[釣行報告・2002・セカンドステージ]

ダイレクトジャンプ

釣 行 日

場 所

平成14年12月23日(日)

玉淀湖(番外編)

平成14年11月28日(木)

丸沼

平成14年11月16日(土)

芦ノ湖

平成14年10月13日(日)

アングラーズエリアHOOK

平成14年10月8日(火)

芦ノ湖

平成14年8月25日(日)

アングラーズエリアHOOK

平成14年8月10日(土)

川場フィッシングプラザ

凡例

年.月.日(曜日)時間 釣行先
天候・状況
釣果
ヒットルアー他
詳細報告・参考蛇足

 

平成14年12月23日(日)
9時00分〜13時

玉淀湖(番外編)

晴れ(微風) ・ 表層水温 8℃

ヨシローさんの釣果です  レインボー(42cm)×1,(35cm)×1

黒毛和牛ツノスプーン

 丸沼で締めたはずの2002年のレイクトローリングにおまけがつきました。
 芦ノ湖、中禅寺湖のシーズンオフにトローリングが出来るところは無いものかと掲示板に書き込んでいると、上原さんから玉淀湖に大物が潜んでいそうだとのヒントと、地元寄居町在住のミイラさんからも十分期待できそうな情報をいただいたので、新規フィールドの開拓を目指して、サクラマス、イワナ狙いの釣行を計画しました。

 ダム湖の存在やトローリング出来そうであることは、長瀞方面へのドライブで見ていたので承知していましたが、トローリングはもちろん釣りをしている人を見かけたことがないのが唯一の不安。

 今回の釣行は芦ノ湖以来のヨシローさんにご一緒していただくことになりました。
 と言うのはこの玉淀湖にはレンタルカヌー屋さんは有るもののボート屋さんが有りません。
 レンタルカヌーは釣り用として貸し出すようなものではないので、マイボートの持ち込みとなります。
 そこでカヌーを持っているヨシローさんと・・ということになったわけです。

 当日6時に花園インターを出てR140寄居方面合流点で待ち合わせを約したのですが、なんと寝過ごすこと30分。 くろさわ不覚
 着替えも、財布もとにかく車に詰め込んで、車に乗るとこういう日に限ってフロントガラスは霜で前が見えない状態。やむなく5分間車の中でパジャマから着替えようやく覗き込む様にそろそろと運転開始。

 痺れを切らしたヨシローさんと何とか合流。ゴメン。

 早速、玉淀へ。

 玉淀湖へ安全にカヌーを下ろせる場所が限られているので、今回はカヌーのレンタルをしている「カヌーリゾート玉淀」の施設を借りることにしました。(施設利用は有料)

 駐車場に止めたヨシローさんの車からカヌーを下ろし、手作りの船外機固定具にエレキを付けて準備完了。

 お互いの体重申告?。
 ヨシローさんよりちょっぴり重いくろさわが後部の船外機操縦をすることになりました。
 体重の重いものが前部に位置すると舵取り(進路変更)が大変なんだそうです。
 7時30分湖上へ。透明度は芦ノ湖よりも良く、きれいです。

 タックルの配備は右舷にヨシローさんのレットコアライン+黒毛和牛ツノスプーンを、左舷にくろさわのレットコアライン+白蝶貝、そして中央にヨシローさんの表層引きタックル+金属スプーン(名前?)で開始。

 玉淀の湖状は谷間の川を人為的に堰き止めたことを反映して蛇行した谷間に沿って長く、ダムサイトに向かって徐々に深くなっています。
 最深部は約30m。

 出発点の「カヌーリゾート玉淀」は湖のほぼ中間点。最初は上流を目指すことにしました。

 中間点当たりの最深部で約20m位。渡ってきた寄居橋の下を通り100m程進むと大形のクルーザーをリフトに吊ってある家があります。
 その家の敷地は湖に面して広く、敷地内に3頭のシェパード犬が放し飼いに、そして檻の中にも数頭いるようす。
 その犬軍団は我々の存在に気づくや否や、谷間にこだまするように5重奏くらいの大声でで吠えつきます。
 近づくと放し飼いの3頭は川に飛び込んできそうな気配でとても威圧的です。
 どうも近づきすぎるのは危険なようです。夏場は泳いで近づいて来るかも知れません。・・・これは冗談です。

 犬の声にすっかり閉口してしまいながらも、上流をめざすと川幅は徐々に狭くなり、水深も10m位になったところでヨシローさんの黒毛和牛ツノスプーン 1色半にヒット、赤いコブラが良いカーブを描いて曲がりました。

 体をくねらせながら良いファイト見せてくれた魚を慎重にランディングすると42cmのレインボーでした。
 やっぱりいましたか〜と、ホッと一安心。
 魚は浅い層にいるようです。

 川幅20m、水深8mを切ると流れが感じられるようになります。
 上流部は大水による砂れきの流入で平坦な湖底になっているようです。
 水深が浅くなるにつれて魚探に多くの小魚の反応が出ましたが、ごみを拾っているのか解明できません。
 そのまま上流の水深3m位のところまで行っくと流れがきつくなり、トローリングには適さないようなので、一旦ラインを巻き取り、下ることにしました。

