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インド・ダージリン編

◇ ダージリンへの想い(その7)〜テミ茶園〜

数時間走ると何となく心地良い風景にかわってきた。
どことなくなつかしいここちよい気持ちになる。桃源郷(?)を思わせる。
昔の日本の田舎風景が広がる。とてもすがすがしく気分がいい・・
茶園はどこかな〜〜〜と探して走るジープ。なんせここには一箇所しかない茶園。
だけど・・・・なんとかどうにか無事発見。 "テミ茶園"到着。
こちらでも茶園のマネージャーが、にこにこと穏やかな表情でやさしく出迎えてくださる。
疲れも飛んでいい気分。
こちらの従業員の方たちも、皆皆どこかで会った
ことがあるような懐かしいようなお顔立ちである。
日本人と同じ顔である。
妙に親近感がわいてしまう。
とてもはずかしそうにしている。
話し掛けても言葉が通じない。
でもにこにことしてくれる。
テミ茶園の人たち

こちらの茶園は数年前まで3箇所あった茶園を一つにまとめて州が経営をしているのだ。
みんな公務員ということだなーーー。
早速、茶園を見学させていただくことに。
ちょうど一日の作業の終わるころだったが
全ての行程を見学することができ、
詳しく丁寧に説明をしていただきとてもうれしい・・・
この茶園は、本当にきれい!!! 
穏やかな茶園風景がひろがり、
のどかでのんびりで心地良い〜〜〜〜
大好きになってしまった。
茶園風景
茶摘の様子 茶樹はダージリンから移植されたものらしいが
やはり長い年月で気候風土になじんだ
個性豊かなお茶が仕上がっていく。
茶園をかこむ桃の木があったりすると、
やはり桃の香りが微妙にかおるお茶に仕上がる。
とても面白い。感動してしまう。

ここで見学後、シッキム州の大臣が突然いらした。私達もびっくり!!
なかなかお会いできない方と握手したりご挨拶したり・・・・これもラッキー!!!
ここの茶園のお茶もこの州にとっては、大切な経済を支える輸出品なのである。
時々こうやって大臣自ら視察にいらっしゃるとのことだった。
なるほど・・・りっぱな方だな〜〜
それにしてもタイミングよくお会いできてとても感激だった。

マネージャーの用意してくださったテミ紅茶で"アフタヌーン・ティーブレイク"!!
お庭でのすがすがしい空気と見事な景色を眺めながらのティータイムは感無量〜〜〜
これが本当の"至福のひととき"お茶も最高においしい!!!!!
今回私が一番感激した茶の味である。
ダージリン茶と同じ形状外観なのに微妙に香り・味が個性的。
テミ茶園をしっかり主張してくる。
香りは、甘くフラワリーという表現がぴったりくる。お見事!!という感じ。
ほんとうにおいしい。感激してしまう。
あっという間に帰る時がきてしまったが、なんとなく去りがたくもっと居たい・・・・と
強い思いにさせられた茶園・テミ。絶対に忘れない・・・
後ろ髪引かれる想いで"テミ茶園"を後にした。

夕方遅くになりシッキム州第一の街、ガントク到着。もうすっかり辺りは暗くなってきた。
今晩はこちらの元王室の別荘だったというホテルに泊まる。
チェックインを済ませ部屋に案内された。と、突然真っ暗!停電??
部屋も外もまっくら本当に何にも見えない・・・
こんなにくらい経験は、生れて初めてかも?本当に真っ暗・・・
なにやら不安な一夜が始まった・・・・・・

・・・・・つづく

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