、気持ちが洗われましたね・・・ 加えてポピュラーな "I can't fall in love with you... (愛せずには居られない) などまで演奏合唱してくれて、音楽ビアプラザはサービスがいいですね!! りっちゃんが時々歌い手の歌い方などを解説してくれて、面白かった・・・

漁師さんは映画音楽にも詳しいのですね、アントンカラスなんかが出てくるとはしゃれてます!! オーソンウエルズの「第三の男」・・・合唱団のテナーさんのヒゲ、顔の骨格見て たら、ふと最後のシーン、あのマロニエの並木の片側で待っていた男の顔も見ず に、プライドを持って男の横を無言で通り過ぎ去っていく女性の姿が、チターのほ ろ苦い音と共に想い出されました。

九二男さんが、会合が少なすぎるとか言われていたので、8月お盆の前後、皆の ご都合に合わせて、暑気払いに如何でしょうかね・・・今度は演奏内容に合わせて りっちゃんにも歌ってもらえるようにスケジュールを事前にチエックして。 会の名も自然に出てきた「アルプス合唱団飲み会」で如何でしょうか・・・オペラビアハウスもありますが、人形町の方で少し遠いし、またややしゃちこばってますから、今回のところで良いと思うのですが・・・

歌を楽しみながら、りっちゃんの伝言板の趣意のように、幅の広い話題を語り合うのも、自由で自然で・・・人間、自由で自然な談論を通じ、ふとアイデアが浮かんでくるもののようで、一人一人のしっかりしたスタンスの中から自然に出てくる色んな考えにこそ・・・型にはまった一方向の政治談議では息が詰まって、結果は案外良くないものです、逆に自由な市民の発想、批判精神の方が余程しっかりしたものが出てくる。




漁師さんもメールでおっしゃっていたように、伝言板でのやり取りで、なんだか初顔合わせという気がしませんでしたね。なぜか旧友といった感じでした。

「天使のえび」と、私一人だけ頂いたデザートがおいしかった。音楽では、「鱒」が良かった。何しろ、ここで話題の曲でしたし・・・いっせいさん「さくら鱒!!」(のように素敵だったの意)と歌手に声をかけたのは覚えているかしら?また、飲みましょうね。今度は、私も最初から参加できる日に。





NO.36

経済産業省裏金疑惑 = 競輪の収益金をネコババ?
 ノンプロ漁師
05/6/29

msさんが6月25日の投稿(No.45)−大増税を考えている財務省ーの中で、税収が40兆円しかなかったら、その範囲内でやりくりしろ!、 税収の殆どを国家公務員と地方公務員の人件費に使うなんてバカなことをするな!、 まず、議員公務員改革が先だろう! と言っておられますが、全く仰る通りであると思います。

ところで、6月24日(金)の毎日新聞に「経産省裏金疑惑 歴代の大臣官房企画室長、20年前から」という記事が載っています。

だけど、この新聞記事を読んでも良く分らないです。 それで、天木さんの「メデイアを創る」を見たら解説記事が載っていて、それを読んで、やっと、この事件の概要を理解出来ました。

この新聞記事に出てくる1.産業研究所と2.日本自転車振興会は共に旧特殊法人(現在、独立行政法人)で経済産業省(旧通産省)が監督機関の天下り先なのです。 天下り先であるばかりか、公営ギャンブルの1つである「競輪」の元締め(胴元?)で9,000億円以上の売り上げがある。 そして、その収益金の一部を役所がネコババするという構図ね!ここの理事長は勿論、通産省からの天下りで月給117万3千円ですよ! その他にも接待費、海外視察旅行とかいって、ずいぶん多額の経費を使っているのでしょう。

産業研究所 : http://www.rieti.go.jp/jp/index.html

日本自転車振興会 : http://www.keirin.go.jp./njs/organization/management.html

天木さんが書いているように、日本の公営ギャンブルは全て監督官庁が上がりを掠め取るシステムになっている。 これは「国家の公金横領」ではないのか?

競馬  = 農林省 (JRA 特殊法人 日本中央競馬会)

宝くじ  = 総務省(自治省)(JLA 財団法人 日本宝くじ協会)

競艇  = 国土交通省(運輸省−日本船舶振興会=日本財団

競輪  = 経済産業省(通産省−日本自転車振興会)

パチンコ = 警察庁 

「この機会に、ギャンブルの上がりがどのように使われているのか、全て公開させてみよ。腰が抜ける位、驚かされるに違いない!」と天木さんが書いています。

これだけの裏金?を国家収入にすれば、増税なんかしなくても良いのでは! ねぇ msさん!

日本の省庁 = 米国のマフィア ?  税金も払わないからマフィア以下か? やれやれ、




「パチンコ 財団法人」で検索したら・・・なんだかいろんな団体が出てきたよ。財団法人保安電子通信技術協会パチンコ・パチスロ産業フェアの協力団体・後援団体に、社団法人日本遊技関連事業協会・財団法人余暇開発センター、どういう訳か国際的な団体も出てきた。財団法人 市原国際奨学財団財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会、さらにこんなのもNIRA 総合研究開発機構11.22「いい夫婦の日」

どういう関係かわからないけれど、思わず、お気に入りに「怪しい」フォルダを作ってしまいました。パチンコ業界のこともお勧めサイトですかね。久しぶりのネットサーフィンにわたしもやれやれです。





NO.35

増税問題
 いっせい翁
05/6/27

全く、日本人であることがふと嫌になるようなカオスの状況が続きますね・・・日中韓問題、日米問題(国連常任理事国入り)、財政問題、官僚問題、少子化問題、犯罪・・・数え上げればきりがない・・・この混沌状況の中でもう二年前から分かっていた更なる増税(一部はもう今年から始まっている)、その骨格がやっと新聞報道で表に出てきた。来るべき時が来たとしか言いようがないけど、でも変な話、鈍感だった国民がこれを機に、より広く財政矛盾について関心を持つようになれば、ケガの功名か・・・

所得の捕捉率は昔クロヨン(9,6,4)今トーゴ−サンピン(10、5、3,1)、と言われておりますね。サラリーマンの所得捕捉率は100%確実に捕捉され、源泉徴収でバッチリ課税、自営業者で50%、農家で30%、政治家は10%くらいの捕捉率だと言うことを表した読み換えの言葉。

これを納税額で見ると、サラリーマンが93%(納税者約2350万人)自営業で6%(納税者約450万人)、農家で1%(勿論課税標準額が低いこともあろうが)。一般サラリーマンが税源では一番大きく、しかも一番捕捉しやすいから、いつも先ずここから目をつけられる。ちなみに昨年度税収44兆円の主たる内訳は、所得税14兆円(全体の32%)、法人税11兆円(25%)消費税10兆円弱(23%)・・・支出が87兆円で全予算不足分37兆円が借金(国債)の追い借り、本年は国債発行34兆円の予定で少し減るが、当然のことながら今回増税分(配偶者特別控除廃止、定率減税半分廃止)が既に予定されていたということですね・・・

サラリーマン基礎控除約60兆円の見直しは上述の通り、事実上決定、来年から実施でしょうが、これで6、7兆円税収が増える。これは一般歳出の不足分を一部補うだけだから、根っこの巨大借金が減る訳ではない。

今回の政府税調増税案(実質財務省)は、今後5年間の間に、自民税調がこれを受けてああだこうだと言いながら、閣議決定・・・この場合、年収500万円で年12万円、700万円クラスで35万円の増税となります。

国税計算の元が変われば、更に地方税も自動的に増税となる。皆がハラを立てるのは、何でムダ支出や法人税見直しの前にサラリ−マンを狙うのか、この点にあると思います。そして、民は国家に求めるが、国家のためには特にしたくないという、世界各国とは逆さまの日本国民の気質(電通総研の調査)、この要因もあるのかも知れません。監視の責任は感じず、国家だけへの批判・・・

法人税率も元は60%近かった、それがバブル崩壊後、経済復活の牽引車である企業の活力を、ということで世界一高かった法人税率を現在の45%?まで下げてきた。政府税調は秋に見直し着手すると言ってはおりますが・・・

日本の税制はやはり、敗戦によるGHQのお定めを無視して語ることはできませんね・・・東条内閣が発行した放漫且つ滅茶苦茶な戦時軍事国債、これを戦後償還しようとした復興金融公庫がまた、めちゃくちゃな日銀券の放出、すさまじいインフレを惹起して、ついに米国からドッジさんが来て、所謂ドッジライン政策の発動、戦後ドイツ税制を立て直したシャープさんもドイツから来て財政建て直しのためにシャープ税制勧告・・・このときの所得税中心の税制が現行税制の原点ですね。

ご両人が当時の日本の財政経済の混乱ぶりを表現した「日本竹馬財政経済論」・・・両足が地についていず(原爆まで落とされて、当然ですが)竹馬に乗っかっているようなものだ・・・竹馬の片足は米国からの復興援助頼み、片方は国内補助金システム・・・竹馬の足を高くすると転んでクビを折る危険がある。そこで徹底した緊縮財政を取り、一方、援助物資の日本政府による売却代金は貿易特別会計に入れてくれて、1$=360円も決めて、貿易で稼ぎの足場を作りながら、そこから復興金融公庫が発行した戦後復興国債の償還に当てることも認めた。これは昭和24年にGHQが取った政策です。

高度経済成長に入り、日本輸出オーバーが米国のバッシングに合い、今や米財政を日本が支える場面もあって、主客逆転、だがある意味では米国のシッペ返しだったかも知れないプラザ合意の後、日本は巨大財政赤字に転落してしまった。バブル崩壊直後に当時の宮沢大蔵大臣がほんとのこと言って早く立て直さないと大変なことになると言ったのに、首相になっても財政手術ができなかった。

ここまで来たらもうしょうがない・・・三方良しの姿勢で国民も臨まねばならない・・・ただ批判ばかしやってもしょうがない、増税を機に戦後敗戦から立ち直ってきた、そしてバブルで消えた力、遠い昔のことではないついこの間までの道のりも十分レビュー(もう15年も遅いが)して、政府、政治、選挙に対し無頓着であったことの責任の一半は我々にもあるのだから・・・

今やもうオールジャパンで取り組まないと、どうにもならん。徹底したムダ排除に取り組み、直接税だけでなく、オールジャパンなのだから、税源を早く消費税に転換して行かないと、とんでもないことになる・・・




本当にねぇ、これを機会に、自分の国の政府の動向に責任を持つ国民になって欲しいねぇ。私も含めて、みんなで。しかし、掲示板では時事さんしか、都議選では共産党しか増税ことをとりあげていないようだけど・・・新聞でも税調以降載っていない。怖いことには目をつぶっちゃうという国民性?それとも知らせるほうが積極的でないせいかしら?

もちろん、金を出す以上、いっぱい意見も言いましょう。無駄金を使うのはよしましょう。自分たちも家計圧迫で、今までのように暢気にはお金が使えません。家計も無駄金を排除。その時に何を無駄金と判断するのか、よくよく考えましょう。国家財政も同じ。安物買いの銭失いはよしましょう。本当にいいものなら高くてもいい。中途半端なばら撒き行政でなく、永く大切にするもの(自然環境とか、文化とか)にはしっかり金もかける。節約できるところはする。その辺の見分け方が家計でも、財政でも大事かと・・・よくよく考えようね。自分達の税金の使い道。





NO.34

大増税を考えている財務省
 msクン
05/6/25

江戸時代では、悪代官と言えども年貢は50%までだった。山之内一豊という名君は4対6で、小作農は無税だった。だから国が富み、名君には命がけで戦った。所がどうだろう。今の日本は税率38%で来年には45%を越え、小泉が辞めると消費税10%となり55%までになってしまう。幾ら税金をとっても今の日本の情況では満足に至る為には70%までの税金が必要で、それだけの税は国民が破綻する。

良いかな、小泉君。税収が50兆円が限度ならば、50兆円でやっていける方策を考える事だ。今40兆円しかないのに、公務員に40兆円を使って給料を払っていたんでは話にならない。そうだ。出る税金を抑える事だ。それには君の好きな改革を郵政より、まず議員公務員改革が先だろう。もともと貧性で金に縁がない人間の部類ではあるが、使うだけでは国がもたんだろう。もっと国のために考えろ。 




税金の話は時事さんもyahoo掲示板で書いている。課税最低限は、日本が何処の国よりも低いそうな。つまり貧乏人から税金をふんだくっているということ。物品税の頃はぜいたく品にだけかけられたものが、消費税では食品にまでかけられている。当然、貧乏人の負担が増えている。今度は、サラリーマン控除の見直しが言われている。冗談じゃないよ。貧乏人はもっと貧乏になれということか。これでは貧富の差がどんどん開いていく。

今でも、みんな余裕のない表情をしている。人間関係もぎすぎすしている。あまりにも悲しい事件が多発している。ひとりひとりが暮らしやすい日本に変えたいよ。ほんと、まずは、国会議員給与の見直しからしてよね。それから無駄な予算を組まないこと。日本は土建関係の予算が多すぎるって。それもあらためて欲しい。





NO.33

15歳の1人息子が両親を殺害
 ノンプロ漁師
05/6/23

リッちゃんが6月18日付の「CAP(子供への暴力防止)大人のワークショップに参加して」を投稿して1週間も経たないうちに、何ともおかしな事件が起こってしまいました。

りっちゃんの上記投稿の第5節の最後に「特に家庭では、学力以外のことも見えているはず、どんな時も親はその子ども自身を認めてあげましよう。「あなたは親の誇りですか?」というアンケートでイエスが米92%日本では23%だったそうです」と書かれているではありませんか! 自分の息子に向かって「おれより頭が悪い」なんて事を言う親爺は本当に救いようがないね!

「そのバカ息子を誰が作ったのか?」と聞いてやりたいね! お父ちゃんもお母ちゃんも自分達が作った作品に全責任を持ちなさい! そうすれば「おれより頭が悪い」なんてバカな事は絶対に言えないはずですよねぇ!

もう一つ、りっちゃんの上記投稿の第7節「お父さんに聞いた「子育ては楽しい?」でのイエスは・・・・・。やれやれですねぇ。もっと一緒に楽しく遊んで下さい。日本のお父さん! 今の子の遊びが足りないのが、切れやすさの原因。 虐待も性的目的の誘拐犯も遊びが足りなくて人間関係を結べないからだって」と書かれております。 この部分も、とても大切ですね!

私にも息子が1人居りますが、初めての男の子が生まれてお爺さんお婆さんが特別に可愛がるのですね! これが子ども(孫)を駄目にするのですね! 自分の子どもが可愛いのは犬や猫でも同じです。

リッちゃん、間違っているかも知れませんが、ここで、私の考えを述べます。

親や祖父母は出来るだけ、子どもに過度に関わらない事ですね!

祖父母や両親その他が何でもやってしまうので、子どもは何も考える機会がないのです! そうではなく、周りの人間が何もしなければ良いのです!子どもに考えさせるのです! 間違ったり、怪我をしたりしながら、子どもはいろんな事を学ぶのです。 関わっても良いのですが、子どもに考えさせるように周りの人間が仕向ければ良いのです!

これが出来ないと息子や孫が問題児になるのです!

これから、子どもを育てるご両親に是非お勧めしたいのは、お子様をスポーツクラブに入れることですね! スポーツは何でも良い。 野球でもサッカーでもラグビーでも「チーム」を組んでやるスポーツをさせなさい!チームの中で自分は何をしなければならないかを考えられる人間になれば、社会の中で旨くやっていけるのではないでしょうか?




漁師様、結論は大正解。でも、ちょっと補足。草原を走り回る草食動物は、妊娠期間が長いのを知ってますか?生れ落ちたらすぐに逃げられるように、身体は小さいけれど、大人の完全なミニ版として生まれる必要があるからです。それに比してねずみ(猫もだね)等、巣を持つ動物は、妊娠期間が短いのです。毛も満足に生えていない、眼も見えない状態で生まれます。それでも大丈夫。だって、親が世話をしてあげられるから・・・

猫の赤ちゃんは見たことありますよね。目は見えないけれど、体のバランスは、大人の猫とそうは違わない。じゃあ人間は?そうですね、頭は大きいけれど、胴体・手足は小さいですね。ひどい早産の状態で生まれているのです。どうして?大事な頭はしっかり成長させて、その分、他を抑えているのですね。頭と同じぐらい他の部位も大きくしたら、お産が大変ですもの。

だから、子育てが大変なんです。わたしも夜中に泣く子にずいぶん泣かせられましたよ。苦労した価値はありましたけれど・・・

愛情もたっぷり、手塩にかけて育て、段々と親から離れる過程がとっても大事なんですね。小さい時は模倣が勉強です。これは親ばかりでなく、兄弟、遊び友達からの影響も大きいです。漁師さんのいうとおり、自分で考えさせるって、本当に大事です。同時に難しい。やってあげることに慣れちゃうと、その方が楽だったりして・・・保育のサークルでこんな話も良くしました。「お母さん!!水!!」子どもが甘えて言葉足らずに言った時、「水をどうして欲しいの?」「頭からかけて欲しいの?それとも飲みたいの?」いつものとおり、コップに水を入れて渡す前のそんな意地悪な一言も子育てには大事なのかもって。母子一体にならないように。

スポーツもねぇ。体育会系といわれるものは、ひとりひとりが考えるのではなく、全体主義だとか、先輩のいうことを聞け!!というもあるでしょう?全体を見ながら自分の動きを考えるのと、「押し付け」やら、「勝つための方法」とは違うと思うのね。うーん、文科系クラブでもいえるけれど、有名になるため、コンクールで優勝するためではなく、クラブとは、どう楽しむかを知るところだと思う。その辺を抑えておけば、スポーツ大いに結構。身体を動かすのは気持いいことだもの。(体育苦手でした!!)