 下り始めて、先ほどレインボーを釣った場所よりやや下流で再び、ヨシローさんのツノスプーンに当たり。
 今度はやや小ぶりのレインボーが上がってきました。


後方見えるのがうるさいシェパードのいる民家。
くろさわがエレキを操縦できない間はヨシローさんが
パドルで進路を補正してくれました。

 出発地の「カヌーリゾート玉淀」を通過すると、ようやく川幅が広がり、ターンができる広さになります。そのままダムサイト付近まで下りながらルアーの交換や深さを買えて見ましたが当たりはありません。

 下流部の魚は散っていてポイントが絞れないと判断し、再び上流を目指すことにしましたが、途中「カヌーリゾート玉淀」に立ち寄って寒さで強張った体を伸ばすことにしました。


42cmのレインボー。
良い引きを堪能できたようです。

 休息も20分程で切り上げ、再出発。

 うるさいシェパード犬をからかいながら、今度は先ほどよりも浅い水深2mくらいまで遡りましたが、今回は当たりが有りません。
 時刻も昼を回ったので、やむなく転進。

 シェパード犬と度胸試しのつもりで近づいた岸よりで三度ヨシローさんのツノスプーンにヒット。
 今回もロッドを絞り込む良い当たりを見せましたが、合わせを入れたところでバレてしまいました。
 うるさい犬に「アッカンベー」をしながら3回ほど同じルートを旋回しましたが残念ながらその後は反応なく、納竿としました。

 今回は新しいフィールドの開拓が目的でした。
 この玉淀湖で過去にトローリングをした方がいるのでしょうか?
 くろさわは見たことも聞いたこともありません。もしかすると我々が始めてのチャレンジャーで、ヨシローさんが初めてのキャッチャーかも知れません。
 ヨシローさん、ご苦労さまでした。

追記(考察)
 釣り上げた2尾のレインボーの体側は綺麗な虹色を見せていましたが、残念ながらヒレは養殖場特有の擦れ跡が見られました。
 想像の域を出ませんが、2km程上流にキャッチ&リリース区間があり、11月上旬に放流したとの情報があります。本流への放流なので魚は自由に移動できます。
 もしかすると2ヶ月の間に玉淀湖まで下ったのではないかとも考えられます。
 そうなると、サクラマス、イワナは居なかったのかとの疑問は残りますが、限られた条件での1回の釣行なので確かなことは言えません。
 釣行回数を増やし、また皆さんからの情報をいただきながら見定めたいと考えています。

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平成14年11月28日(木)
9時00分〜13時

丸沼

雪(時々吹雪) ・ 表層水温 6℃

ブラウン(38cm)×1,レインボー(30〜35cm)×6

黒蝶貝スプーン,ディックナイト

 2002年締めくくりのレイクトローリングを丸沼でと一月も前から計画していました。
 そもそも28日はくろさわの仕事の関係からわがままを言わせてもらって決定した日です。
 この日程が今回のハプニングの予兆とは誰も予期できるはずも有りません。

 前日出発前の天気予報は強い冬型で大荒れの天気図でした。群馬県北部は100%雪。
 しかし、埼玉県北部の上空は星も見えるほどの快晴。
 天気予報の間違いであることを祈って、予定通り23時出発、R17の子持村付近は1℃、ちらほら雪も舞ってきました。
 否応にも丸沼の寒気は避けられそうに有りません。

 沼田市街に入ると雪は本降りになり、駐車している車の屋根には既に5cmほど積っています。
 天気予報どおりの大雪です。 くろさわはこの時点から「この雪ではまともな釣りはできない」と既に腰が引けていました。
 沼田の市街地を抜けた所で、まさやんと待ち合わせのため、自宅で待機中のtaigaさんに状況報告。
 taigaさんは予想通りと思ったのか意外にも強気のGOサイン。

 更に車を走らせると日中日陰の場所には雪が踏み固められて、ブレーキ操作、ハンドル操作共に危うくなってきました。
 くろさわの車はFFのテスップワゴン、ノーマルタイヤ。
 若かりし頃はシーズンに2,3回は車でスキーに行ったので雪道の走り方や怖さはわかっているつもりです。

 避難するようにオルゴール館の大駐車場へ乗り入れると10cmほどの積雪になっていました。
 持参したチェーンを付けて再出発。
 辺りはすっかり雪国で、別の目的と錯覚してしまいそうで、とても釣りに来たことを実感できません。
 雪に埋もれた片品の街中を通過する頃には積雪は20cmに達していました。

 チェーンはしっかりと雪を噛んで丸沼高原スキー場まで来ましたがスキー場に入ったワダチが数本有るだけで、その先金精峠方向へはもう何時間も車が走った形跡は有りません。
 このまま直進する勇気が無いので駐車場入り口に車を止め、再度taigaさんに連絡。まもなくまさやんさんと合流とのこと。
 しかし、あくまでも強気でした。
 くろさわはこのまま、taigaさんを待つこととし、しばしの仮眠に入ることにしましたが、エンジンを切ると30分も絶えられません。

 4時頃taigaさんからの電話で目が覚めました。まだ1時間くらいかかりそうです。
 電話を切ってまたうとうとしていると「ドー」と地響きのような音がして除雪車が金精峠方向から降りてきて、ステップワゴンの前をかすめるようにすごいスピードで通り過ぎて行きました。

