旧式だったり安物(釣り道具としては全く問題ない)でちょっと

恥ずかしいんですが、私がレイクトローリングで使っている

リールのクリック音です。(ボリューム控えめにしてあります)

ABU7000C

出番は少ない
PENN209LW

多用してます
SimanoGT3000

以前は主役

alphaPF6000

表層引き用

DaiwaST40

年代物の名品

 

レイク・トローリング


  「レイク・トローリング」との関わりはProfilesルアーフィシングとの出会い〜こだわりの釣りの通りですが、教えてくれる人もおらず、また現在の様にインターネットもなかったので雑誌や新聞記事を見ながらの試行錯誤の繰り返しでした。

  初期の釣行ではボウズは珍しくなく、またトラウトを釣り上げるよりブラックバスのほうが多かっりして・・・

  さて来訪の皆さんは私より経験豊富な人もいると思いますが、多少なりとも参考になればと思い経験から得た私なりのテクニックを紹介いたします。

 タックル,ラインシステムについては、当サイトがもう少し充実するまで別のサイトを参考にしていただくこととして、ここでは

について紹介します。


レイクトローリングに関するお奨めサイト
[釣技旅団突撃隊のロゴ]
http://www2.ttcn.ne.jp/~trllng/index.htm


★表層引きの有効性


  レットコアラインを使用した「レイク・トローリング」においては、ルアーの泳層を決定するものはリールから送り出されるレットコアラインの長さによることは言うまでもありません。

  レイクトローリングに限らず活性のある魚の泳層を探り当てるのは大変です。そのためレイクトローリングでは2本以上のロッドを使用し、互いに10から30ヤードの差をつけて引いているはずです。

  私は探知機を持っていないので8月を境に3月30ヤード,4月40ヤード,5月50ヤード,6月60ヤード,7月70ヤード,8月80ヤード,9月70ヤード,10月60ヤード,11月50ヤードを目安にしています。

  しかし、私が芦ノ湖で季節(月)を無視して早朝一番から必ず使用するタックルがあります。それは、5ヤードのレットコアラインを付けた物か、レットコアラインを全く付けていないタックルです。

  つまり水面下1m以内を引くのです。これは、その日さい先良く1本を釣り上げたいと思うとき期待に応えてくれます。キャスティングを主体としている方も、ポイントの移動中等是非試してください。レットコアラインを付けなくても良いので10mくらいキャスティングしベイルを起こし、ボートを進めながら30mくらい引き出したら早歩きくらいのスピードでボートを進めればOK。

   私がこの釣法をマスターした頃「遠藤龍巳」氏により雑誌に紹介されました。(誰でも同じことを考えるんだなと思いました)

 根掛かりしないこと、また何と言っても季節に関係なく、早朝気持ち良く表層を漂っているトラウトに最も有効です。

 

 


 


表層引きライン構成例


ダクロンライン              レットコアライン     モノフィラライン
(6号) 50m  (18lb) 5m  (3号)10m (1.5号)3m
リール[表層引きラインシステム]ルアー

 ただしこの釣り方には1つの欠点があります。釣り方自体に欠点が有るわけではないのですが、ラインが表そう近くに位置するため、この釣り方を知らないモーターボート操者によるライン上の横断です。ラインを船外機に巻き取られた場合ルアー,ラインはもとよりロッドも無事に済むとは限りません。  かく言う私も遊覧船に1回、バスボートに2回ラインを巻き取られ自らラインを切断した経験があります。

 ですからこの釣りは、平日のバスボートが少ない日、または朝一番でバスボートがこないような場所まで移動し、ゆっくり釣りましょう。

 また、この釣法は朝マズメから9時頃までは効果がありますが、9時を過ぎて魚が深場へ移動してからは極端に釣果が落ちます。しかし、小雨や頻繁にライズが有る場合は釣れ続くことがあります。

 


★トローリングピッチ  

 私は「ヒメトロ」から入門し、レットコアでの「レイク・トローリング」に移行していったせいか、トローリングピッチ(スピード)は船外機のアイドリング状態で走行しています。

   私と同じくらいの早さの方も希に見かけますが、ほとんどの方は私より早いスピードで釣りをしています。しかし、釣れるか否かは単に早さだけではないようです。私は季節や時間に関わらずいつも同じスピードで釣りをしていますが、釣果は多い方だと思っています。言い替えればルアーの持ち味を活かすスピードと泳層が合えば魚は釣れると言うことではないでしょうか。

 私は、このスピードをベースにして作為的に岸に近づき、また進路変更をしています。こうすることで内側、外側のロッドが大きく回転しルアーの泳ぎに変化を与えています。

 


 

★お奨めルアー


   私は10数年の経験の中から、必ず最初から使用するルアーがあります。それはこのルアー。そうディックナイトです。このルアーの実力は私がここで説明するまでもないと思います。

  もし使ったことのない方は是非1度使ってみてほしい。
   400円/個 以下なので気軽に使えるのではないでしょうか。このルアーの実力を知った時から私の買い溜め作戦が始まりました。根掛かりによるルアーのロストも少なく常に30個以上のキープがあります。

   また、今後は管理釣り場でも試し、実績としてこのページで紹介して行きたいと思っています。

   「表層引き」のコーナーで紹介したラインと組み合わせると最も大きな効果が得られると思います。

 


 

ハンドトローリング

  釣り場にキャスティングのタックルしか持ってきていなくても、ローボートでもレイクトローリングはできます。

 ポイントを探しながら移動する時等は、小さなスプーンかサスペンドタイプのルアーを10mくらいキャスティングし、ボートを漕ぎながら更に20mくらいラインを出してからロッドを固定します。

 後は、歩く速さくらいで漕いでいればOK。
 このときリールのクラッチはON、ドラックは緩るめ、ロッドはラインに対して直角にセットします。専用のロッドホルダーが無いときは尻手ロープ等の使用をお奨めします。大物や根か掛かりしたときはタックルごと持って行かれる事もありますから・・・

 私も他やることが無いくらい釣れない時は、船外機をチルトアップし、この釣り方(ハンドトローリング)をしていましたが、体力との勝負になりますので最近は・・・

 


最終更新日  2008年03月01日 20:52