【2007年8月19日 更新】


 2001年6月、2002年12月〜2003年1月、2003年9月、そして2005年7月と、タイ王国を合計4回旅行しました。大きな街には、日本同様に近代的なビルが建ち並んでいますが、そんな街でもちょっと脇道に入れば、30年前の日本のような素朴さがあります。

 ちょっと驚いたのは、日本ではとっくの昔に見かけなくなった日本製の旧車がジャカスカ走り回っていたこと。もちろん新型の日本車も走っていますけど、旧車遭遇率は日本の比ではありません。旧車ファンにはタマらない国でしょう。

 このページでは、そんなタイ王国で見かけた旧車や、日本では見かけない『現地仕様』の日本車たちを紹介しています。

 なお、タイトルの「こっぷんかー」は、タイ語で「ありがとう」という意味です。「こっぷんかー」の「かー」と、クルマの「カー(Car)」を引っかけてみました(^^;

  *撮影場所やクルマの所有者等については、一切お答えできません。


                     ▼画像をクリックすると、該当の車種が出ます。

トヨタ

30カローラソルナ2代目クラウンRT40コロナ
5代目クラウン初代カリーナ 2ドアセダン2代目クラウン その2

日産

910ブルーバード2ドアのウィングロードフェアレディZ4代目サニークーペ

三菱

ランサーEX初代FFギャランΣランサーフィオーレ

マツダ

初代FFファミリア

ホンダ

タイ版シティ

ダイハツ

コンソルテ・ピックアップ初代ミゼット その1ハイゼット

その他

いすずのボンネットトラックいすずのボンネットトラック その2




       トヨタ                            

 2代目クラウン その2 

 

 かなり旧車度が高い2代目のクラウンです。今の日本ではどのくらい残っていることやら.....。

 繁華街の路上に停まっていましたが、バンパーまでペパーミントグリーン?に塗られていて、どことなくアメ車っぽい感じがします。

  【バンコクで撮影】

 

 初代カリーナ2ドアセダン 

 

 縦長のリアテール&ウィンカーランプが個性的だった、初代カリーナの2ドアセダン。

 拙者は以前この型の2ドアハードトップに乗っていたことがあるので、ちょっと懐かしいです。


  【パタヤで撮影】

 

 5代目クラウン 

 

 ベンツ似の重厚なフロントグリルが特徴的だった5代目クラウンです。

 拙者が通っていた教習所の当時の教習車の一部がこれだったので、個人的には思い入れがあるクルマの1台です。


  【パタヤで撮影】


 RT40コロナ 

 

  下の2代目クラウン同様に、これまた旧車度が高いRT40(3代目)コロナです。

 ボディは「レストアし甲斐がありそう」なほど傷んでいます。フロントドアについている三角窓が何とも懐かしい・・・。

  【バンコクで撮影】
 


 2代目クラウン 

 

 オヨヨッ! これはかなり旧車度が高い2代目のクラウンです。さすがの旧車王国タイでも、この年代のクルマは非常に少ないです。

 テールランプが横型なので、おそらくは2代目の後期型でしょう。拙者としては、「涙目」タイプの丸形テールの方が好きですが・・・・(^^;

  【バンコクで撮影】


 30カローラ 

 

 ベストセラーカーであるカローラは、ここタイ王国でもたくさん走っています。
 この30カローラは、ボンネットのツヤがすっかり引けていて、ドアミラーもついているのかどうか定かではありません。

 でも、ナンバープレートが無いのはナゼ?

  【パタヤで撮影】


 ソルナ 



 


  日本では見かけないクルマで、おそらくはタイをはじめとする東南アジア向けのタイプなのでしょう。

 サイズ的には今のカローラよりちょっと小さめで、ターセル・コルサクラスといった感じです。

 エンブレムに「SOLUNA」とあったので、おそらく「ソルナ」と読むのでしょう。


 リアビューはこんな感じで、ちょっと前のカローラ風です。

 トランクはバンパーの上から開くので、荷物の出し入れは楽です。

【バンコクで撮影】

  *その後、車名は「ソルー
    ナ」であることが判明し
    ました。





       日産                            

 4代目サニークーペ 

 

