◇ ダージリンへの想い(その3)〜ダージリン到着!・マカイバリー茶園〜
しばらく走るとようやく第一の訪問先"マカイバリー茶園"に到着した。とうとう"ダージリン"に到着したんだな・・・・と。すっかり日が暮れて暗くなってしまっていたが、茶園のマネージャーが待っていてくださった。こちらの茶園ではすでに今日の仕事は全て終了してしまっていたがご好意で工場を案内していただくことになった。私達がこちらの茶園の見学を希望した理由の一つに数年前からこちらでは、"有機栽培"に取り組み成功しているという話を聞いていたからだった。 |  (マカイバリー茶園) |
日本を発つ数日前に、英国BBC放送が取材に訪れてテレビ放映されていた。
暗い中、茶園内の製茶工場へ案内していただいた。 |
ここで簡単に紅茶の製造工程の説明をしてみましょう!
1・摘採・・・・・茶畑から生葉を摘みとる。
2・萎凋・・・・・摘採された生葉を室内で寝かせ萎れさせる。
3・揉捻・・・・・萎凋した生葉を機械でよく揉む。
4・発酵・・・・・揉捻された葉をしばらく放置し自然発酵させる。
5・乾燥・・・・・完全発酵させた葉を乾燥させる。「第一次完成品」
荒茶として完成する。
こちらの"マカイバリー茶園"では実際に工場が稼動しているところは見ることはできなかったし、茶園も見ることができなかった。しかし工場見学の後、マネージャーから ことしのファーストフラシュ(新茶)の試飲をしませんか?とのお話があり早速ティスティングルームへ。
20個ばかり並んだ"テイスティングカップ"を一つ一つ試飲していく。
これができたての"ダージリン・ファースト・フラシュ!!" 何とも形容しがたい感動!! |  (テイスティングカップ) カップにはそれぞれできあがった日ごとの お茶が入っていて、味はすこしずつ違うのです。 |
おいしい、とか素晴らしいとかいう表現では足りない。ただただ感激〜〜 「長い間の憧れの地」こんなところで"テイスティング"していることに情けないくらい感激してしまっている。
素晴らしい〜〜〜
"香り・水色"が素晴らしい。若々しい香りとパンチの効いた渋味。
これだ!!と感激もひとしおだ。
素晴らしい香りに送られてダージリン市街地のホテルへ向かう。
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