NO.32

何か間違っていないか
 msクン
05/6/23

群馬県でレタス、キャベツを300万個、別に問題ある訳でもないのに、早出しと後発の時期がかぶったからと、金を掛けて廃棄処分とは何か間違っていないか?

出荷が大量になれば値段が下がる、値段が下がれば大損する、だから処分する。理屈は解る。だからと言って捨てる事は無いだろう。福祉関係、老人ホーム、病院に無料配布するとか。各駅前で無料で配るとか。この2品は良く使うので皆に喜ばれずはずだ。自由資本主義の世界では北海度の大根も芋も、西瓜も捨てた事が有った。政府はこうゆう時に買い付けをして国民にサービスしても無駄金とはいわないよ。

今、日本は、食糧の自給率が40%と海外に押されている。金を出して休耕田を作らずして余剰農産物は外国支援に回して良いだろう。世界には生産も出来ない国が一杯ある。せっかく取れる日本、余れば政府の買取で援助に回した方が余程喜ばれる。いざというときに国を救う。政治家も此れを解る人がいるだろうか?




うん、本当にそうだね。りっちゃん、貧乏でつい中国産の安い方を買ってしまうけれど、近くで作られた野菜の方が安心だし、日本の農業に元気になってもらいたいよね。そのためには、農薬散布のなるべく少ない、手を掛けたお米と野菜を、ちゃんと農家の人が作れるように、そしてちゃんと暮らしていけるように、ノー政で無く農政をやって欲しいよね。

世界には飢餓で悩む国もある。そのことをmsクンは心配しているんだよね。今の日本の政治家にも、ぜひそういう優しさを持って欲しいね。そして、そういう優しさを誇れる国であって欲しいね。軍備やお金でごり押しをするアメリカの真似をしてはいけないね。





NO.31

靖国と増税
 りっちゃん
05/6/22

うーん、昨日の新聞、韓国の盧大統領は説得力あるねぇ。日韓首脳会議。はあ、人物の差を感じちゃった。

「北東アジアで平和と安全の秩序構築のためには、日韓の信頼が何より重要だ」「日本側が過去の不幸な歴史を反省し、そのような歴史が繰り返されないという確信を行動で示すことこそが信頼の基礎となる。日本の要人から信頼を崩すような言動が繰り返されてはならない」「靖国神社には、過去の戦争を自慢したり、光栄に思ったりするような展示があると聞く。首相が参拝をどう説明しても、やはり過去を正当化するものと理解する」

まったくそうなんだよねえ。過去のことでいつまでも謝罪することはないかもしれないけれど、反省はなくっちゃ。それから、なぜそうなったのかを分析して起こさないようにしなくては・・・

靖国神社、ゼロ戦だかの展示がしてあったよゥ。右翼の宣伝カーも良く来るとか。静かに亡くなった人を思う場所とはちと違ってきたような・・・私は、遺族会が展示しているのかなぁ、掲示板に最期の手紙があって、それを読むと、「こんなに若い人が死ぬなんて理不尽だ。こんなことを繰り返しちゃぁいけない」と思うんだ。

 だからね、小泉さんが「不戦の誓いから自分は参拝した」という気がしてしまうのも判らないではない。でもね。だったら、靖国ではなく、広島でもいい、東京大空襲の記念碑(どこかにあると思うんだけど、日本人はそんなに情なしではないと思うから)でもいい、もっと行くべきところがあると思うし、首相として、神社にお参りすること自体、憲法違反だと思う。キリスト教信者はあそこには祭られてはいないだろう?いや、案外、無理やり祭られていたりして・・・わかんないなぁ。

そして、今日の一面が増税。給与所得控除、退職所得控除、配偶者控除、扶養控除、特定扶養控除が見直しされちゃうとか。控除というのは、低所得者にとってはありがたい制度だった。一定額が引かれての上での課税だからね。それが、まるまる課税されてごらんよ。どれだけきついか。しかもこれだけの控除があったのに、それが一遍でなくなったら・・・家庭を大事に!!と喚いていた古くさーい人たちが、どうして、一般家庭の中流以下の収入の人たちからがっぽり取ろうとするのか?

借金時計の政府の借金を、取りやすいところからとろうということなんだな。金持ちはうるさいからよけて、もちろん自分たちの払う分も少なくしてと・・・

人間と言うのは、暮らしが苦しくなれば、気持も荒れてくる。なぜ戦争が起きたんだ?なぜ日本兵は鬼と呼ばれるようなことをしたんだ?それは、日本の軍部が、アジアの人たちを、そして、日本兵をも人間とみなしていなかったからだよ。今の政府の増税の考え方(取れるところから取ればいい)というのも、まったく同じじゃないか?

すごーく、腹ただしい。だからこそ、若鮎、いいねぇ。いっせい翁も元気が出たら、増税の解説、よろしくね。





NO.30

天国
 msクン
05/6/21

苦しみも悲しみも無い、悩みも無い天国。この世ではない天国。人は天国に行く為、今世を善の為に尽くしている。仏陀もキリストも今世は修行の場で、あの世で天国にいけると説いている。実際そうであろうか?あの世とやらを見てきた人はいるのか?だったら想像の世界だ。そういう世界で幸せであってもどれだけのものだろうか?人生には苦しきことのみ多く、楽しみは少ないが、この世に生存している内が極楽であらねばならない。そうでなければこの世に生まれた意味はない。

そうなんだ!!今が苦しくとも明日が来れば。それは明るい日と書く。明日は明るい日を連れて来るのだ。それで苦しさも悲しさも忘れ、日1日と天国に向かって一生掛けて求めるが、全ての人に与えられた天国を見過ごして逝った者の多い事。身の程の幸福を知ればこの世で天国を知るだろう。

私にも悲しい時つらい時が多過ぎたが、明日が有る。明日には天国にあえそうな気がする。だから生きてゆくのだ。




新しくメル友になったmsクンからの投稿でした。彼は、人工透析をしています。病人同士、励ましあって生きていこうねと約束しています。波乱に富んだ人生だったそうです。だからこそ、純粋で優しいのかもしれませんね。





NO.29

CAP(子どもへの暴力防止)大人のワークショップに参加して
 りっちゃん
05/6/18

前半は子ども向け、私たちは「小学校3年生になってください」と言われ、「はーい」と気分はすっかり小学生。この授業がなかなかよかった。基本的人権を勉強しました。「基本的人権とは太陽のようです。どういうところが太陽のようかわかりますか?」「はーい、誰もが当たれるところ」「はいそうですね。赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人にあるのが基本的人権です」

「みんな、お母さんやお父さんに明日から何も飲んだり食べたりしちゃいけませんって言われたらどうする?」「お腹すいちゃう!!」「困っちゃうよねぇ」なんて、会話を交えて判りやすくその中味を説明してくれます。いじめ、誘拐、セクハラについて、具体的に劇(参加者にも出演してもらって)仕立てで対策を教えてくれました。護身術も見せてくれました。

「こんな風に本人が嫌がることを子供同士でするのが?」「いじめ!」「親が子どもにするのが?」「虐待」「子どもが親にするのが?」「家庭内暴力」「先生が生徒にするのが?」「体罰」「夫が妻に?」「DV」「ではホテルがハンセン氏病の人を泊めなかったのは?」「差別」「自分が自分に対しておこなうのは?」「自殺」「うん、それもあるけど、その前に、薬物依存とかもあるね」「では一番大きなものは?」「戦争」

対応策としては、「NOと言う」「逃げる」「大人に相談する」が、あげられました。この「逃げる」というのは、特に男子からは出てこないそうです。「男らしく」「負けるな」と育てられてしまうからだろうと・・・クラスのいじめなんか子どもは転校とか親の協力もないと逃げられないけれど、大人では場を変えればいいだけ。大変いい方法である。

基本的人権にとって大切なこと、「安心」「自信」「自由」の中の「自信」も、何かが出来たときの自信とは違い、「天上天下唯我独尊」と同じ、自分が生きていることへの自信、自己肯定感。生命力だそうです。これが強いと、簡単にはへこたれないからねぇ。でも、日本の親は人前でついつい「うちの子は馬鹿で」なんていってしまいがち、学力ばかりでなく人間にはいろんな能力がある。特に家庭では、学力以外のことも見えているはず、どんな時も親はその子ども自身を認めてあげましょう。「あなたは親の誇りですか?」というアンケートでイエスが米92%日本では23%だったそうです。

子どもが被害者になった時の親の対処法に付いても教えてもらいましたが、「加害者の時は?」の質問には、ちょっと詰まっていました。大体子どもが親に言わない。親も認めたがらないそうです。確かに!!それと加害者の方が心理が複雑。この間の爆弾事件も被害者から加害者に変ってしまった。対応は難しいとか。でも、加害者を社会に生まない方を考えないと、いつまでたっても、繰り返す。そう、イラク戦争もそうでしたね。根っこは一緒です。

お父さんに聞いた「子育ては楽しい?」でのイエスは、米60%台、韓40%台、日18%。やれやれですねぇ。もっと一緒に楽しく遊んでください。日本のお父さん!! 今の子の遊びが足りないのが、切れやすさの原因。虐待も性的目的の誘拐犯も遊びが足りなくて人間関係を結べないからだって。

後半の大人向けのお話もよかったけれど、授業はぜひ正規の授業に組み込まれて欲しいなと思いました。今は、PTAの主催で学校に協力してもらってやっているそうですが、自分で考えながら参加できる授業形態もいいし、内容も、暗記物の社会よりずーっといい。子ども達の反応もいいそうです。特に中学生はアンケートでも深く理解できていることがうかがえるそうです。基本的人権のお勉強って、大事だと思うけどなぁ

次回は親子向け、次々回は薬物依存について、また、彩で計画しています。みなさん、ぜひいらしてね。





NO.28

私に最も影響を与えた本たち
 時事徒然
05/6/12

「私は特に読書家というわけではありませんでしたが(今現在が一番多く読んでいる・・・苦笑)、若い頃、最も影響を与えた本たちを徒然なるままにを羅列しようと思います。皆さんはどうでしたか?

<中学時代>
 「友情」武者小路実篤

   ・・・私はこれは「友情」本ではなく、「恋愛」本として読みました。

     主人公・野島が杉子という令嬢に激しい恋(片想い)をして、親友・大宮に苦悩を打ち明ける。
     大宮はなんとか野島の恋を成就させようと手を尽くす。
     しかし、<上篇>の最後で杉子と大宮は一緒になって野島のもとを離れることとなる。(ナニィ〜!)
     <下篇>は主に杉子の大宮への熱烈な恋文を中心に展開され、
     <上篇>で野島・大宮の成した行為が杉子にはどう映っていたか恋文という形で露呈される。
     「恋愛の不条理と女性心理の不可解さ」・・・中学1年のボクは自分の部屋に籠って一気に読んでしまったのでした。
     この本がきっかけで、中学時代の私は「私小説少年」でしたね(照笑)。

<高校時代>
 「知と愛」ヘルマン・ヘッセ

   ・・・精神の人になろうとした美少年ゴルトムントは修道院に入り、
     そこで若き師ナルチスに出会い、想い憧れる。
     しかし、ナルチスは「知の人」だけにゴルトムントは「愛」に生きるべき人物だと見抜き、
     芸術に奉仕するよう薦める。
     人間の根源的欲求である「知」と「愛」は、共存できるのか?
     それとも、やはり相反的なものなのか?
     高橋健二氏の訳も素晴らしい。

<大学時代>
 「おばあさんが死んだ」沢木耕太郎(「人の砂漠」所収)

   ・・・ノンフィクション(ルポ)・ライターとしては、いまや右に出る人はいないともいわれる沢木氏。
     その沢木氏が新聞の片隅に淡々と報じられていた「ひとりの(もちろん無名の)老女の死」に惹き入られる。
     そこから愛情に満ちた視線と共に氏の丹念な探索が始まる。
     老女は何故餓死するまで他人の助けを拒んだのか?
     死ぬ間際まで書かれたドイツ語混じりの緻密な日記の謎とは?
     「現実は小説より奇なり」
     私が「世の中は自分が知らない出来事に溢れている」と感じ、
     フィクションからノンフィクションに移行したきっかけとなった作品。

他にも「青春の蹉跌」(石川達三)に衝撃を受けたり、ロシア文学を読みふけっていた頃もありましたが、書き出すときりがないので辞めときます。(苦笑)

狭義のサラリーマン時代は多忙と疲労で本など読む暇がなかったのですが、今はノンフィクションを読みふけっています。

世の中の事象を見るにつけて、ときに人から疎まれるほど「客観的・具体的事実(fact)」にこだわるのは、一連の沢木作品からの影響が昇華した結果だと思っています。

※いっせいさん、私の拙文を読んで、さらにコメントまでしていただいてありがとうございます。実はコレ、「いっせいさんだったら、わかってくれるだろうな」と思いながら書いたのです。確信犯ですね?私は。(笑)




でへっ。子どもの頃、私のうちには林檎箱だらけ、本がびっしり。父親が宝石社というところに勤めていたものだから・・・推理小説乱読しました。山田風太郎、横溝正史(原稿取りに行って、気に入られて、彼の小説の登場人物に父の苗字を使われてます)、星新一、「ブラウン神父」なんかひねっているところが好きでしたね。河出書房に移って、ノンフィクション全集も読んだ。アウシュビッツのことはそれで知った。「ジェーン・エア」「風とともに去りぬ」はいまだに愛読書かな。

子育て期には、斎藤二郎とか、いじめ、家庭内暴力、コンクリート殺人事件とか、少年犯罪についての本とかを読んでいたよ。今は海外の女性作家の推理小説をよく読みます。アガサ・クリスティは全部読んだよ。猫ものも好き。T.マクラミン「ため息つかせて」も面白かった。今、読みかけなのは、「日本環境報告」本多勝一と「影の外に出る」片岡義男です。読んで元気の出る本が好き。堅いのは苦手。もちろん買わずに図書館専門。それにしても乱読のせいか、年のせいか、名前が出てこなくて参った。





NO.27

憲法行脚の会
 りっちゃん
05/6/12

「改憲に、私たちは反対します」という意見広告が6月15日の毎日新聞と産経新聞に掲載されるそうです。お礼葉書が届きました。1000円のカンパがお役に立つのね。

憲法激論第3弾「憲法を潰すものは誰だ!」−北東アジアと安全保障ーは6月15日(水)18:00〜東京大学駒場キャンパス13号館2階1323教室にて参加費無料。パネリストかな?加藤紘一、小森陽一、佐高信の名前が載っています。

やっとホームページができたみたいね。憲法行脚の会アドレスが小さい。ファックス世代なんだなぁ。ここは・・・まあ、国民にもそういう世代があるからいいでしょう。それぞれで・・・





NO.26

時事さんの「官僚っぽい性格考」を読んで
 いっせい翁
05/6/11

時事さんが立ち上げ管理されている掲示板で書かれた上記投稿を拝見しました。

読んでいるうちに、昔のことが思い出されて、私が管理を命令されたのはある課でしたが、ここにもT法が一人おりました。(部全体では15名はおりましたかな)

私より10年入社は下でしたが、某有名週刊誌グラビアにまで出た彼の結婚式、奥さんも同じ学科の才媛で、通産キャリア官僚。確か大阪府知事と同期だったと記憶してますが、その彼、パイプをくゆらせたまま、一日中とにかく実務は何もしない。ある日たまりかねて、汗を流せとどなりつけて、あれこれマントウマンで徹底指揮を始めました。

