下町は夏だ祭だ市なのだ!前編

大輪見事なあさがお

その1 三社祭
下町といったら、祭に市!今年も夏を迎え次々と催されていくのですが、こういうものには異常に興味を示す我々は、またまた自転車にまたがって突撃なのです。
下町の祭りといったら、なんといっても三社祭がNo1!これが始まらなくては夏もこないというくらいなのですが、この三社祭りは今から800年ほど昔に始まったと伝えられ、隅田川から見つかった仏像を祭っているということで、毎年雨に縁があるようで、今年も2日目の二の宮は雨に降られたのです。
丁度我々“お星さまの贈りもの”のレコーディングと重なっていた為、3日目の三の宮に参加ということになり、さっそくハッピを纏って行って見たのですが、道路にはこれから神輿を担ぐ担ぎ手がびっしりと座っていたり、出陣式のごとき雄大な太鼓が鳴っていたり、既に神輿が舞っていたりと朝から既に盛り上がっているのです。うーんさすが三社祭と思ってみていたら、その上に立つ若い衆はなんと全身総刺青なのです。
ハッピでハッピー 出陣前の陣太鼓 待機中の担ぎて達 全身総刺青の若い衆
一丁前にポーズ 雄大な太鼓 じっと待つ担ぎ手 神輿の上の若い衆

ハッピを纏ってといっても、実は娘だけで、子供神輿と、山車を引っ張るだけなのですが、それでも三社祭には違いないのだと思いつつ行ってみると、既に子供たちでいっぱい!みんな集合してさあ三本締めて出発なのです。
子供たちの数は100人を超えていたでしょうが、浅草の各町内でも子供神輿があるので、この日の子供達の人数だけでも凄い数なのだ。

表門の神輿 山車 子供神輿の出発
表門町会の神輿 さあみんな綱を持って待機です えいやっ!神輿の出発

子供神輿と山車は、町内をぐるっと回るわけですが、アーケードだろうが、あの超混雑の仲見世通りだろうが、この日だけは神輿優先であり、世話人が道先案内人とかして前を進むと、通行人も神輿とわかるとサッと避けてくれるのであります。時間にして30分位だったでしょうか?子供神輿と山車は無事に浅草の街を練り歩いたのです。
でも子供たちの一番の楽しみは、参加者にいただけるお菓子だったような気が…

勢い付けて 大混雑の仲見世
威勢良く曳いていきます 大混雑の仲見世通り

こうして、初めての三社祭に興奮したのか、疲れたのか、自転車に乗るや否や、前にバタッと倒れ、夢の世界に入っていったのです。

ぐ〜
まさに突っ伏してます



その2 恐れ入谷のあさがお市
さてお次は入谷の鬼子母神前に繰り広げられるあさがお市なのです。
もう下町の風物詩でもありますこのあさがお市、昔あさがおの字のごとく、朝が一番の賑わいだったそうですが、時代の流れか、夕涼みなのか、今では夜のほうが賑やかとなり、入谷交差点から谷中方面の言問通りは、夜は通行止めとなり、鬼子母神側はあさがおの売り場、そして反対側は屋台がびっしりとならび、道路一面に歩行者というか見物客というか、あさがおを求める人もそうでない人も、とりあえず凄い人なのです。

言問通り 入谷鬼子母神社
言問通りもこの通り! 鬼子母神社入口出口

しかしこのあさがおの数といったらすごいもので、次から次へと売れたと思ったら、またドンドン仕入れてくるのです。どうやって運んでいるのかと暇そうに見ていたら、1輪車でまとめて運んでくるのでした!

あさがお 一輪車
ずらっと並んだあさがお こうして運んでくるのでした

一鉢\2000也を買って帰ったものの、昼のあさがお市も見なくてはと思い、次の日もまたまた行ってみたら、なんと駐車場があさがおの待機場となっていたのです。この日ばかりはご近所の駐車場はみなこうだとうと思いつつ、前日は混んでて行けなかった鬼子母神にお参りし、何故か全国のあさがお切手を集めたという切手を買い、更にまたまた\2000と\1500のあさがおを購入なのです。

駐車場 お参り あさがお切手 綺麗に並んだあさがお
駐車場一面にあさがおが… まずはお参り この日とばかりに記念切手 綺麗に並んだあさがお


せっかく来たのだからと、お店のお姉さんに一緒に写真を撮ってもらったのですが、さすが子供はこういうときは良いのだ!別に自分が一緒に撮ってもらおうとは微塵も思いませんでしたが、でも子供は簡単で良いのだ…ひざに乗せてもらってる…


お姉さんとポーズ 抱っこなのだ
いなせなお姉さんとぽポーズ! こちらは抱っこしてもらっていいな〜


 

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