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| ヴァイオリンの音程の取り方 | ||||||||
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💡 音程で悩み続けているあなたへ
「チューナーを使っているのに、なぜ音程が合わないのだろう」 「何年も練習しているのに『音程が...』と言われ続ける」 「録音を聴いて、自分の音程に愕然とする」 もしあなたがそう感じているなら―― それは練習不足でも才能不足でもありません。 ヴァイオリンの音程には、300年の伝統に根差した 「"響き"を聴き分けて取る」という本来の取り方があります。 しかし、それを教えられる教室は多くありません。 「調べて調べて調べて、ようやく見つけました」 多くの生徒さんが、当教室に辿り着いた時にそう言います。 あなたが探し続けてきた答えが、ここにあるかもしれません。 このページでは、"響き"による音程の取り方を詳しく解説しています。 ただし、実際に身につけるには、耳を鍛える実践的な指導が必要です。 【このページの著者について】 本ページは、ヤッシャ・ハイフェッツ、ミッシャ・エルマン、ナタン・ミルシテインなどの 歴史的名奏者を育成したことで知られるレオポルト・アウアーの高弟ニコライ・シフェルブラット に学んだ 鷲見三郎・鷲見四郎両先生に師事し、特に鷲見四郎先生のもとでは 13年間にわたり研鑽を積み、さらに ユーディ・メニューイン、ヘンリク・シェリング、 アイザック・スターン、イヴリー・ギトリスといった世界的演奏者から直接指導を受けた 岩本浩一が執筆しています。 → 詳しいプロフィールはこちら まずは、ヴァイオリンの音程の本質をご覧ください。 |
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| ヴァイオリンの音程は"響き"で見つかる! ヴァイオリンは正しい音程で弾くことが難しい楽器とされていますが 音程の取り方は300年近い歴史の中で確立されています。 ヴァイオリンは正しい音程で弾かれたときに、最も美しい音を奏でる楽器です。 ヴァイオリンの"響き"が最大化するところがヴァイオリンの正しい音程であり、 "響き"の凹凸の中から最も響く音を選び取るのがヴァイオリン本来の音程の取り方です。 ヴァイオリンの正確な音程は、その響きの中に必ず正解があるのです。 指や手の形などを工夫するより、"響き"を聴き分ける耳を鍛えることが大切です。 ピアノや電子チューナーなどは、ヴァイオリンの"響き"に基づくものではないため、 それらでヴァイオリンの正確な音程を取ることは不可能です。 しかし、なぜ多くの学習者がチューナーに依存してしまうのでしょうか? チューナー依存をはじめとする具体的な5つの落とし穴とその改善方法については 『チューナーを捨てろ!ヴァイオリンの上達を阻む5つの落とし穴』で詳しく解説しています。 ヴァイオリンの"響き"は、一流の機材を用いても収録ができないため、当然、 チューナーなどでも捉えることはできません。仮に響きを解析できる機器があった としても、音程の取り方を習得していなければ、機器に盲従し続けるだけで、 自ら響きを聴き分ける耳は育ちません。その結果、演奏に際しては、結局は 勘と経験で音程を取るという状況からは抜け出せなくなります。 ヴァイオリンの音程の取り方を学べば、自らの耳でその"響き"の中から正解を 判別し、本来の最も美しい音でヴァイオリンを演奏できるようになるのです。 録音では、たとえ正しい音程としての「結果」が聴こえたとしても、 その裏に隠された音程選択の「過程」は決して伝わりません。 これは、録音技術にこだわったカラヤンでさえ、 実演の響きを完全には収録できなかったことからも明らかです。 また、YouTubeやオンラインレッスンでは、その手法が再現できません。 誰もが経験している、実演と録音の違い。コンサートホールで聴いた音と、 録音で聴く音は、明らかに違う。その違いこそが"響き"なのです。 大切なことは、実際にその場で直接指導を受け、ヴァイオリンの"響き"を 聴きながら、本来の音程の取り方を体得することです。 開放弦の響きを目安にする ヴァイオリンの音程の取り方で一番わかりやすい例は、 開放弦の響きを手掛かりにするものです。 例えば の音は の開放弦が共鳴して と響くように の音は の開放弦が共鳴して と響くように の音は の開放弦が共鳴して と響くように の音は の開放弦が共鳴して と響くように奏でます。また の音は の開放弦が共鳴して と響くように奏で の音は の開放弦が共鳴して と響くように奏でます。