第91号 平成14年度税制改正法案成立、公立学校の週5日制

平成14年度税制改正法案成立

平成14年度税制改正案が、先月29日に参院本会議で原案どおり可決成立しました。


先月の通信で書いたように土地の譲渡益課税が4,000万円超の場合、昨年までの26%から32.5%になりました。


また退職給与引当金制度が廃止となり、退職給与引当金残高を中小企業の場合は10年間(その金額の10分の1ずつ)で取り崩すことになりました。


交際費については、資本金1,000万円超5,000万円以下の法人の定額控除限度額が現在の300万円から400万円に引き上げられました。


定額控除限度額の20%を損金不算入とする取り扱いは従来どおりで該当法人については、ほんのちょっぴり減税です。


中小企業について、課税される留保金額にかかる法人税額の5%が軽減されました。


留保金課税が、ほんの少し軽減されました。

公立学校の週5日制

公立の小学校・中学校・高等学校が、この4月から週5日制になります。


やっと、欧米並みにゆとりの勉強ができると思っている家庭いやいや私立学校は今まで通りの学校が多いので、学力が低下するのではと心配する家庭いろいろあると思います。


私事ですが、娘が学芸大学の世田谷小学校に通っていた頃土曜日に家庭学習日という日があって、家庭で勉強してくださいとのことでした。但しこの家庭学習は算数や国語というのではなく、何でもOKでした。ですからその日は、図書館・博物館ということもありましたし友達同志でアイススケート場やプールへ行ったこともありました。家族で、旅行をしたこともありました。


土曜日には机の上の勉強ではなく、普段学校では経験できないことを家族で計画をたて将来社会に出たときに役立つことを、楽しみながら実践してほしいと思います。。

 

 

 


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2002年04月02日