第78号 確定申告です、所有株式は大丈夫?、阿鼻叫喚

確定申告です

 

所得税の確定申告期間は、2月16日(金)から3月15日(木)までです。

銀行等の振替納税を選択していらっしゃる方の振替日は、4月18日(水)です。
贈与税の申告期間は、2月1日(金)から3月15日(木)までです。
消費税の確定申告期限は、4月2日(月)までです。
銀行等の振替納税を選択していらっしゃる方の振替日は、4月26日(木)です。
会社の社員の方や友人などの確定申告のことで、質問のある時は
ご遠慮なくどしどしお電話ください。
できる限り対応させて頂きます。

所有株式は大丈夫?

というタイトルで、昨年4月号・5月号・6月号に書きました。
昨日の株式市況は、バフル崩壊以来最低の水準で日経平均12,883円でした。
公定歩合も最低で0.25%になってしまいました。


現在、上場されている株式を売却した場合、申告分離課税制度と源泉分離課税制度のいずれか自分にとって有利な方法を選択できます。


ところが、今年の3月31日をもって源泉分離課税制度の適用が廃止されることになっています。しかし、この制度は2年間(15年3月31日まで)継続することになると思います。(政府与党案で、今国会で可決する予定)


源泉分離課税制度は、売却価額の1.05%の所得税を納めることでその他住民税等の課税はなく、手続きも簡単に済んでいます。


申告分離課税制度は、株式の購入・売却の際、計算書を保管して一定のルールに従って売却益の計算をして確定申告をします。申告分離課税制度というのは、株式の譲渡損があっても他の所得との損益通算はできず利益のある時のみ課税されます。その税金は、利益の20%の所得税と6%の住民税です。


                        

 


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2001年03月01日