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サイモン フィッシャー スケールズ Scales by Simon Fischer ヴァイオリン教室(バイオリン教室) ヴァイオリン レッスン 東京都 神奈川県 調布 つつじヶ丘 仙川 狛江 成城学園 登戸 

~Double Stops by Simon Fischer~
(サイモン・フィッシャー/タブル ストップス)

Double Stops by Simon Fischer サイモン・フィッシャー タブル ストップス 

サイモン・フィッシャー
ダブル ストップス
Double Stops by Simon Fischer

 以下は
 イワモト ヴァイオリン教室(岩本浩一)で使用する
 主な教材に関する私の考え方を
 エチュードに限って記述したものです。

 レッスンを申し込まれる判断材料として
 レッスン方針・レッスン形態のページなどとも併せてご覧ください。



Double Stops by Simon Fischer(サイモン・フィッシャー/ダブル ストップス)
ヴァイオリンの音階教本として
重音の練習に特化して作られた教本で
その特長は2つの点に集約されます。

その第一の特長は
重音の音の取り方における[運指]において
例えば、どちらの指を先に押さえておいて、残りの指を押さえるか
例えば、前の和音の指を維持しておいて、 次の和音を押さえるか
といった練習課題が事細かく挙げられています。

また第二の特長は
重音の音の取り方における[音程]において
3度、6度、10度の重音で導かれる差音を明示し
その差音が聞こえるように重音を奏でることで音程が特定できる
といった譜例が24の調(12の調の長調と短調)の総てで掲出されています。

そして
既述の[運指]のやり方と[音程]の取り方を踏まえたうえで
上の音の音程に合わせた場合の重音としての音程の微調整の練習や
下の音の音程に合わせた場合の重音としての音程の微調整の練習についても譜例を掲げ
24の調の総てにおいてムラなく、正しい[運指]と[音程]が
誰が行っても再現性がある形で正しく学べるように編まれた教本になっています。

ヴァイオリン バイオリン 重音 音程 取り方
 
(上掲の譜例の画像はC majorにおける3度の重音の音程の取り方の譜例の一部で
  の譜例に示されている矢印が、その重音の音程を微調整することを表すとともに)
  
の下部に示された黒い音符が、その重音を正しい音程で奏でた際に聴かれる[差音]ですが
  その重音を正しい音程で奏でた際に聴かれる[差音]は最低限の基準でしかなく
  その[差音]が聴かれる=鳴っている前提で更に必要な最終的な調整方法については
  レッスンの際にお伝えしています)

そうした点で
その構成は画期的なものとなっていますが
その内容は伝統的なヴァイオリンならではの正しい音程を誰もが身に付けられるもので
学習者のみならず指導者や演奏者においても改めて学び直すべき点も含まれています。

また
学習者によっては差音が聴き取り難い、あるいは聴き取れない、といったケースもあり
そうした場合にはこちらの記事で触れたやり方や、それ以外の手順も踏まえることで
差音が聴き取れるように指導しています。

(ヴァイオリンにおける重音の練習は
 ややもすると単音の音階に対して“ハモる”ようにもう一方の音を重ねるという
 抽象的なポリシーにおいて曖昧に指導され練習されるばかりであった範疇に対して
 具体的に差音を示すことで確定的に重音の響きが導かれるように綴られている点が
 従来に無い音階教本となっています。
 けれども
 そのように従来も単音に対して“ハモる”ようにもう一方の音を重ねる場合も
 この教本のように示されている差音が鳴るように両方の音程を取る場合でも
 「響きをよく聴く」
 「音程を微調整して合わせる」という原理では変わりがありません。
 そうした点で
 単純に差音が鳴るか?鳴らないか?
 或いは差音を3度、6度、10度の24の調の総てで確定的に奏でられるか?
 という練習の方法にばかり目を奪われてしまうのではなく
 響きをよく聴いて音の相互の音程を微調整して調和するように奏でる
 という練習の目的にこそ留意して指導ならびに学習する必要があります。
 ただしその際
 こちらの記事でも触れたように、単純な電子音の場合には差音は聞き取り易いものの
 実際のヴァイオリンでは倍音や余韻が豊かに鳴れば鳴るほど差音はそうした音に埋もれる
 ということは単純に差音のみが目立つ響きであることはヴァイオリンの音として好ましくない
 という前提を忘れることなく奏でる必要があります。)
 

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