 除雪車の通った後は2〜3cmの雪が残ってチェーンがしっかりと雪を掴んで走り易かったので丸沼の入り口まで行って見ることにしました。
 残念ながら丸沼へ下りる道路は除雪されておらず、一度入り込んだら蟻地獄のように二度と出てこれないほどの雪が積っているではありませんか。


案内板の左が丸沼に下りる道:積雪約30cm

 丸沼の入り口でどうしようか思案している内に、taiga・まさやん組が到着。
 丸沼入り口まで来ると携帯電話が圏外となってしまうので一旦スキー場まで下り、かつまるさんと連絡を取って見ることに。
 すると、かつまるさんも積雪に苦戦し、金精峠の手前で立ち往生、除雪車待ちとのことでした。
 この時点で6時はまわっていたと思います。かつまるさんは何としても金精峠を超えて来る決意。
 車内で暖をとりながらスキー場入り口で待機していると、1時間程でかつまるさんが到着しました。

 ここまで来たからには何としてもと、くろさわを除くメンバーは決行の構え。 くろさわがこんな日に行こうなんて言いださなければ・・・・皆さんご免。
 丸沼のホテルが所持している除雪車が道を開いてくれるのを待っていると、ホテルの従業員や釣り客の4駆が難なく突破して行くのを指をくわえて見送らざるを得ませんでした。

 いくらか踏み固められたようなのでチェーン装着のくろさわ車で乗り込んで見ると何とか走ることができ、またホテルの従業員から午後には完全に除雪できるとの情報も入ったので、踏み固められた跡をかつまる車、taiga車が続いてゆっくりと湖畔に続く道路を下りて行くことができました。

 湖畔の駐車場に辿り着いたのは9時30分をまわっていました。
 駐車場から100m程離れた湖畔まで、皆汗だくになりながら重い荷物を駐車場から運び、ボートの準備に取りかかり湖上に出たのは既に10時を回っていたでしょうか。


9時50分:雪の舞う中で準備を急ぐメンバー

 しかし、常時ダム側からの風が有り、時折突風が混じるほどで操船もままならない状態でした。
 いつもなら必ず先頭で湖上に漕ぎ出すくろさわですが、なかなか船を進めることができません。
 3本仕立てで引こうと用意してきたロッドも2本出すのが精一杯でした。
 とにかく風裏になる国道下へ向かおうと必死でハンドルを握り締めていました。
 そんな時に幸か不幸か3色の黒蝶スプーンに最初のヒット。船の向きを変えて風に流されながら取りこむとまずまずのブラウン。

 風に流された分を取り戻すために4,5速に入れて風上に向かいながら態勢を維持していましたが、ちょっと油断したスキに、ミノーを付けたラインをエレキのスクリューに巻き取られてしまいました。
 ロッドは無事でしたが、レッドコアラインは復旧している間にボートが岸に叩きつけられてしまいそうなのでやむなく50ヤードで切断、ロッドは撤収する羽目になりました。

 そのピンチヒッターとして3本目に用意したバテンロッド+5ヤード+ディックナイトを流すことにしました。
 流し終わるとすぐに、バテンロッドがグニャと曲がるすごい当たり。
 しかし、ロッドを持って巻き取ると形は35cmほどで、ロッドの曲がりはバテン特有の柔らかさのようです。
 取りこみ時は風に流され、また風上に向かう・・・これを繰り返しながら何とか国道下に辿り着くことができました。 がしかし、ここも常に静かと言うわけではなく時たま方向を変えて叩きつけるような風が回ってきました。

 クリック音が鳴る直前でパッと戻るような良い当たりも2回ほど確認しているので活性はまずまずのようです。
 国道下を楕円状に反時計回りにトローリングしながら、7尾まで釣り上げたところで湖面を見渡すと他にボートが見えません。
 不意に横風を受け、またスクリューに巻き取られましたが、今回は比較的被害は少なく短時間で復旧終了。

 当たりは有るので10尾になったら上がろうと50ヤードで切断したレットコアラインにモノフィラを結束3本仕立てで風に乗りながら3尾の追加にチャレンジしましたが今度は5ヤードのバテンロッドのPEラインがスクリューに巻き取られてしまいました。
 ラインをスクリューから外している間にボートは出発したホテル前近くまで流されてしまったので、ここで今年のトローリングは終了としました。


トラブル続きの3時間でしたがまずまずの活性でした。
ドナルドソン系(4尾)が混じっていました。

 ボートを接岸すると、皆さんが出迎えてくれました。 2艇とも30分〜1時間前に上がり片付けも済んでいました。
 時刻を聞くと13時30分、釣り所要時間3時間少々、思えば時間の経過も忘れて釣っていました。
 かつまるさんはホテルまえで大物を狙い続け、ブラウン3尾を上げたそうです。
 taiga・まさやん艇は湖を広く探ったようですが、数は出なかったようです。

 くろさわの釣り道具の運搬を手伝ってもらって、お待ちかねの昼食タイムに突入。


鍋を囲んで遅い昼食の時間:楽しかったですね

 taigaさんの井筒ワインやまさやんさんのみそ田楽をほうばりながらこの一年を振返りながら・・・たらふく飲んで食べて語るルアーや釣り場の話は寒さも時間の経つのも忘れさせて・・・・。
 持参した芦ノ湖のサクラマスの燻製や手伝ってもらったチゲ鍋も好評だったようで満足満足。