 何とも派手派手な赤に塗られたFR最終型のサニークーペ。ボディはおろか、グリルやバンパーまで真っ赤っかです。

 タイではライバルのカローラの方が圧倒的に多く、サニーはあまり見かけません。


 【アユタヤで撮影】


 910ブルーバード 

 

 歴代ブルーバードの中でも、空前のヒット作だった910型です。

 さしものベストセラーカーも日本では見かけなくなりましたが、タイではまだまだ現役のようでした。


 【バンコクで撮影】


 2ドアのウィングロード  

 

 一見すると2ドアの商用バンのようですが、これが何と2ドアのウィングロードなんです。

 もちろん日本には無いモデルですが、日本でもソコソコ売れそうな感じがします。

 【バンコクで撮影】


 フェアレディZ  

 

  日本でもお馴染みの、フェアレディイZの初代モデル。

 タイでは整備が行き届いていないようなボロボロのクルマが多いのですが、このZはご覧のようにピカピカです。

 【バンコクで撮影】




       三菱                            

 ランサーフィオーレ  

 

  ハッチバックのミラージュのリアをトランクに変えた派生車種だったランサーフィオーレ。

 タイバージョンは「コルト」の名前らしく、「COLT」のエンブレムがついています。左リアがベコベコなのはご愛嬌(^^;

【パタヤで撮影】


 初代FFギャランΣ  

 

  FRからFFに大変身したギャランΣ。なめらかな曲線のスタイリングは、今見てもそんなに古さを感じません。

 日本ではイマイチなギャラン一族ですが、ここバンコクでは新旧いろいろなギャランが走っています。

【バンコクで撮影】


 ランサーEX  

 

 910ブルーバード同様に直線的なボクシースタイルが特徴だったランサーEX。

 海のすぐそばの土地なのにも関わらず、レモンイエローのボディはとってもキレイでした。


【パタヤで撮影】




       マツダ                           

 初代FFファミリア    

 

 1980年頃、当時経営が傾きつつあったマツダを救うほど、売れに売れまくった初代FFファミリア。

 日差しが強い所にも関わらず、色褪せしやすい赤のボディーカラーは、艶が保たれていて実にキレイでした。

【パタヤで撮影】




   ホンダ                           

 タイ版シティ    

 

 ヘッドライト点けっぱなしで街角に停まっていたホンダ製の小型4ドアセダン。シビックかバラードかコンチェルトかと思ってエンブレムを見たら、「CITY」という文字が!

 シティといえば、日本では3ドアハッチバックを思い浮かべますが、ここでは4ドアセダンのブランドのようです。

【パタヤで撮影】



   ダイハツ                           

 ハイゼット 

 

 用途不明な巨大な箱を荷台に載せている旧型ハイゼット。

 もっとも、ナンバーもついていないので、このクルマそのものの用途も不明です(笑)


  【バンコクで撮影】


 初代ミゼット その1  

 

  高度経済成長期の日本を走り回っていた初代ミゼット。日本ではまず見なくなりましたが、アユタヤの観光地にはたくさん居ます。

 ここのミゼット君たちは、なぜかヘッドライトが角形になっているのが多いです。ちょっとワルな感じがします(^^;

【アユタヤで撮影】
 


 コンソルテピックアップ  

 

 かつてダイハツが造っていた、コンソルテのピックアップバージョンです。

 コンソルテといえば、セダン・ワゴン・バン・オープン・クーペしか無いと思っていたのですが、ピックアップもあったのですね。ここの近所には、他に赤い同型車もいました。

【パタヤで撮影】 



   その他                           

 いすずのボンネットトラック  

 

 何とも懐かしい、ボンネットがある大型トラック。バスもそうですが、今ではキャブオーバータイプが主流になって、こういうタイプのクルマは少なくなりました。

 何とも派手なイエローの車体色と車体の飾り付けが、南国らしさを醸し出しています。

【パタヤで撮影】 


 いすずのボンネットトラック その2  

 

 こちらのタイプは、上のものよりも古そうな感じ。いすず製のかつてのボンネットバスにも、こういう「お顔」をしたものがあったような気がします。

 昔の警察車両のような、地味な色をしています。

【パタヤで撮影】 



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