孫悟空の夏休み その1 〜・夏のキャンプ編・〜
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8月9日(金)
仕事が終わり、休む間もなくレンタカーを借りに行く。
深夜12時に出発、子ども達は夕方から昼寝しているので、いたって元気。
孫悟空は仕事で疲れた体にムチ打ちながら、眠い目をこすり運転した。
子ども達は夢の中へ...。首都高を通り、中央道を抜け、八王子インターで下りる。
そしてひたすら青梅街道を奥多摩方面へ進む。空は段々と白んできた。
途中、奥多摩湖の向こうに朝日が見える。とても綺麗だ。これから始まる孫悟空一家の夏のキャンプ。どうなることやら...。
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8月10日(土)
キャンプ場に着いたのは午前5時。もちろんチェックインは出来ないので、近くの河原に行く。
辺りは完全に明るくなっていた。車を降り、外に出てみると肌寒い。弟の腕時計の温度計を見ると20度を指している。
都心より涼しい。まさに天然クーラーだ。前日から夜通し、運転したので仮眠を取ることにするが、10分もしないうちに子ども達が起きてしまった。
いつもと違う風景に、川に入りたいとか、トンボを捕りたいと言い出す。寝てないのに...(悲)。
それでもトンボを捕り始めると自分が一番熱くなっていた(笑)。
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チェックイン待ちで来た河原。 トンボがいっぱい飛んでいた。 |
朝食は孫悟空のおかんが前日に作った特製豚汁と手作りおにぎり。
午前中は河原で遊ぶ。昼過ぎキャンプ場にチェックイン。車から荷物を降ろして、バンガローに入れる。
まずはバーベキュー用のかまどを作る。夕食の牛肉の丸焼き(シュラスコ?)を作り始める。
出来上がるまで相当時間がかかるため、子ども達を連れて渓流遊び。
川の水はとても冷たい。そうこうしている間に夕方。
孫悟空と子ども達はお釜でごはん炊きとカレー作り。やはり、キャンプで食べるカレーは最高!。
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かに穴がいっぱい開いていた。 |
キャンプのカレーは最高!。 |
夜になると他の団体がキャンプファイヤーを始める。
面白そうなので見に行く。「千と千尋の神隠し」に出てくる「カオナシ」がファイヤーを点火。
「スイカの名産地」や「オニのパンツ」を一緒に踊る。キャンプファイヤーも終わり、バンガロー脇で花火をする。
その後、キャンプ場の奥の林の中で、夜空の星を見に行く。今の時期、流星群が来ているらしく、流れ星を見ることが出来た。
子ども達は寝てしまい、孫悟空は弟と妹と酒を飲みながら、いろいろな話をして夜が更けていく。
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キャンプファイヤーの点火式。 |
お楽しみの花火。 |
8月11日(日)
早朝6時...。普段は7時起きの孫悟空も、キャンプ場では天然クーラーのおかげで早起き?。
バンガローの裏手に川が流れていて、マイナスイオン大放出?のため、心地よく寝れた。妹の話だと、昨夜飲みながら寝ちゃったらしい。
朝の身支度を済ませ、かまどに火を入れる。朝食は体にやさしく「にゅうめん(ひやむぎの暖かいもの)」を食べる。
帰り支度をして、午前9時30分、キャンプ場をあとにする。孫悟空のおかんの希望でキャンプ場の近くにある温泉「小菅の湯」でキャンプの汚れを洗い流す。
露天風呂も入る。風呂を上り、みんなで「手打ちそば」を食べる。
午後は、奥多摩に来たのだからと小河内ダムへ行く。都民の水がめでダムの落差は日本一らしい。ダム上部から下を眺める風景は絶景。
近くにある「水と緑のふれあい館」でダムの歴史などを見学する。
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都民の水がめ、小河内ダム。 |
落差、約150m。 |
そして、「日原鍾乳洞」へ...。会社の後輩からも聞いてはいたが、道が細くて鍾乳洞に行くまでかなり渋滞するらしい。
案の定、大渋滞。鍾乳洞の営業時間の午後5時まで、着きそうもない。仕方なく鍾乳洞の管理事務所に電話する。
見に来られる人がいる限り、鍾乳洞を開けておきますとの回答。鍾乳洞についたのは午後5時半。
日原鍾乳洞の中は1年を通して約10度、Tシャツ1枚では寒いくらい。子ども達に長袖に雨カッパを着せて鍾乳洞に入った。
中は幻想的な鍾乳石が見れた。
時はすでに、午後7時...。車の中で、子ども達はスヤスヤと眠っていた。今年の夏も良き父として子どもと接することが出来たかな?
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