土曜山行会活動記録


土曜山行会


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2017年4月〜8月までの記録

岩殿山(4月)
瑞牆山(5月)
伊豆ヶ岳(6月)
北八ヶ岳池巡り(7月)
鹿俣山(8月)

鹿俣山 1636.7m


2017年8月5日(土) 天候: 晴れのち曇、霧


定員いっぱいの25名を乗せたバスが関越道を北に進み、群馬県に入るころには予報に反して晴天となった。
今回の山行は、玉原高原(たんばらこうげん)のブナ林を歩き鹿俣山に登り、ラベンダーパーク入り口に戻るコース。

歩き出してすぐに玉原湖が道の両側に現れる。ブナ林に入るとその手つかずのブナの木々の美しさに圧倒される。カメラを持ってきたメンバーはブナ林のすばらしさを写真に切り取るべくシャッターを押していた。ブナ林を抜け笹原を通るとスキーゲレンデに出た。いよいよ鹿俣山に向けて登り開始。途中から玉原湖、遠くに谷川連峰も見えた。蒸し暑い中登ってきた山頂はガスの中で展望はなし。下山はラベンダーパークを通るグループと登山道を進むグループに分かれてバスが待つ駐車場に全員無事集合。


準備体操後、いざ出発



玉原湖。周囲を広葉樹に囲まれた自然豊かな湖。北側にある玉原湿原では、水芭蕉が咲く。


人の手がほとんど入っていないブナ林を行く。熊が時々出没するとのこと。



ブナの巨木。どのぐらいの年数ここに立っているのだろうか。



ブナ林を抜けスキーゲレンデに出た。



鹿俣山中腹からの眺望



ゲレンデ近くに咲いていたヤマアジサイ。色が鮮やかだった。



帰路に通ったラベンダーパーク


今回は山に登ることやそこからの眺望というより、自然の林、ブナ林の美しさに感銘を受けた山旅だった。ひたすら山頂を目指す登山もあるが、このような山行も素晴らしい。  (2017.08 了)




北八ヶ岳 (双子岳 2223.8m、双子池、亀甲池)


2017年7月8日(土) 天候: 晴れのち曇、時々雨


快晴の東京を総勢25名で出発。大河原峠より北八ヶ岳池巡り山行をした。

大河原峠より双子山までは花を愛でながらのひと登り。開けた山頂より西に蓼科山が霧の中に見える。鶯の鳴き声がよく聞こえる。ここの鶯は鳴き方が上手だ。30分ほど下った双子池はその名の通り雄池と雌池に分かれており、雌池の湖畔はキャンプ場になっていた。雌池で昼食の後、天狗の路地と呼ばれる典型的な北八ヶ岳の苔に覆われた倒木や岩の間の道を通り亀甲池に向かう。亀甲池から天祥寺原を経由して出発点の大河原峠に戻った。


大河原峠でしっかり準備体操



奥の蓼科山は煙っていた



広い双子山山頂



双子池の雄池の前でみんな気持ちよさそう



倒木、苔、これぞ北八ヶ岳



自然のままの亀甲池、水辺には鹿?の足跡も



天祥寺原への快適な登山道を行く 正面は蓼科山



左: ツマトリソウ 右: オサバグサ


帰りの中央道は例によって渋滞。時間つぶしにマイクを回して山の歌、童謡、懐メロを歌って大盛り上がりして無事帰着。北八ヶ岳の美しい自然と温泉、歌を楽しんだ一日だった。  (2017.07 了)




伊豆ヶ岳 850.9m


2017年6月17日(土) 天候: 晴れ


入梅しているにもかかわらず晴天に恵まれ、総勢19名で奥武蔵の伊豆ヶ岳から子の権現を縦走した。

伊豆ヶ岳の稜線までは急登の荒れた道を登る。このルートは下山では使用禁止と標識が出ていた。一時間半ほどで山頂到着、写真撮影。ここまでは大したことはなかったが、伊豆ヶ岳から子の権現までのルートがアップダウンの連続で結構大変だった。開けたところからは南に棒の折山から高水三山及び御前山から大岳山に続く稜線を見ることができた。ようやく着いた子の権現(天龍寺)は火災と腰から下の病気に霊験があるとして信仰され、境内には金の大わらじや大下駄がある。安全登山を祈願して西吾野駅まで下山した。


