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インド・ダージリン編

◇ ダージリンへの想い(その4)〜プッタボーン茶園・サングマ茶園〜

ダージリンで2つ目に訪れた茶園は、"プッタボーン茶園"。
この日は、朝から晴天でとても気持ちが良い。
4月中旬のダージリンは日本の4月と ほとんど変わらない。
朝晩はとても冷え込むけれど昼間はとても過ごしやすい。
ここの茶園は、日本でも{通}と呼ばれる(?)人たちの間では
すでによく知られている茶園である。
経営者・マネージャーと揃って出迎えてくださる。
シルクのスカーフのようなレイを首にかけてくださる。
チベット仏教の歓迎の*しるし*だそうだ。
喜んで迎えてくださる気持ちがとてもよく伝わってくる。
プッタボーン茶園
(プッタボーン茶園)


早速、工場と茶園をみせていただく。
今年出来上がったばかりの"ファーストフラッシュ"のティスティング。
ずらりならんだティスティングカップに上手にいれていく。
私達と一緒にマネージャーもティスティングを開始。

やはり昨日の"マカイバリー茶園"と香・味が微妙に違う。
これがここの茶園の個性かな・・でもさすがに香りはすばらしい。
若々しくきりっとしまった味。
茶園は管理がよく、働く人たちも気持ちの良い人たちばかり。
ここ"プッタボーン茶園"は老舗だけあってプライド高く紅茶に対する姿勢・歴史の重みを感じとることが出来た。

今年の"ファーストフラッシュ"はとてもよい出来だ。
(・・・・聞けばこう答えが返ってくるのは当然なのだが・・・)

私自身は"セカンドフラッシュ"に期待したいと思いつつ、ここの茶園を後にした。


午後は、"サングマ茶園"へおじゃました。
ここの茶園では、ご主人があいにく英国に出張中とのことで
奥様とマネージャーの方の歓迎をうけた。
ここでもやはりシルクのレイを掛けてくださった。
工場から茶園まで車で案内され、丘陵にお行儀よく育つ
茶畑を見学。私も茶摘のまねごとをさせていただく。
なかなかうまく摘めるものではないなー・・・と周りの
現地で働く人たちに圧倒されながら早々失礼した。
やはり毎日何年も働いている方達は
いまさらながら手早く上手。
改めて手摘みの大変さ、貴重さを再認識。
サングマ茶園の茶摘の様子
サングマ茶園の茶摘の様子

紅茶製造の工程も見学が終わり、ご夫人の案内でご自宅で"ティータイム"。
女同士という気安さも手伝って話題は、お茶のことより
ご夫妻のことだとかお子さん達のことに花が咲いた。
とても素敵な優しい方という印象を受けた。
ここで働く人たちも優しいお顔に見えてくる。
記念写真など撮り合って、リラックスできた唯一の茶園だったかも・・・・
こちらの茶園も銘茶園だけあってしっかりと管理された工場で
衛生的に作業がなされ、"サングマ茶園"としての個性もはっきりでていた。
とても落ち着いた気持ちになれた、そんな茶園だった。

明日は、早朝3時起床で"タイガーヒル"からの美しい日の出(ヒマラヤ山脈)を
観に行く予定。
お天気が良いといいなー・・・・・早めに眠りにつく。

・・・・・つづく

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