今日も頑張る庶民の足・・・・路面電車を巡る旅

【2023年11月23日 更新】

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札幌市電 

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←2016年7月14日 西4丁目にて

 


 久しぶりに訪れた札幌で、初めて市電に乗った。

 この頃、路面電車では珍しい環状運転が始まっており、気軽に市内を一周できる。

 車両は、LRT風の近代的なものが増えていたが、昔ながらの丸っこい札幌スタイルの旧型車もまだまだ元気に走っていた。


京福電鉄 嵐山本線 

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←2010年2月19日 蚕ノ社にて

 


 京都市電亡き後、古都を単行の電車がのんびり走るのは京福の路線だけとなった。地元の人のみならず、観光客の利用も多い。

 車両はかなり近代化されたが、車体の塗色はクリームとグリーンの昔ながらのもので、京都という街の佇まいに合っている感じがする。

 駅名にも「車折神社」「太秦広隆寺」など、古都を感じさせられるものが多い。写真は、そんな駅のひとつ「蚕ノ社」を発車する電車である。


長崎電気軌道

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←1979年11月24日 大波止にて

 


 歴史ある長崎の市内をコトコト走っている。運賃は、びっくり驚きのワンコイン100円! 消費税導入・改訂の時も値上げしなかったのは立派だ。広島と並んで、路面電車が生き生きとしている感じがする。

 写真が何となく赤茶っぽいのは、取り込み元の写真が退色しているため(^^;

 *その後、運賃は120円に
   なりました。


加越能鉄道

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←1986年1月25日 高岡駅前にて

 


 富山地鉄市内線と同系の車両が走る路線で、郊外に出ると専用軌道を行く。市内電車というよりも、郊外電車のイメージが強い。
 ここもご多分に漏れず利用客が減少しつづけ、一時は路線廃止の話もあったが、会社を第3セクター化することで存続する目処がたったのは嬉しいことだ。

 これといった観光資源に恵まれないものの、路面電車復権の風を追い風にして頑張ってもらいたい路線である。


鹿児島市電

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←1979年11月27日 鹿児島駅前にて

 


 日本最南端の路面電車である鹿児島市電の電車が、南国情緒あふれる国鉄鹿児島駅前で待機している様子をスナップしたものである。

 しばらく前に路線の一部が廃止になってしまったが、残存路線にはJR鹿児島車両所製の新型電車が投入されるなどして、ここでも前向きな経営方針がとられているのは嬉しい限り。


土佐電気鉄道

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←1988年7月4日 桟橋通5丁目にて

 


 高知市の「はりまや橋」を中心に、南北・東西に路線を広げる。

 路線の末端には単線があったり、電車が走ると土埃が立ちそうな区間があったりして、路面電車というよりは郊外電車のような趣もある。

 近年、外国製の電車を積極的に輸入して、南国高知の街に新たな息吹が感じられる。

 

広島電鉄

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←1994年2月28日 紙屋町にて

 


 広電は「日本一の路面電車王国」といってもいいくらい活気がある。広島市内には何回か来ているが、市内の移動はすべて広電で、バスを利用したことは一度もない。

 広島市内有数のジャンクション紙屋町で見かけた電車は、京都から嫁入りした車両だった。塗装を昔のままにしているのは大変好ましい。広島の電車通りは実にカラフルである。

 

阪堺電気軌道 阪堺線

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←1989年5月28日 恵美須町にて

 


 なにわの街を走るチンチン電車の起点は、大通りからちょっと引っ込んだところに佇んでいた。昼下がりのせいか、駅構内や車内に人影はほとんどなく、眠っているかのように静かだった。

 残念ながら、時間の都合でこの路線にはまだ乗っていない。今度大阪に行った時にはぜひ揺られてみたい電車である。

 *その後、2010年2月に全線完乗
   しました。


伊予鉄道

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←1988年7月3日 本町6丁目にて

 


 南国を走る路面電車は、明るいカラーに彩られている。

 ここ本町6丁目の電停は、本町線と城北線の2つがT字状に向かい合っている。かつての都電全盛期にはところどころで見られたが、今ではすっかり珍しくなった。
 他にも大手町付近で鉄道線と平面交差していて、鉄道趣味的にはなかなか面白い路線である。

 

豊橋鉄道

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←1985年12月1日 豊橋市内にて

 


 豊橋鉄道が運行する豊橋市内線は、岡山電気軌道に次ぐミニ路線である。

 支線が1本がくっついているのも岡山電軌と同じだが、ここの支線は1982年開業とけっこう新しい。クルマが多い愛知県での路線延伸は大英断であろう。

 また最近では豊橋駅前付近の線路がわずかながら延長された。路面電車衰退の嵐などどこ吹く風と、血気盛んな路線である。今後の展開が楽しみだ。

 

岡山電気軌道

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←1999年12月29日 東山にて

 


 全長わずかに4.7km。今のところ日本一小規模な路面電車である。

 岡山駅前からしばらくは広々とした道路の真ん中を走るが、小橋〜門田屋敷にかけて道幅は狭くなり、かつて地方の小都市を走っていた路線のような趣がある。

  路面電車復権の風が吹く中、ここでは路線延長の構想があり、ぜひとも実現して欲しいものである。

 

東京都電

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←1999年7月24日 荒川車庫にて

 

 (車庫敷地外から望遠レンズで撮影)

 「だんご3兄弟」ならぬ「都電3兄弟」がちょうど車庫内に並んでいたのでスナップした写真。

 ここへは早稲田から都電に乗ってやってきたが、ちょうどこの日は巣鴨のとげぬき地蔵で縁日があったため、途中からジジババ・・・ではなくお年寄りが大挙乗車。まるで敬老団体の貸切電車のようになってしまった。  

 

熊本市電

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←1990年9月5日 健軍町にて

 


 日本初の冷房装置搭載路面電車を登場させ、最近では超低床電車を導入するなど、意欲的に近代化を進める熊本市電。路面電車といえば廃止・縮小が続いていただけに、実に心強い限りである。

 この写真の撮影当時はまだ超低床電車は無かったが、今後の発展を大いに期待したい路線である。 

 

富山地方鉄道

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←1986年1月25日 大学前にて

 


 富山地鉄の富山市内線で、かつて富山市営だったものが民間に移管されたという珍しい過去を持つ。

 全体的に富山市内を走るが、安野屋−大学前間は単線である。

 この写真を撮った日はあいにく小雪がチラついて薄暗かったが、北陸の電車にはなぜか雪景色が似合うなと感じたものである。

 

東急世田谷線

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←1999年10月9日 山下付近にて

 


 ご存じ玉電の生き残り路線。

 大手私鉄の経営する路線ながら、今まで大幅な近代化もされずにきたが、このたび同線で初めての冷房車がデビューした。車体にサザエさん一家のイラストを描いた新顔300系電車は、早くも世田谷線の人気者である。

 沿線は昔ながらの風景が残る好ましいところばかり。電車に乗るのもいいけれど、散歩するのも楽しいですゾ。


函館市電

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←1991年7月27日 函館市内にて

 


 どことなく異国情緒が漂う建物が多い街を走る路面電車である。電車自体もレトロな雰囲気のあるものから最新鋭のものまで実に多彩。

 数年前に一部の路線が廃止されてしまい、路線図はずいぶん寂しくなってしまったが、残存路線は末永く走り続けて欲しいものである。


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