浮月楼と駿府城
7月16日、日本中が最高気温を書き換えるほどの暑さの中、中学時代の友人と我が夫の計8人で静岡へ日帰り旅行をしました。
友人が静岡駅近くの浮月楼へ昼食を食べに行こうと提案しました。浮月楼は徳川15代将軍慶喜の屋敷跡にできた料亭で、将棋の第81期名人戦七番勝負第2局が2023年4月27・28日の両日、静岡県静岡市の「浮月楼」で行われた場所です。挑戦者の藤井聡太6冠(竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖)が渡辺明名人を破り、その後、史上最年少で「名人」を獲得し、藤井聡太七冠となりました。そして、来月にも王座を獲得して8冠になるかもしれないと話題になっています。
昼食後、小梳神社(おぐしじんじゃ)に立ち寄りました。徳川家康が幼い頃、人質として今川義元と対面する前にここで服装を整え、武運長久を祈願したと言われています。また、西郷隆盛と山岡鉄舟が会見した史跡や家康の居城があった駿府城公園にも行きました。
とにかく暑い!公園の中に入りましたが、暑さで元気が出ません。そこで、葵舟に乗れると聞いていたので、乗船場まで残る力を振り絞って歩きました。
葵舟は、駿府城公園のお堀を一周遊覧する船のことです。水上は地上とは違う涼しさがあり、江戸時代にタイムスリップしたような気分になりました。たった1日の旅行でしたが、心地よい経験ができました。