秋の夜長、コギも格物致知の道を極めるべく本を読むのである。コギがどんな本を読むのかって？
そりゃぁ、ノーベル賞の変人田中ちゃんも吃驚、お笑いの原点を鋭き抉る「どすこぎ」よ。
第壱話 「新弟子模擬面接」
「遠吠えがする・・と思って戴きたい。」愛弟子ねえねは、何を隠そう「華のお受験生」である。
この前、ねえねが通う中学校で模擬面接が行われた時、事が起きたそうである。
・・・（校長→面談中←ねえね）・・・
やがて、お決まりの時事問題へ。
校長：「この前、北朝鮮に拉致された5人が24年振りに帰国しましたが、家族との再会シーンを観てあなたはどんな感想を持ちましたか？」
ねえね：「あの〜、わたし１５年しか生きていませんので、２４年振りと言われてもよくわかりません？」
む、むむ〜、できる。さすが愛弟子！この笑いに座布団2枚。この深い、深〜い、お笑いを理解するのは、
小柴爺の「ニュートリオ漫才学」より難しいかも・・・。お笑いは学問だ！
これでねえねも「吉本高等学校 天然お笑い課」合格間違い無しね！
・・・
これは、それだけの話である。だから・・・怒らないで貰いたい。
第弐話 「コギラ海を渡る」
「遠吠えがする・・と思って戴きたい。」愛弟子にいには、熱血太っちゃん率いるハンドボール部なのである。
生まれた時から、「燃える星飛馬の眼」「長さんのまた抜きError」を観せられ、
ジャイアンツに洗脳された世代と違って、プロ野球にはそれほど興味は無いのである。
そんな、にいにも松ちゃんは超有名人。「松井、FAを行使し、大リーグに挑戦」のNewsが流れたある日の会話。
・・・（トピー→会話中←にいに）・・・
トピー：「松井、ヤンキースかなぁ。契約金１０億位だって！凄いね、にいに。」
にいに：「うん、あの妙に違和感を感じる松ちゃんヘアに１１,７００円だって。
僕の床屋代の９．７５倍（１,２００円）、凄いねゴジラ！」
む、むむ〜、できる。さすが愛弟子！この笑いに座布団１枚。この深い、深〜い、お笑いを理解するのは、
フェロー田中の「食べ物は質より量よの分析手法」より難しいかも・・・。お笑いは学問だ！
これでにいにも「ハンドボールでオリンピクニック（蛸のウインナ-付き）」間違い無しね！
ちなみに・・にいには西武ファンだそうだ。ここで、日本シリーズにおける、にいにの声援を紹介しよう・・・
「虫刺されにはカブレラ」、「腕をマクレーン」、「やっぱりお肉は松坂大好き」。
（かなりオヤジが入っているのである）
・・・
これは、それだけの話である。だから・・・怒らないで貰いたい。じゃぁ。
