番外編　　　和南城洋子（わなじょう）のページ

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旅日記（Ⅴ巻・思い出の記）　　　近郊散策　　　　　よっちゃんの折り紙の部屋　・　続　　　　　　　　　洋子のプロフィール　　　
　　　　　　　　　　　　彫刻家和南城孝志の世界へ

　　　　　　　　　　　　　　　➜　前書き



　　2000年初め頃、仕事（ピアノ指導）に　育児・家事そして彫刻家の夫の手伝いと秒刻みの日々の生活から、時間的・
　　経済的にも少しゆとりが持てるようになり、結婚後封印していた海外旅行に目が行くようになりました。
　　娘の大学入学をきっかけに、インターネットを独学でやり始め、亡夫に頼まれ、この“彫刻　和南城孝志の世界”の
　　ホームページを作成しているうちに、面白味が沸き出し、中学同期・１０期HPに旅日記を載せ始めたのが“
　　よっちゃんの旅日記”の始まりです。

　 　亡夫の一人旅というのは、寝袋を持って地図を片手に、気が向けば現地で数日滞在し、１ヶ月が2ヶ月になり、
　　気が付けば夏が過ぎ　雪がちらつき、用意した衣類では間に合わず、慌てて日本に戻ってくるという
　　自由気ままな男のロマンそのものでした。
　　車の運転が出来ず、そして怖がりの私は、亡夫のような一人旅は到底できません。
　　私の旅行は、旅行社が企画したツアーに、親子または友人、又は一人で参加して出かけた所ばかりです。

　　若い20代後半、ピアノ一筋で人にはピアノと結婚していると言われながら、ただやみくもに練習し上に向かって
　　突き進み、ついにはイタリア・ローマへ約２年間の留学に出かけました。
　　大きな布製のトランクに楽譜と１年分の衣類を詰め、たった一人で、横浜から船でナホトカへ　鉄道で
　　ハバロフスクそしてシベリア鉄道でモスクワへ、そこで２泊の後　イタリア・ローマへ。
　　自身　今振り返ると、”よくもまぁ！！？？たった一人で行けたものだ”と驚きですが。　
　　青春時代って勇気と希望に溢れ　怖いもの知らずで、素晴らしいですね。　
　　未だに振り返って見て　自分自身ではなく別の人のことのような＝夢の世界だった気がします。
　　年を経ると　怖がりで勇気も無くなりとてもじゃないですが出来ません。
　　現今は、旅行社の企画した観光旅行ばかりです。