ただし の音と の音は音程が異なり の音と の音は音程が異なるなど開放弦の共鳴ではなく音程を定めるものも多数ありますし、 重音、旋律、旋律の前後関係、音域によっても音程の定め方は異なります。 開放弦との共鳴は、ヴァイオリンの音程の定め方としては、あくまで目安であって、 さらなる音程の微調整が必要な場合もあります。 例えば『ヴァイオリンのテンプレート――あなたの演奏が変わる瞬間』で示したように 開放弦と同じ名前の音でさえ、開放弦とは異なる音程で弾かなければならない場面も あるのです。 より細かい音程の調整は、弦の上に無数に存在する「響きのポイント」を 聴き分けることで可能となります。 関連記事 『ヴァイオリンの『一点』から湧き上がる美しく豊かな響きの「流動」』 響くポイントは一つではない 例えば なお、[シ]の音程は、上記も含めて5種類あります。 この5種類の[シ]の弾き分けは、指の形や間隔を工夫することで得られるものではなく、 ヴァイオリンの響きを耳で峻厳に聴き分けることによってのみ見極められるものです。 しかし、"響き"で音程を確定する指導には、非常なる手間暇と指導する側の圧倒的な 耳の能力が必要であるため、今では音楽大学においてさえ教えられなくなってしまいました。 その結果、音楽大学を出ていても、プロとして活動していても、響きによる音程の取り方を 知らないまま教えている指導者が実は少なくないのが実情です。 例えば、メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調の冒頭の[シ]は、 その5種類のうちのどれで弾くべきか。 この問いに正確に答えられる指導者は、音大教授も含め、多くはありません。 実はこのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲こそ、ヤッシャ・ハイフェッツらを育成した レオポルト・アウアーの高弟ニコライ・シフェルブラットに師事した鷲見四郎先生が、 日本音楽コンクールで初代優勝された際に演奏された曲です。 鷲見四郎先生は第2回コンクールでも優勝されたため、優勝者は再参加できない規定が 設けられたほどでした。そのシフェルブラットの指導を受ける四郎先生の傍らで学ぶことで 名教師となったのが、鷲見三郎先生です。 私(岩本浩一)は鷲見四郎先生のもとで13年間にわたり研鑽を積みましたが、 このメンコン冒頭の「シ」の音程の弾き分けだけでも、数時間にわたる指導を受けました。 それほど、「シ」の1音が持つ深さと、響きによって音程を見極めることの重要性は大きいのです。 実際の演奏では、そのようなヴァイオリンならではの音程の取り方に 留意しながら奏でる必要があります。 また、例えば の音の場合正しい音程よりも、相当程度低いとあまり響かず (音符の位置を相当低くしてイメージを表現しています)正しい音程よりも、ある程度低くてもよく響かず (音符の位置をある程度低くしてイメージを表現しています)正しい音程の場合、ハッキリした音でよく響き ![]() 正しい音程よりも、ある程度高くてもよく響かず (音符の位置をある程度高くしてイメージを表現しています)正しい音程よりも、相当程度高くてもよく響くポイントがある (音符の位置を相当程度高くしてイメージを表現しています)というように、音程が正しい場所は最もよく響くポイントとして確認できます。 (音符の位置を段階的に上下させてイメージを表現しています)(なお、上掲の譜例は、音程の高低と音の響きをイメージとして よく響くポイントを簡略的に示したもので、上掲以外にも響くポイントは 複数あります) このように、弦の上には響くポイントが多数存在し、 その響くポイントの一つひとつが『一点』です。 『一点』はいずれも、ヴァイオリンという楽器の個体差を超えて、 物理的に最も美しい音が豊かに鳴りきる場所です。 そして上掲のように同じ音符でも『一点』は複数あり、 複数ある『一点』の中からどの音程を選択するかは、 歴史的に確立されている音程の取り方に基づき決まります。 『一点』は、指の形や間隔を整えることで得られるものではありません。 チューナーが測定できる単純な周波数ではなく、楽器全体が共鳴し、倍音が豊かに響き合う 複雑な物理現象です。ヴァイオリンの響きを自らの耳で聴き分け、その響きの中から峻厳に 見極めるものです。そしてその『一点』から流れ出す響きは、持続音として紡がれ続け、 次の音へと向かう自然な推進力を生み出し、音楽に生命を与えます。 多くの学習者が悩み続ける音程の問題は、この『一点』を耳で見極める訓練なしには、 根本的には解決しません。