ある日二人だけで酒を飲むことがあって、彼の心理根底に何かあるなと感づき、そこを探った所、ゼミ時代からの恋仲奥さんはキャリア官僚、自分は民間企業、その屈折した心理が、必要以上に自分を高い所に置こうとする錯覚、これに気がつきまして、そこを焦点に何度も話あったことがありました。

数年後ばったり出会い、その後の経緯を聞きましたら、結局離婚、社の組合幹部だった女性と再婚されて、生き生きとした人間振りは見違えるほどでした。

認識は経験に基づくとの先哲たちの考え、逆に言うなら経験のない認識は非常に危険ですらある・・・目線を常に八方に向けて八方良しの配慮がない管理は、国家規模になりますと恐ろしいことになります。

いろいろご苦労様ですが、まさにドブ板を経験してみろの気持ち・・・でも世の中どうにも分からん者がゴマンとおりますから大変です、掲示板も含め、ハハハ・・・




エー、いっせいさんのはひとつは"かみさん”に頭が上がらない亭主は、と言うテーマにもなりそうだけど、それはまたにして、うん、私も時事さんの読んだよ。

ハハ、私の兄も、そういえばキャリアだったんだ。学部を忘れちゃったよ。T大学院卒。今は天下りかなぁ。でも役に立たない兄貴でねぇ。甥っ子はまあよく育ったよ。あの人は父親としても失格だなぁ。親はなくともです。

元旦(もとだん)は工業高校卒の小々企業づとめだったけど、稼ぎはいいし、常識はあるし、何でもできるし、頼りに(こっちの欲しいものとはちょと違ったけどね)はなるし、兄よりもずーっと人間が上でしたよ。

彼はまず交渉ということができない。偉そうなものの言い方。そして行動ができない。下手な言い訳ばかり。彼が私にとって役に立ったのは、不動産屋へ出した保証書のみ。なあにこれも義姉が用意してくれたんだけどね・・・

身内にいると、キャリアの欠点がしっかりわかちゃうね。一言でいって過保護。だって、地方から接待されるお役目なんだもの。官舎の引越しには"親が菓子折り持ってご近所に配るのが常識"と言われてぶっ飛んだことがあるよ。大人なんだから、自分でやれよ!!世間の常識とまったく掛け離れた世界でしたわ。





NO.25

りっちゃんの掲示板体験記を読んで
 いっせい翁
05/6/9

りっちゃんも神経が磨り減ったことと思います。私も些か疲れました。お互いお人良しだったかも・・・

今回の騒動を通して感じたことは、無責任とも思える掲示板に現れた一連のこと、意見投稿の内容についての諍い、そこから離れた恫喝、(サイバージャングルの現象)なんだかウオルフレンの言う「檻の中に閉じ込められた日本」という言葉がピッタリ当てはまるような印象を受けました。

投稿者同士の、それは財政危機を思う投稿の仕あいだったとしても、双方危機感を訴える土俵からだんだん離れて、最後には誰が誰なのか疑心暗鬼を醸成拡大するだけの場に転化してしまい、何だか檻の中で同じ日本人同士がバトルを繰り広げただけの結果だったように思います。

もっと飛躍した表現が許されるならば、そこには、世界の識者が怪訝に思う、国際文脈からも注目されなくなって来た日本、だが国内でいがみ合うだけで解決の方向性さへ見出せない我々、そのような姿が凝縮されて見えるような思いでした。

国内のことですら、悲観派は超悲観と権力側の陰謀論を言い続けるだけで、その解決に向けたヒントすら感じることができなかったこと、今日の全ての事象が、世界の文脈に関係なしには考えられない現在において、国内悲観的問題を国際関係の中にまで視点を広げ、解決できる場はないものか、その視点が全然感じられず、ただただ権力側の陰謀を知っているだけの論点・・・新たに参考になるものは何もなかった印象を強く受けました。だから撤退した方が良い、更に実の無い紛争で関係者に迷惑をかけたくないと考えたからでした。

端的に申すなら、住基問題、延長線上にある国民総背番号制(納税者番号制)、そしてその先の預金封鎖問題、資産課税問題などなど、私自身3年前に市役所での公聴会に出席し発言もして、出席者が大きな関心を持っていることも肌で感じた。それに関する書物も数年前から沢山市販されている。掲示板上で出された権力側の陰謀論を熱心に説かれる人達が、国民がもう忘れかかっていることへの警鐘を鳴らしたいというなら、それなりの鳴らし方があったように思う・・・もっと具体的に・・・それなしでは、危機感を煽るだけで、それに追い討ちをかける荒らしグループも含め、一体何の得を求めての投稿だったのか?・・・言い続けて誰が得するのか・・・

財政危機がもう国民資産の略奪を不可避とするなら、その程度と範囲はどれくらいなのか、何故その範囲で済むのか、それすらも明示せずに自己主張を繰り返へされたのでは、日常人としてはただ疑心暗鬼に落ち込むだけで、何かを扇動しているだけではないのかとの思いが強くなったのは当然であったと思います。

国家に対する悔しい思いは募っても、ここまで来たら増税も止むを得ない、しかし権力側のムダも排除(先日の国会予算委員会ではその方向を強化する気配も感じられたが)することと平行して、増税も止むを得ない。

りっちゃんから聞いた「三方良しの精神」、ぎりぎりの線で国も民も国際関係も成り立つ方策はないものか、財政問題なら、諮問委員会の試算に沿ってやっても、もうだめなのか、発行国債がピークを迎える2008年までまでの間、乗り切るためのその額に対応する方策は何か、民が妥協せざるを得ない数値はどこら辺なのか、GDP対比国債残高の比率は、わが国の場合どこら辺が危機回避の当面の線なのか、イタリアはなんとか1:1に漕ぎ着けて来たようだが、わが国の場合は中国問題も絡んで、だが日本が持っている強みを再点検しそれをどこに移転させれば良いか(ブロック化の問題)それも考えねばならないと思い、質問もぶつけたが、度重なる官僚陰謀論に留まる議論が続くあの状況では、もうあの掲示板で考える気力も失せてしまいましたね・・・

「学問的理論への陥穽」という言葉があります。余りにも一つの理論にはまると、おかしな方向へ行ってしまう危険を注意した言葉です。ましてやイエロージャーナリズムの場合は、余程注意咀嚼して相対しないと、単なる扇動に落ち込む危険が、尚一層大きくなる。今回の掲示板騒動は、今一度そのことを思い出させてくれた反面教師の役割を果たしてくれたかも知れません。

それにしても、indiv ちゃんの 「オメー!貯金も資産もないんだろ〜!(ならば煽らずに黙っていろ〜)との投稿は傑作でありました。そして faddist さん、投稿はずっと注目しておりましたが、私自身常に心がけねばならんと思っていたアウフヘーベン(弁証法的止揚)の視点がなければだめだとのご指摘、これには目が覚める思いでしたね。

勿論、時事さん、ジョンさん、イスラエル各氏の意見もつぶさに見てきましたが、なかんずくイスラエル氏が最後まで荒らしとされたこと、elize 氏がいみじくも、イスちゃん、あんたは損な性格なだけなんだよと表現されていたが、イス氏が今回荒らしでもなんでもないことは十分理解しておりました。そしてイス氏が、トピ主に対し、今回の荒らし紛争がどこから始まったか、具体的に指摘している ことは、イス氏が荒らしではないことの十分な検証になるでしょう。彼一流のシニカルな表現が理解できない人が多すぎる。

「昨日はサッカーワールドカップ出場決定!先ほどNHKクローズアップ現代での特番、選手がピッチで声をかけあっている、一般視聴者は何を言っているのか分からない、それを収録した言葉・・・「前え前え!横の連携を取れっ!」一つの運動を目指すとき、聞き苦しい言葉の連続ではなく、真の連携を目指す言葉が大事。

でもりっちゃん、良かったね、時事さんジョンさん、色々お知り合いになれて・・・転載大変だろうけどがんばって下さい。




いっせい翁、お疲れ様でした。裏の裏の裏は読みきれないないから撤退したけれど、うーん、いい経験をさせてもらった。それに、疑心暗鬼も、人間を簡単に判断してもいけないけれど、想像することが結構楽しくもあった。

この伝言板で、いっせい翁は私たちに経済のことを判りやすく教えてくれていた。ここでは読む人が少ないからもったいない。もっと広い世界で活躍して欲しいと、これは今も思っています。yahoo掲示板でも、皆さん、いっせい翁のはわかりやすいとおしゃっていた。

大増税か国民資産強奪(預金封鎖?ハイパーインフレ?)の論議は、途中から、「こんなことどっちにせよ苦労するのは庶民なんだから、どうしたら被害を食い止められるかという視点で書いてくれればいいのに、何で、国がどっちを取るかで論争せにゃならんのか?どっちが正しいかとか、どっちが勝ちとか、なんてまったく無意味。それをやるのは小泉だぜ。」等と思っておりましたら、いっせいさんへの、はたまた、私めへの個人攻撃となってしまいました。漁師さんも含め、3人が抜けた後、イスちゃんが対象になっていたようですが・・・なあに嵐どもの言うのは主語を差し替えればいいことで・・・それにいじめもそうだけど、対象になったと言うことはそれだけ価値がある存在だったと言うことでもあるのよ。いっせい翁様

私の結論としては、あの嵐どもは、私たちみたいなお人よしを痛めつけるのが趣味なのか?それとも庶民の声を潰すのがもしかしてご職業なのかしら?(その場合は、声のみならず税金も食い潰しているということでいっそう腹立つけれど・・・)想像を楽しみながら、無責任なトピ主のところから抜けてよかったぁ。です。

でも、怖がって、発言しないと言うことはありません。2人ともちょっとお疲れだから、この安全な伝言板で、英気を養っているところです。しかし、2人とも異性に持てちゃって・・・ぐふふ、顔の見えない関係もいいものだわね。





NO.24

はじめまして
 時事徒然
05/6/8

私の名は「時事徒然」と言います(と言うか、しました)。Yahoo!掲示板・政治カテでは、「jijisouron」というHNで通っているものです。りっちゃんとご縁があって投稿させていただくことになりましたが、ここでは「政治、経済、社会、教育、読書感想、演奏会のお知らせ、何でもござれです」と書かれてあるので、「争論」という名前はやめておきました。

りっちゃんには、「ケンボーとか、ケンチャン(いずれも私の本名をもじったもの)がいいんじゃない?」と言われましたが、そこまで「おこちゃま」でもないので・・・。 ^-^;

この「時事徒然」も実はイマイチ気に入ってないのですが、当面はこれにしておきます。レス等では、Yahoo!掲示板・政治カテ同様、「時事」(決して「爺」ではない)と呼んで下さい。

簡単ながら、ご挨拶まで。




インディビさんの「おい、じ〜じ〜」の投稿がすっかり気に入ったので、"じ〜じ〜"という通称はいかがと提案したら、まだそんな年ではない!!といわれ、今回はそんな"おこちゃま"ではない!!という。超真面目な投稿が多いけど、根はそうでもないらしい・・・

時事様に座布団3枚あげたい投稿はこれ。「しかるべきときに、しかるべき対応をします。」

言うまでもなく、これは小泉が野党・報道記者たちに対して「ケムに巻く」ときの決まり文句だ。(ちなみに“しかるべき”は“然く+ある+べき”で、“ソウアルノガヨイ”の意味。)しかし、最近になって「しかるべき」が「適切な」に変わった。小泉が意識して変えたのかどうかは知らないが、意味は全く同じである。実に「便利な」言葉である。(この決まり文句から、さらに追求できない奴らもホトホト情けないが・・・。)

私も(仕事・家庭を問わず)このフレーズで通せたら、どんなにラクだろうなー!と思うときがある。例えば、(“例えば”ダヨ!) 「いつになったら部屋片付けるのよ!このままゴミ箱状態にしておくつもりなの!?」などと詰問(?)されたとき、「しかるべきときに、しかるべき方法をもってして片付けます」などと言えたらなぁ・・・などと思うのである。

この言葉も主語が問題ですねぇ。”自分が”しかるべき時を決めるのか。その場合は多分、部屋はいつまでもそのままだろう。”ゴミ箱状態を気にしてくれている人”が決める、または、"ゴミ箱状態を気にしてくれる人"が納得できる、しかるべき時では多分ないと想像される。小泉さんのこの言葉の使用方法もそういうことかと・・・





NO.23

掲示板荒らし体験記
 りっちゃん
05/6/8

いやぁー、ここは安心して書き込めるからいいわぁ。yahoo掲示板 政治カテゴリー『ええじゃないか!民権党♪』ですざまじい荒らし=嵐にあいました。えーん、こわかったよw。

元はといえば民権と同じトピ主(yahooに登録した人、言いだしっぺ)が管理するべき『国民の声なき声』という掲示板、そこで"大増税か国民の財産強奪か"という論議があったのですが、国民の財産強奪が何を指しているのか、後で読み返しても、さっぱりわかんなかった。なんというか、相手が質問していることに正面から答えずに質問をはぐらかして、相手を見下す態度。そのうちにやくざみたいな口調になってきてしつこく絡んできた。それで、大人のいっせいさんがジョークで一息つけようとしたら、挙句には「ここの掲示板に書くヤツは人間と犬くらいの差がある」とか、「糞尿ども」なる言葉まで使って相手を罵倒。

他の人が介入すればだれかれかまわず言いがかりをつける。とうとう、いっせいさんは周りへの迷惑を考えて、撤収。同じメンバーが民権に来ても、この二つの掲示板トピ主は、何の予防もしない。

まあ、それ以前から、トピ主の性格は、”ピュア―”(自分に素直=自分勝手)とわかってましたから、私なりの予防線は張っておきましたが・・・なんというか、トホホなことに、トピ主との私と喧嘩の原因、”やっさん”の人物評は、トピ主の言い分の方が正しかったようで・・・私はいい人だと思っていたのになぁ。”やっさん”が、当の嵐を呼び込んでしまったのですよ。ガクッ。

まあ、私は素っ頓狂というか、トピ主が信頼できないなら、しゃあないみんなの掲示板を一人で守ろう!!というあほな考えにはまり、一生懸命書き込みました。今になって肩が痛い。げっっ。自分ではいい戦いをしたと思いますよ。あちらの本性が見えましたから・・・

まあ、向こうは言いたい放題書いてくれたけど、数日おいて読みましたよ。精神衛生上、読まないのが一番いいのですが・・・でも、付箋を貼っていたとおりでしたね。

付箋1:時事総論さんへ時事総論さんのDiscussions & Debates on Politics!お気に入りに入ってます。投稿条件を見て、うらやましく思いました。またトピ主としての悩みながらのご決断、尊敬しました。(中略)雑魚でも一人前の魚達でござんす。そういう魚達の声を聴く、言うのも民権じゃござんせんか?(中略)誰がという主語があいまいな言葉は非常に危険ですね。誰が事実と思うか。私はこの中で自分がと書いています。事実は事実ですという言い方は、つまりは誰も責任をとらないということになりかねない。

付箋2:人間と人間の意思伝達はどんな方法であれ、相手を尊重しつつというのが大事かと。今回気がついたのは、特に主語をあいまいにしては怖いということでした。目を見なくても言葉のキャッチボールで、相手のことは良くわかりますよ。意見は違ってもまた楽しからずや。

付箋3:イスラエルさん、こんばんわ。言葉のキャッチボール、主語があいまいなのも危険だけど、断定的な書き方も危険。人との比較もしないほうがいいと思うよ。

そして嵐到来:人を憎まず、罪を憎むって、誰かが言い訳に使って、論語が出典とかおまけに間違えちゃって、恥をかいていたけれど・・・私も、なるべく“人を憎まず“とは思って努力はしている。msクンはそれが判ってくれたんだ。応えてくれたんだ。すごくうれしい。んでも、“声なき声“掲示板を見ていると、ここで前書いたように、言葉のキャッチボールができていない。個人攻撃の部分だけでなく、経済問題のことも、私なんか結局何が起きると主張しているのかが見えてこない。だから、議論自体意味がないと思うんだ。(ところで荒らしって合計何人なんだろう?)

