寂聴の法話

夫がインフルエンザに罹り、私は微熱があったので、久しぶりに土日の2日間寝込みました。確定申告期間中ですので重症になりたくない思いで寝ていました。症状は大したことがなく、寝ている間暇なので、寂聴の京都での法話を録音したものを聴いていました。すごーく面白くて笑ってしまうのですが、その話の間に間に大切なことを言っています。

質問コーナーがあって、聴衆の一人が、嫁姑、小姑とのいさかいで恨みごとを言うと、他人を恨んだり憎んだりしてはいけません。自分にとってプラスになることは何も無い。自分がつらくなるだけです。許すことをしなさいと。この話を聴いたとき本当にそうだと思いました。

私は、30歳のとき、姑と喧嘩して1年間音信不通になりました。その時姑は70歳でした。私は、めんどくさい姑と付き合わなくてよかったと思いながら、心の底では自分のいじわるな行為が苦しくて許せなくて痩せました。今から思い起こすと一番精神を病んでいたと思います。

1年後、私は意を決して姑と同居することにしました。同居したことでいろいろありましたが、楽しく生活することができました。

2015年03月01日