 皆さん、ありがとうございました。
 2年続けて納会は吹雪の丸沼でしたが、また行きましょう。
 そして来年こそは、ぽかぽかと小春日和の中でトロ〜ンとトロりましょう。

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平成14年11月16日(土)
5時40分〜15時(中2時間ミーティング)

芦ノ湖

曇り時々雨 ・ 表層水温8.1℃

サクラ(40cm)×1,レインボー(35,25cm)×2

ディックナイト

 今回は、「トロトロ倶楽部」と「何でも手作り工房」の掲示板に書き込みいただいている皆さんとの釣行となりました。

 15日の22時30分頃ややフライング気味に自宅を出発。
 比較的道路は空いていたのにもかかわらず、途中のコンビニで食料とランチミーティングの物資の仕入れに少々時間を費やしたのか箱根湾の駐車場に着いたのは2時を少しまわっていました。
 車外に出ると外気は予想したほど寒くはありませんでした。

 以前はルアーまでセットしてきたのですが、子供が小学生になった頃から釣り場に着いてからセットすることにしています。
 でないと後部座席で寝ている子供が、寝返りや急に体を起こして子供が釣れてしまいます。
 いつものパターンで朝マズメのタックルの1本は必ずレットコア5ヤードの表層引きと決めて、それにいつものディックナイト、そしてもう1本には白蝶貝の極小スプーンをセットしました。

 そうこうしている内に、周りがにぎやかになってきました。
 右側には見覚えの有る赤い車は・・・そうです、レイクとローラーズの塩谷さんの車でした。
 他のメンバーも次々に合流しているようで、挨拶の後は淡々と準備に余念がありません。
 私もお近づきの挨拶をすると、幸いにも気さくな方でメンバー構成や毎年恒例の釣り納め等話を聞かせていただきました。

 時刻は4時半、そろそろhayasiさんも到着しているかな? と携帯に電話してみると、駐車に到着していて私を探しているとのこと。
 場所を確認しながら福井ボート側に歩を進めると石橋の上にhayasiさんらしきシルエット・あ!と肉声で声を掛けようと、別の車の横から「くろさわさん!」の声。
 一瞬何が起こったのか・・・・  にわかにはその状況が把握できるませんでした。
 橋からこちらに向かって来たのは、確かにhayasiさんで、声を掛けてくれたのはなんと「かつまるさん」と「上原さん」でした。
 実はくろさわは「かつまるさん」と「上原さん」が参加してくれることを全く知らなかったのです。びっくりするやら嬉しいやらで・・・

 くろさわにとってはhayasiさんと上原さんは初対面でしたが、くろさわがアー、エーと言っている間に4人の挨拶も終え、早速芦ノ湖の現状分析と作戦会議が始まりました。
 かつまるさんと上原さんの投入兵器を見せていただきました。
 かつまるさんは既にロッドにセットした6〜7cmの自作のツノ(中央肉厚タイプ)を使うとのことでした。特に変わったところは見受けられませんでしたが、前回も20尾代を釣り上げた実績あるルアーです。
 上原さんに見せていただいたのは27cmもあるリアルミノー。これを引くロッドが無いので使うのは次回以降とのことでしたが、「スッゲー!」の一言です。

 しばらく熱い話しに夢中になっていましたが、さすがに長いこと立ち話をしていると足元からシンシンと冷え込んできました。
 気がつくとボート屋さんに灯りが点り、営業を始めたようなので、12時頃に白浜集合ということでそれぞれのボート屋さんへ散って行きました。

 くろさわが荷物を持って桟橋に行くとレイクトローラーズの面々も準備に追われ、ごった返していました。
 桟橋で鈴木さんに聞くと、本日モーターボート12艇の内11艇はトローリングだそうで同業艇の混雑は避けられないようです。

 荷物を積み終えてスタンバイしていると「出ますか?」「いま1艇先に出てますから気をつけて」とのこと。
 どうも一番手をレイクトローラーズに譲ってしまったようです。
 しかし、湖上はまだ真っ暗なのでいつもの様に湾内の周回コースに入ると次々にトローリングボートが出船してくるのでライトで自艇の存在とコースを知らせることに追われ、なかなかラインが出せません。
 ようやくラインを流し終え、2本のロッドをホルダーにセットし、馬の背沖の2周目、ディックナイト側にクリック音が響く当たり。
 最初のヒットなので久しぶりのファイトを楽しむ余裕も無く、慎重にとり込むと暗がりの中でもサクラマスで有ることがはっきりと見て取れました。


40cmのサクラマス

 更に2周した観光船桟橋前でまたディックナイトにヒット。30m程後方で水飛沫が上がり、いいファイトをしてくれましたが、上がってきたのは35cmのレインボー。 

 出船後30〜40分を経過し、他のボートは次々に好みのポイントに向かって箱根湾を出て行きました。
 ちょっと焦りを感じながらももう少し釣れるかな密かな期待を寄せ、箱根湾に残ることにしたのですが、当たりがあるのか2、3艇は湾内に残り釣っていました。
 どうも狙うポイントが同じようでコース取りが思うようにならず、ここで他の艇とお祭りしたら絶好の時間帯を無駄にすることになるし、相手にも迷惑を掛けることになるので、湾内を出ることにし、湾の出口で大島方向に進路を変えた矢先に、またディックナイト側に小さな当たり。
 ランディングしたのは25cmのレインボーでした。
ここに、表層引きに関するくろさわの主張があります

