2009年1月20日バラクオバマアメリカ大統領が誕生しました。
「60年たらず前だったら地元のレストランで食事をさせてもらえなかったかもしれない父を持つ男が、大統領就任の神聖な宣誓のために、あなたたちの前に立つことができた。」
と演説してから、7年が経過しました。オバマ大統領自身は、理想を掲げより良い世界を目指して頑張っているとは思いますが、なかなか理想通りにはいきません。
2016年5月27日広島訪問で、謝罪すべきとかいろいろ意見はありましたが、オバマ大統領のできる限りの演説だったと思いました。
「アメリカという国は、シンプルなことばで始まりました。『すべての人は平等で、生まれながらにして生命、自由、そして幸福を追求する権利を持っている』と。
ただ、こうした理想を現実のものにすることは、アメリカ国内であっても、そしてアメリカ人どうしであっても、決して簡単なことではありません。しかし、この理想は大陸や海を越えて共有されるもので、追い求めること自体に大きな価値があるのです。どの人もそれぞれの価値があり、誰の命も貴重なものです。私たちが伝えなければならないストーリーは、私たちはみな、人類という1つの家族の一員だということです。それが、私たちが広島に来た理由です。」
オバマ大統領の願いが、いつかなうかはわかりませんが、上に立つ者は常にこうあってほしいと思いました。