投稿しながら気がついた対処法は:荒れた掲示板の楽しみ方私はね、侮蔑や中傷の文章は嫌いなの。屁理屈をこねているだけのも、かったるくなる。だからね。大雑把にしか読んでないんだ。そういう投稿は。 で、誰が誰のことを焼いているのかな?とか、この人はいつ仕事に出かけるんだろう?とか、前に書いたように主語ね。これがあいまいなのは危険なんだけど、嵐さんの投稿は、主語をすり返れば、とっても正当な文章になるのよね。で、入れ替えて読んでみたり・・・(それにしても悪口はよくないけどね) いつもの参加メンバーも迷惑だろうけど、読んでるだけの人も不愉快になったりするだろうけど、ま、なるべく不愉快の文章は読まずに、こんな風に斜め読みしていると結構面白いよ。 リストにこれは?と思う人の名を書き加えてみたり、消してみたり、それぞれが楽しんでください。これが自分の掲示板なら、投稿を管理(削除)できるけど、そうもいかないみたいだから、それなりに楽しまないとね。

んでもね。凄い量なんだ。それに管理が悪すぎるから民権掲示板には:みなさま、さようなら!!短かったけど、皆様お付き合いくださいましてありがとうございました。ここはやっぱり管理が悪いので、撤収します。ぼのぼさん、インディビさん、レスすごくうれしかった。対話のできた、たくさんの皆さま、ありがとう!!一杯誉めてもらって気恥ずかしかったけど、msクンもほんとにほんとにありがとう。ここからは撤収するけれど、元気に生きていきます。明日、日は昇るです。やっさん、私のリストにはやっさんも呼び掛け係として、載りました。セバちゃん、新参者の私はあなたの言っていることが理解できなかったことをおわびします。んでも、悪口は言った人の品性が表れる。そこんと頃の、私のあなたへの評価はかわりませんので・・・汚い言葉を浴びせ掛けられてもへっちゃらだけど、お仲間に誰が入っているのか、裏の裏の裏まで読みきれない私には、こういう世界は疲れちゃうんだよね。信じられる人たちと仲良く、元気にやっていきます。笑顔、忘れずに!! 皆様もお元気でご活躍ください。ps.あまりひどい投稿は、こちらで削除可能のようです。それぞれで、対策こうじてくださいませ。http://help.yahoo.co.jp/help/jp/mb/mb-17.html

戦い終えて、もうひとつ最後の総括。この世には面白い人と、面白くない人がいる。嵐さんの文章は不快なだけでなく面白くなかった。多分演じているからだろうなぁ。自分と言うものがない。私は面白い人が好きなんだってあらためて思ったよ。イスちゃん、つい最近レスするようになっただけの付き合いなのに、私の主張、しっかり把握してくれてありがとう。でも世の中、捨てたものじゃあないよ。イスちゃんみたいに鋭い人、ジョンさんみたいに冷静な人、時事さんみたいに超真面目な人、歯切れのいいインディビさん、ぼのぼのボノボさん、意見はだいぶ違うけれどじっくりボンコさん、根はいい人のmsクンもいるしね。そういえば、また怒らなくっちゃ。「メッ!!いくら私を助けようと思ったとしても、嵐と同じようなことしちゃいけません。早くりっちゃんちにおいで。待っているよ。」

彼らの目的はまだ見えないけれど、yahooの掲示板に集まる政治を語るのが好きな“庶民"の声を潰すというのが目的ならば、それはyahooさんがきちんとした対応をするべきかと・・・さあ、yahooさんはどんな対応をするのかしら?落ち着いたら、そして疲れが取れたら、さらにyahooさんの対応によって、また投稿しようかな?今度は信頼できるトピ主のところでね。

とりあえず、みなさまへご報告でした。





NO.22

「自分力」を育てる人を応援 サークル彩 より
 りっちゃん
05/5/25

子どもの安全を守るため、今、地域や大人ができること

CAP(子どもへの暴力防止)大人のワークショップ  サークル彩 公開講座

日時:2005年6月18日(土)
  時間:午前10時〜12時
  場所:福生市公民館本館 第1・2集会室
  講師:NPO法人 市民共同学習プロジェクト子どもひろば
  人数:先着30名 参加無料、資料代100円

事前の申し込みは必要ありません。会場に5分前にお越し下さい。今回は大人向け講座ですのでお子様はご遠慮下さい。次回、親子の安全トレーニングを計画しております。

子どもたちが安心して毎日を過ごせるために、私たち大人が出来ることは何でしょうか。サークル彩は今回、子どもへの暴力防止にむけて、大人むけ講座を開催します。子どもたちの身に迫る危険に対して、どう対処していけばよいかを学んでみませんか。

サークル彩は、公民館で催される講座などに参加した人たちが作ったグループです。(りっちゃんもメンバーです)

“自分らしさ“を大切にし、女性と男性、子どもと大人、共にお互いを尊重しあえる生き方を応援するために、主体的に学びながら、発信する活動をしています。

自身の考えや生き方を大切にしながら、自分と違う考えの人の生き方も尊重する、そんな生き方が出来たら素敵だと思いませんか。

でも実際には子育て・仕事・家族・夫婦・・それぞれの関係の中で「自分も相手も」尊重するのは難しかったりします。

そんな時、一緒に考えたり話し合ったりする仲間がいれば、ちょっとした生き方のヒントをもらったり、気持ちが楽になることもあります。

私たちは「自分力」を育て、一人一人のテーマをもって生きる人を応援します。 一度、彩を訪れてみませんか。

月1、2回、公民館本館を中心に活動しています。連絡は 関根まで





NO.21

声なき声U
 燦燦サンシャインさん
05/5/13

戦争によって日本軍が何をした-とか、犠牲者の数は-とか、当時の日本の状態を証言できる、それに直接 関わった人々がほとんど亡くなっていますので、事実を事実として聞くことも、私達には間接的なことにしか聞こえてきません。その上、事実を曲げたコウゾウされた事実というものも出回っていて、人は、その人の心が信じたいように信じるということから考えますと、それぞれが違う事実を事実だと決め込んでいるのだろうと思いますので、過去の事実を知ることはもう、どうにもならないように困難な気もします。

本当に本当の事実を知るのはとても難しいです。でも、私はこれだけは自分の考えで、日本の国の事実として信じることができます。

それは、私たちの日本がよその国へ戦争をしに行って、たくさんの人を殺したという事実。そして、たくさんの日本人が当時の政府の方針によって人を殺し、殺され、国民が苦しんだという事実、、、。これだけは、日本の過去の戦争による事実として自分で信じられます。

日本の国のした事実というものは、わたしにはそれだけで十分です。今の政治家は当時者ではなくても、国のリーダーとして間違っていたことを認識してまだ生存している犠牲者へ内外問わず、今のうち、ハッキリ、反省の気持を示してほしいと思っています。

そして、内外に示さなくとも、日本は ただもうあのようなことは繰り返さない国を進んでほしいのです。そして、世界の人びとのために貢献できればなお良いと思っています。




燦燦さんが私に当てた投稿をいっせいさんがメールで知らせてくれました。あの掲示板を覗いている時間が私にはないものだから・・・さらに、声なき声の続編も転載させていただきました。




この間、私の友人と私が経験したことを書きましたが、それだけで韓国と中国を理解されないように書き加えます。

まず、これは私が直接聞いたお話からです。

3年か4年ほど前のことですが、英語を勉強にきていた私の甥を通じて、20代前後の中国の若者たちと知り合う機会がありました。私たちとしても特に彼らと話してみたいという思いもありましたから家に連れてくることも勧めましたので何回かきてくれました。

その中に、当時19才だった一人の中国人女性が話してくれたお話をご紹介します。彼女の言葉通りにはできませんが、こういうことでした。

彼女のESLのクラスで、『 時間を元に戻せるならどの時に戻したいか-そしてどう変えたいか』というトピックを出された時のことです。一人の日本人女性が思い掛けない想いを発っしたことで、クラスの皆は驚いて、あちこちからすすり泣きが起こったというのです。

その日本女性の想いとは、自分には中国や韓国の友人たちができた。しかし、日本の国がアジアの国にしたということを思って悲しく思う。だから時間を元に戻せるなら、自分の国を侵略と戦争の始まる以前の時に戻したい。自分は自分の国が他の国との戦争や侵略のない国であってほしかった-というようなことを述べたということです。

感情的な女性だと思われるかもしれませんが、外国で生活すると日本人であるという自覚が強くなります。日本にいた時は日本のことにまるで関心のなかった人でも、外国に住むと、日本の歴史や文化やものや、こと、それらに知らず知らず比べたり興味を持ったり、日本という国と日本人であることに意識をするようになってしまいます。学生の場合、同じクラスで韓国や中国の生徒と交じわり勉強をするという環境にいるわけですから、日本人として日本という自分の国の過去を知ること、知らされることにもなります。(ですから)以前の「声なき声」として投稿した理由にもまた、思いが繋がってしまいます。これからの日本の若い人たちが日本の過去を過去として理解して、その上、平和国家であることの自信と誇りを持てるようにするには、どうしたらいいのでしょう、、、。

その日本人女性は多分、日本にいる間は日本の過去にたいして無関心だったかもしれません。(私がそうでした。)でも、中国や韓国の生徒たちと一緒にいて無関心でいられなくなったのではないかと思います。何も知らなかった自分を恥じ、知ってまた日本の昔を恥じたのかもしれません。私にその話をしてくれた中国人女性も同じように涙を流したそうなのです。

中国人の彼女とは、私の甥が帰国した後も交流は続きました。そして、彼女が私に言ってくれた言葉を書きます。

「私はカナダに来る前は日本人はとても悪い人間と思っていたが、この国でいろいろなたくさんの日本人と出会った。そして、日本人は本当は良い人たち、親切な人たちだ。」と言ってくれました。

カナダという国で日本人に会ったからそのようなことを感じたのかもしれません。(彼女が日本で勉強しに行っていたとして同じように感じたは疑問を感じるのです。)

このように、私たちは私たちで、友好団体に属さなくとも、私たちにできる戦後処理というものを個人的な草の根交流で中国や韓国の人々とお互いに理解しあうことができると思います。国に戦後処理のすべてを任せっきりな国民もいけなかったということで、私たち・が・できることはあると思うのです。

私たち日本人が平和を望む人間であるということを理解してもらえるには、一人一人でお付き合いした言葉と態度が、政治家が相手国の政治家に言うよりも強い力があると思います。

あらためて、戦後処理を国にだけ「おまかせ」ということではいけないと思うこの頃です。

それから、私にノックザジャパニーズと言って刀を振り下ろす格好をした女性のことですが、あれは20年ぐらいも前の事です。その人は香港から、もともとは中国本土からということをききました。どちらの土地でかわかりませんが、教師をしていたということもききました。

私がその人に会った当時、 その女性は60才を越えていたと思います。その人にすれば戦争のころを生きていたわけですから日本人への憎しみは相当だったでしょう。それに、一言、余計なことなのですが、キリスト教の信者で、日曜日には教会へ行く人でもありましたから、本当に溜め息が出ます。

それにひきかえ、こちらで教育を受けた中国系の人々にはあのように日本人に対する 憎しみは感じられません。

近所に中国人の老夫婦がおられます。おばあさんのお好きな花芽の美味しいお野菜が私の畑で次から次にできて、時々持っていって差し上げていたのですが、この反日運動にはいくらか私の気持はくじかれました。少し 重い 気持 で 、 それでも、 今までの関係を維持しなければという気持 で (本当は)自分の肩を押しながら、花芽のお野菜を持っていきました。 いつも喜んでみえるのに、足の悪いご主人がドアを開けにこられましたから、もしかすると、おばあさんも心を痛めていらっしたのではなかったかしらと思いました。

なにしろ、ここでは中国での反日デモも大きく報道されました。そして、バンクーバーでの反日デモには当初、1000人規模といわれていたのですが、 実際は200人ぐらいになりました。 それでも、デモの前の 数日は大きな話題として、各方面からのオピニオンがでておりましたから、 おばあさんもいろいろと耳にされていたことと思います。




私はどんなに落ち込んでいても、なぜか銭湯の帰りはほのぼのになれる。燦燦さんの文章も暖かくって、いいなぁ。

まったくそのとおり、ある意味ではそれぞれが判断することですね、事実と言うのは。同じ掲示板のジョンさんのいう”被害者意識が戦争を引き起こす”というものこれまた納得なんです。

憎しみの連鎖。いっせいさんが私のHPで中東の歴史を書いてくださいました。去年でしたっけ。なぜ憎しみの連鎖が生まれたかが良くわかりました。いっせいさんの結論としては「人間は歴史から何も学ばない」その点について、私は異論があるんですけれどね。

ただ起こったことを知るだけでなく、それをどう未来に生かすか、それが一番大事だと思うのです。人間には知恵がある。時には愚かになって、悲劇を繰り返す時もあるけれど、また揺れ戻る時もある。普通の人が人として、よりよく生きていけば、必ず「神の手」がさしのべられる。いえいえ、神を信じているのではありませんよ。人間総体のバランス感覚でそうなるのではと、期待していると言うことです。

その方法まで燦燦さんは書かれていますね。すばらしい人だなぁ。花(花芽の野菜でした。ごめんなさい!)を持っていく、そういう普段の関係が、憎しみの連鎖を絶つ一番の方法なんだと思いますよ。

銭湯もね、背中を流しっこしたり、特に第9条がウンタラカンタラと言う話はしないのですけれど、みんな裸の付き合いで、優しいんです。

そういう人と人との関係、お互い元気をもらえる関係がいいなあと・・・

ただ、銭湯に来る人は、今の日本では少数派です。すれ違う人たちの無表情がとても悲しくなる時もあります。”井戸を掘る”の中村医師が書いていましたが、アフガンではたくさんの人が毎日飢え死にしている。でも、その中でも人々はにこやかであると。日本は経済的には豊かでも、心豊かとはいえない状況です。少しずつできることから・・・





NO.20

声なき声
 燦燦サンシャインさん
05/5/7

投稿します。まず、私はカナダのバンクーバーに住んでいることをお伝えしておきます。

昨日、こちらでも歴史教科書問題と謝罪と国連常任理事国入りに反対する反日デモが200人程の規模で日本領事館へ向けて行なわれました。

このところの反日デモを見て、私は今の日本の若者たちをとても気の毒に思っています。中国人や韓国人で多数を占めるESL学校などで、同じクラスで勉強をしている日本人の若者たちは、今起こっている日本(人)を嫌悪して非難する反日デモについて、どうして、今頃日本が非難されるのかとても戸惑いを感じているのではないかと思っています。彼らはインタビューを受けていましたが、侵略とかの歴史は知っている。それを日本のしたことを悲しく思うとは言えるだけでした。彼らも私も国民全てが、60 年 以上も前の軍国政治についての真実を知り、それに対する国の反省をきく必要があると思います。そうでないと、反日デモにであう度にいつまでも、戸惑うことになります。

全てではありませんが、中国や韓国で教育を受けた若者たちは日本人について悪いイメージはもっています。実体験として、私の友人と私の経験をお話しします。

私の友人の場合は、彼女が5才の男の子を連れて図書館で本を捜しているところへ韓国人の学生達がきて、「日本人か?」 ときいたそうなのです。 友人が「そうだ。」と答えましたら、突然「アイヘイトジャパニーズ」と言って立ち去ったそうです。

私の場合は、あまり英語も話せない中国人の女性に、突然、「ノック ザ ジャパニーズ」と言われて、私の前で刀を振り下ろすような仕草をされたことがあります。あまりのことに呆れて笑えてしまいましたが、びっくりしもしました。私個人にそんなことをいっても仕方がないのですが、日本人に対する憎悪はかなりのものだったでしょう。最近のデモで、中国の反日教育についてかなり知ることができました。それで、ああなるほど、そうだったのかと、あの時の事を想い出して思いを新たにしました。私がこういうことを投稿しているのはこれからの若い人やこれから生まれてくる未来の子どもたちまで戦争の亡霊と、戦後、国が行なったあいまいな戦後処理と清算のせいでいつまでもアジアの国々の人々から憎まれる立場に置いていてはいけないと思うからです。

「戦争を知らない子どもたち」という歌がありますが、私も戦争とは何も関係のない戦後の平和の中で、私達は平和を望む国民だと信じてきました。でも、世界に出ると、そういう自信と誇りに陰りがかかります。「戦争を知らない子どもたち」の私たちの子供のために、そしてまたその子どものため、それからそれから……のそのまた子どもたちのために、国は今とこれからの日本と日本の国民のために、国として先人たちのあやまちをあやまちと反省をしてその過ちを清算しなければならないと思っています。

私のいいたいことは、諸外国への謝罪は済んだと思います。今回の小泉さんのインドネシアでの発言は世界中が聞きました。でも、日本の国民を戦争においやった国の責任については、まだ国民に国としての反省と謝罪がおこなわれていないのではないのでしょうか。国民への謝罪も大切ですが、国民に反省の気持を示すことももっと大切なことのように思っています。そうして国民にたいしても国のあやまちを清算して過去を過去としなければ、これからの日本人はいつまでたってもまた、 60 年以上も前の事で抗議されると、彼らには関係がないのに戸惑うことになります。今の日本が平和国家と平和の希求者であるならば、それなりの自信と誇りをもてるようにしなければなりません。