 そのまま湾を出て、大島〜恩賜公園下〜元箱根湾〜成蹊と表層タックルの撤収やルアーや深さを変えながら移動するも当たり無し。

 こうなると焦りも感じなくなるのか景色を撮影する余裕さえでてきました。
 外輪山の山頂部分は既に時期を終えたようですが、芦ノ湖に接する斜面の紅葉は綺麗に染め上がっていました。


終わりに近い紅葉ですが、晴れていればもっと綺麗だったでしょう

 更に立岩〜百貫もノーピク状態は続き・・・。
 10時頃にヨシローさんから「寒い・渋い」の入電。
 そう言えば他艇のランディング光景も目にしていない。

 ラインを回収し、百貫〜トリカブト沖までショートカット。
 トリカブト沖と大島間を2往復。しかし、やっぱり当たり無し。
 もはやここまでと観念し、待ち合わせ場所の白浜最奥部にボートを向け、hayasiさんとヨシローさんに連絡し、早めのランチミーティングに付き合ってもらうことにしました。

 なんとヨシローさんはマイカヌーでのお出まし、そのカヌーには見たことも無いロッドホルダーや暖房用のコンロ。
 経験の中から色々な工夫が伺えます。


全員集合の図
左から Kさん・上原さん・hayasiさん・かつまるさん
・まさやんさん・Mさん・ヨシローさん のそうそうたるメンバー

 その後、かつまるさん、上原さんと次々に上陸し、全員集合となりました。 
 かつまるさん、上原さんは形はいま一歩とのことですが、さすが数はきっちりと揃えていました。

 しかし、大半は苦戦を強いられたようで、早速冷え込んだ心と体を温める作戦に転向。
 熱燗、味噌田楽まで出揃う手馴れた行動はどこで身につけたんでしょう?
 いつのまにか宴会に突入していました。
 体を温めながらとても一部始終は覚えていられない情報が飛び交っていました。
 釣り場(中禅寺湖、銀山湖etc) 勤務地 住所 延べ板状の角etc
 膨大な情報の中で印象深かったのは出船前に見せていただいたレイク専用ミノー(上原スペシャル:下の画像)です。
 湖底すれすれを流すとのことでリップは着いていません。タックルボックスも半端な大きさではなく、下のミノーも20cm近くあると言うのに・・・このミノーはヒメマスを模したもので、なんと27cmも有る綺麗なミノーです。
 ヒメマスの友釣りもできそうです。


タックルボックス上の「上原スペシャル」
下のミノーも半端じゃないのに

 それと、画像はありませんが、hayasiさんの角の延べ板です。
 角を割り開くように板状にしたもののようですが、緑がかった透明で、数条のノギの束が見て取れます。これを削り出して水に漬けるとどのように見えるのでしょう。 願わくばその勇姿にお目に掛かりたい。

 釣り談義はアルコールも手伝って2時間あまりの楽しい時間をあっと言う間に経過させてしまいました。

 14時、互いの再会を約し、残る2時間に期待を込めて再度湖上に散ることとしました。

 くろさわはその後、トリカブト〜三石沖をフラフラと・・・ついに当たりもなく15時納竿としました。

 皆さんご苦労さまでした、そしてありがとうございました。
 また、お会いできるのを楽しみにしています。

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平成14年10月13日(日) 6時〜12時

アングラーズエリアHOOK

晴れ ・ 気温18℃くらい

レインボー 25〜35cm  8尾
イワナ    30cm     1尾

ジャドースプーン(黒ラメ)・アワビ中通し
アルフ(黒) 他

 例によって家族サービス限定の付録釣行です。
 しかし、前回釣りに付き合った長男はテスト勉強兼留守番役を命じてあり、今回釣りをするのは私一人。

 駐車場に6時ジャスト着。5〜6台の車が有り、釣り人は既に釣り場に散っていました。
 私は前回好調だったこともあり、同じ山側の大岩に陣取ることにしました。

 恒例のミノーのブンブン投げは、これまた恒例の不発。
 それでは極小スプーンで・・・ともう一本のULロッドにALFを装着してリールのベイルを起こそうとすると何かに引っかかってベイルが動かない。
 仕方なく、その故障リールを固定している軽量ルアー専用ロッドは諦め、一回りヘビー(?)なULロッドで投げ続けざるを得ないはめになりました。
 このロッドでは軽いルアーはちょっとかったるいので、ハンドメイドのジャドースプーン(鉛板製)をガンガン遠投していると黒ラメに反応がありポツリポツリと釣り上げることができました。

 今回は8日の芦ノ湖に持参したツノスプーンも特別演習として参加させました。
 実はツノスプーンは軽く、なかなか沈まずボート上からは水中での動きが確認できなかったので、その動きを見たくて持参した訳です。
 しかし、芦ノ湖で成果を上げた赤牛ツノは軽すぎて10mもキャストでず、結局確かな動きは確認できませんでした。

