TDC Tsutsumi Dental Clinic
 堤歯科クリニック
  

噛むことの
   大切さ 
Part1

 

 

歯は小さな心臓である(微小循環のお話)

 みなさんは『足は第二の心臓』だということを聞いたことが有りませんか?

 足の付け根の大腿部の静脈には逆流防止弁がついているのです。心臓から送りだされた血液が足のつま先まで流れて来ると今度は重力に逆らって心臓まで戻らなければならないのですが、血液が戻るための圧力を心臓にだけ頼っていたのでは心臓の負担が大きすぎます。
 そこで歩くときに足の筋肉が収縮して血液を心臓に押し戻すわけです。このときにあの
逆流防止弁が働いてポンプのように血液をスムーズに送り返すわけです。これが『足は第二の心臓』だと言われる由縁なのです。
 
ずっと座ったままや立ったままでいると足がむくむのはこの仕組みがうまく作用してないからです。  

歩くことで全身の血流が良くなってリフレッシュされます。もっと積極的に歩きましょう。

 おっと話がそれましたが、実は小さな歯にもこれと全く同じ仕組みがあるのです。歯の周囲の歯肉と頬の境界辺りに逆流防止弁がついていて、噛むたびに歯の周囲の歯根膜組織が骨と歯に圧迫されて、毛細血管内の血液が外へ押し出されていくのです。ここでも逆流防止弁が働いて心臓のようにポンプの役割をするわけです。このことによって歯や歯の周囲の組織に十分な栄養と酸素が行き渡り、新陳代謝を活発にし健康な状態が保たれるのです。

しっかり噛んで歯や歯肉を健康に保ちましょう

                       

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