TDC Tsutsumi Dental Clinic
 堤歯科クリニック

妊娠中の歯科治療について

歯科Q&A
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Q.今妊娠6ヶ月目なんですが、以前から気になっている歯があるのですが、治療した方がいいでしょうか?

A.妊娠中の歯科治療についてですが、痛みがひどくやむを得ない場合は5〜7ヶ月目の安定期に治療を行います。 ただし、基本的に抗生物質、鎮痛薬などの薬剤は臍帯(へその緒)からお腹の赤ちゃんに影響を及ぼし 奇形や先天性異常の原因になることがありますので、なるべく使用は控えますし、もちろんレントゲン撮影も鉛エプロンで防護して必要最小限にとどめます。

妊娠初期では受精卵が着床するまでの2~3ヶ月は歯科治療によるストレスや麻酔などにより流産の危険性がありますので治療は応急処置にとどめます。特にレントゲン撮影は妊娠初期の胚細胞分裂の時期には奇形の原因として考えられますので避けます。
妊娠後期は、やはり歯科治療によるストレスが原因で早産の危険がありますので避けた方が良いでしょう。
出産後も、授乳期間は薬剤が母乳から赤ちゃんに影響しますので抗生剤などのお薬は使えません。

今現在、歯に痛みがないのでしたら妊娠中の歯科治療は避けて、出産後1年程度たって御主人やお母さまに預けられるようになってから治療に通われては如何でしょうか?

出産直後は授乳等で忙しく、睡眠不足になりがちで体調が優れない時期が考えられますので、そういう時に痛くならないように気をつけて下さい。

歯科治療は妊娠前に検査してもらい事前に治療しておきましょう。次のお子さんをもうける前にしっかり歯の治療をしておきましょうね。

                       

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