 水牛ツノは厚く切り出したもので、たっぶりと水を吸っていたのでさらに重くなり、遠投ができてクネクネと良い動きを見せてくれたのですが、当たりすら無し。

 中通しのアワビは空気抵抗を受け水牛ほどは投げられませんでしたが、まずまずの飛距離を出すことができました。
 大形のスイベルをお腹に抱えさせたものですが、ゆっくり引いてくるとスイベルの重みでお腹を下にして泳ぎますが、スピードの割にはなかなか沈まず、早く引くと水圧を受け、水上スキーのようにお腹を上にしてすぐ水面に出できます。
 アワビなので水中でもキラキラ反射し、魚には強烈なアピールになるようでスローリトリーブで魚が追って来るのですが、なかなか口を使ってくれません。
 そこでチョンチョンとアクションを入れると先ほどのお腹の上下が入れ替わるのかすごいトリッキーな動きを演出します。
 この効果は絶大で、本日9尾の釣果の1/3をたたき出す連続3ヒットをなしとげました。・・・ちょっと大げさですが嬉しかったです。
 しかし、見切られるのも早くその後はさっぱりでした。


中通しのアワビスプーン/良い働きをしてくれました

 HOOKの放流時間は早く、6時30分くらいですが、放流後にバタバタ釣れると言うわけではなく、皆さん結構苦戦していました。
 比較的に流れ込みの近くにいた数人は順調に数を伸ばしていました。

 午前券の私が魚を捌いて、観光組みの家族を待ちながら休憩ロッジで休んでいると、オーナーの菊地さんが「難しいでしょう」と話し掛けてくれました。
 ストックしている水槽の快適な水温に慣れ、魚を放流しても快適な流れ込み近くから離れて行かないんだそうです。
 昨日の土曜日も多くの客が来たので相当数放流したそうですが、釣り上げたのは極わずかで殆どの魚は残っているんだそうです。
 それを聞くと平日来たくなりますね。
 尽きない話の中で「何でも手作り工房」とリンクさせていただいていることを話すと、相互リンクしていただけるとのことでした。
 後日URLを連絡することにしました。


休憩ロッジからルアー池を見る
この後午後からのお客さんが入り間隔はこの
半分くらいになりました

 オナーは次から次に来るお客さんの対応に追われ、ゆっくりと話をすることはできませんでした。
 オナーの人柄が宣伝をしないこのエリアを常連さんの口コミで広げ、お客さんでいっぱいになっているようです。
 ですからお客さんもマナーがいいですよね。今日2回もラインをクロスさせてしまいましたがラインを解いてどちらとも無くぺこりと挨拶・・
 気持ち良く釣り場を後にすることができました。


オーナーは管理棟と釣り場を往復し
忙しく動き回っていました

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平成14年10月8日(火) 5時〜15時

芦ノ湖

曇り時々雨 ・ 表層水温18.5℃

ブラウン(小)×)×4,レインボー(小)×2,ヒメマス(小)×1

角スプーン(赤牛),アワビ(中通し)

 今回は、中禅寺湖以来半年振りに再会する石渡さんとの釣行となりました。
 中禅寺湖ではゆっくり話をする時間もなかったので、くろさわからお願いしてご一緒させていただくことになり、何よりも角の話や、最近の芦ノ湖での釣果等の情報交換できるのを楽しみにしていました。

 今回は、釣果も上記の通り貧果のためルアーの話を中心に報告することとします。

 私はすずきボートから、そして石渡さんは元箱根の大場ボートから出船することになっていましたが、箱根湾の駐車場で合流し、ボート屋さんが開店するまでの間お話をすることができました。

くろさわが箱根湾の駐車場に着いたのは2時頃でしたが、石綿さんは既に到着していて、くろさわを迎えてくれました。
 小雨の車外では話もできないと石渡さんの車にお邪魔いたしました。

 車内にはロッドが5〜6本並んでいて、トローリング用、ムーチング用、キャスティング用等、ガイドには既にラインが通されスタンバイ状態でした。 ロッドは1本を除いてハンドメイドのグラスロッドで好みのアクションに仕上げてあるんでしょう、道具と言うよりは石渡さんの体の一部になっているようでした。

 早速角の話しとなりましたが、ツノルアーメーカーとしての話はスケールが大きく、角を数本入手する程度の我々の感覚ではちょっと話しついて行けません。
 角の仕入れから角の髄を抜く下処理に至ってはグロテスクな作業がで、我々には想像を絶するご苦労があるようです。

 見せていただいたケースには赤牛、黒毛和牛の角から特別に切り出された美味しそうな角片が山盛りになっていました。
 その中の幾つかを触らせていただきましたが、ノギの集中している部分の内側はしわのように浮き出し、それが複雑に入り組んでいるので中の髄が中々出てこない、出せない角は土に埋めてバクテリアに処理を手伝ってもらっているとのこと。
 その他、アイレット補強の要否、くろさわの作ったツノの変色の原因等々・・

 尽きない話は時間の感覚を麻痺させて、ボート屋さん開店まじかまで延々と続き、それに気付きあわててそれぞれのボート屋さんに向かうはめになりました。

 今回は、単独釣行では無いのでフレキシブルな行動ができるように船外機の持ち込みはせず、3人乗りのボートを予約したのに、事情が有ってか、サービスか分かりませんが、「今日はこれに乗って」と5〜6人も乗れそうな大形のボートを貸してくれました。