さわやかな青空の下、正丸峠駅前で準備体操



アジサイの横を通っていざ登山開始



伊豆か岳山頂へ続く急登を登る



子の権現へ向かう尾根上の古い送電線の鉄塔



南方向の眺望



アップダウンの連続



子の権現の大わらじ



 左: ユキノシタ 右: マタタビ


伊豆ヶ岳から子の権現のコースは奥武蔵では人気ナンバーワンの健脚向けロングコースとのことで、交通の便もよく楽しめた山行でした。  (2017.06 了)




瑞牆山 2230.4m


2017年5月27日(土) 天候: 晴れ


朝から晴れて気持ち良い登山日和、総勢21名のパーティーで瑞牆山荘前から山頂を往復した。
富士見平小屋までは楢やクヌギ等の若葉の林は土も柔らかく非常に歩きやすい。所々に薄紫のミツバツツジも出迎えてくれる。天鳥川から1時間程で大ヤスリ岩に到着、目の前で空を貫く巨岩は他を圧倒する。ここから山頂へは頂上直下の横這いの鎖場を経て40分程で到着。隣の金峰山や八ヶ岳連峰が良く見える。下りは登山者とすれ違いでも待ち時間が多くなり、登山道は大混雑の有様である。混雑した登山ではあったが全員、無事登頂を果たし元気でバスに乗り込んだ。


富士見平への登り ミツバツツジが出迎えてくれた



富士見小屋に到着



鎖場を慎重に登る



山頂近くでシャクナゲを見る



頂上から望む八ヶ岳連峰



金峰山は目の前 シンボルの五丈岩が良く見える



眼下に大ヤスリ岩が聳え立つ



山頂付近の全貌


さすが人気の山で混雑していましたが、岩場のスリルも味わいながら気持ち良い登山が出来ました。
(2017.05 了)




岩殿山 634m


2017年4月15日(土) 天候: 晴れ


中央線で事故があり混雑した電車に乗り高尾駅に集合。大月駅前で準備体操を行い岩殿山に向かうが、事故の影響で踏切がなかなかあかない。桜が満開の丸山公園で富士山など展望を楽しむ。急な階段を登り築坂峠への分岐を過ぎて電波塔のある山頂に着く。展望台にてアンパンタイムと記念撮影。築坂峠から鎖場へ。前に29人の団体がいて時間がかかりなかなか進まない。二つの鎖場を通過するのに一時間近くかかった。天神山あたりからポツポツと雨が落ちてきたが大したことはなく稚児落としを見て上を通過。滑りやすい下り坂を慎重におりて車道に出る。道端の草や民家の花を見ながら歩き、大月駅で解散する。


大月駅前で準備体操、岩殿山が駅舎後方に見える



桜が見事な岩殿城跡



登山口の急登



中腹から見た満開の桜と富士山



展望台近くの桜



カタクリの花



渋滞した鎖場



稚児落とし



棒ノ折山 969m


2017年4月22日(土) 天候: 晴→曇り

河合駅からバスに乗り八桑バス停で下車。いきなり舗装道路の急坂を10分ほど歩き、登山口で体操をして出発。以前はかなり鬱蒼としていた杉やヒノキ林が間伐されていて明るい。名坂峠でリックを置いて岩茸石山に登る。黒山とその奥の棒の折山が重なるようにしてよく見える。名坂峠に戻りアンパンタイム。黒山へ上りはアップダウンの連続。楢などの広葉樹が芽吹き始め、新緑が美しい。ヤマザクラ、ミツバツツジも散見される。


権次入峠を経て棒の折山に到着、集合写真を撮り昼食。秩父、奥武蔵、奥多摩方面の山々がよく見える。昼食後、権次入峠を経て荒廃した丸太の階段が深くえぐられた登山道を下る。急に霰混じりの雨が降り出し、急いて雨具を着る。下山後は川又バス停への分岐で解散した。





登山口で準備体操





名坂峠への登り





岩茸石山からの急下降





ミツバツツジが映える





棒の折山からの眺望




棒の折山山頂の様子





ヤマザクラ





深くえぐられた丸太の階段



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