埼玉県蕨市のアロマセラピー、ヒーリング、ヒプノセラピーサロ



 不妊症を考える
 

ホルモンバランスと不妊の関係


妊娠に必用なホルモンとしてエストロゲンとプロゲステロンの2つがあります。
エストロゲンとプロゲステロンは視床下部の指令を受けて卵巣(
視床下部→脳下垂体→卵巣)で作られ分泌されます。
月経が始まってからおよそ14日間は排卵に向けてエストロゲンが増加していきます。
そして排卵が終わるとエストロゲンが減少し、プロゲステロンが受精に備え子宮膜をやわらげるために増加します。
その後妊娠がなければエストロゲンとプロゲステロンが減少し、排卵日からおよそ14日後、子宮内幕が体外に流れ出ます。
エストロゲンやプロゲステロンの分泌が低下すると着床障害の要因になったり、
もし妊娠しても妊娠を維持するのが難しくなるおそれ(
プロゲステロンの働き)があり、気をつけたいところです。

エストロゲンを助ける働きのある女性ホルモン様作用のある精油

クラリセージ、フェンネル、バジル、イラン イラン、
ゼラニウム、ローズ、スターアニス

またスターアニスとフェンネルはちらもアネトールを多く含み精油の中でも、エストロゲンに最も近いとされています。
(しかし残念なことにプロゲステロンに近い成分が含まれる精油はほとんどありません。
現在のところチェストツリーという精油が、唯一日本で手に入る精油のようでした。
精油以外にもハーブティーやチンキタイプとして販売されており、そちらのほうが一般的なようです。
アロママでは今のところ取り扱ってません。)


ストレスとホルモン


ストレスがかかると脳は体を防御するために、ホルモンを分泌したり血管を収縮させたりするよう
視床下部が、脳下垂体や自律神経に指令を出します。
そして指令を受けた脳下垂体や自律神経は副腎皮質刺激ホルモンなどの各種刺激ホルモンを放出し、それを受けた
副腎皮質
甲状腺、膵臓、卵巣、といった自律神経によって制御されている内分泌腺
各種ホルモンを分泌して、なんとか身体バランスを保とうとします。

そして、お気づきでしょうか?この
視床下部→脳下垂体の指令ラインはエストロゲンとプロゲステロン
の分泌を促す指令ラインと一緒なんです。
一緒ということはもちろんストレスの影響を受けざるを得ないという事です。
そして残念な事に体は生殖機能よりもストレス回避のほうを優先してしまうのです。
(それほどストレスが体に及ぼす影響が大きいという事ですね・・・)
なので日々ストレスに悩まされるような生活を送っていると、必然的にホルモンバランスが崩れてきてしまう訳なんですね。

また、
視床下部→自律神経のラインでは、視床下部が逆にホルモンの影響を受けることもあるため、
ホルモンの変化のリズムが自律神経の働きに影響を及ぼすこともあります。
なのでホルモンのバランスが不安定になると、それにつられて自律神経のバランスも不安定になってしまいます。



基礎体温を測ろう

基礎体温を付けることが自分のホルモンバランスを知る唯一の方法です。
基礎体温を付けると低温期(エストロゲンの働き)と高温期(プロゲステロンの働き)があるのがわかり、
この2つの温度の動きで排卵日が分かります。
(排卵直後に基礎体温が約0.5~1.0℃上昇)

正常であれば2週間前後であるはずの低温期が3週間以上ある人はエストロゲンの分泌が少ないと考えられます。
エストロゲンの分泌の低下は卵巣の機能低下を招きます。


正常であれば2週間前後であるはずの高温期が10日未満の場合はプロゲステロンの分泌が少ないと考えられます。
プロゲステロンの低下により高温期が続かないと、子宮内で受精卵が育たない可能性があります。


低温期と高温期の差がないという方は、エストロゲンもプロゲステロンも少ないということになります。
つまり排卵障害を起こしている可能性があります。
(排卵せずに子宮内幕がはがれ出血する場合があり、生理がきていれば必ずしも排卵している事にはなりません。)




まとめますと、
基礎体温を計ることによって低温期が3週間以上あり、エストロゲンの分泌が少ない事が解った方は
生理直後に 上記に挙げた精油の力を借りて、エストロゲンを補うようにケアするのがお勧めです。

高温期が10日未満だったプロゲステロンの分泌が少ない方は
排卵日直後からプロゲステロンを補ってくれるチェストツリーを使いケアをするか(あまり簡単には手に入らないため)
ここはストレスとホルモンの関係にあるとおり、とにかくリラックスしてホルモンバランスをとっていくために
自分の好きな精油を用いて、ケアするのが良いでしょう。


