おれおれ詐欺

日頃から「おれおれ詐欺」は知っていますが、その人たちはどうして被害に遭ってしまうのだろうと思っていました。交通事故の示談金など孫や息子に成りすまして請求され、振り込んでしまう話は耳にタコができるくらい聞かされてきました。私は、自分は絶対に大丈夫と思っています。???


ところが先日顧問先の社長さんから次のお話を伺って、え!本当!私は大丈夫かしら。
中小企業の会社へ「おれおれ詐欺」の営業マンが訪問し、たとえば電話やFAXについて、ISDNからADSL等への回線変更に伴うリース契約、インターネツトの接続の手数料等にかかるリース契約等をさせられます。NTTの電話料と一緒に支払は落ちますと言われるので、何の疑問も持たずに、NTTの料金だと錯覚します。月々7,000円くらいが電話料と一緒に口座から落ちるので、電話代が少し高くなったのかなくらいに思って5年間支払ってしまいます。というか現在支払途中の会社が少なくないとのことです。騙されたことも知らずに。

私はこの話を伺って、自分の支払を見直すべきと思いました。今年は物価高になるので、高い安いの前に、今支払っている金額が妥当なものなのか否か請求書を改めてよく見てチェックし、その後で、経費削減する方法はどうすれば良いのかと、真剣に考えなければと思いました。

同じように、地上デジタル放送開始に向けた架空請求、税金の還付を装った振り込め詐欺やなど新たな手口が目立ち始めているとのことです。

ご自分が騙されたかなと思った時は、

     個人の場合は東京都消費生活総合センター(03-3235-2400)

     事業者の場合は、財団法人東京都中小企業振興公社(03-3251-7881)

へご相談ください。

 

2008年02月01日