■ ウエート・コントロール

● 2001年1月時点でのfujiyanの経験

ウエート・コントロールについて申し上げる場合、詳細な自分自身のデータ(体重の推移など)が一番ご参考になるのでしょうが、ゴメンナサイ、ありません。従いまして、記憶ベースで申し上げます。

fujiyanは、身長176センチで、年齢は30代後半です。

まずは、肥満のおさらい。

BMIという肥満指数が、一般的に使われているようです。
(体重kg÷身長m÷身長m)=22
となる、体重を標準体重とします。従いまして、fujiyanの標準体重は、
1.76×1.76×22=68.1kg
です。 この標準体重を20%以上越える場合、「肥満」と呼ばれています。fujiyanの場合、
68.1kg×120%=81.7kg
を超えると、「肥満」ということになります。

また、10%を越える場合には、「やや肥満」ということになります。

fujiyanの場合、
68.1kg×110%=75kg
を超えると「やや肥満」ということになります。

現在は、体重74-75kg、体脂肪率は20%というところです。(ギャー、「やや肥満」とギリギリ!)

最も重かった頃は、体重88kg(!)。寝る前1時間前程度に夕食を取っていたのを、寝る前4時間前位にしただけですが、84kgまで落ちました。その後、止まってしまいました。

そこでウォーキングを始めました。ここで、TANITAの脂肪率表示機能付き体重計で計測しました。体重84kg、体脂肪率は27%でした。

最初3ヶ月は、周りから痩せたね、とは言われましたが、数字としての体重減は、ほとんどありませんでした。2時間ウォークを始めてから、少しずつ体重が落ちて来て、その4ヶ月後(=開始後7ヶ月)で4kg減となり、その後3ヶ月で、6kg落ちました。従いまして、10ヶ月で、10Kg減ということになります。

食事制限もしてませんし(ラーメン大盛りを、スープも残さず食べています(笑))、また酒飲みでしてカロリー取り放題ですから、効果はあるのでしょう?しかしながら体重が落ちてくるまで、ウォーキングの基礎訓練も含めて当初3ヶ月は我慢するべき、と思います。

減量へのウォーキングの効能に関して、「脂肪燃焼しやすい体質」に変わることが可能、ということが言われています。上記3ヶ月は、「脂肪燃焼が困難」な体質から、「脂肪燃焼が容易」な体質への変化のための期間とも考えることができるのかな、と思います。従いましてウォーキングに限らず、(有酸素)運動による減量は、飲食物のコントロールによる減量よりも、リバウンドが少ない、と言われているのだと思います。

最後の3ヶ月で6kg落ちた時は(ウォーキングフォームの項でも触れた)腰の回転を意識するようなフォームを取り入れた頃で、横腹から背中に掛けての肉が、急にゴッソリ無くなった感じで、びっくりしました。(男性であるfujiyanが書くとオゾマシイですが、「くびれ」が急に出来ました(笑))体を回転させて歩いたため、その部分に集中的に効いたのかもしれませんね。今は、おへその回りに肉が残っている感じです(笑)。「この最後の3ヶ月」とは、5月、6月そして7月でして、暖かくなってきたこと、そして「脂肪燃焼が容易」な体質に、ある程度変化したため、一気に減量効果がでてきたのかもしれません。


● 呼吸が大事

エクササイズ・ウォーキングが、ウエートコントロールに有効であるためには、呼吸が非常に重要であったと思います。脂肪燃焼の要といわれている「有酸素運動」です。歩きのリズムに合わせて、活発に「吸って、吸って、吐いて、吐いて」ですね。腹式呼吸とは言いませんが、お腹まで空気が入るように意識しました。お恥ずかしいんですが、実は歩くリズムに合わせて呼吸するだけなのに、意外と慣れるまで苦労しました(笑)。呼吸を意識し続けないと、忘れてしまうんです(笑)。皆さんには、関係ないかもしれませんが、一応経験談としてご参考まで。


●ブラック・コーヒー

「ウォーキング前にブラックコーヒーを飲むと、脂肪燃焼が促進される」と言われています。fujiyanも、たまにですがウォーキング前にコーヒーを飲みます。確かに、体がポカポカ温かくなるのが、コーヒーを飲まない場合よりも、相当早い様に思えます。ただし、二時間程度の歩きで、特に寒い時期には、「脂肪燃焼」と同時に「利尿作用」も促進されてしまい(笑)トイレ探しに困った経験があるので、fujiyanはあまり継続してはいません。


●今後の課題:「ウォーキング」+「アルファ」が必要?

この稿を書いている時点では、ウォーキングを始めて約1年半弱というところですが、実は最初の10ヶ月で10KG落ちて、その後横ばいです。

現在の体重74kgは、fujiyanが20代の頃の体重です。また体脂肪率20%というのは、一応30代以降の男性の数字としては、肥満ではないとされるレンジの真ん中あたりのようです。しかし、身長から計算したfujiyanの標準体重は上述の通り、68kg程度です。(ちなみにこの68kgですと、fujiyanの高校時代の体重です。)ですので、あと6kg程度やせると良いのにな、と思っていますが、体重の減少は、ここ半年程度の間止まってしまっています。

「ここ半年」というのは、NYへの転勤が決まって現在までの期間、に相当します。生活の変化、ウォーキング・スケジュールの乱れ、そしてこちらでの食生活などの要因もあるかとは思います。しかしながら、「ウォーキングで金沢めぐり」さんも、ある程度で体重減が止まってしまう経験をお持ちで、食事制限などとの組合わせの必要性をご指摘されています。

一方、「キムのキムち」さんが、体力増強と体重減目的でウォーキングを始められた経験によりますと、腹筋・腕立てと、ダンベルを持ったウォーキング(Power Walkingと、英語では呼ばれています)をミックスして、体脂肪率16%までになったそうです。ある程度からはウォーキングの以外の「フィットネス」を取り入れることが、体重減・体脂肪率低下を促進するのかな、と思えました。また、正直いっておへその回りに残っているfujiyanのお肉が、気になります(笑)。

また、体重減とは直接関係ありませんが、「おとなの遠足」さんは、歩くことのみを続けていくと、上半身が下半身に対して弱くなるため、腰痛になりやすい旨のテクストを読み、それを御自身の経験と照らし合わせて、ご同意なさっておられます。

ウォーキングと、それ以外のフィットネスを、ある程度組み合わせる必要を、更なる減量と長くウォーキングを楽しむために、fujiyanは現在考えています。


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