夢の別荘ライフ
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さらりーまん♪別荘用地を買う

バブル前

妻は貯金魔ですが、時々、ばーんと使います。 ある日 突然、「別荘が欲しい」と言い出した。
妻も私もサラリーマン家庭で育ち、友人にも金持ちは居ないので、思いも寄らない発言でした。 ともかく翌日は早起きをして、ドライブに行くことにしました。

延々とドライブして着いた所は、高原の牧場の隣で、別荘が点在していました。 確かに広々としていて、日当たりも良く、夏なのに風がさわやか。ちょっと別世界でした。 山小屋風のモデル ハウスの値段を聞くと、自宅購入よりは現実的な金額。 その為か、人気があるようで、残り僅かになっていました。 で、販売を担当する不動産さんの車で見に行くと、そこは崖。
『ここに、別荘が建つんですか???』
「モデル ハウスもそうですが、基礎を組んで、そこから鉄骨の柱を立てて、その上に建てます。」
ガードレールはあるが、落ちたら、助からないゾ! 『子供が小さいので、ちょっと危険ですネ。』
「弊社が開発した別荘地がこの近くありますが、そちらも見られては、どうでしょうか?」 と、言って綺麗なパンフレットをくれた。 牧場で牛乳を飲んで、次の別荘地へGo!。でも、1時間かかりました。

次の別荘地は、地方都市の郊外。りんご畑を抜けると、林間邸宅地と言う風であった。 とても静かで、ちょっと高そう。 くじけかかったが、ともかく販売事務所に入り、前の別荘地で紹介されたと言った。
「あそこは、高原なので涼しいでしょ。でも、周りに何も無い。」 確かに、あそこは山と牛だけだった。
「ここは、高原では有りませんが、森の木を切らずに開発したので、涼しいですョ。」 なるほど、確かに涼しい。
「また、町まで近いので、夏休みなど長期滞在の買物に便利。電車で来ることも可能です。」 なるほど。
「標高が低いので冬も過ごせます。陶芸家と、退職された ご家族が2所帯 定住されています。」 なるほど、形の良いコーヒー カップやグイ呑み、花瓶が何点か展示されている。
「観光地や、ゴルフ場、スキー場に1時間以内で行けます。」 なるほど、別荘に来て、楽しむことも考える必要があるナ。でも、ここら更に1時間て、何県?
取敢えず、平地と、傾斜地の土地を見た。 平地には、おしゃれな別荘が数軒建っていた。地価が高く、無理かナ。
傾斜地の物件は、先ほどの崖と比べると緩斜面。 谷底はやや平らだったが、目の前には登り坂が見えるだけ。 でも、上の方は明るくて良さそうダ。
最初の別荘地よりちょっと高かったが、あっさり決めてしてしまった。 資金計画も無く、今考えると本当に無謀な買物でした。

土地の購入で、自己資金を使ったので、別荘の建設は先にすることにしました。 ともかく土地を購入したことが嬉しくて、3時間半かけて見に行きました。 近所の観光地にも行きました。ルンルン。
でも、子供の成長に伴う出費の増加で、貯金が増えません。 傾斜地は建築費が高い事もあり、結局 建てることができませんでした。 そこで売りに出したら、幸いにも売れました。
握り込まないで正解でした。

今回のことで学んだこと

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