低温期と高温期の差がない、両方のホルモンの分泌が少ない方は
上記2つの方法の組合せでのケアがお勧めです。


ケアの仕方についてはコチラへ




アロマセラピーの良い点は心地よいと感じる香りを嗅ぐと、即座に脳の視床下部が刺激され、
脳のほかの部分や体にメッセージを送り、ストレスを軽減して、
ホルモンの分泌指令を正常化してくれるところです

ストレスには何の精油がいいのかな?
そんな時は深呼吸をして気持ちを落ち着けて・・・、
「私の気分をリラックスさせるのにピッタリな精油はなに?」
と自分に問いかけて下さい。そして、一つずつ香りを確かめるように嗅いでいきます。



これだ!!
という精油が必ずあります。
その精油はその日のあなたの気分にピッタリな香りです。
また次の日には違うかもしれません。
精油の特性に縛られる事なく、
自分の感じた事を信じて下さいね。

妊娠初期から使用できる精油
イランイラン、スイートオレンジ、グレープフルーツ、ティートリー、
ネロリ、フランキンセンス、マンダリン、レモン、ローズウッド






経絡との関係 
腎経・・・両親から受け継いだ先天の精を宿すといわれ、生殖能力と関係が深い
肝経(木)・・・妊娠には大量の血液が必要な事から血と関係がある
三焦経)・・・新陳代謝や体温など「熱」と関係し、内分泌系、ホルモン系とも関係がある
心包経)・・・三焦経と対になっている経絡で共に循環を保護する働きがあります。(多説有り)

陰陽でいうと、やはり女性性を現す陰の要素をもつ経絡が多いですね。
その他にも、経絡ではないのですが、東洋医学的に
血の流れが上手くいかずに起こる瘀血(おけつ)と
体内に溜まった余分な水分が病理的な物質に変化したものである痰湿(たんしつ)が関係するとの事でした。




 陰陽五行説との関係

妊娠と関係する経絡は全部で4つでてきました。
五行でいうとと、と、です。
(陰陽五行説についてはコチラのページも参考にどうぞ)


人生における働き・・・水は生殖や生存木は動きと成長火は自己確立
心の働き・・・
水は創造力を現し木は動きと適応力火は愛と調和


水が木を育てその木が火に燃料を提供してその火の勢いを増すように
赤ちゃんを創造し、「愛と喜び」を受け取るために、赤ちゃんに栄養たっぷりの血液を送り続ける。

水のもつ創造力だけでは赤ちゃんは育たないし、木の持つ動きと成長のパワーがあっても、
その元である
創造する力がなければ妊娠ができない。

愛と喜びを受け取る準備は出来ていますか?
自分に
愛と喜びを受け取る許可を与えて下さい。
もしその資格がないって思ってしまうのなら、何故そう思うのでしょうか?



関係する感情・・・水は恐れ木は怒り火は喜び

何に、どんな事に恐れ怒りを感じますか?
あなたにとって本当の幸せ(喜び)はなんですか?



関係する筋肉・・・腎経は大腰筋、腸骨筋
肝経は大胸筋、菱形筋、
三焦経は縫工筋、薄筋、腓腹筋、ひらめ筋
(脚の筋肉)、心包経は大臀筋などお尻の筋肉と内転筋


お腹やお尻、脚など冷たく冷えてませんか?
腰回りが固くなってませんか?
胸や肩甲骨の間(特に右)が凝ってませんか?
血流、リンパの流れがわるく、むくんでいませんか?


陰陽五行説と精油の関係

              精油を使ってバランスを整えましょう



水(腎経)・・・シダーウッド、ゼラニウム、ジュニパー、サイプレス、サンダルウッド

木(肝経)・・・ベルガモット、ローマンカモミール、ジャーマンカモミール、
グレープフルーツ、スイートオレンジ、ラベンダー、ネロり、ペパーミント

火(三焦経、心包経)・・・ラベンダー、メリッサ、ネロリ、パルマローザ、ローズマリー,
ローズ、イランイラン、レモン、ティートリー
  
                     ケアの仕方についてはコチラへ






チャクラとの関係

チャクラとはサンスクリット語で『輪』とか『車輪』といったこと。
チャクラは体のエネルギーセンターになっていて、人はこのチャクラを通して宇宙からエネルギーを取り入れ、
経路にそって神経系や循環系と体の隅々まで浸透していくと言われています。


