7月24日(日)の続き |
つい先日、町長選挙で、合併ではなく自立を主張して落選したN候補の、選挙対策組織の解散式があったそうな。私は現場にいなかったので、以下は人づてから聞いた話だが。 今回の選挙では、合併に反対する勢力・何とか藤野町を残そうと立ち上がった人達には、日頃は政治に対して参加しようとはしなかった人達も多かった。 そんな爽やかな人々の集団が、はからずも生まれたような気がする。この芽は、これからも大事に育って欲しいと思う。 |
7月26日(火)の続き |
「また合併の話?」、と言われそうだが、以下の文章は、ある方から新聞の切り抜きをファックスで送って頂いたもの。あまりにも藤野でも同じような心配が想定できる事例なので、紹介します。7月15日の朝日新聞より。 |
合併の自治体は状況把握困難に 今年に入り、今月13日までに風水害で死亡した10人のうち、8人が70歳以上の高齢者だった。この中から教訓を探ると一。 梅雨前線が九州付近に停滞した今月10日午前5時半ころ、大分県日田市で裏山が崩れた。民家が全壊し、57歳と91歳の親子が死亡した。大分地方気象台は同日午前2時半に同市周辺に大雨洪水警報を出した。さらに、午前4時25分には、「過去数年間でもっとも土砂災害の危険性が高まっている」との情報も出ていた。 しかし、日田市は今回、避難勧告は出していない。同市の池永晃・消防防災係長は「あの地区は別の部局が受け持っている。市中心部とは地形も違ってわからない時がある」と、振り返った。 同市は3月末、1市2町3村が合併したばかりだ。災害があったのは、旧日田市と合併する前の旧上津江村地区。市中心部からは約30キロ離れている。合併で広くなった自治体の把握ができないという課題がみられた。 (大久保泰) |
藤野町を含めた津久井郡は、その多くの面積を急峻な山地で占めている。また、山が湿った大気に影響を与えるのか、台風などが通過する際には、周囲の町に比べて際立って多くの雨が降る。 合併した際、相模原市はどのくらい正確に藤野町の大雨の状況を把握して、対策を講じてくれるのだろうか。 今回の選挙で、合併推進派は、『藤野町単独では災害時の対処ができない。』と主張していた。しかし、果たして災害時の対処を、相模原市に委ねる事が賢明だろうか。 その土地をよく知り尽している人間が、現場で災害の様子を把握して、現場で対策を講じて、現場で指揮をとって行動できる安心というのもあるのではないか。 私は、「生活の安全」という最も生きていく上で大切な問題を、他人に委ねる発想に対して危ういものを感じる。 新聞で紹介された日田市にしても、今回の教訓を経て、今後の新市の周辺部の災害対策について改良を加えていく事だろう。しかし私は、災害対策のような問題は、最終的には現場の人間が立ち上がらなければ解決できない問題だと考える。 |
9月7日(水) | |
嫌な写真だけど、また牧馬にゴミが捨てられた。今度はパソコンのモニターとビデオのカセット。何でわざわざ山にまで持って来て捨てていくんだろう。この程度のゴミであれば、自治体の指示に従って廃棄すれば済む事だろうに。 もう一つ、腹立たしい話。先日、選挙で当選した新町長の所信表明があったそうだが、それに対して質問をした町議員は、女性議員一人だけだったそうな。 |
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町長は相模原市との合併を推進するつもりだろうが、議員達には、その合併に変な所が無いか、監視役になってくれなくては困るのに。特に、合併に批判的な議員たちには!。 更に、合併を推進して来た団体「ふじの行政を考える会」が、町に対して、藤野町の商工会への補助金を削減するようにと陳情があったと言う。 |
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9月17日(土)の続き | |
以下は、回覧の全文。
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牧馬での会場は、私の大家さんの家だ。 しかし、本当に『町民会議』の名に値するようなものになるのだろうか。単に、自分の言い分を伝えるだけで、住民からの率直な疑問や質問や追求に、真摯に答える気持ちがあるのだろうか。 この新町長、町議員だった頃は相模原市との合併には反対派だった。それが町長選挙に出るという話になって、急に合併推進派に転向した。 この新町長。 この町民会議。単に町長の言い分を聞くだけの会にするつもりはない。私一人に何ができるか、たかがしれているが、少なくとも『会議』に値するような追求はしたいものだ。 |
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