(モバイルでは端末を横長にしてご覧ください) (iPhoneなどで端末を横長にして画面の左側にブックマークなどの表示が出る場合は 画面最上部のアドレスバーの左側の青くなっているブック(本)のマークのアイコンをクリックすると消えます) |
主な使用教材 |
~THE DOUNIS COLLECTION~
|
ザ・ドゥニース・コレクション
|
このエチュードの解説は、イワモト ヴァイオリン教室での指導に基づいています。 詳細な使い方や効果的な練習法を直接学びたい方は、ぜひレッスンをご検討ください。 詳しくはレッスン方針をご覧ください。 教室の詳細を見る |
|
THE DOUNIS COLLECTION(ザ・ドゥニース・コレクション)は ギリシャのヴァイオリンの名教師にして、医学の学位も取得していた D.C.ドゥニースによって著された 複数の教材を一冊にまとめた教本集です。 その内容は多岐にわたり 中には「芸術家のために」と題された、非常に高度な練習教材もあれば 或いは「ヴァイオリニストのための12の日々の課題」と題された 初心者から上級者までが日々行うべき課題などもありますが 従来の如何なる教本とも全く異なるアプローチから作られた課題も含まれ 医学の学位も持っていた名教師が著した練習課題であることから 左手や右手における合理的な訓練方法が示されています。 そして 初心者には、その課題の総てをそのまま練習することは困難なため 私において纏め直した形で使用するとともに 中級者には、その課題を部分的に抽出して練習することで 日々の学習の助けとなり 上級者には、その課題を系統立てて指導ならびに学習することで ヴァイオリンの演奏技術の飛躍的な上達が導ける教材集です。 そこで既出の ŠEVČÍK(セビシック/セヴィシック/セヴシック/セブシック)と同様に 学習者毎に学ぶべき課題を状況に応じて選び出し 番号単位ではなく小節単位(時には半小節など)で範囲指定しながら その練習方法を詳細に指導しています。 |
(この教本は 近年特に東京藝術大学の卒業生を中心に ヴァイオリンの指導でも用いられるケースが増えています。 ところが 実は東京藝術大学の指導者達に、この教本の存在を伝えたのは 私が更なる技術的研鑽を積むために師事した 板橋 健先生の助言によるところが大きいのです。 理由は 板橋先生が 日本フィルハーモニー交響楽団に在籍中にあらゆる奏法を学ばれた コンサート・マスターのブローダス・アール氏こそが このD.C.ドゥニースに学ばれた一人でいらっしゃるからです。 そうしたことから この教本は従来とは全く異なる観点から綴られた教材集であり なかにはパガニーニ/24のカプリースさえも遥かに凌ぐ 極めて高度かつ難解な練習課題も含まれていますが いわばドゥニース直系と言える板橋先生にお伺いすることで 具体的な練習方法も詳細に教えていただけました。 なかでも ドゥニース氏のいかなる著作でも紙面では必ずしも著しきれなかった運弓に関しては アール氏から板橋先生に伝授された練習方法も含めて具にお伺いできました。 そして そうした板橋先生から教えていただいた直系としての理解を踏まえた上で レッスンの際にはこの教本を有効に活用し さらなる技術的な上達を得ることができるように指導しています。) |
|
この解説を効果的に活用するためには、適切な指導が欠かせません。 もしこの記事に共感し、さらに確かな技術や深い音楽表現を追求したい とお考えなら、当教室での指導をぜひご検討ください。 詳細は以下のページからご覧いただけます。 教室の詳細を見る |
お問い合わせはこちら |
(前の一覧のページに戻る) |
TopPage |
|
© 1993 - 2024 Kouichi Iwamoto |