日本が韓国を3対0で破りアテネオリンピックの出場権を獲得した夜、クレヨン探偵事務所へ一本の留守電が・・・。

「こちら強化本部−Code Name、アタックNo.ワン=世界を制する為、ばれぇの秘密兵器を発掘せよ。
ボーダーコリーのジャンプ力とドーベルマンの守備力を持つ、美咲ちゃん似の子ね!
報酬は国民年金未納期間の恩赦。期待して待っている・・・・プシュゥ・・・」

「そういえばプリンセスメグちゃん、2代目プリンセス天功を就名したらしいし〜、
パワフルカナちゃんもK1に参戦するらしいし〜(対戦相手は、ファイティングレオ?)・・・そのせいかしら?」

兎にも角にも、相棒プジョーに乗り込み、東洋の魔女探しに出かけたくら子であった。
捜索Target:鮎原こずえ
出身校:富士見学園→富士見高校 特徴:目が大きく、ポニーテール。
性格:かなり気が強く、負けず嫌い。高校では、唯一全日本のメンバーに選ばれる。
友達以上恋人未満の同級生、一ノ瀬努の死を乗り越え、
木の葉落とし、風船アタック、竜巻落としなどの得意技を持つ、スポコン永遠のアイドル・女王鮎。
とはいえ〜、そう簡単に東洋の魔女なんか・・みつからな〜い。

「ここかしら、クンクン・・・。」



でも、そこは世界が恐れるニッポンの元気印、迷探偵くら子。執念の捜索は続くのであった。

そして・・・・何故か?熱血鬼コーチ登場。



「くら子、立つんだ・・バシッ!そんなんで東洋の魔女になれるか、バシッ、バシッ!
そんな動きで、必殺:爆走アタック?が完成するかぁ!」

地獄の猛特訓は続くのであった。


クレヨン新聞 東埼玉版片隅の記事
「バレエ界に期待の新生現る」
近年、停滞していた日本バレエ界に期待の新生くら子現る。
プリマの常識を覆すその短い脚を匠に利用して、
卓越したテクニックと気品ある踊りをみせる彼女には「白鳥の湖」がよく似合う。
しかし、この無名の新人、何故かバレーの全日本強化推進本部が発掘したらしい。
バレエとバレー、謎の繋がりが波紋を呼んでいる。

くら子さんの会見が行われたのだか、
「世界稀、尻尾無し暴走アタッカー、ドスコギ・クラじゃぁ、今一ね。
世界一の短脚アタッカー、プリマドンナ・クラと呼んでね。」
と意味不明な言葉を連発しているそうなのである。

目指せ、金メダル!じゃぁ。