 ボートが大きいので・・雨にも負けず風にも負けず、観光船の高波にも負けず・・・大きいことはいいことだ=おかげで一日余裕の航行ができました。

 またしても箱根湾を一番乗りで貸し切る名誉を賜りました。
 曇り・微風・・・水温以外は絶好の条件です。
 まずは形を見たいと実績のあるディックナイトのハーリングタックルと白蝶貝の30ヤードで湾内を探り、周囲が確認できる明るさになってから行き先を決めようと思っていました。

 しかし、箱根湾を一番乗りした恩恵には預かれず、ロッドティップは静かに揺れるばかりでした。
 6時頃に石渡さんから「元箱根湾内で当たりが頻発」との入電があり、くろさわ艇もルアーの交換をしながら大島を回って元箱根に向かうことに・・・

 恩賜公園下から弁天の鼻にさしかかった所で本日最初のヒット、赤牛ツノ60ヤード、7時のことでした。
 上がってきたのは、30cmのブラウンでしたが、感激してしまいました。
 何せ、くろさわがツノで釣った最初の魚なんですから・・・
 その直前までは「本日はボ・・」が頭をかすめていましたから嬉しさ2倍。

 その後は山のホテル下・山ノ神等でポツポツと拾い釣りと言ったところですが、不思議なことに同じ赤牛・60ヤードのみで釣り上げました。

 下の画像は今回持ちこんだ角です。
 左の容器は赤牛、黒毛和牛、山羊。右の容器は全て水牛です。
 こう並べて見るとノギが入っている赤牛と黒毛和牛はあまり削り落としたくないので幅広で、どうやっても透明感が出せない水牛は逆に厚みを活かして数を作ったので長細いと言う傾向が見え見えですね。

 下の画像は赤牛のツノで、今回活躍したのは一番右の角です。
 中央は隣の部位から作った同型の角ですが、同時に6色に合わせても当たり無し。何かが違うんでしょうね。
 活躍したツノには戦歴の傷跡が生々しく残っていました。 後で解ったことなんですが、この傷を削り取ろうとまじまじと観察すると、傷は大小10本くらい有り、傷は何故か画像の右側にしか付いておらず、また表面(画像の面)は横方向の引っかき傷で裏(凹面)には点状の傷が残っていました。
 このツノは右舷で6色、芦ノ湖を反時計方向に回りましたからボートからは岸寄りを流したことになります。 と言うことは魚は沖から岸に向かってルアーにアタックしたことになります。 このツノの左右にノギの差が有るのか陽光の向きによるものか不思議な傷跡でした。
 一番左のツノはツノの初挑戦を記念して大島北側に奉納してきました。(実はくろさわはそんなに気前良くなく、根掛かりを回収できなかっただけです・・・ま、気は持ちようということで)

 次の画像ですが、これも今回新規投入兵器で、湾曲した薄いアワビを切り出し、上下に直線状に穴を開けてあります。
 左側はスイベルを付け、右側は使わなくなった金属のスプーンを腹合わせにして上の穴からロッド側のラインを通し結束する方法です。
 ルアーの動きによってラインに傷が付く事を考えればもっと改良が必要ですね。
 左のルアーは凹側を上にして小刻みに動き、右のルアーは凹側を下にして意外にも小さな動きでした。(次回の釣行報告で動きを確認してきました。こちらも興味深いことが解りましたのでごらんください)
 中に入れるものによって動きがいろいろ変えられそうです。
 今回左のルアーで百貫沖9色からヒメマスを釣り上げることができました。

 この他、黒蝶貝の黒い外層部を半分程残したルアーに結構良い当たりが有りランディングネットを用意している間に形を見ることなくバラシしてしまいましたが、くろさわにとってはこれも収穫でした。

 本日の釣果です。このイケスは船に合わせて特大〔(幅1.0m×長さ1.6m)×原寸復元係数0.5〕です。とくとごらんあれ。

 ブラウンは全部鰭再生途中のものばかりでした。
 ヒメマスは百貫沖9色から上げたこともあって早々にダウンしてしまいました。

 くろさわは15時頃一足先に上がり、元箱根の大場ボートに移動すると沖に石渡さん艇が見えました。
 石渡さんも、トローリング、キャスティング、ワカサギでのムーチングと、攻めの釣りを試みましたが、苦戦を強いられたようです。
 しかし、最後まで弱音をはかず、諦めようとはしない気力はウインドのレースで鍛えたスポーツ精神か・・・

ネバー・ギブアップ!

