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![]() ◇ ダージリンへの想い(その1)〜インド着・ティーオークション見学〜 私がお茶の魅力の"とりこ"になってから是非行ってみたかった、北インド・西ベンガル州・ダージリン。その長い間あたためてきた熱い想いが実現したのが2000年の春4月だった。 心躍る気持ちで成田から空路シンガポール径由で約10時間インディラ・ガーンディー国際空港に到着した。 翌朝、デリーの市街地でのチャイ屋などのチェックもそこそこに、国内線で空路バグドクラへ。約2時間・・・・ここからいよいよあこがれの地"ダージリン"へ出発の予定が少し変更となり、この街の"ティーオークション"(シリグリ)を見学させていただくことになった。
会場見学後、数人の茶園のマネージャーの方々が待っていてくださり、別室で私達にティスティング《試飲》して欲しいお茶があるとのこと、早々インド産緑茶(?)の試飲となった。インドでの初ティスティングである。 緑茶の国・日本で生まれ育った私には何とも不可思議な飲み心地。どうしても日本の緑茶と比べてしまう。要するに日本人のイメージする緑茶とは随分違って、やはり鋭い渋味だけが強調されているようで(これはもともとの茶葉自体の種類の違い)コメントを求められても的確かつやさしい(?)言葉が見つからない。日本人向けとしては難しいという結論に・・・・・さすがにそれも見込んでの試作らしく、今健康ブームのヨーロッパ、主にドイツ向けだと聞いてなぜか安心してしまった。 さあ、いよいよジープでダージリンへ向け出発。 | |||||||
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