キャンピングカーの小部屋


バッテリー液面チェッカー
製作記録


メイン・サブともバッテリーの液面が見えない
困った、困ったで苦肉の策でお風呂ブザーを
転用することを思いつきました。

最大の問題点は液面チェック用の電極です。

この後、これが元で「液大丈夫君」と発展していきました。
液大丈夫君のページへ

問題のバッテリー
どう見ても液面が見えない
材料の電池

マンガン電池を使用して下さい。
アルカリ電池だと炭素棒が
入手できません。

一番外側の金属カバーを剥がして
金属モールドだけにします。

次にパイプカッターを使って
金属のモールドを切込みを付けて
炭素棒を取り出します。

周りを取るとこんな感じです。
プラスの電極の金属が付いて来ます。

これ後でワニ口クリップで挟むところで
使用しますので、取らないように

取り出したら周りについているマンガンを
良く洗浄して落して下さい。

その後よく乾燥させてくださいね。

手も良く洗って下さい。
電解液が残ると手が痛くなります。

注意
この作業は
決して子供の目の届く
所でしないで下さい。
子供が真似をすると
大変危険です。
乾燥した炭素棒に
ヒシチユ−プを被せて
不必要な部分を絶縁します。

100円ライターのタンクの部分に
穴を空け、炭素棒を通します。
ビニールテープで仮に固定して
ライターの隙間にシール材を充填
して炭素棒を固定します。

写真の上の青い8の字が
100円ライターの
タンクの部分です。
白く見えるのはシール材です。

これの状態で一晩、
放置して硬化させます。
電極が出来上がるまで
お風呂ブザーの
改造をします。

水位を検知する電極の接続箇所は
真中の白と緑の電線が
出ている部分です。

確認するために手を付けると
鳴るので判ります。
横から電線を入れて先程調べた
白と緑の線の接続箇所に
電線をはんだ付けします。
接続した線にワニ口クリップを付ければ
改造は終了です。
シール材が硬化して
完成した電極

100円ライターのタンクの部分が
可愛い感じになっています。

この部分は殆ど廃材(ゴミ)で
作りました。
ワニ口クリップでお風呂ブザーと
接続した様子

手を先端の被覆していない部分に
手を付けるとしっかり
ブザーは鳴ります。

勿論水につけても
鳴りますよ。

これで完成

後は実際にバッテリーで
確かめれば作業終了です。

検証 2003.08.15 14:30
電極と高さのチェック
少し高いので紙で高さを調子して
HiとLowの間に入ることを確認
挿入
見事に入りましたが、
予定より隙間が少ない
補充液を入れながらだと
辛いですね。

補充液用のホースが必要と
認識しました。

線を接続して問題が発生
線の重さで傾いてしまいます。
手で押さえれば良いので
検証続行

補充液を入れて行くと
お風呂ブザーが鳴りました。

念の為、
電極を上げると止まります。
下げると鳴ります。
動作はOK電極の周りには
腐食時の泡は
付いていません。
予定通りです。

テスターで確認したところ液が
接触したときの抵抗値は
5k-15kオ−ムでした。
このまま電池と抵抗を組み合わせて
LEDでと思いましたが
LED点灯は外付け回路を
加えないとちょっと無理ですね。

でも市販のお風呂ブザーが
使えるので良しとしました。

    必要な道具
            ニッパ
            半田ごて
            ドリル
            あればパイプカッター
            シール用のガン

    材料
            単3マンガン電池 2本以上
            お風呂ブザー1個
            ワニ口クリップ2個
            100円ライター
            シリコンコーキング材
            接続用電線
            ヒシチュープ

高いサブバッテリーのメンテンナンスには十分使えます。
これで補充液を適量入れることが可能になりました。

今まで目分量で入れていましたが、適量入っていないことが
チェッカーで良く判りました。

バッテリーの維持に1個どうですか?



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