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Part3 ティーロードを巡る

◇ 中国雲南省お茶の旅(U)
〜"四双版納"は東南アジアの香り〜

2日がかりで、四双納版空港に到着する。ガイドの陳さんが出迎えてくれる。
後に判ったことだが、彼の“お茶”の知識は素晴しく大変勉強家で、努力家のまじめなガイドさんである。

早々にバスに乗り、四双納版の景洪市から古代普耳茶のふるさとへ向かう。
四双納版は中国ではあるが、自治州である。納版とは、行政区という意味らしい。面積は19,700平方キロメートル・人口は、約87万人。少数民族が最も多く暮らす土地である。
中国には、現在56の民族があり、そのうちの22の民族がここ雲南省に暮らす。
ちなみに92%は漢族であり、残りの数%が少数民族ということになる。異国情緒あふれる南国の様相で、道行く人たちの服装などは、東南アジア〔タイ・インドネシア様〕風で、ちょっとおもしろい。顔立ちも顔の色も少し浅黒く、陳さん曰く、紫外線が強いからだとか・・・・私は、やっぱり顔立ち自体が南アジアっぽいと思う。とってもきれいな民族衣装が鮮やかで美しく、良く似合っているというか、そのものである。   


             

そしてここは、熱帯雨林気候で、『植物の王国』といわれている。街のいたるところに、ヤシの木が生い茂り、バナナの木・ゴムの木がたくさん見られ、スイカ・みかん・バナナ・すいか・パパイア・ココヤシ等、熱帯地方ならではのフルーツの宝庫でもある。 
                  
  
年間平均気温は、15〜18℃常春。  雨も多く、農作物のたくさん収穫されている。日本に昔からある食べのものの、ルーツといわれている食品もたくさんあるようだ。隣接する、ミャンマー・ラオス国境に近い為、昔から山を隔てて、交易が盛んである。東側には、メコン河が流れ、豊かな水量を蓄えた薄茶色の水が堂々と流れる。また、野生の動物たち・ゾウや豹やクジャクもいるらしい。びっくり!
           
                
主な産業はなんといっても、お茶である。ここ数年、日本やヨーロッパ等でプーアル茶が、ダイエットに良い効果があるということで、産出量・輸出量が多くなり、茶農家は、豊かな暮らしが出来るほどになってきたと聞いた。
お茶のふるさとへ、とうとうやってきた。これから、憧れの“茶樹王”に逢いに行こう!!
・・・・つづく

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