2.我がビートの悩ましき問題点(の数々)
愛すべき我がビート (2004年1月現在) である。ご覧の通り、青いシート以外特に目立ったところのない純正カーニバルイエローの1991年式である。1999年12月に購入してから、ざっと14,000kmを走り、現在の走行距離はおよそ58,000km。幸い、エンジンは好調で今のところ目立ったトラブルは無い。無論、あくまで今のところは…だが。
しかしながら、13年の歳月は確実にボディにダメージを与えてきたらしい。特に我がビートは、前オーナーが事故の痕を極めてE加減に補修したらしく年々塗装の状態が悪くなってきている。酷いのは右リヤ・フェンダーでクリアーが剥げてボロボロ。左リヤ・フェンダーもすっかりツヤが無くなってしまっている。また、ボディが痛むなら当然の事だが幌もやばい。超定番の雨漏りはもちろんで、幌カバーをして駐車しているのにもかかわらず雨の翌日はシートが湿っている始末。リヤ・スクリーンは傷だらけで後方視界はかなり悪い。雨の夜、後ろの車の車種を当てるのはパネルクイズアタック25でパネル七枚で最後の問題に正解するよりも難しい。幌を止めるスナップはとうの昔にどこかへ吹き飛んですでに存在すらしていない。
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ボンネットとバンパーの色が違う |
… 言葉もない |
すっかり艶消しイエロー |
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右側の幌フック 止めようにもフックがない |
こちらは左側。さらに酷く分解状態 |
このままではいけない…。 オーナーでなくてもそう思わずにいられない状態だ。漠然と「長く乗ろう」、そう心に決めてはいたが、家族会議の結果、近い将来プジョーを手放し趣味の車がビート一台になることが決まった今、まさに手の入れ時だろうと考えた。
そう、 ビート・リフォーミング・プロジェクト(BRP) の始動である。