簡単に言いますと、「走る自動車模型」ですね。
以前はクリア・ボディと呼ばれる、ペラペラで透明なボディに裏から色を塗り、虫ピン等でシャーシにとめていたクルマを
使用していたのですが、その姿は実際のクルマとは、かけ離れたシロモノでした。
現在の主流は24/1スケールの市販プラモデルをボディに使用し、専用のシャーシと合体させたモノを使っております。


          

遊び方は至って簡単です。
クルマ(シャーシ)の裏にガイドと呼ばれるモノが付いており、このガイドの左右に集電用ブラシを使い、溝のある専用コース
に流れている電気を集電、手元にあるコントローラーにて自ら、その電気量をコントロールして走らせます。
もちろん、コントローラーで上手くスピード調節しないと即、コースアウト&転倒してしまいます。
文章に書きますと非常に簡単そうですけど、一度でも走行経験がある方なら、その意外な難しさを理解していただけると
思いますが、早い話、お近くにサーキットがあれば、ぜひ、足を運んで、ご自身で体験されてみてください。
聞くと、やると、では大違いですよ!

ここで紹介させていただく私のスロットカーは、そのほとんどが実戦レースを戦ったり、全開走行を行っているため、
クラッシュ・コースアウト・転倒・転落!?を繰り返しているため、ディスプレイ・モデルとしては、いささか、見るに耐えない
クルマもございますが、それぞれにレースや走行時の思い出があり、私にとっては、どのクルマも大切なクルマ達です。
どうぞ、その点をご考慮のうえ、ご覧いただけますと、幸いです。



Slot Car GALLERY


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1/32 Slot Car





私がスロット・カーに出会ったのは中学生の頃です。
雑誌等で、その存在は知っていましたが、実物はどのようなモノなのか?
いったいドコへ行ったらできるのか?等々、興味津々でした。
そんなある日、同級生が「横須賀にサーキットがあるから、行ってみよう!」との声が!
近隣に住んでいた私達は連れ立って横須賀にあったシグマ・サーキットへ向かいました。
そこには・・・

当時、シグマ・サーキットは横須賀市のドブ板通りにあったのですが、今でこそ、ドブ板通りは明るく、洒落た感じですが、
その頃は暗く、怪しい場所で、とっても恐かったのを覚えています。
肝心のシグマ・サーキットも、お店、とゆう感じではなく、誰かが、流行らないボクシング・ジム、とか言ってたようなトコでした。

昼間は一見さんの外人さんで賑やかですが、日も暮れてくると、常連さん達がバイクやクルマでやって来ます。
たぶん、居心地は肩身の狭い思いだったのですが、初めて触ったスロット・カーに魅せられた私は、
なけなしのお小遣いから自分のスロット・カーを買い、毎週のように通いだしました。

やがて1ヶ月も過ぎる頃、いつものように友人と二人でコースを走っていると常連さんから声を掛けられます。
「君たち、明日、フレッシュマンのレースがあるから出てみない?」と、満面の笑みで(笑)
後から聞いた話ですが、声を掛けたヒトは優勝候補だったのですが、人数が足りず、レース成立に必死だったようです。
初めてのレース! 緊張と興奮でよく覚えてません。
一つだけ確かなことは、この日から、ドップリとスロット・カーにハマッてしまった事ですね!

やがてフレッシュマンでは2回、勝つことができ、強制的にフレッシュマン・レースから卒業することとなります。
これが地獄の始まりだとは、知りもせず(笑)

当時のシグマ・ホビーで行われていたメインレースは、それは凄まじいモノでした。
それは鉄火場のような一歩間違えば喧嘩、当り前のようなレースだったのです!
技術レベルもシグマ・ホビーは「レースは勝ってナンボ」のサーキットで非常に高く、
以降、2年近く、予選落ちの日々が続きました。
ここが正念場だったのですが、トップのヒト達に怒鳴られながらもレースを続けます。
それだけ、自分にとってスロット・カーは楽しいものだったんですね。
やがて予選通過が叶うようになり、面子によっては入賞もできるようになります。
しかし・・・
やがて、バイクの免許を取得すると、興味はバイクに移り、次は4輪と、約10年の間、
スロット・カーから離れておりました。

が!
4輪でジムカーナに出場、全日本戦を目指していたのですが、努力と才能と資金に限界を感じ、
競技生活を終え、ポッカリと空いた自分に再びスロット・カーが目に留まります。
この頃のスロット・カーはクリア・ボディではなくプラモデル・ボディを使用したものが主流となっており、
今、見たらお粗末なモノでしたが、実車志向の強かった当時の私に
ドンピシャとハマりましたね、
再び、サーキット通いが始まります。

ところが・・・
復帰して1〜2年で活動拠点のシグマ・サーキットが閉鎖してしまいます。
現在もそうですが、「プラフィット」と呼ばれるプラモデル用シャーシの製造もしていたシグマは製造オンリーとなったのです。

ここからが私の流浪のスロット・カー活動の始まりでした!
当時、神奈川県内には他にも4箇所ほどあり、東京にも新規開店したサーキットがあったため、転戦の連続です。
 初めは苦労しましたね〜。

スロット・カーをやっている方で1度でも他のサーキットへ遠征した経験をお持ちの方なら理解していただけると思いますが、
コース慣れしたそのコースの常連さんとトップ争いするのは並大抵のことではありません。
常連さんは、そのコースのスペシャリストですからね。

しかしながら、その経験が自分のスロット・カー技量を押し上げることとなりました。
以降、興味があれば、どこへでも遠征してましたね、名古屋、広島、千葉と。
戦うライバル達にも恵まれましたし、遠征したことにより、他地区の方とも、お知り合いに
なれましたし、非常に有意義な経験だったと思います。

現在はレースから退いて、好きなクルマを好きなように作り、好きなように走らせるスロットカー・ライフを送っております。
もちろん、声がかかれば、お遊び程度のレースはこなしておりますが(笑)

将来、皆さんといつか、どこかのサーキットでお会いすることがあるかもしれません。
その時は、皆様、どうぞよろしくお願いいたします!


たけぞ〜。が走行させていただいたサーキット一覧 (五十音順)

アイリス 様 (神奈川県)
アタック・レーシング 様 (神奈川県)
SAサーキット 様 (千葉県)
SRP等々力 様 (東京都)
A1サーキット 様 (茨城県)
Mサーキット 様 (広島県)
エルバ 様 (神奈川県)
OJISAN 様 (千葉県)
クラフト・サーキット 様 (東京都)
シグマ サーキット 様 (神奈川県)
Jack Racing Club (群馬県)
シルバーストーン 様 (神奈川県)
白金サーキット 様 (東京都)
SLOT BOY 様 (神奈川県)
宝島 様 (愛知県)
タケヤ 様 (東京都)
ディーノ 様 (愛知県)
トイ・スタジオ 様 (愛知県)
道徳サーキット 様 (愛知県)
ドーム 様 (山梨県)
バックヤード 様 (茨城県)
八風堂 様 (神奈川県)
ピットイン 様 (愛知県)
バンプロ 様 (神奈川県)
ヒロモデル 様 (神奈川県)
HOT STAGE 様 (愛知県)
HOT HOUSE 様 (静岡県)
ラグナセカ 様 (神奈川県)
ラビット 様 (三重県)
リンドバーグレースウェイ 様 (東京都)
レーシングパラダイス世田谷 様 (東京都)
レーシングパラダイス葉山 様 (神奈川県)
レーシングパラダイス横浜 様 (神奈川県)
リトルガレージ 様 (神奈川県)

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