今回の反日デモは大きく相手の言葉が大きく聞こえています。ラジオのインタビューでは、中国訛りのある意見はどれも日本を攻撃していましたが、訛りのない意見は、戦後の日本の平和への歩み、貢献などの日本に対して理解のある言葉が主でした。 そして、チベット、天安門、その他、中国そのものに我が身を見ろという意見も多かったです。

私は、かなりの世界の国が日本の戦後60年の歩みを評価してくれている、敗戦後の歴史を無にするようなことはしてはならないと願っています。今回の反日デモは、戦後をやっと抜け出して、平和を目指す国民という誇りと自信を持つためのチャンスではないかと思っています。政治家には今、それをしっかりとやってもらいたいと思います。

私たち海外に住む日本人も投票はできます。いつも、掲示板でのいろいろな意見を興味をもって読ませていただいております。そこから、私なりに勉強することができてネット掲示板は素晴らしいと思っています。それなり党を選ぶにしても人物を選ぶにしてもためになります。そういう思いで掲示板を読んでいる方も多いでしょう。皆様のますますの投稿を期待します。そして、もっと国の行方を国民の意思を反映させるような政治が行なわれるようになってほしいと願っています。

思うまま書きましたが、私の想いをご理解してくださいますように希望します。




この文章はYahooの掲示板に燦燦サンシャインさんが投稿されたものです。いっせい翁から「戦争を知らない子供たち同志が、憎み合っているのは可哀想だとの、主義主張に偏向していないきれいな投稿をされているから、ぜひこちらにも」との連絡が入り、ご本人の承諾を受けて転載させていただきました。燦燦さん、ありがとう。

日本兵が「鬼子」と呼ばれたこと、三光作戦、南京代虐殺、731部隊のことをお知らせしたところ、こんなお返事も頂きました。

「鬼子」の呼び名は知りませんでした。三光作戦のことも知りませんでした。南京大虐殺に関しても最近まで、内容には深く関心をもちませんでしたが、それに関するサイトの肯定、否定の両方を読みましたら、本当の事実はどうだったのかは皆目 わからなくなりました。貴方が有名な事実と言われても、私にはそれが事実なのか事実でないのかわからないので、そのご意見には 何ともいえません。

どちらにせよ、日本人として、日本の本当の事実は知らせられるべきだと思います。そうでないと、私たちの国の土台は砂の上です。

731部隊のことは、少し 詳しく読む 機会がありました。

改めて、日本のしたことというよりも、戦争というものに深い悲しみを感じます。

あのようなことを繰り返さないために、リーダーとなる人を選ぶ私たちの責任は重大だと思っています。

わたしとしては、政治家にはあまり期待していませんが、反日デモにおける問題は、日本を憎む側が知っていることを、日本人のほとんどが知らされないままに来ていることが大きいとあらためて思いました。戦争を起こさないためにも、この伝言版がお役に立てたらと願っています。





NO.19

皆様、はじめまして
 商社マンさん
05/5/4

私は商社マンと申します。今回始めて、りっちゃんちへ、お伺いする者ですが、何卒、宜しくお願い申し上げます。

いっせい翁、久ニ男さん、アヒルさん、りっちゃん、その他多くの皆様の投稿を拝見させて戴きましたが、特に、久ニ男さんの木尽くし日記(イッセイ翁は久ニ男さんを森の博士と呼んでいます)は、何回読んでもいいですね! 最近は、海の漁師も山の植林の大切さを考えるようになって来ました。

川の上流の生態系が海(特に沿岸海域)の生態系に死活的な影響を及ぼしている事を考えながら、久ニ男さんの投稿を楽しみにしております。




ようこそ商社マンさん。セバちゃんが立ち上げたYAHOO掲示板でのお仲間です。ニートのお話から個人的なお話が多くなったので、メールでやり取りをしたほうがいいかと、りっちゃんちにお誘いしたのですが、経済に詳しい商社マンさんからの投稿も期待しております。よろしくね。





NO.18

国際関係の中での「三方よし」
 いっせい翁
05/5/4

近江には明治に来日し、近江兄弟社を創立してメンソレタームを全国に広め、八幡商業高校や他にも学校を作って、恵まれない有意の子達に奨学金を出し、サナトリウム・病院も作り、文化遺産にも指定される大正の数々の建築物に関わった、ウイリアム・ヴォリーズという方がいました。近江の「三方よし」の精神は、この方の精神だったか、それ以前からあったのかは知りませんが、近江商人の血は有名ですね。

まだ現役の頃は、近江商人の精神がまだ生きていて、その心で取引先と接触したものですが、その後米国型プラグマテイズムというのかな・・・プロジェクトチームだとかタスクフオースだとか、それはまだよしとして初の原子力潜水艦ノーチラス号建造の時の、1分のムダ、ミスのない作業工程を参考に、商売の展開を考えろとか、バカでロマンのない手法が時代を席捲するようになってしまった。

国内のことなら、今回のJR西事故を契機に、余りもの効率追求のやり方に反省の芽が出てくることを期待するばかりですが、同じ生活文化を共有する同じ人間同士、おかしいことは改め、三方よしの実現は出来ないことはないのに、先ずは何のための効率化、利潤追求なのか、もう胸に手を当てて考える時期に来てる。

これが国際関係となると、それぞれの国にも三方よしの精神が無いとややこしくなってくる。アジア共同体の構想があっても、よしんば日本に対する反日の感情を乗り越える気持ちがあっても、例えば先週、米国務省前次官のアーミテージが、米国抜きのアジア共同体構想はあり得ないと牽制を入れて来る、ライス国務長官が、低開発国援助は日米戦略的開発同盟の下でやらねばならないとか、牽制して来る。

民族とか領域とかは、そこに住む、いやはるか昔から住んでいた先祖も含め、長い時間の中で一つの文化が形成されてきた。広いか、小さいか、或いは近くだから、そういうことは別にして、ただそこに領土があって人がが住んで来ただけでは、それは民族とは言えない。そこに文化が生まれそれを共有してきた人たちが住んで、彼らにとってそこが「歴史の場」であるが故に、彼らの領土なのだ。

国際関係なしで生きて行けなくなった今日、だからと言って歴史的文化が強固に形作られて来たその場所へ、短兵急な自国の覇権思惑から出てくる政治・経済戦略でガチャガチャさせることは、必ず反動が来るという歴史証明に目を向ける時期だということに、もう気がつくべき時。

国際的な三方よしは何か・・・その発想からの意見挟みなら聞く耳もあろうが、わが国にしても、国連常任理事国入りするなら、ODAを一番多くやってきた、国連拠出金も一番多いからとか、そんな浅薄な発想ではなく、これからの国際的三方よしを目指してとか、何か理念を聞きたいのに、最近、何故という疑問が氷解しないままに進むことが、余りにも多すぎはしないか・・・




近江商人の発祥は信長の安土城、楽市楽座の頃のようですよ。行商だからこそ信用第一というのと進出の心意気とかって・・・

近江商人の血ってなあに?それを調べたかったので検索したんだけど、よくわからなかった。

ODAって、援助金のこと?日本のは、特にひも付きで、その国の人たちが喜ぶものではなく、日本の企業とその国の独裁者が喜んだだけじゃぁなかったけ?お金ねぇ。お金で信用は買えないと思うよ。日本の伝統文化がどうたらって改憲派の人たちが言っているようだけど、近江商人の文化度のほうが今の日本より高かったようね。

3日は憲法記念日。ーみなさんと力をあわせますー共産党による「憲法の改定に反対です」が一面、市民のネットワーク「意見広告の会」による「九条実現」も一面、感動的な朝刊でした。”ごまめにもまとまりゃ出せる平和力 鮫のアメリカかまぼこにする”いいねえ、この心意気。これこそ日本人の文化。





NO.17

反日デモと「三方よし」
 りっちゃん
05/5/2

no.24のコメントにある「三方よし」の解説でもあります。他の掲示板に書き込んでここに移すのを忘れていました。遅くなってごめんよ。

反日デモについて、いとこのメールにもこう書いてあった。

――中国で2万人の反日デモの話があったけど,「自虐的歴史観を改めろ!」なんて言う奴らがいるから余計話がこじれるんだよね。ただ中国側のこうした反応が馬鹿な奴の言動によりはずみをつけさせないかと気になります。歴史から何も学ばない日本があらゆる国からつめたい視線を向けられているんだよね。やられた側は絶対忘れないんだよね。――

中国政府の中途半端な対応に非難の声が多いけど、日本だって、靖国参拝や教科書の問題をそのままにしているからね。相手ばっかり非難しても解決にはならんだろうと思っている。それに政府と中国の青年層とはまた違うだろうから、彼らの心に届くような対応をしないといけないのではないかな?まともな日本人もいることが伝わるといいけど・・・

朝日新聞に、日本経済のことで「物質的・経済的に豊かになっただけで、精神的、文化的に豊かであってこそ始めて幸せといえるのではないか?」という問いに始まる記事があった。時流持論池田守男さん。

「企業とは、社会や人とのかかわりの中で生かされている存在なのである。当然株主だけでなく、お客様や得意先、取引先、そして地域社会や社員など、さまざまなステークホルダー(企業と関係をもっている存在)の期待にどう応えるか、その真摯な姿勢が問われている。これこそが経営者の責務といえる。」

「会社というものは、それを構成する一人一人の人間が額に汗して働き、信頼し支えあって成り立っているものだ。それぞれの会社のもつ文化や伝統、勤勉さ誠実さといったかけがえのない価値もその中で継承され、社会の基盤をなしていく。このように築き上げてきた企業社会が、単に資本と市場の論理だけで動かされてよいはずがない。この21世紀は、むしろ経済が、心の充足といった文化的豊かさを支える基盤となる覚悟で、時代を切り開いていきたいものだ。」

「江戸中期の心学者、石田梅岩は「商いの心」として「先が立ち、我も立つ」と言った。お客様や取引先が満足すれば、自らもいい結果が得られるという教えである。現在の滋賀県、近江を拠点として、全国各地を商圏として活躍した近江商人は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という『三方よし』の経営理念を持っていたという。」

「いずれの教えも己の利益だけを追い求めていては、企業も社会も栄えないという戒めだ。そういった理念は、現在にも通じよう」

売らんかなの三菱自動車の例はわかりやすいよね。安全も考えてくれないと・・・大企業ならという信頼を消費者は裏切られてしまった。ニートの「病気・怪我」も就業中でのことらしい。つまり使えない奴は切られた。うちの会社でもそうだけれど、若者、未経験者を育てる能力とか余裕がない。日本社会全体がそういう傾向にあるのではないかしら?そして中国へ進出した企業が、「三方よし」の理念を持っているかどうか。それによって、反日デモを恐れる必要があるかないかの違いになるのではないかしら?

ちなみに、中国に出張の多い心優しい掲示板仲間は、「心配ないよ」とあっけらかん。普段の行いの違いです。だからね、なおのこと、靖国参拝にこだわって個人的な又は会社間の信頼関係を損なう真似はするなちゅうの!!





NO.16

価値を離れて運動する集合体
 いっせい翁
05/5/1

あひるさん、丁度良かったと言えば失礼ですが、先日飲み会で色々お聞きしたことを、ジョッキのコースターに書き止めたのですが、帰ってみたらアルコールが滲んで判読不明・・・何か読書中のインデイアンの本、何でしったけ、りっちゃん経由メールで教えてください。

インデイアンについての意識は、第一次オイルショックの頃サンフランシスコにおりまして、その時インデイアンが暴動を起こしましてね、アルカポネで有名なアルカトラズ島に立て籠もってしまって、それを見た時、インデイアンのことも知っておかねばと思ってそのまま・・・それから先年、芥川賞を取った新井満さんが、あの作詩家不明の美しい詩「a thousand winds」(千の風になって)を翻訳された時、世界中で原作者はアイルランド人だ、いやケルト人、アポリジニ等など、様々な推定がなされている時に、新井さんだけが古いインデイアン説を推定されていて、その時もまた、インデイアンについて纏まった調べをしていないことを思い出し、またそのまま・・・

あれれ、表題と違う話から始めてしまいました。今回の大事故を初め最近の事故のおそまつさ・・・一つの集合体・組織体、それが資本的組織体となると何故か人の価値を離れた所で、資本の命題に従って運動が繰り返されて行く。小林多喜二という忘れかけていた名前が出たところで、資本論の章節が途切れ途切れに思い出されます。

「資本主義的生産様式の社会にあっては、その富は膨大なる商品の集大成として出現する。商品は本来価値と使用価値の二面性を有する。そして価値そのものも、使用価値を交換するものとしての価値と、本来的に労働の価値を”再生産する”価値との二面性を有する。だが資本は、価値の本質を離れた所でアメーバーの如く自己増殖を始める・・・」

利潤追求の宿命的運動体である資本が、遮二無二利潤だけを求めてそこで生産に従事するものの価値を忘れ去ってしまう・・・そこで働くものの価値の再生産を実現して初めて、全体の正常な価値が保たれるという自然の、謂わば宇宙真理的な原則をなくして、何で人間社会を維持できましょうや・・・資本だけが生き延びて人間不在となった時、一体資本は何を相手に利潤を上げようというのか・・・原理原則を無視した社会は崩壊すると思いますよ。

小林多喜二の「蟹工船」「工場細胞」は原本読んだことありませんが、ただ彼も矛盾解決を共産党でやった為に、当時の世相では即逮捕、30歳の若さで築地署による拷問死を遂げましたね。

ホリエモン体フジ戦争もまだ終わっていない、裏がどうなっているのか、リーマンブラザースだけでは戦仕掛ける筈はないと睨んでおりましたが、あひるさん貼り付けの資料、大変有難い・・・明日これを基に関係図を作ってみます。郵政民営化も、今日のNHKの政治番組になんと、ゴールドマンサックスの社員が出て、机叩かんばかりに郵政民営化を急げと・・・財政諮問委員会委員の小泉御用学者、阪大本間教授も、あれはつまらん学者ですね〜〜〜!

それはそうと、りっちゃんが、JR事故に関係して女性車両を真ん中の4両目辺りにしろと・・・だから遠慮して3両目とか前の方に乗ってはいけません。その後ろの5両目に乗って、女性パワーの太い腕で前からの衝突衝撃を支えてもらはにゃ・・・キャハハハ!




あひるさんに勧められて読んでいる本の題名は「アメリカインディアン悲史」藤永茂著。他に、片岡義男の「影の外に出る」も面白いよといわれたのに、まだ図書館にリクエストしていない。読む暇がなくて・・・

アメリカインディアンには土地の個人所有という概念はなかったんですって。天地は神のもの。だから、それぞれ必要な土地を耕しても、個人の所有というより部族の共有に近かった。農作に慣れない白人のためにいろんな事を教え(今アメリカの有名な農産物のほとんどがそうですって)、開拓に苦労して飢える白人たちに食べ物をプレゼントしたりもしたインディアンに対し、白人はそのお返しにビーズやら、もともとなかったアルコール、少々のお金で、インディアンから土地を買った(ことにして奪った)。もともと文字のなかったインディアンの署名は”×”。

個人の所有ではないからこれらの契約は無効だ。という主張から、インディアンも戦い始めるわけだけど、ありとあらゆる手を使って、まあ、だまされてしまうんですね。インディアンの英雄はとっても武士道精神のある人たちみたいですよ。「かっこいい!!」です。それに引き換え、アメリカ側は・・・結局、アメリカ人にとって、インディアンは人間とは認められなかったから、どんな手を使おうと良心が痛むことはなかった。だから記録もきちんと残っているんですって。

インディアンの生活文化が気に入って、結婚した人も中に入るわけで、アイルランドの人が多かったようですよ。あそこも自然の豊かな聖霊の多い国でしたよね。どこか共通するところがあるのかしら?詳しくは本を読んでね。

「蟹工船」は読んだはず、のっけに女性蔑視の下品な会話があったのだけは覚えているけど・・・後は忘れている。乱読なもので。(^^ゞ

私の腕は残念ながら細くて、脱線、衝突した衝撃なんか抑えられません。ぷんぷん。 だから、事故のないようして欲しいの!!