 石渡さんが上がったところで記念撮影。
 ご苦労様でした。

また是非ご一緒しましょう。

 次回の大漁を約して解散となりました。(17時頃)

 

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平成14年8月25日(日) 6時〜12時

アングラーズエリアHOOK

晴れ ・ 気温30℃

レインボー 25〜35cm  23尾

ジャドースプーン(黒)・MMグラスホッパー(黒/オレンジ)
アルフ(黒・オリーブ) 他

 川場FPへの釣行から2週間空けてのHOOKとなりました。
 暇だからと言う訳けでも無ければ行きたくてしょうがないと言うわけでも無し。
 子供の夏休みに海水浴にも連れていってやれなかった罪滅ぼしのつもりで「日曜日はプールにでも行きますか?」のいいかげんな計画。

 その話を聞きつけた中2の長男は何を考えていたのか釣りに行くものと勘違いし土曜日の夕方に準備を終えていました。(思い返せば長男が自ら釣り仕度をするのは2年振りくらいでしょうか)
 そんな訳で、赤城山麓の温泉プールへ行くこととなり、午前中はお父さんと長男の釣りの時間が確保できたんですね〜。

 ちょっと出遅れたためHOOKの駐車場に着いたのは6時をちょっと回った頃。
 車は5台程しか駐車しておらず、なんだか拍子抜け。

 遊魚券を買ってルアー専用の2号池に行くと池の一番奥に女性客が一人。
 私は山側の大岩近くに、長男は流れ込み近くに布陣。

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大岩付近から・・下の1号池でもフライロッドが
何回も絞り込まれていた

 水の透明度は今までのHOOKにしては濁りがきつく感じましたが、それでも川場FPよりは透明度が良いようです。
 地下水を汲み上げているせいか水温も18℃といい感じです。

 最初は毎度のごとくミノーを扇状に投げまくりましたが当たりなし。
 ミノーを早々にあきらめてジャドースプーンを着けてのスプーニングに切り替えると3投目程で当たりがあり、久しぶりの生きの良い躍動感がロッドを通して伝わってきました。
 長男にも当たりがあるようで時々大合わせを入れていましたが、タイミングが合わないようです。(今回は好きにやらせることにしました)

020825hook03
こんなに真剣に釣りをする長男を見るのも久しぶりです

 30分程すると管理人さんがネット1杯の放流をしてくれました。
 1杯とはいえ3人の客だけですから大歓迎です。
 そのせいか適度の間隔で当たりが有り、5個程のルアーをローテーションしなから順調に数を伸ばして行けました。
 魚はいずれも鰭のととのった元気な魚体で形の割にはファイトを官能できました。
 9時頃には釣り人も6人になり、またしてもネット1杯の放流がありました。
 長男は首を捻りながらの4尾で納得行かないまでも何かを感じとったようで、午後も続けたいとの申し出には次回の釣行を約し、却下としました。

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ロッドや頭に赤とんぼ・・赤城は急に秋きっぽく・・

 私は午前券なので一足先に上がり、魚を捌いているところへ管理人の菊地さんが「どうでした?」。
 「楽しめました」と答えると「ナイターで2号池を開放すると凄腕の釣り人にバッタバッタと釣り上げられて翌日の日中は魚が恐がって出て来なくなっちゃうんで、盆明け後から2号池はナイターをさせていないんだよ」とのこと。
 (もう一週間早かったらちょっとやばかったかな)

 12時には観光専攻組みの女房殿と長女と合流し、計画していた温泉プールとお風呂でゆっくりとくつろぎのんびりと帰途に着きました。

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平成14年8月10日(土)6時〜9時30分

川場フィッシングプラザ

快晴・気温35℃くらい?

レインボー 30cm  1尾

何を投げてもだめ・ヒットルアーを覚えていない

 10日の土曜日に久々に川場FPに行ってきました。
 例によって家族の観光を兼ねた釣行です。

 6時をちょっと過ぎた頃に駐車場に着き、早速準備。
 2年ほど前にブヨと日焼けでひどい目にあったので、長袖+長靴の出で立ちでいざ出陣。

 先客が10人ほど釣りを始めていました。
 私は川側の大岩近くに陣取りましたが、近くには釣り人が寄り付かないので何かいやな予感がしました。
 理由はすぐにわかりました。向かいの山頂から陽が差込みはじめまぶしく、キャップを深くかぶり、うなずくように頭を下げていないと・・・

 水は笹濁りと言ったところですが、ややに濁りがキツイ感じです。
 ライズは朝のこの時間にしては少ない感じ。

 朝一のミノーによる大物狙いは空振り。
 ならばとスプーンやプラグをがんがん投げるも反応無し。

 周りもルアーマンの半数以上が私と同様。
 わずかにクラブハウス前の流れ込み周辺でのルアーやフライは順調に吊り上げていました。

 7時を回ると着衣の上から刺すような日差しになり、薄着に着替えろと誘惑してきますが、ここで脱いだら日焼けで泣くことになると必死で我慢しました。

 大岩に腰掛けるようにして投げた1投で唯一釣り上げることができましたが、依然として当たりもないまま、8時過ぎ放流の時間を迎えてしまいました。

 しかし、放流後も状況は変わらず「こんなはずでは・・」と焦れば焦るほどドツボにはまって行くようで・・・
 その焦りは、9時頃には頂点に達し手がつけれないほどにエスカレートしていました。

 汗だくで自尊心ズタズタのくろさわは、ついに忍耐の糸がプツと音をたてて切れてしまいました。そうです「もうや〜めた」である。
 あの忍耐の象徴「おしん」も投げ出したことがあるあれです。

 タイミング良く家族が近くの朝市から帰ってきたところで釣りは終了〜。
 その後は家族と気晴らしに温泉のハシゴをしてしまいました。
 皆さんは良い釣りをしてください。
 温泉も一軒で十分でしょう。
 と言うことで今回は画像も無し。

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最終更新日  2006年01月15日 22:30