TDC Tsutsumi Dental Clinic
 堤歯科クリニック
 

ハイブリッドセラミックスと

金属アレルギーについて

歯科Q&A
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今沢山の種類の歯磨き粉がありますが、あれらは本当に歯にとって+なことかが知りたいです
虫歯からくる歯以外の痛みなどはあるんですか??虫歯の怖さなんかを知りたいです。
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ハイブリッドセラミックスと金属アレルギーについて
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親知らずについて
妊娠中の歯科治療について
ハイブリッドセラミックスについて
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金属アレルギー(掌蹠膿疱症)

イオン化傾向の極端に異なる歯科金属(アマルガムや銀合金と金や白金など)が同時に口腔内に存在すると唾液が電解質となって電池と同じ状況ができます。この時発生する電流をガルバニー電流といいます。このとき金属イオンが溶け出し体内に蓄積され、それが限界を超えると金属アレルギーが発症します。

金属アレルギーの治療
金属アレルギーの治療としては、原因の金属元素を特定するためのパッチテストを行いアレルゲンとなっている金属を全てはずします。通常1〜2ヶ月でアレルギー症状が治まりますので、その後原因の金属を含まない合金やセラミックでの修復に置き換えることになります。

金属の中でもチタンは表面に酸化膜を形成し体内で安定した状態となるためにアレルギーの原因になりにく金属として知られておりインプラントや人工関節などに応用されています。しかし、非常に硬いために加工が難しい、口腔内で除去するのが困難、また天然歯が負けて磨耗するといった問題もあります。

金属を全く使わない治療法としてオールセラミックスやハイブリッドセラミックス、コンポジットレジン修復があります。
ハイブリッドセラミックスはセラミックの良いところ(美しさ)と欠点(硬すぎる、もろく割れ易い)を補うために最近開発されたものでセラミックスの粒子90%とそれを固めるレジン10%でできています。このレジンは環境ホルモンの心配のない素材で安心して使えるものです。硬さは天然歯のエナメル質とほぼ同等で若干柔らかい程度です。粘りがあり割れにくくレジン系の接着剤によって強固に歯に接着し外れにくいのも利点です。

                       

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