姫川へと続く道♪第3章
北海道姫川を行く(後編)

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▽そして姫川林道へ

 森の姫川駅を出て姫川林道を目指し国道5号線を八雲町へ向う、がその前に森町で給油。
 いざ八雲に向けて北上。
 野田生から道道573号線に入る10数キロ走って姫川林道入り口に辿り付くが、頑丈なゲートが閉まっていてその先には進めなかった。
 ゲート突破しようかとも思ったが、このクソ重いフル装備仕様のレイドでは大変だ・・・
 姫川林道走破は今度の機会とする。

 ここで時間は正午を回っていた。

▽爾志(にし)郡の姫川訪問

 ゲート閉鎖は予定の内だったので5号線に引き返し道道67号線に入り直し姫川のある乙部町に向う。
 道成りに行くと国道227号線に出るが、その手前で道道460号線に出る。
 函館からだと国道227号線で日本海沿いの229号線に出て姫川を探した方が良いのかも知れない。
 そのまま道成りに行くと姫川だ。
 しばらく進むと姫川を示す最初の標識が現れた。

 撮影したまでは良かったが出発しようとしたら立ちゴケした。
 荷物が重すぎて起こせなくなった静圧式タンクなのでタンクキャップから漏れる燃料。
 燃料を失って立ち往生なのかと思ったら、近所のおじさんに手伝ってもらってバイクを起こすことに成功!
 気を取り直し姫川に向う。既に給油してからの走行距離は100キロを超えている。
 函館からレンタカーを借りて行く人は大変だ、地図上では意外に近そうに見えるのだが、内地の地図と縮尺が違うのである。
 そして、あれよあれよと言う間に伸びる走行距離。
 その上走行距離が100キロを超えると追加料金を採られるので懐にも厳しい。
 横にそれた話を戻そう。
 川が見えて来る。
 最初に現れた上姫川橋の標識を撮影。
 森にも有るな、上姫川橋。
 姫川林道へ向かう分岐の所に姫川小・中が有る。グラウンドで子供達がサッカーに興じている。

 姫川小・中で一休み、自販機でコーヒーを買う。すでに暖かい飲み物が買えないので冷たいコーヒーで我慢する。
 時計を見ると既に午後2時姫川林道の入口に行って近辺を撮影。
 こちら側にはゲートも雪も無かったが、行き止まりなのでまたの機会に走ろうと思う。
 走ってしまうと実家の札幌に付くのが深夜になると言う事情も・・・

 そのまま姫川を離れようかと思ったが姫川小・中に引き返す。
 姫川沿いに海に向い走り始める。

▽生命の泉ひめかわの水

 しばらく走ると何かの標識が目に入った。 引き返してみると・・・

 生命の泉ひめかわの水などと書いて有るではあーりませんか(笑)
 当然行くしか。
 水を汲んでいる中年夫婦が居たので汲み終わるまで待つ。

 中年夫婦に話しかけられる。東京から来たと答えると驚いていた。
 持って行ったパリ・ダカールの水筒に注いで立ち去ろうとしたが、一つろくでもない思い付きをした。
 確か昨日の朝新潟で買ったミネラルウォーターのペットボトルを取り出す。
 封を切って中身を捨てる。
 そして、ひめかわの水を注ぐ。注いでいる様子を撮影するのを忘れない。
 そして生命の泉ひめかわの水の石碑の前にボトルを置いて撮影する。
 持っていた透明のビニールテープで封印をした。

 で、札幌に付いてから画像を印画紙に焼き付け、ボトルと一緒に渡せば立派なお土産の出来上がり。
 誰のお土産にしようか?
 国道229号線と道道460の合流地点に姫川の由来が書いてある看板を撮影。

 一路実家の札幌に向けて走り出す。
 既に時間は午後3時を回り実家に付くのはかなり遅くなるだろう。



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札幌・太平洋・出発の地東京へ、に続く
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