NO.15

やはり起きたか脱線事故
 あひるさん
05/5/1

初めてお会いしたのですが、書き込みを拝読しているので長い知己のような気分になりました。すごいoff会でした。

いっせい翁とは、ホリエモンのいかがわしさでも、話が盛り上がりましたが時折覗く掲示板に、あの議論を裏付ける書き込みがありました。

http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/382.html

いっせい翁は「最近の企業はおかしくなっていませんか」ともおっしゃいました。そこで「今のように会社から反対派を根こそぎにしてしまえば、良い意見はでません。昔のホンダあたりでは、社長に逆らうような人が、次期社長になったりしたと聞いています。...組合が、働く人間を見るのではなく、会社ばかり見るようになっては、正しい声は通りませんね。」という話になりました。

そして、まさにその翌日に、あの大事故が発生したのでびっくり。いっせい翁の千里眼だったのかもしれないと思っています。

何のためにするのかわからない(実はアメリカの為)郵政民営化の危うさを懸念した議論もありましたが。思えば、強力な組合潰し、つまり反自民・政府対策として、国鉄解体、JR化を考えたのだ、と、のちに中曽根は公言しています。

強力な組合を潰すことで、過度の労働強化を防止し、安全対策に重きをおく声は出にくくなっていたでしょう。組合をどれほど弾圧したかは、国鉄採用差別で検索すればわかります。小林多喜二時代を思い出す余りに非人間的な弾圧です。

郵政民営化の話題やら、沖縄辺野古の飛行基地予定地ボーリングの話題が、大事故で吹き飛んでしまいました。

新聞やらTVを見ると、原因をハードウエアに帰するものが多いようですが、大きな遠因は、民営化による採算第一主義と、なにより強力な組合潰しだったのではと思われてなりません。あまり適性があった運転手さんではないのかも知れませんが、昔なら、先輩がしばらく一緒に乗っていたのかも知れません。

組合活動等で会社に抵抗しなければ、技量は劣っても勤められるという環境は現代日本企業の常識ですけれども。少なくとも「安全優先」を強く主張すればあの会社で働き続けることは困難だったのではと想像します。

JR社長だか誰かが、ポケットに手を突っ込んで歩いたのを、凄い勢いで咎める記者の声がテレビで聞こえました。不快でした。馬鹿な記者の傲慢に過ぎません。小泉傀儡首相のインタビューで、同じ調子で突っ込んでくれるなら尊敬するのですけれど。傀儡首相インタビュー、ゴミのようなよいしょ質問しかないではありませんか。

羊山の芝桜

久二男さんの木尽くし日記に感化され、埼玉まででかけて来ました。女性の中高年パワーばかり感じてきました。




私から見ても初体面のようには見えませんでしたよ。この伝言版で気の合う二人は実際にも気があっちゃったみたいで・・・

"安全"と言うのは大切にしていてもなかなか目には見えにくいものです。乗客の側からも、それはできて当たり前なものですから、時刻どおりに発車する方に注文が集まっていたのかもしれません。でも、"安全"の方が最優先です。

やはり、組合つぶしが目的の民営化だったんですね。人間を大切にするということをおろそかにしてしまったのではないでしょうか?乗客を、働く人を・・・「三方よし」、これを忘れての経営は、結局こういう事故につながるのですね。

喫煙者の私としては、喫煙所を設けてくれるJRには助かっている面もあるのですが、ホームの端っこにあるのは昨今の状況として許せるものの、あちこち移動するのは止めてくれないかなぁ。ホームの端から端まで歩かせられると、電車を一台乗り過ごすことになる。

喫煙所ならいいけれど、今回の事故の教訓を生かして、女性専用車両は真中にしましょうよ。一台目では危険と同居じゃないですか。階段からも遠いしさ。ちっとも女性を大事にしてくれていないよ。

そういえば女性の中高年パワーが苦手というのも二人の共通項?困っちゃうなぁ。私もそのひとりでっせ。最も近頃はパワー不足で悩んでいますが・・・





NO.14

りっちゃんち投稿者の呑み会
 いっせい翁
05/4/25

久二男さん、あひるさん、りっちゃん、昨日は遅くまで、かえってご迷惑をかけてしまいました。皆さん今日からお仕事があるのに、年寄りが勝手に楽しませて頂いて・・・お礼を申し上げます。九二男さんにご迷惑を又かけてしまいましたが、話題があちこちに飛んで、森林の話はまた次回にでもやりましょう。

あひるさんも予想通り論客でした、昔の政治社会を表現する言葉が次々に出て、懐かしくもまた現在にも通じる要素も含んでいて、いろいろと考えさせられました。ありがとう・・・

りっちゃんも二駅くらい乗り越してしまったようですが、体大丈夫か・・・でも楽しかった・・・

次回にまた話題を集めての談論ができることを楽しみにしております。

でも、福岡補選は山拓が復活して、何の政治理念があってのことか、別に個人をどうこう言う積りではないが、いやしくも国政復活を執拗に望んだのなら、それなりの理念を求めたいのが国民というもの・・・福岡選挙民は、低投票で支持しないとの意思を表明したのか、反対意思の表明としては、方法が間違ってると、残念で仕方がない。

でも昨日の飲み会メンバーの意識が、ちゃんと批判精神を持って生活しておられる、ということが分かって、心強い限りでした。またの再開を楽しみに・・・




あっという間の5時間半でしたね。第一回顔合わせの時にいたペコちゃんが欠席なのが残念な気もしますが、今回はまたあひるさんの登場で、にぎやかになりました。只者ではない男3人に囲まれて、私はなんと幸せ者か。

ささやかなHPだったのが、3人のおかげで、大変内容の濃いサイトになりました。いっせい翁とあひるさんのやり取りは旧友のようでしたね。伝言板での丁々発止のやり取りをこれからも期待しております。久二男さんには、また久二男さんしか書けない木尽くし日記に「もっとまめに、写真入りで」という注文も出ました。はい、私も、画像処理技術をもっと身に付けんと・・・です。

低投票率、何とかなりませんかねぇ。国民一人一人が日本の未来を背負って立っているんだという意識をもって欲しいですね。このりっちゃんちがささやかでもお役に立てたらと思っておりますです。只者ではない3人様も、他の投稿者、ご訪問者もこれからもよろしくお付き合いください。

それにしても、なんと楽しい呑み会でしょう。またの機会を楽しみに。





NO.13

新潟震災復興に思う
 いっせい翁
05/4/12

先日、4カ月ぶりに自宅の様子を見に行かれた被災者が、瓦礫の中から愛猫の泣き声を聞いて、生きていたんだ!・・・やっと助け出した記事を読んだ。まあ、ガリ子と名前を変えた方がいいくらいにガリガリに痩せていた・・・エサをぱくついていたから、命が一つ救われた。

全体の復興活動がどのように進んでいるのか、遠くの人間には知る由もないが、復興予算5000億円を巡ってゼネコンの談合が囁かれている。県が2000億円、国が3000億円、これは公共事業費として補正予算が組まれている。

緊急復興分野では地元ゼネコンは24時間、不眠不休でがんばった。問題はこれから、時間をかけて取り組む本格復旧、大型発注が目白押しとなってくる。中央の大手ゼネコンも参入してくる。時間があるからじっくり見積書の談合打ち合わせをしている訳でもないだろうが、落札率が異常に高いらしい。通常、落札率95%以上となると、談合の有無のチエックが入るらしいが、今回は災害と言うこともあって、公共事業体主が特にチエックしてる気配もないようだ。

災害に絡む話だから、被災者のことを思うと、あまりお金のことを細かく突っつきたくはないにしても、公共事業であるが故に、そして災害に関係することだけに、食うためには、瀕死の状態にある建設業界を救うためには何でもありという姿勢では、天下国家が公共のお金を食いつぶしてきたことに弾劾の声が強くなっている今日、公正な復旧活動は厳として守られるべき。

別掲示板で、明治時代にブームを呼んだ武士道の復活、それは国家に命を差し出す者を育成するために、個々の武士が持っていた魂の精神を利用した、それを批判する趣旨のことを書きましたが、武士は、訝がわしいことを徹底して侮蔑したという。武士の規範の中で最も厳しい規範は、裏取引、不正な行為ほど忌まわしいものはないということであった。武士道は国家思想の便宜のためではなく、個々の行動規範を自ら律したものであり、まさにこのような公共の場で発揮して欲しい魂であったと思う。




私も公私混同が一番嫌いよ。もう借金時計の金額を増やさないで欲しいね。母の介護保険で、手すりとかの工事の時に、いつも家の修繕とかをやっている人が言っていたよ。公共事業は単価が高いんですって。一割負担だから、多少高くでも利用者は文句は言わない。自分の懐が痛むわけじゃあないからね。でも、借金時計の金額は膨らむんだよね。新潟の人たちの苦労を思うと、税金でその金額をまかなうことに反対はできない。でも、それで大手ゼネコンが不当に儲けるのかと思うと腹立つよね。チェック機関をキチンとすることが必要だね。それと地元優先のシステムも。バクダットのリバーベンドさんも言っていたけれど、イラクにはイラクの文化がある。美しい橋を掛ける能力があるのに、みんな、アメリカの大手に取られてしまう。イラクの人の働き口が減るってね。新潟の復興はぜひ新潟の人にやってもらいたいものだね。





NO.12

平和への思いを社会に発信しませんか?
 りっちゃん
05/4/8

憲法行脚の会からのお願いがきました。行動力が鈍っている私は、北園の掲示板に書き込んでおいた 普天間ー辺野古 アクション・ネットワーク(郵便振替口座17070-11691541)にやっと振り込んだところです。これからは経済的に厳しいのですが、なんとか協力しなくては・・・

〜護憲のための意見広告へのご協力のお願い〜

日本国憲法が誕生して、まもなく60年を迎えます。少なくとも2世代の間、日本社会に生きるすべての人は、この非戦憲法のもとで殺し殺されることなく、また、子どもたちが兵士に取られる心配もなく生きてくることができました。平和憲法の精神は、日本社会に生きるすべての人に深く浸透し、その平和志向は世界中のどの国よりも強いことは、誰にも疑いようがありません。日本国憲法には、平和主義のみならず、基本的人権や国民主権など、人類がそれまで築いてきた普遍的な原理がしっかりと定められています。

最近、この憲法を変えようという動きが活発になってきました。「憲法は時代に合わなくなった」と改憲に熱心な人々は口々に言います。本当にそうでしょうか。時代が変わったのではなく、逆に憲法を変えることによって、日本社会を根底から無理やり変えてしまおうという志向が改憲論者には強いのではないですか。しかもその方向には、個人の尊厳よりも国家に重きを置く、かつてのような国家主義の姿が見え隠れしています。

憲法に手をつけたい人々の究極の目的は、「第9条」を変えること以外にないのです。第9条の縛りを解くことによって、日本の軍事的な役割を拡大し、米国とともに戦争を行えるような国にするための改憲なのです。戦争ができる国になれば、社会や経済も根底から変わらざるをえないでしょう。人の生き方も変えられてしまいます。

それが果たして、日本の国民にとって幸福を約束するでしょうか。子どもたちの未来に希望をもたらすでしょうか。アジア近隣諸国にとって好ましい日本の変化といえるでしょうか。

私たちには到底そうは思えないのです。私たちは平和憲法の改悪に反対します。むしろ、今こそ「憲法第9条」を高く掲げ、アジアや世界に広げ、生かすときと考えます。

私たちは、平和憲法を守り、生かしたいと願う多くの人々と協力して、私たちの意思を明確に示すために、本年6月15日に、全国紙への意見広告を掲載することを企画いたしました。この日は1960年に日米安全保障条約という軍事条約に反対する戦いの中で、樺 美智子さんが亡くなられた日です。樺さんの死を無駄にしないことを誓いつつ、この意見広告掲載運動を成功させるため、皆様の積極的なご協力をお願いいたします。

賛同金 個人:1口1000円(できれば複数口お願いいたします。) 団体:一口10,000円

郵便振替口座 加入者名:憲法行脚の会全国意見広告運動 口座番号:00130-0-648714

募金の集約期限 5月20日必着

賛同者の氏名・賛同団体の名称については、公表不可の指定がない限り、氏名・団体名の新聞への掲載をさせていただきます。

憲法行脚の会の連絡先はtel 03-5570-5503 fax 03-5570-5504

とまあ、趣旨には賛同するけれど、ちょっと古めかしい文章のうえ,emailアドレスさえ書いていないんだなぁ。募金の集まり、個人からはあまり期待できないみたいだから、しょうがない、一口だけでも参加するか。平和がいいと思う方、よろしくご協力してやってください。





No.11

東京大空襲
 りっちゃん
05/3/5

新聞記事で、ドイツ人が、自分たちが加害者であることを認めながらも、古都ドレスデン(「舞姫」の舞台だよね)の空襲跡を見た時、これは戦争犯罪だと感じたというのが印象に残っている。

日本では古都京都は破壊されなかったが、東京大空襲はあった。あれも戦争犯罪だ。原爆を落としたスウィニーさんの本にも書いてあったが、一般人が多数被害に会うことを充分予想していた。日本の家屋は木と紙でできているから、焼夷弾だけでも炎熱地獄となり、原爆と同じくらいの効果があると米軍ではちゃんと計算していたんだそうな。で、言い訳として、「告知した、逃げないのが悪い」

「ネルソンさん、あなたは、人を殺しましたか?」という本のネルソンさんは元ベトナムの海兵隊員、PTSDの治療と、沖縄の少女強姦事件を期に、自分の経験談を語る活動をしているそうだけど、彼はベトナムがどこにあるかを知らなかった。訓練では、「殺す」ことだけで、相手の国のことや、そこに住む人々のことは何も教わらなかったって。その方が殺人マシーンとして使えるからでしょう。

それでも、地上で、実物の人間を殺した彼はPTSDになってしまうのだけれど、飛行機を操縦しただけ、ボタンを押しただけのスウィーニーさんたちは、いいおじいさんでいられちゃう。たとえその一発で何万人もの命が失われたとしても・・・

知らない、知らされないということは大変怖いことね。空爆は今もイラクで行われているけれど、もし東京大空襲が極東裁判で戦争犯罪であるとされていたら、今ほど一般人が戦争で殺されることもなかったかもしれない。

一夜にして10万人が死亡した(殺されたというべきか)1945年3月10日の東京大空襲から60年になる。各地でいろんな催しものがあるそうだ。私も、母から山手線から見てさっぱりと焼け野原になってしまったこと、同級生もだいぶ亡くなったことを聞いたのと、後は「沈丁花の花咲けば、思い出す、妹よ」という歌を練習したことがあるくらい。悲しい曲だったよ。みんなもあんまり知らされてはいないでしょう?ちょっと足を運んでくださるとうれしいな。

東京芸術劇場 10日、記念式典。8〜13日、「東京空襲資料展」

東京都港区・六本木ヒルズのテレビ朝日一階 5〜10日、「東京大空襲展」 主催は「東京大空襲60年の会」

墨田区・江戸東京博物館 8日〜13日、「語り継ぐ学童疎開展」 主催は全国疎開学童連絡協議会





No.10

『拒否できない日本――アメリカの日本改造が進んでいる』
 あひる
05/3/1

とても気になる名詞があったので、驚いてしまいました。xxの考え休むににたりであるにせよ。

「12人の怒れる男達」、これは日本では決して起こらないことだろうなあ、と昔テレビで映画を見ながら思ったことがあります。制度は強引に導入できも、基本的行動様式は簡単には導入できません。あちらの方式、行動様式が優れていて、こちらが劣っている、とも別に思いませんが。行動様式が違うところに、制度だけ接ぎ木すれば、失敗はあきらかだろうとおもいます。

文化は高い所から、低いところに流れるようですが、制度は、強い所から、弱い所に押しつけられるものなのでしょう。

森田実さんのWeb「時代を斬る」を、羅針盤代わりに読んでいます。そこで、最新記事にある本の話がでてきました。彼は前からその本を大いに推奨しています。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

関岡英之著『拒否できない日本――アメリカの日本改造が進んでいる』(文春新書)書店で偶然何気なく手にして購入、読んで驚いた本です。

そこに、毎年10月に出される「米国政府の日本政府に対する年次改革要望書」の指示に従って、日本改造が1990年代前半から今日に至るまで行われていることが説明されていました。目から鱗。

御承知の通り「年次改革要望書」は大使館Webにも掲載されています。いっせい翁さんの文中にも、第一回目の「年次要望書」の話がでてくるのにもびっくりしました。気になる名詞とはこれのことです。日本がひきずりまわされる全ての根元は、そこから発生するのでしょうから、「偶然の一致」と驚くことはないのかも知れません。

当然ですが、その本の中でも、陪審員制度導入についても触れられていました。ただ、導入は形だけのもので、国やアメリカの利害にとって重要な案件を一般から選ばれた陪審員が判断するような困った事態になるのは避けてある。というような記述があったように覚えています。