チャクラは主要なもので7つありますが、婦人科系と一番関係が深いのは
下から2番目のへその下5センチ位の所にある
オレンジ色をしたセイクラルチャクラです。


セイクラルチャクラの特性
*生殖器官(卵巣や子宮)と関係があり、他に腎臓や尿管、リンパや血液の流れというように、体液の流れとも関係があります。
*動きや柔軟性、流れ(水をベースとするチャクラです)を司り、創造性が最初に生まれる場所です。
*このチャクラが発達すると、女性性と男性性のバランスを培ってくてます。

まさに妊娠に必用なチャクラと言えますね。

もしもセイクラルチャクラにブロックがあったら・・・
動きと柔軟性に関係があることから、筋肉の凝りや、腰、脚の動きの悪さを感じるかもしれません。
また、リンパの流れが悪くなる事からむくみやすくなります。
腎臓や尿管に関係する事からは、膀胱炎や腎臓結石、腎炎などの病気も考えられます。
生殖器官との関係からは生理痛や生理出血過多や生理不順、生理前緊張症候群なども考えられます。
精神的な気分から筋肉まで何もかもが緊張して感じられ、リラックスができない。


セイクラルチャクラ活性方法

音楽に合わせてゆっくりと動く。(水を感じさせる音楽がベスト)
*セイクラルチャクラは味覚とも関係します。あなたの味覚を楽しんで下さい。
*色からエネルギーをもらう。
オレンジ色の小物やインテリアなどを、目につく場所に置いておいたり、
ハンカチや下着など、身につけるもので活性化をはかりましょう。


*瞑想をする
目をつぶってへその下にある「セイクラルチャクラ」を意識します。
おへその下5センチあたりにある、車輪のように右回転をしているオレンジのエネルギーです。
元気がない感じがしますか?それともエネルギー過剰な状態でしょうか?
ゆっくりと感じてみて下さい。
しっかりと感じとれたら、今度は自分の周りをオレンジ色の綺麗な光が取り囲んでいる様子をイメージします。
そして深く息を吸み、その綺麗なオレンジの光を、吸う息とともに体内に取り込みます。
その光は、のどや食道をとおり、胃を通って、おへその下あたりにやさしく広がります。
そしてセイクラルチャクラを優しく包み込みます。
そのオレンジのエネルギーはセイクラルチャクラのエネルギーが足りない人にはエネルギーを与え、
過剰な人にはそのエネルギーを落ち着かせてバランスを取ってくれます。
そうしたら今度は吐く息とともにセイクラルチャクラにたまっていたネガティブなエネルギーを吐きだします。
綺麗なオレンジ色の光に癒されて、セイクラルチャクラに溜まっていたネガティブな感情が老廃物として、
吐く息と共に体の外に出て行くのを感じて下さい。
この呼吸を数回繰り返してみて下さいね。


こちらのブログも参考にどうぞ


 チャクラと精油の関係

クラウンチャクラ(第7):ジャスミン・ローズ・ラベンダー・フランキンセンス・ローズウッドサンダルウッド・
ブラウチャクラ(第6):ローズマリー・ジュニパー・タイム・ヘリクリサム
スロートチャクラ(第5):ジャーマンカモミール・ユーカリ・ミルラ

ハートチャクラ(第4):ローズ・イランイラン・ベルガモット・メリッサ・ジャスミン

ソーラープレクサスチャクラ(第3):ジュニパー・ベティバー・マンダリン
セイクラルチャクラ(第2): ジャスミンローズクラリセージ、オレンジ、サンダルウッド
ベースチャクラ(第1):パチュリー・ベティバー・フランキンセンス・ローズウッド

ケアの仕方についてはコチラへ



参考文献 「チャクラヒーリング」 ブレンダ・デービィス著
           「サトル・アロマテラピー」パトリシア・デーヴィス著 










体からのメッセージ

子宮のトラブル
「住居」「家庭」「受け入れ」「避難所」と関係する
上の言葉から何を連想しますか?
何かを生み出す時に恐れを感じますか?
子供を持つことへの恐れがありませんか?

卵巣のトラブル
第2チャクラとの関係があり、創造性のエネルギーをつかさどっている。
トラブルがある人は自分の創造性としっかりつながっていないと考えられる。
何かを自分で創りださなければいけない時に「私にはできない」と考え、すぐに不安になってしまいますか?
その理由が自分は女だからということからではありませんか?。
女性だからという理由で自分を低く見る人は卵巣のトラブル以外にも月経のトラブルを抱える可能性がある。
そういう人は男性に自分の能力を証明しようとするが、心の中では自分にそんな力があるとは信じていない。
自分を信じるとともに男性も信じられるように。
自分のアイデアと直感(女性性)を信じるように


卵管のトラブル
自分の女性原理と男性原理のつながりをブロックしている。
男性とうまくかかわれていない。
直感(女性)にしたがいただちに行動(男性)に移す。そして罪悪感を感じることなく自分の人生を想像する。



子宮内膜症
すべてを自分の思い通りにしようとしてませんか?
すべての出産は大変で危険がともなうと思っていませんか?
出産自体を心配していますか?


