合併問題にまつわる日記

6月30日(木)
 今日は町長候補の公開討論会がある。夜7時から藤野小学校(旧日連小学校)体育館にて。う〜ん、行けるかなァ。
 昨日芸術の家で行われた長野県下條村の伊藤喜平村長の講演に行ってきました。この村の取り組みについてはこのページが詳しいのですが。

 この講演の内容は、前回の泰阜村村長の講演同様に、主催者の『藤野町を愛する会』から録音をお借りしたので、これからコツコツと文章に起こして紹介します。選挙までにまにあうかしらん。

 下條村独自の取り組みの紹介や、役場の職員の意識改革について、いろいろお話してくれました。
 藤野町の印象についても語ってくれて、財政の健全さ(給与所得者の多さが強みになっている)、都心からの近さなど、藤野町の持つ『強み』についての話があり、目標を掲げて着実に実行すれば、それほど労もなく良い町になるとおっしゃってくれました。
 本当に貧しい、一から自分でやらなければいけない長野県の山村で頑張ってきた村長の目から見れば、藤野町は相当恵まれた可能性のある町に見えるようです。

 面白かったのは、長野県の山里に住む村長の目から見ても、藤野町の自然は濃厚で『厚みがある』と感じたという話です。

 先日、藤野駅の駅頭で、藤野町と相模原市の合併を主張する『ふじの行政を考える会』がチラシを配っていた。
 この団体は運動の手段に悪質な所があり、町議の自宅に深夜や早朝に連日のように大挙して押し掛け、相模原市と合併するように意見しにきたり、議会の傍聴席に陣取って合併に批判的な議員の意見にヤジを飛ばしたり、合併問題に関する説明会では、合併に批判的な質問をする住民に怒号を浴びせかけたりしてきた。

 あまりにも酷い集団なので、最近では私もあまり彼等の配布するチラシにいちいち反論する気にもならなくなってきたが、今回配っていたチラシには、それでも腹に据えかねる記述があるので、このチラシの全文と共に私の意見も掲載してみた。興味があったら見て下さい>>

7月2日(土)

 新ジャガを頂きました。下の写真はウツボグサの花穂。写真の左上辺りに小さなハチが写ってます。

 先日の6月30日、藤野小学校体育館にて町長選挙公開討論会が行われました。私も途中から見る事ができたのですが、凄い熱気でした。
 住民の関心が非常に高く、400人以上は集まったと思います。藤野の有権者の20人に一人は参加した計算になりますね。

 この討論会は、藤野町と相模原市の合併を進めるか否か、それぞれ推進派の候補・慎重派の候補が熱っぽく自分の考えを展開し、相手の考えの問題点を批判しました。

 会場での写真・ビデオ等の撮影・録音は禁止されていたので、討論会の様子の写真はありません。以下は会場の入口で手渡された『会場ルール』の一部抜粋。

■会場での注意事項(ご来場のみなさまへのお願い)

@立候補予定者の発言を妨げるような言動(ヤジ、私語など)はおやめください。
A開会時、閉会時およぴ司会が促した時以外の拍手はおやめください。
B特定の立候補予定者のイメージに関わる行為(プラカードの掲示や宣伝活動など)はおやめください。
C政策資料、ビラ、チラシ等の配布、およぴ署名活動は禁止とさせていただきます。

 討論の盛り上がりで、うっかり拍手する人もちらほらいましたが、みんなこのルールを守っていて、とても理想的な討論会になっていたと思います。

 この討論会をお膳立てした青年会議所も、いろいろ大変だった事でしょう。ただ感謝と言うほかありません。

 合併推進派の町長候補のチラシには、昨年藤野町で講演を行ってくれた村長のいる泰阜村について、明確に『財政破綻しそうになっている』と書かれています。昨日、早速、泰阜村村長からメールと文章が送られて来たので(早い!)、実際はどう言う事なのか説明しておきたいと思います。こちら>>

 しかし、これから町長になろうとしている人が、この村を指して『財政破綻しそうになっている』と言い切るのは、凄いなあと思いました。これはもはや藤野町だけの問題ではなく、他の町村の名誉の問題にまで絡んで来ます。
 この町長候補、どこまで裏をとった情報を流しているのでしょうか。

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