郵政民営化も、実は「年次改革要望書」の指示に従って行われる、国民の財産のアメリカへの献上であるというのが、森田氏の説のようです。

話はもどって、政治家や官僚の裁判を陪審員が判断するようなことは、革命でもないかぎりありえないように思えます。フランス革命はジャーナリズムが起こした、という記事をどこかで見たような記憶があります。日本の「変革」はジャーナリズムが妨害しています。

森田氏も書いています。「日本のマスコミは、国民にとって本当に大切なことを報道しません。第二次世界大戦前から戦時中にかけてマスコミは政治権力の手先になりました。御用新聞になり御用放送になりました。いま、70年〜60年前と同じことが起きているのです。」

還暦という周期、暦だけでなく、困ったことに出来事まで一回り、同じことが繰り返されるもののようです。




体調復調ならず、医者によると、「そういえば、少しづつ数値が高い。薬の量をふやしますか」だって。できれば増やしたくない。様子を見ることになりました。

属国化のほうは、様子を見ていてもますます傾斜が・・・森田さんのサイトに「民主政治と国民主権を守るために」という言葉があった。みんな目覚めて欲しいよ。





No.9

裁判員法のいい加減さ
 いっせい翁
05/2/19

あひるさん、今晩は・・・警察・検察・裁判所についての大谷氏他によるフオーラム情報、有難うございます。残念ながら本日、PCが音を出してくれなくて、でも映像を見ていて中身のニュアンスは伝わってきます。

先日yahoo全国掲示板をにぎわした裁判員法改正、私も3回ほど書きましたが、今日は司法までもが米国へ右へ倣えという風潮・・・いや昨年既に「裁判員の参加する刑事事件に関する法律」と言う、いかめしい名前の法律が国会を通過してますから、風潮ではなく、現実なのですねもう、アメリカ映画でよく見る陪審員制度が導入されてしまったのは・・・

この発端は、ご承知の通り、1993年の宮沢首相・クリントン大統領首脳会談で、第一回目の年次要望書が米国から日本へ出された時、そこに日本の司法制度は諸外国の制度に整合性を持たせるようにとの要望が発端になっていますね。でもその時は独占禁止法、民事訴訟手続きについて、となっていましたから、今回のわが国の裁判員法改正が何故、「刑事事件(殺人事件)」に限って民間人を参入させることになったのか、これは確かあひるさんだったと思いますが、検察審議会の空洞化、市民が参加して来ない問題、これを補填する狙いがあるのではと思っております。

ちょっと裁判員法のおかしい所、基本法と実施要綱の矛盾が随所に見られるのですが、これは2〜3回に分けて指摘させて頂くとして、最も難しい所は市民に人を裁けるか、特に日本人の特性からして、仕事を持ってしかも裁判員に任命されると、個人情報は全て調べ挙げられ、それは検察に永久に登録され、かつ被告側に全て公開される。

その前に、「12人の怒れる男達」という映画ご覧になったことはありますでしょうか、もしそうなら、反復で恐縮ですが思い出すという意味で・・・

物語は最初から最後まで、殺風景なアメリカ南部の裁判所の陪審員一室だけでの展開。ある南部の田舎町、蒸し暑い雨の日に父親殺しの少年を巡っての有罪か無罪かの評決を巡って12人の陪審員が対立する。無罪主張はたった一人、後は全員有罪主張、根拠は証人達がその少年が確かに父親に向かって「殺してやる」と叫んだのを聞いたと証言しているから、殺したのだろうと・・・この話、先日国会で南野法務大臣が、三井検事のことでしたかな、「本人がそう言っているのだから、それでいいでしょう」なんて、法務大臣ともあろう者がとんでもない放言をやって揉めていましたが、ましてや普通の市民となると、そのような気持ち程度の判断しか出来ない、ということもあり得る、ということをこの映画は語っております。

11人の有罪主張者の本音は、この蒸し暑い一室から一刻も早く開放されたい、その一心から証人達が聞いた言葉でけで有罪を主張、でも無罪を最初から主張する陪審員が合理的な見解を説明して行くと、無罪に変わる者が一人二人増えてきて、今度は、ならば無罪に変えれば早く家に帰れるのかと、無定見に無罪に傾く。最後まで有罪を主張する頑固陪審員も、愛する息子との葛藤から家出してしまって行方が分からない息子への愛情を引きずる余り、今度帰ってきたら「殺してやる!」と、ついに口走ってしまう。

思いが募って人間「殺してやる」と叫ぶことがある、つまりは証人たちが聞いた「殺してやる」とのほんとの意味は何だったのか、これだけでは証拠にならないとして無罪評決を出した物語。

今回の裁判員法の改正趣旨には、市民の司法への関心を高めるために、と、きれいな言葉が並んでいますが、ならば市民が最も関心を持っている三井検事事件のようなもの、また政治家・官僚の不正民事事件から市民陪審員を出すべきだと思う者です。




ハハ、家のも音声が出ない。映像は見られるようになったけど・・・パソコンの整理がまだできていないのですよ。この頃疲れちゃって・・・今の仕事はやめる予定です。少しのんびりしたい。それまでは対応が遅いかもですが・・・コメントもそんなわけでパス。お許しあれ。





No.8

おかしいぞ警察・検察・裁判所
 あひる
05/2/18

いっせい翁様、皆様

泥棒の話題にからんで、一つお知らせを。ご存知かもしれませんけれど。

公開シンポジウム『おかしいぞ警察・検察・裁判所』2月14日の様子が見られます。

http://www.videonews.com/

常識的には泥棒をつかまえるべき組織、実は組織的泥棒だというのが、よーく わかります。ADSLなどフレッツでインターネットをご覧の方は、是非どうぞ。他の多くの興味深い番組は有料会員でなければ見られませんが。上記は無料!





No.7

泥棒に騙される泥棒
 いっせい翁
05/2/11

あひるさん、初めまして・・・

ベンジャミン・フルフオードの本の事は存じておりません。私なりに、これまでの政府与党のやり方が、国債・特殊法人の問題を通じて少しずつ明るみに出始めて、その結果を検証するたびに、こりゃあもう泥棒と同じだなとの私なりの感触から、考えてきたものです・・・私は1昨年からこの伝言板をお借りして、泥棒を監視せねばと書かせてもらって来ました。でもヨン様おっかけに熱中する人がまだ居る限り、ムリ・・・

でも、本の内容が、プラザ合意以降米国主導で、属国に対する形で日本国民から巻き上げて来たとすれば、日本政策当局は(日銀も含め)泥棒として、青い目の泥棒に騙されてきた情けない泥棒とも言えますね・・・

「ゆでかえる論」、これは和辻哲郎の一文を引用しながら、大和民族DNA論も書きました。でも、DNAのことも少し勉強して見ましたが、アフリカに始まった最古の人類が、世界に拡散して行く過程で、DNAが変化したと言うことはないようですね・・・

移動したDNAは、移動先の自然環境によって、或いは宗教観から、一つの生活形態が型作られ、それが一つの性格的傾向となって現れてきた・・・日本の場合は、四海海に囲まれ、侵略がなかった、やよろずの神々に収穫をお供えすることで、集落共同体として和やかに過ごしてきた、その期間が西洋列強に比べて長かった。その間、DNAが突然変異する、と言うより、外部体験のない環境が、公共というものは何なんだろうと考える場面がなかった・・・神≒お上、みたいな感覚が埋め込まれてしまって、上が言うことは有難いものなので、逆らっちゃいけない、神様に対するお供えは神聖なものだとの、同じような感覚から税を払ってきた、その性格の現われかも知れません。

秩父事件のような、下々からの抵抗が出てきたのは、随分と後になってからですよね。今、フリーターが漂流し、社会保障が崩壊入り口にある、この現状下でもまだぬるま湯につかっているような感じです。第二次大戦のヤルタ協定の裏秘密、北海道、東北地方はソ連に、関東中部は米国が、中国はフランスに、九州四国は英国に、分割占領という事態が実際に起こっていたら、その後の大和民族は、それぞれに抵抗しただろうか、検証の想像力もありませんが、そこで革命的変化が起こっていれば、その後の政治、経済に対する国民の姿勢は変わっていたかも知れませんね・・・

郵政問題はまさに「アメリカに財産を吸い取られ、憲法改悪で命も・・・」全くご指摘の通りです。昨日小泉内閣は、抵抗族との妥協として、僻地郵政事業サービスは継続する、赤字の郵便局には、民営化後の持ち株会社の株式売却益で穴埋めするとの歩み寄り・・・膨大な発行株式を、とてもじゃないが、国内だけで発行できない、ここに米国フアンドに売ろうとの本音がかい間見えます。

それよりも、中国の膨大な資源消費、これを巡るロシアと米国の覇権争いに私は注目して行かねばと思っております。北方2島だけを1兆円でロシアから買おうとする小泉内閣・森派の動き・・・その裏のプーチン・旧KGBの石油支配の目論に乗せられるのか・・・大泥棒に立ち向かうには、国内国民を騙す程度のコソ泥では、更に心配が増えます。

 


私宛じゃあないけど、反論二つ。私の年賀状への返信によればヨン様ファンはたった2%。辛さんによればそれでカッカするのは東アジアへの蔑視と日本の女への所有感覚だそうで・・・まあ、いっせい翁は「純様」の時からだからまだ許せるけど・・・誰が好きかと、政治に無関心は一応別問題よ。

一揆というのは、結構あったんじゃあないかな。「知らしむべからず、よらしむべし」でしたっけ。私のご先祖か遠い親戚だかがのたまわったって言うけど、つまりはそんな危険があった。百姓にはそれだけの力があったということで、だから、士農工商でも2番手に奉られているんじゃないかしら?逆に「秩父事件」以降なくなったという見方もあるんじゃないかな。近代国家とやらになって、年貢ならぬ税金ぼったくりに慣らされちゃったんじゃないかしら?ハハ、只今、北園同期会の新年会(?)より帰宅でいいこんころもちなので、自分の発言に責任は持てないけれど・・・いっせい翁のすばやい反応がうれしいわ。ますますご機嫌になりました。

郵政問題は、私もバイト経験ある宅急便との競合が心配。宅急便は昼間よりは時給高いけど、そんでも安い夜間の仕分けのバイトがいるから成り立っている。管理的には日本人の人の良さで持っているようなもので、システム的には早いけど、安心して宅せる内容じゃあないし、日本中どこでも80円で封書が届くことを保証できるのは国の事業だったからで、そういうことで税金を使わないで何に税金を使うんだぁ?という感じなんですよね。採算を第一優先にしたら、郵便事業は成り立たないんじゃないの?なんて今ごろ言っても遅いのかな?





No.6

泥棒属国の完成
 あひる
05/2/10

時々拝読させていただいていますが題名にびっくりして、まとまらない長文投稿。ご勘弁を。

ベンジャミン・フルフォードというForbes誌の人が同題の本を書いています。 日本は『泥棒国家の完成』状態だと。一読して、そうだと思っていましたから、てっきりその本の紹介記事かと思いました。おそらく同書を意識されたタイトルでは?『泥棒国家の完成』まるごとつまらない本とも言えません。日本の制度あれこれをぼろくそに批判している部分は、あたっていると思うのです。ただ、アメリカの制度・態度には甘く、結局アメリカ雑誌による日本たたき。『泥棒属国の完成』という題であるべきでした。以上が本のお話。以下思いつくまま。

「ゆでがえる現象」という例えが、以前書かれていたような記憶があります。誤解でしょうか?お湯にいきなり蛙をいれると飛び出すが、水にいれてゆっくり暖めると、蛙は気づかずゆであがると。

この国、歴史始まって以来、暴動で国が変わった事はありません。暴動、革命が良いと賛美するわけではありませんが、ともかく遺伝子的に従順なDNAの持ち主なのだという話を読んだ記憶があります。他の国であれば暴動が起きるような状況に万一なっても、国民はだまって静かに倒れるでしょう。まるごと「ゆでがえる」。

国民の不満を外に逸らすのが政治の常道。蒸気を抜くには、北朝鮮との戦争あたり、手軽な策かも知れません。失業者も多少減るでしょうし、何より軍需産業は大いに儲かるでしょう。最近の財界方針、首脳発言、良く読むと「戦争期待」か、少なくとも世界派兵への熱情に溢れています。武部と一緒で、自分は戦地に駐留しないのですから、情熱に燃えるのは簡単。北朝鮮は余りにも弱すぎて、武器大量消費には全く向きません。商売の都合上、もっと大きなイラン、サウジあたりが標的かも知れません。それに敵国が一つ日本周辺から減ってしまえば軍備維持・強化の口実が減ってしまいます。

暴動は意図しておこすのは大変でしょうが、戦争は意図的に起こせます。ベトナムも湾岸も今回も。もちろん一見「相手が先に手を出した」あるいは、それらしい口実は用意するでしょう。そういう戦争を受け入れる空気、既に充満しているように思えるのは杞憂でしょうか。「失業より戦争」。

60年間、外務省はアメリカ国務省の一部局。そこで多少まともな仕事をしようとすれば、検察で三井元検事で見られたと同様、組織から強引に排除されます。(=天木氏。ところで天木氏webは良質です。)

国会でふざけた答弁をし嘲笑している連中、日本の人々の質をそのままの反映でしょう。(小選挙区制が、あたかも見せ物小屋の曲面ガラス・鏡のように、その姿を多少ゆがめてはいるでしょう。)日本は実力に応じて、落ちてゆくに違いないと時々思います。

郵政民営化でアメリカに財産を吸い取られ、憲法改悪で命を吸い取られるのも、もうすぐ。

公というものへの理念がないので、なんとか改めなければいけないと、国は「心のノート」で「愛国心」「公共心」を育てようとしっかり尽力してくれています。国旗も国歌もしっかり押しつけています。教育基本法も改悪されます。やがて父母がこぞって万歳を叫んで兵士を送り、徴兵された兵士が勇んで海外に派兵されるようになるでしょう。古いフィルムで見た光景、この目で見られます。北朝鮮との差は、発音マンセーかバンザイかの違いにすぎません。

サラリーマンの税金が源泉徴収でなければ、「NHK受信料拒否」ならぬ「納税拒否」という究極の反乱があるいは可能だったかも知れません。源泉徴収制度のおかげで、その牙は抜かれています。

日本の税金は、大衆から搾り取り、権力者が幸福になるために使われるための物です。税金からの政党助成金をたっぷり受け取っているのが与党と、隠れ与党である民主党。「盗人に追い銭」という諺そのまま。それだけとってみても、たしかに、「泥棒属国の完成」ですね。




アヒルさん、投稿ありがとう。本当に良くできているわよね。法律って。そう、源泉徴収というシステムでは、「こんな使い方をする政府には税金を払いたくない」という意思表示もできないし、当たり前にピンはねされるから、「払った」という意識も持ちがたい。女性に選挙権がなかった、その前の時代は市民かどうかは税金を払ったかどうかであったとか。会員制みたいなもの?自分たちの会には相当なる会費を払うのは、権利でもある、ついでに口も出そう。そういう姿勢はすごくいいと思うのよね。でも、そういう意識はほとんどの人が持てないでいる。

税金を何とか払わないようにする努力はするけれど、どう使われるかに関心を持つ人は少ない。選挙もおなじ。自分の利権に関係するような人たちは積極的だけど、それ以外の人は、よそ事だと思っている。自分に一票の権利があり、それによって、暮らしが左右されることとは、はなッから気がついていない。それって、無責任のように思うのだけれど・・・そういう風に仕組まれてはいても、自分たちで解決する方向に持っていきたいものだと思ってはいるけれど、この頃チト体力負けしております。みなさんの活発な投稿をアップするだけの元気はありますので、どしどしご投稿ください。





No.5

辛淑玉講演会「女(ひと)と男(ひと)とのもっといい関係」
 りっちゃん
05/2/8

行ってきました。頭痛が痛い状況でしたがなんとか間にあったというか。会場まばら状態。もったいない。お笑いとしても充分楽しかった。まずはこんな話。博多のサウナでテレビを見ていたら、若いタレントが「結婚するなら処女」とのたまわったんだそうな。それを見ていた人たちの反応について会場の男性たちに質問。「馬鹿野郎!!」「てめえは童貞か?」のどっちかとわたしゃあふんでいましたが、皆さん肯定的な答えなのにびっくり。女性と男性ではこうも違うんかい?

