彫刻家・和南城孝志(わなじょう たかし)
Wanajo takashi
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制作中の和南城孝志 |
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1949年~ |
1949年(昭和24年)10月28日 群馬県桐生市に (和南城孝之助・かづの長男として)生まれる。 常盤幼稚園卒園 新町小学校卒業 |
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1964年 | 東京オリンピック聖火リレー走者・群馬県新町中学校 |
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1968 | 群馬県立高崎高校卒業 高校時 塚田亨先生の美術部所属 新聞配達先で彫刻家矢崎虎夫氏に出合う |
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1968~72 | 彫刻家矢崎虎夫に師事、木彫と塑像の基礎を学ぶ 下図 矢崎家のアトリエにて |
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1972~ | 渡伊、国立ローマ美術アカデミー彫刻科 クロチェッティ教室に入学 (下図) 入学時・推薦状 東京芸術大学彫刻科教授 舟越保武 |
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1973年 | 入学・在学証明書 |
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1975 |
国立ローマ美術アカデミー彫刻科在籍時からブロンズ等制作始める |
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1976 | 国立ローマ美術アカデミー彫刻科卒業 (下図 修了証書写真) |
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1976 | 修了後、制作した作品を持って 一時日本に帰国 婚約者洋子(イタリアにピアノ留学(’72-3年)の帰国時に二人が出会う)と 協力して日本に於いて 展覧会・個展開催。 |
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1977 | 2月11日明治神宮で挙式 | ||
1977 | 最初の彫刻展を群馬県で開催 高崎展 群馬ファンデンション・ギャラリー 桐生展 産業文化会館画廊 カタログ 推薦状 ヴェナンツィオ・クロチェッティ教授 矢崎虎夫氏 後援 井上房一郎氏(1898年―1993年) 桐生市教育委員会 作品 ブロンズの馬 群馬県高崎市美術館に収蔵される(右下)
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1977 | 第13回亜細亜現代美術展・加賀市長賞受賞 |
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1975~95 | イタリア ローマ市内のティブルティーナと、 世界最大の大理石山があり、その他の石材も世界中から集まる ピエトラサンタに仕事場をかまえる。 |
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1978 | 高崎高島屋画廊 煥乎堂ギャラリィ(前橋市)個展開催 カタログ |
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1979 | 第4回ダンテ国際彫刻ビエンナーレ (イタリア・ラヴェンナのダンテ協会主催) テーマ・『神曲』のなかの「地獄編」 金賞受賞(下証書写真) ‛メタモルフォーゼ’(ブロンズ・ステンレス・木) |
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1980 | べルシーリアにおけるイタリア人と日本人の彫刻展 (ビアレッジョ・イタリア)出品 (写真下) |
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1980 | マギー画廊(高崎市)・シマ画廊(桐生市)個展開催 カタログ (推薦文 オノサト・トシノブ生原稿) |
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1980~81 | 桐生市民有志の依頼により、桐生市文化センターにミカゲ石の 野外彫刻“溶融感覚”を制作 カタログ |
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1983 | 第6回ダンテ国際彫刻ビエンナーレ(イタリア) (イタリア・ラヴェンナのダンテ協会主催) 2回目の金賞受賞・《空間への旅》 テーマ・『神曲』のなかの「天国編」 |
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1983 | 桐生展 シマ画廊 高崎展 菊水ギャラリー マギー画廊 後援:桐生市社会教育協会 カタログ |
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1984 | 1976~1983年(近作)作品集Ⅰ巻出版 |
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1984 | 和南城孝志彫刻展 イタリア在住・作品集出版記念企画展 (於)前橋展 煥乎堂ギャラリー カタログ |
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1984~5 | 桐丘学園 (桐生第一高校) 創立80周年記念モニュメント “重力のファッサード”を制作 ミカゲ石とコルテン鋼によるモニュメント カタログ |
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1985 | スペイン・バルセロナに滞在し、ガウディの建築及びミノルカ島の 先史時代の巨石郡である“タウラ”をスケッチ |
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1986. 11/4~15 |
Gallery TE,Tokyo 和南城孝志展 |
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1986 | サンポウ・アートギャラリー(高山村) | ||
1991~2 | 群栄化学新本社(高崎市)にモニュメント “イメージの水(賢者の石)”制作(御影石) |
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1990 | パキスタンのカラチを経てネパールに3ヶ月滞在、 アンナプルナ峰西麓の村々をトレッキングしてスケッチ (下図)娘に送られてきた絵葉書 |
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1992 | 桐生市末広町商店街振興組合の依頼により、 シンボル彫刻 “輝ける太陽”制作(大理石) |
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1992~3 | 高崎シティギャラリー、光庭のアートワーク “光の山脈(やまなみ)”制作(御影石・照明) |
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1993 | 上武大学三俣記念館にモニュメント “交叉するメビウスの輪Ⅱ(無限)”を設置(大理石) |
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1993 | 桐生市立東小学校創立120周年記念モニュメント “はばたく形”を制作(大理石) |
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不明 | 花と彫刻の展示会 (於)日本橋三越デパート屋上 2作品 | ||
1994年発行 | 季刊 ストーンテリア Vol.36 特集 石を使う彫刻家107人 に掲載(100・101ページ) |
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1995 | 豊築休日急患センター(福岡県豊前市)に、 “交叉するメビウスの輪Ⅲ”を制作(大理石) |
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1995 | 高崎信用金庫本社(高崎市)のエントランス・アートワーク “地の軸 Ⅰ”を制作(御影石) |
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1995 | 香港・ギリシャを旅行し、その後トルコを1ヵ月半に渡って一周。 帰路タイのバンコクに滞在する |
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1995 | イタリア・ローマから帰国 群馬県吾妻郡高山村にアトリエを移転 東京都練馬区に住み、群馬県吾妻郡高山村にて制作 |
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1998 | 太田市役所新庁舎エレベーターホール(3~11階)に大理石彫刻 “メビウスの方形”他6点設置 |
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1999 | 77ギャラリー(東京)個展開催 カタログ |
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2000 | 群馬県高崎市榛名町総合文化会館(エコール)に 大理石彫刻 “イメージの太陽(太陽・自然・人の輪)”を制作 カタログ |
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2000 | 山口県美祢市、美祢国際大理石シンポジウムに参加、 “トーラスーTORUS”(大理石彫刻)設置 カタログ |
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2002 | 4月、胃がんが見つかり手術、闘病生活に入る |
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2003 | 2003年3月6日 国立がんセンター中央病院にて 53歳で永眠 |
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2003 | 高崎哲学堂にて彫刻家・和南城孝志遺作展 開催 カタログ | ||
2003年6月24日 | 和南城孝志 近作Ⅱ (1983-2003) 作品集 発行 まえがき・《石を砕く水》藤原新也 |
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2003年8月 | 藤原新也著 単行本《なにも願わない手を合わせる》東京書籍刊 文庫版・文春文庫 《水に還る》掲載 |
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2004年2月2日~2月10日 | (於)77gallery ・和南城孝志氏に捧げる記念展開催 |
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2004年5月29日 | 追悼集《空間への旅》彫刻家 和南城孝志を語る 発行 | ||
続へ・その後の和南城彫刻・近況 |
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国立ローマ美術アカデミー彫刻科 修了証書 |
ダンテ国際ビエンナーレ 金賞受賞(伊) |
ビアレッジョ・イタリア | 亜細亜現代美術展 |