子宮筋腫
悲しみを反芻していませんか?
子供を流産や中絶、養子に出すなどして手放した事(悲しみ)を何度も何度も反芻している。
子供を欲しくてたまらないのに、男性と性的に関わることに抵抗がありますか?



不妊症
「結婚をしたら子供を産むものだ」という思い込みはありますか?
「親がはやく孫の顔をみたがっている」「自分が女性である事をもっと感じたいため」
に子供を産もうと思っていませんか?
そういう人はたとえ子供がいなくても自分を受け入れて幸せになることができる、
と学ぶために不妊を選んでいる(もちろん無意識に)可能性があります。
ある領域において望んでいる結果を出す事が出来ない事がありませんか?
自分を非生産的であると責めていませんか?(自分を無用な存在だと感じている)
自分に選択する事を許す。その選択の結果を受け入れる覚悟をする。



参考文献 「自分を愛して!」 リズ・ブルボー著




以上、不妊症とホルモン、経絡、チャクラ、精油、体からのメッセージと様々な関係を探ってみました。
どんなアプローチが自分に向いているのか色々試してみて下さいね。

共通している体の症状としては、やはり体循環ですね。
「不妊症の人は冷え症が多い」というのも納得です。
腎臓機能の低下や下半身のむくみは経絡やチャクラの影響も考えられます。
靴下や腹巻などいくら努力しても冷え性が改善されない方は是非、経絡やチャクラからのアプローチも試してみて下さいね。
また冷え性の体が訴える体からのメッセージは
「熱くなる事をおそれない、自分を信頼する、出来事を大げさに考えるのはやめる」等です。
自分が魅力的になりすぎる事や他人に利用されることを恐れている人がなりやすいそうです。
熱くなるのを恐れてしまう・・・だから熱くなれません。


良く出てきた精油はクラリセージやイランイラン、オレンジ、サンダルウッド、ローズでしょうか・・・。

クラリセージ、ローズは女性ホルモン様作用があるのでホルモンバランスが崩れている場合にいいし、
セイクラルチャクラのバランスをとってくれる精油でもあります。

オレンジやイランイランは妊娠初期でも安心して使える精油です。
経絡の肝経や、セイクラルチャクラのバランスをとってくれるオレンジや
三焦経、心包経のバランスをとり、ホルモン様作用のあるイランイラン
は、
排卵日から生理予定日の期待高まる期間にも安心してケアに使用ができます。

サンダルウッドは腎経やセイクラルチャクラのバランスを整えるのに最適ですが、
妊娠するための努力が過剰になり、妄想的な不安や執着心で心が興奮状態にある時に
現実を受け入れるよう優しく促してくれる精油で、分析や予想に明けくれる心の働きを抑えてくれます。
色々と考えすぎて熱くなってしまっている自分を落ち着かせたい時にお勧めな精油です。





このページを読んで頂いて、アロマセラピーや経絡、チャクラ、体からのメッセージ等
これらのちょっと不思議な方面からのアプローチにご興味を持たれた方はいらっしゃるのでしょうか?
そんな方達に私が提供できる事は。。。

アロマセラピートリートメントでストレスを軽減し、ホルモンバランスを整える
ヒーリングでチャクラ、経絡のバランスを整える。整え方を伝える。
ヒプノセラピーを使い、本当のあなたからのメッセージを届け、自身としっかりと向き合えるよう
お手伝いする。



以上の事が今の私に出来る事です。
これらの事をすれば妊娠する、という保障もないのですが、
強い薬に頼りたくない方や、なるべく自然に近い形での妊娠を望まれている方には、試す価値があるのではないかと思います。

アロマセラピーが医療として認めてもらえていない日本では、症例も少なく、まだまだ未開発の分野ですが、
少子化が騒がれ、スピリチュアルが当たり前となって、不妊症もクローズアップされている現在、
アロマセラピーやヒーリングなどは、今後にもっとも期待できる分野なのではないでしょうか。
これから先、近い将来にも医療の現場で不妊症に対するアプローチ法として、
アロマセラピーやヒーリング、瞑想などが積極的に使われていかれるようになればいいなと思います。


ご興味のある方はメールにてお問い合わせくださいね。

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