正解は「こいつは馬鹿だ」「女を支配しようとしている」留めが「親父は何をしとるんじゃい」。辛さんは相槌をやっと打つくらい、たまたま出会った博多の女たちは鋭かったそうな。いつも母親が「どんな育て方をしていたのか?」を責められるのに、父親の教育責任が問われたことも感心していました。世の中いい方向に変わってきて入るんだという掴みでした。

変わらない代表は組合。経営者の辛さんを春闘の記念講演で呼んだのも「なんか変、ちょっと変、どこか変」(早口でいうこれがなかなか笑える)だけど、会場は男性がほとんど、壇上全員男。その世話は女だけ。「何かを変えたいのなら、今までやってきたことの反対をやればいい。頑張って頑張って働いてきて今がおかしいのなら、頑張らなければいいんです。」とっても反応が良くて、わかってくれたと思っていたら、最後の司会は「辛さんありがとうございました。ではみなさん、がんばろう!!」ですって。

ヨン様ブームについても、「ベッカム様」「純様」の時には、さしたる反応がなかった。外国人でも青い目なら問題にしないのに、東アジアの男になったら急にバッシングが起きた。これは東アジアへの蔑視と日本の女性への所有感覚の問題と指摘されていました。

学校への講演では、女生徒からの質問が多い。「ネバならない」の支配が少ないから何でも質問される。「今日のギャラはいくらですか?」とか。誰もいないときには先生から子飼いの男子生徒が指名される。たいていは「日本が好きですか?」「日本人をどう思いますか?」これは、生意気な、女であり、外国人でありながら日本に住んでいる私への挑戦みたいなもの。で、「あなたの言う日本人には、アイヌは入っていますか?障害者は入っていますか?性的マイノリティは?部落出身者は?父親または母親が外国籍の子どもは?出稼ぎに来て長期に住んでいる外国人は?帰化した外国人は?強制連行されたアジア人は?(もっといっぱい歯切れの良い口調で並べておいてから)・・・・女は入っていますか?」。

男と女の感覚の違いは資料の数字をあげて説明されていました。

夫婦の会話の時間は5分。世界の最下位。内容は、「風呂、飯、寝る」。夫からすると子どものこととかいっぱい話していると言うかもしれないけれど、辛さんが「業務連絡」と言っていたけれど、会話ではないわね。元夫は帰宅が遅かったので、私は子どもと食事を済ませ、彼の食事中愚痴を聞くのが習慣になっていたが、私の愚痴は「疲れているから聞きたくない」の一言で終わった。みいくんの「聞かぬなら聞くまで話そう」の努力は怠っていたわね。だから、会話はできなかった。

子どもも父親と話はしていない。少なくとも子どもはそう認識している。ほっとする時間は寝る時。誰といると安心かという質問には第1位、母親、第2位はキャラクターだそうな。お父さんに話し掛けても「聞いてくれない、楽しくない、怒り出す」。

女性の生きがいは?友だちとおいしいもの。誰と過ごしたいか?夫の90%は妻と、妻の70%は友人と。来世もこの人と暮らしたいか?夫80%。妻30%。つまり、男性の半分はあの世で取り残されるのだ。多分、今の世でも取り残されているのだけれど、気がつかないか、見ないようにしているかだな。

どうしてそうなるかと言うと、男性が働きすぎで時間がないからよりも、人と人とが対等にコミニケーションをとることの大切さとノウハウを習っていないから・・・男は、「泣くな、負けるな、やり返せ」と刷り込まれてしまう。コミニケーション不足でトラぶっても、「俺を怒らせたおまえが悪い」これ、夫婦間じゃなくてもあるね。私の仕事でのストレスのほとんどがこれだわ。日本語の通じない男たち。

同じ理屈が世界でも通用しちゃっている。イラクもそう。俺に逆らうものはテロだ!!と声高に言い張り、自分がテロ行為をしていてもヘイッチャラなんだもの。男の論理はいい加減やめて欲しいよね。

心痛むのは、「こわれている」という言葉。ドメスティックバイオレンスの子どもたち。やはり、人間関係を取り結ぶのが苦手で、暴力でことを解決しようとしたり、自殺を図る子も多いそうです。暴力の連鎖ですね。一番大きいのは戦争で、レッテルを貼って人を差別して、順送りに弱いものいじめ。一番弱い子どもが一番被害を受ける。

で、こんな世の中を変えられるのは女だよ。マ、男でもいいのですが、人と人と対等な関係を結んでいかないと、とんでもないことに、ま、もうなっているわけで・・・辛さんの歯切れよさと違って、私はここんとこ鬱なのか、怠けもん状態。元気が出ないので、帰りの人たちの「やっぱり朝鮮人だからっていじめられたのね」という喋り声に(わかっちゃいないなぁ。自身の問題、世界の問題を論じてきたのに、可哀想な人を見て、ああ私って幸せという感じなのかなぁ)と、お疲れ感が漂っています。講演会そのものはとっても良かったよ。頭痛には効かなかったけれど・・・



 

追伸1  友人によると、辛さんがかつて冗談半分に「帰れ!!」(私も近所の子がそう揶揄されて腹が立った。鈍いので朝鮮人というのは後で知った。もっと腹が立った)と言われたら「天皇もつれて帰ろう」と言ったとか。誰も反応しなかったそうな。私たちをそれを聞いて笑った。天皇も、辛さんも私の感覚では日本人だから帰らなくていいけれど、どうしたって朝鮮系の顔なのに、誰も話題にしないことがおかしいのよ。

追伸2  「こんな時代だからこそ、”平和”と”平等”が大事、”人権”はもちろん!!」2005年3・8国際女性デー女たちの祭り第13回が開かれます。3月12日(土)11:30会場。12:00開始。16:00パレード出発。東京ウィメンズプラザホール。前売り1000円。当日1200円。お問い合わせ:TelFax03-3724-0861 HPはhttp://www1.jca.apc.org/3-8IWD/私は行けないけれど、たくさんの人に参加して欲しいな。高遠さんのビデオメッセージ付イラク・ファルージャの現況、とか、「均子さんの怒り、ため息、そして 笑顔」というフォーラムシアターもあるよ。





No.4

泥棒国家の完成
 いっせい翁
05/2/7

昨年予測したようにいよいよ社会も歪んでしまい、なのに国会は相も変わらず、ノーテンキ・・・国家全体のことが討議されようともしない。

年金を始めとする社会保障費問題は討議されようともせず、ただ増税ばかり。民主党の質問もかったるいねー!景気関係の質問しても、竹中タコ蔵学者大臣に「今は景気の踊り場」なんて、説明されてそれ以上突っ込めない!景気が仮に2%に上がったとして、私の計算では自然税収増加はたったの8000億円、毎年増え続ける国の借金増加は35兆円という天文学的金額なのに、野党はそこに踏み込んだ質問をしようともしない!。

政府税調が計算する増税だけを、国会で議論もせず、簡単に決められて行く。国、地方を合わせて40兆円も税金で払っている公務員の合理化に踏み込もうともしない!社会保険庁の悪事を、たかが地方の保険庁一役人を生贄にするだけで、大悪を検挙しようともしない。

そりゃそうだわな、悪を取り締まる検察庁自らが、裏金作りに励んでいるのだから、十手使いまでこの有様では、もう総泥棒国家と言わずして、他にいかなる表現があると言うのだろう。

暴力団から賄賂をもらっていたとする、元大阪地検部長の三井環を、同じ検察が検挙し、法廷に突き出した。しかし検挙逮捕された元検事は、私を暴力団に嵌めた者がいるとして、仕返しに検察庁内部の裏金、年10億円の悪事をばらすとして、事実を法廷で述べた。

判決はつい5日前、2月1日に出された。大問題は判決前に、その大阪地検判決文が漏洩され、一部国会議員に流された。漏洩したものは多分大阪地検の書記官だと私は推定していますが、漏洩の動機について、判決内容は例え裁判所といえども、当該裁判所から他の裁判所に漏れないことで、判決の独立性が保たれるのに、大阪地検の場合(他もそうだろう)、内容が事前に大阪高裁に流され、大阪高裁は法務省に伺いを立て、そしてそのようなゴマすり漏洩者は出世するという構図が日常的に行はれて来た・・・これでは法治国家の崩壊だと、義憤に燃えた書記官が、事前に判決文を国会に漏洩し、法の秩序がこのように崩れていることに警鐘を鳴らすのが目的だったのだろう。私も1月下旬漏洩された判決文を読んでいたから、2月1日の判決を注目していたら、どんぴしゃり、全く同じ!・・・

判決文では三井元検事を懲役1年8カ月、罰金22万円として、更に、検察の裏金作りは「社会的に重大問題」として、別途明らかにする必要があるとしている・・・

も一つ、小泉が北方四島問題で、うち二島を1兆円でロシア・プーチンに売却しようとしている事にマスコミも国民もまだ誰も気がついていない!ロシア・中国の石油資源を巡るやりとりを見ていると、小泉が北朝鮮問題で活用した例の外務省田中均を極秘に使って、北朝鮮外交の失敗を穴埋めしようとしている。最近、政府広報のCMに、北方諸島問題がPRされていることに怪訝な思いをしている国民も、若干居るようだが、ロシアプーチンFSB(旧KGB)が、石油支配を強化するために、中国へ借金を申し入れているその金額、二度変わっているが、北方二島を名目に東シベリア開発資金を出そうとする小泉が、田中均から報告を受けた二度変わった開発援助資金と全く同じ・・・・

朝日をはじめ、おめでたい日本マスコミも、昨年12月報道で、ロシアへ1兆円拠出で、東シベリア資源輸送パイプが日本へ優先的に敷かれると、一斉に報道・・・バカな甘い調査をするな!ロシア・中国の謀略に引っかかるな!たった1週間前、ロシアは中国へ優先供給を決定してしまった!国内泥棒国家に成り果てた国が、国外泥棒にだまされようとしている・・・もう皆さん、多分来年は暴動に近い状況が国内に出てくると思う・・・もうそこかしこに兆候は出始めております。




本当にうそつきに泥棒が跋扈する時代ですね。一番困ったことには、本人は無論のこと、周りもそれが悪いことと言う認識がない。

昨日の新年会でも話題になったが、輪姦する男どもを「元気でいい」などと、法律違反の者たちを平気で支持する元大臣がいるという日本、それをたしなめる事もできないマスコミと国民。賄賂に関しても、新聞沙汰にはなるけれど、「誰もがやっていること」という風潮は、なんとも改めねば・・・いけないことはいけない。そういう常識が欠如している。公というものへの理念がないから、簡単に私してしまうし、それを許してしまうのではないだろうか。

税金とは誰かが納め、誰かが使うというものではない。私たち一人一人の汗の結晶であり、それを払った人々のために、それも個々人の利益のためでなく、みんなが幸福になるために使われるものでなくては・・・





No.3

金の鶏
 名無しのごんべえさん
05/1/14

(りっちゃんちの柱に飾ってある年賀状の)図案についての説明です。

ロシアの国民詩人?プーシキン作品で有名な童話?に「金の鶏」というのがあります。ロシア人なら誰でも知っている、日本で言えば「桃太郎」のような有名なお話。でも、もっと不気味で、今の社会を予言したような雰囲気もありますが。

その名作が今回ロシア語から翻訳されました。原作のロシア語は、ノルシュテインさんという有名なアニメ作家が読み、日本語は岸田今日子さんが読んだCDがついてきます。

その本の解説中に、あのコーヒーカップ受け皿絵の写真があり、年賀状に流用させていただいたのです。

話では、時折、奇妙な声で金の鶏はなくのです。ドドン王という王様の政権は、鶏の予言の通り、もろくも崩れ去ります。

アーマンド・ハマーというロシア系アメリカの政商、大富豪がモスクワに作った国際ホテルという一流企業の事務所と合体した施設の名物も、この金の鶏。ホテルのホール中央に、塔が立っていてロボットというか機械仕掛けの金の鶏が頂上にありまして、一時間毎に奇怪な声で鳴くのです。

リムスキーコルサコフが作曲したオペラもありますが、独裁政権の崩壊を予言するような内容なので、ペレストロイカまで上演できませんでした。

そもそもロシアの国民詩人?プーシキン、くだらない決闘で命を失ったことになっていますが、彼を嫌った皇帝、政権の陰謀にはめられた、という説もあるくらいです。

試し印刷したら、母親に、色が暗い、明るく、など何度か訂正させられた結果です。気に入っていただけて何より。




ごんべいさんとおかあさんの共同制作ですね。すてきな色合いです。デザインもですが・・・プーシキンの金の鶏、図書館から借りて読んでみます。ありがとう!!





No.2

年賀状
 りっちゃん
05/1/8

いただいた年賀状の中で、一番きれいな絵柄は名無しのごんべいさんので、これは柱に飾りました。内容で一番は中学生のコレ。

You still are blind if you see the winding road. Coz there is always a straight way to the point you see.

(くねくねした道しか見えない君はまだ盲人、いつだって目的地へはまっすぐな道が続いている)

               「Wind」明星Akeboshiより

正月は独り者にとっては寂しい季節。自分の年賀状では元気そうに書いていても、結構へこんでいたのです。ひまな分、くよくよ考え事をしちゃって・・・そんな私には、ドキッとする内容でした。そうだね。近くばかり見ていると障害物やくねくね道しか見えないけれど、遠くを見れば、まっすぐだわ。

今は橋が壊されて通れない道を歩いている人とも、自分なりの道を歩いてゆけば、会えるときがくるかもしれない。あきらめることはないさ。

今日はテ・デウムのオケ合わせ、理解ある課長のOKももらい、楽しく歌ってきました。平和と愛を目指して、歌いつづけよう!!

こんな風に教えてくれる友達もいるし、で、もうひとつ。年賀メールの返信が少ないと寂しく思っていたら、返信のあて先の設定ミスがありました。別な友達が教えてくれたのよ。持つべきものは友達だねぇ。

と言うわけで、12/10〜1/7までの私からのメールは返信しても届きませんので、申し訳ありませんが、アドレス帳か、署名の方のアドレスから連絡をください。

 



No.1

橋を架ける
 いっせい翁
05/1/2

謹賀新年

年末のスマトラ大津波、死者は15万人とも・・・新潟地震のその後の復興はいかばかりか・・・不思議なもので、災害復興に人々は支援の手を差し伸べる。人知を超えた受難は人のせいではなく、それに対し痛みを分かち合い、出来ることは何でもしようと言う人間の本能が働いてくる・・・

方や不思議なことに、戦争となると、それは人が仕出かしたことだから、双方人間のしたことだから勝手にしておけ、ボランテイア活動まで制限される動きも出てくる。自然災害であれ、戦争であれ、原因は違っても受ける受難は同じなのに、原因が違うと助け橋を架けようにも障害が横たわってくる・・・

いつか、美智子皇后様がお書きになった本、人は生まれながらにして、人や物に対し橋を架け、そこを行き交うことを自分の生活に取り入れて生きている、橋を架ける意志を無くしたら、そこからは何も生まれない、との一文を紹介したことがありました。

年明けから小泉首相の靖国参拝問題(結局正月参拝は中止)がまた議論されてますけど、中国も潜水艦の領海侵犯やら、台湾前総統の来日受け入れはけしからんとか、近い国同士で、きな臭い緊張が多いが、何か橋を架けるという発想が出てこないものなのだろうか・・・

朝日投書欄で読んだ一中国人、日本留学生の李飛龍君23歳の投書が目につきましたので再稿しました。

『中国山西省高校卒業後自分は、希望や目的もなく自信を失いかけていた時、親戚のつてで日本に留学することになった。とはいえ、日本に来てからも特別な目的も見出せないことに変わりはなかった。お金もなくなりある印刷会社にバイトの口が見つかったが、そこの社長さんは毎日必ず私に声をかけてくれ、日本語を熱心に教えてくれた。ある日その社長さんが病に倒れ入院した。早くお見舞いをと思っていた矢先、同僚の日本人から、これ社長から君に預かったものだと、一冊のノートを手渡された。そこには、仕事先で使う日本語が細かく記され、他に「李君は偉い、見舞いなんて考えずに勇気を持って人生に七色の虹をかけて下さい」と書かれていた。涙がこぼれ落ちた。バイトはつらい、日本語もむつかしい。でももう迷わない。留学をあきらめず、短大から国立大学に編入し、経済学を習得する目標を達成し、将来は日中貿易の仕事をする、社長さん有難う』・・・

一つの橋が架かりました。




日中友好の掛け橋ね。とほほ、妊娠中に挫折した私・・・これからは経済の中心地となる勢いで、旅行やら出張やら、私の周りでも、大勢いるね。その分、焼餅でしょうか、バッシングもあるようです。特にアメリカとその属国と思しき方たちから・・・でも、中国は大国だからね。なかなかの大人。怖がるよりも親しくした方がいいと思うよ。特に個人的な友だち関係が大切とか・・・

いっせい翁さま、みなさま、あけましておめでとうございます。昨年の「災」転じて今年は「福」となりますように願って、言いたいこと、遠慮なく発言していきましょうね。本年もどうぞよろしく!!





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