チューナーで「合っている」とされた音程が、必ずしも 『一点』であるとは限らないのです。 単音の音程の取り方のルール ヴァイオリンの単音における音程の取り方のルールは 『Scales by Simon Fischer』のページで掲げた Scales by Simon Fischer(サイモン・フィッシャー/スケールズ)の How to tune each note of the scaleの項目に 特殊な記号を用いてまで示されています。 ![]() (上掲の画像はHow to tune each note of the scaleの一部です) 重音の音程の取り方のルール ヴァイオリンで重音の音程を正しく取る際に、手がかりとなるのが[差音]です。 [差音]は、2つの音を正確に取って同時に弾いた時に聴こえる第三の音で、 重音では、この[差音]が聴こえるように音程を調整することが求められます。 『Double Stops by Simon Fischer』のページで掲げた Double Stops by Simon Fischer(サイモン・フィッシャー/ダブル ストップス)に すべての調における[差音]を前提とした重音の音階練習が示されています。 ![]() (上掲の画像はC majorにおける3度の重音の音程の取り方の譜例の一部で 2の譜例に示された黒い音符が、その重音を正しい音程で奏でた際に聴こえる[差音] 3の譜例に示されている矢印が、その重音の音程を微調整することを表しています) [差音]は、重音の音程の正しさを規定し判断する手がかりとなりますが、 その[差音]が鳴っている前提で、さらなる微調整も必要になります。 なお、上記の書籍で示されたヴァイオリンの音程の取り方は 20世紀最高の「弓弾き」として総ての弦楽器奏者から尊敬を集めた偉大なチェリスト パブロ・カザルスから、20世紀の名伯楽として知られたドロシー・ディレイ、 そしてディレイに学んだサイモン・フィッシャーへと受け継がれた最低限のルールです。 また、そこで示された音程が実際にどのような音なのかも、繰り返し指導を受けることで 初めて身につくものです。 調弦(チューニング)のルール ヴァイオリンで調弦を正しく行うために[差音]は欠かせません。 の調弦では の差音が の調弦では の差音が の調弦では の差音が響くように調弦します。![]() なお、[差音]は2つの音が同時に鳴れば物理的に発生する現象であり、 新しい弦でも使用中の弦でも同様に聞こえますので、必ずしも弦を新品に 交換する必要はありません。 音程の調和と法則 このように、ヴァイオリンの正しい音程は、物理的な調和と倍音構造の法則に基づいて 定まるもので、恣意的に選べるものではありません。物理法則に背いた場合、 響きは不安定となり、音楽全体の完成度を損ねてしまいます。 例えば、開放弦との共鳴が一つの目安となるように、正しい音程で弾かれた場合には 楽器全体が共鳴し、美しい音色が生まれます。また、倍音構造の法則は、基本音に対して 倍音がどのように生じ、どのように響き合うかを決定し、演奏全体の調和を支えています。 音程の適切な選択は、演奏者の個性や独自の表現を引き出すための基盤となります。このため 正確な音程の取り方を学ぶことが非常に重要であり、歴史的に確立されてきた方法に従うことで ヴァイオリンの響きを最大限に活かすことができます。 「導音は高めに取る」といわれますが、その高めとは、感覚的なものではなく 響きに基づく『一点』で音程を取った結果であり、『一点』として定まるもの です。 「旋律はピタゴラス音律で、重音は純正律で」という考え方も同様です。 これは複数ある『一点』の中から正しいものを選び取った結果として そうなることが多いというものであり、原則ではあっても絶対ではありません。 音律という考え方の前に『一点』を知らなければ、正しい音程には辿り着けず、 美しい音色も引き出せません。 「演奏者の数だけ音程がある」という言葉があります。 これは正しいことです。しかし、その意味するところは、演奏者が恣意的に 音程を作り出しているということではありません。 物理法則に基づく『一点』は、同じ音符に対しても複数存在し、 その複数ある『一点』の中からどれを選択するかが、歴史的に確立された 音程の取り方に基づいて決まります。 「演奏者の数だけ音程がある」とは、その選択の結果として現れるものです。 恣意的な音程の創作ではなく、『一点』という物理的根拠の上に立った 選択の差異が、演奏者それぞれの音程を生み出しているのです。 音程への追求がもたらす運指・運弓の技術 ヴァイオリンの響きを聴き分け、正しい音程が取れるようになるにしたがって、 正確な音程の美しい音が豊かに響くようになります。 