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イギリス編

◇ ティーハウスと英国アンティークを探す旅(その2)
〜素敵なご夫妻との出会い(1)〜


2日目の朝、マナーハウスをチェックアウト後ガイドの由美さんのお知り合いの
イギリス人ご夫妻(ボブさんとイバーンさん)のご自宅に急にお邪魔することに
なった。由美さんは、実はすごいガイドさんだった。日本のNHK教育テレビ
番組"ETV"の取材をちょうど受けていて彼女のガイドの仕事や人物像のような
ものを特集しているところだった。
その取材の一環として日本人旅行者を連れて彼女の友人であるマナーハウス
オーナーのご夫妻宅へ伺うものだった。少々驚きもあったが、これもよい
経験になると思いありがたくご一緒させていただくことにした。
(実はその後この番組の日本でのON/AIR:2003.11を私は見逃してしまい、
生徒さんの一人が録画しておいてくれたビデオをお借りして見たりと、
思わぬところでうっかり屋を証明することになってしまった。)
コッツウォルズ地方(羊小屋のある丘)はあの
ウイリアム・モリスが英国一美しい村と賞賛した
ほど、本当に美しくのんびりしたすばらしい
ところだった。
ストウ オン ザ ウォルド(stow on the wold)にある
ご夫妻の自宅は、閑静な住宅地の一角で
広い敷地の素敵なお家だった。
もともと牛小屋だったものを素敵にリフォーム
されて(イギリスの方はよくこのように古い
家屋を購入して素敵に自分好みに
リフォームして住んでいる。)
お宅外観
裏庭は広い牧場になっていてとても広くて気持ちのよいお宅である。
さすがイギリス人らしいな〜と感動してしまう。
お会いするのがますます楽しみになった。
そしていよいよご自宅の中へ。
ご夫婦揃って出迎えてくださりご挨拶もそこそこに
お部屋に案内していただき、
またまたびっくりすることばかり・・・・
とても元牛小屋なんて思えない、すてきなインテリアの
数々である。
ボブさんとイバーンさん
派手ではなく、とても優雅な雰囲気のお部屋の飾りつけ、家具の配置等実に見事である。
ジョージアン様式の部分など奥様のご趣味の良さが窺える内装である。
椅子 そして私が一番びっくりしたものは、ダイニングテーブルの椅子だった。
なんと我が家とまるで同じ椅子たちが並んでいる。
思わずイバーンさんにお話してしまったが、
彼女もとてもびっくりしていた。
お互いニコニコ顔になり、なんだか親近感が
沸いてきた。
NHKのスタッフも一緒に取材開始。
ご主人がイギリスの家庭で作る伝統的お菓子"ブレッディング・バター・プディング"
の作り方をキッチンで教えて下さることになり、
私にとってはまたとない良い機会となりうれしいばかりだ。
ボブさんご夫妻は最近までマナーハウスを経営されていて、ボブさんはシェフとして
その腕前を発揮されていたらしいので、期待もひとしおである。
きちんと整理されたキッチンでさっそく開始。
薄くスライスしたパンにドライフルーツ・ミルク等を使って
オーブンで焼く。手際の良さは言うまでもなく、
てきぱきとお話をされながらあっという間に出来上がり!!
アツアツをいただくことに。
想像していたほど甘くなく、これならたくさん食べられそう!!
おいしい〜お茶とよく合うと思いながらおかわり。
ブレッディングバタープディング
ほんと、おいしいと感心。意外と作り方も簡単そうだし「これなら私もできそうですね」
とレシピを伺い、体験までさせていただき感謝の気持ちでいっぱいになった。


・・・・つづく

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