また、正しい音程を取る際には響きを求めるので、音程への追及により 運指(左指)と運弓(右手)の技術も向上します。 音程を探究する訓練は、ヴァイオリンの演奏技術の根幹を成すものなのです。 しかし、多くの学習者は「姿勢や手の形を直されるけれど、それでも変わらない」 という経験から「私には才能がないのかもしれない」と考えてしまいます。 実は、姿勢や手の形といった「表面」の工夫だけでは、ヴァイオリンが本来持つ美しい "響き"には辿り着けないのです。 ヴァイオリンには300年の歴史の中で確立された、"響き"に基づく音程の取り方が あります。この本質的な方法を理解し体得することで、初めて運指と運弓の真の洗練が もたらされるのです。 音程の微調整が織りなす美しいアンサンブル ヴァイオリンは自らで音程の調整が可能な楽器であることは、 ギターのようなフレットが無いことからもわかります。 ヴァイオリンの音程を微調整することで、音程の異なる楽器の集合体である オーケストラでの演奏をはじめ、さまざまな楽器との演奏にも対応できるのです。 音程が固定されているピアノなど鍵盤楽器との演奏では、優秀な鍵盤楽器奏者は、 響かせ具合で音程の聴こえ方を調整することに加えて、ヴァイオリンの側が 音程を調整することで、美しいアンサンブルが成立します。 ヴァイオリンの響きから始まる可能性を感じてみませんか? ヴァイオリンの正しい音程は、"響き"の中にあります。 しかし、"響き"といわれても、はじめはよくわからないものです。 "響き"とはどういうものか、どのように"響き''を聴き分けるのか、そして 正しい音程はどのように選ぶのか。すべては、耳を鍛えることから始まります。 "響き"の感覚をつかみ、"響き"に基づいた音程感をしっかり身につけるためには、 実際の指導と実践的なフィードバックが欠かせません。 イワモト ヴァイオリン教室では、お一人おひとりの進捗に合わせ、 "響き"を聴く力を磨きながら音程を確立していく指導を行っています。 ヴァイオリンの音程の取り方という土台をしっかり固めることで、 あらゆる曲での応用が可能となり、最終的にはそれを独自の演奏へと 発展させていくことができます。 なぜ多くの学習者が音程で悩み続けるのか、その根本的な原因と包括的な解決法については 『伸び悩む全てのヴァイオリニストのための世界水準の本格指導』で詳しく解説しています。 ヴァイオリンの響きを通して、その先の可能性を広げてみませんか? |
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♪ ここまでお読みいただき、ありがとうございます
もしあなたが今、 「理屈はわかった」 「でも、本当に自分にできるだろうか」 「実際にどう学べばいいのだろう」 そう感じているなら―― その疑問は、今ここで学んでいる生徒さん全員が 感じていたことです。 【あなたに知っておいていただきたい3つのこと】 ▶ 「響き」は誰でも聴き取れるようになります 「私には音感がないから...」 そう思う必要はありません。 "響き"を聴き取る力は、才能ではなく 正しい訓練で身につく技術です。 当教室では、耳を鍛える段階的な指導を行っています。 ▶ チューナーからの卒業は、思ったより早く訪れます 「チューナーなしでは不安」 その気持ちはよくわかります。 でも、正しい音程の取り方を習得すれば チューナーよりも自分の耳のほうが はるかに正確だと実感できます。 ▶ 音程が変われば、すべてが変わります 音程は単なる「正確さ」ではありません。 正しい音程で弾けるようになると、 運弓も運指も、音楽表現も、 すべてが劇的に向上します。 それは、多くの生徒さんが実感しています。 実際に当教室には、こんな声が届いています: 「20年間、音程に悩み続けていました。ようやく答えが見つかりました」 「チューナーもピアノも使わずに音程が取れるなんて、目から鱗でした」 「音程が変わったら、先生から『別人のような演奏』と言われました」 あなたが探し続けてきた答えは、ここにあります。 勇気を出して、まず一歩、踏み出してみませんか? あなたからのお問い合わせをお待ちしています。
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✓ 300年の伝統的奏法による"響き"の指導 ✓ チューナーに頼らない本物の音程習得 ✓ 初心者〜音大生・プロ・指導者まで全レベル対応 ✓ 音程が変われば、すべてが変わる 本当に上達するレッスンのお問い合わせはこちら → |
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